伝
言
板
やつがれの実家の近くに、地元の子供たちから「お化けトンネル」の名で呼び親しまれているトンネルがある。
灯りという灯りがなく、山を通る水脈が年中コンクリートの割れ目から滴りおちている、やや洞窟じみた細長いトンネルである。
日が落ちてしまうと非常に薄気味悪い場所ではあるものの、日中に歩くと木漏れ日が心地...
真っくらな部屋に、PCのモニターがチカチカと青白い光を放っている。
その光がデスクの上のマウスや本の高い部分をぼんやりと照らし、低い部分の影をより一層黒くしている。
その真っ暗な部屋の片隅に、ほとんど闇に溶け込んだままじっと座り込むやつがれがいる。
口は半開き、目も半開き。ただぼんやりと、半開き。
...
知る人もおれば知らぬ人もおるかと思うのであるが、やつがれは出版系の会社で働くプログラマーである。
出版で?プログラマー?となる方も多いと思うが、どの業界も多少なりIT化の波は来ており、プログラミング自体の依頼を請け負う典型的なプログラマーではなく、決まりきったソフトをこぢんまりと修正していく、いわ...
あゆ鉤150円。シラス100円、てぐす100円。これだけである。
もし、あと少しだけ釣りの体を味わうならば、もう100円だけ出して、浮を買うといい。
そして川へついたら、高いほうへ高いほうへとどんどん登っていく。
ちょうどいい水量の支流を見つけ、今度はそっちの方にどんどん分け入ってゆく。
途中、...