嘘の陰影
- カテゴリ:自作小説
- 2026/03/08 02:45:56
第十七章
佑真は20分程で風呂から上がって来ていた。…「佑真、おかえり…私もお風呂入っちゃうね」そう伝えると…「うん」と答えてくれる彼がいた。私は部屋着を持って風呂へと向かった。30分程湯船に浸かっていただろうか…流石に元お嫁さんと会ってたとは…私もしんどいな…そんな事を考えながら温まって行く身体に少しばかり不安を抱きつつ…でも佑真は私を抱きたい、そう言ってくれた。…正直…私だって佑真に抱かれたい…そんな事を考えながら多少の羞恥心も生まれつつ湯船から上がった私だ。…「おかえり、温まったか?」…「うん」そう言って彼はドライヤーを持ち出し、いつもの様に私の髪を乾かし始めた。…彼に聞きたい事が沢山ある…どんな話をしたのか…どんな表情だったのか…どんな風に佑真に迫ったのか…色々と考えている内に苛立ちにも似た感情が芽生えていた。…元奥さん…都合良すぎない?…何か凄いやだ…私の苛立ちを感じたらしい彼は…「優美…ごめんな?」…「ううん…佑真にイライラしたんじゃないの…元奥さんにイラついちゃって…」…「俺も元嫁にはイラついてる…」…当事者の佑真が苛立ちを感じるのは当然の事だ…。…「明日、絶対に諦めて貰おうよ…」そう彼へと声を掛けた。…「うん…」…「自分のした事棚に上げて佑真とやり直したいなんて…許せない…私は…」…「元嫁の事なんてどうでも良いんだ、もう…今は優美との時間を大事にしてぇし、何よりも…優美の事抱きたい気持ちが強い…」…「うん…今日私の事…抱いて?」…「うん」時計の音がとても大きく感じる様な感覚…。彼は私の両手を取ってベッドへと進み、二人で座り込んだ。彼は優しく私をベッドへと寝かせる様に倒し、ディープキスをした。二人の甘く甘い時間の始まりだった。…「優美…はぁ…はぁ…好きだ…」最中に彼の甘い囁きが好きだった。私も彼の気持ちに応えるべく…「ゆ、佑真…ん…私も好きだよ…」初恋の人とSEXしている事に私は嬉しく、彼にキスをした。
























