誰も済まない家に、自分の空間を作っている。
冷暖房、床暖房完備 足を延ばせるバブル風呂、いくつものベッドルームシステムキッチン。ネットワークにTV。PCは設置中。
何が足りないのかな。人が居ないのは大歓迎。窓からは緑緑。通るのは猫位。
でも自分の住む家ではない。済むことは問題なくて、だれを連れてきて...
何となく 書き綴ること。
誰も済まない家に、自分の空間を作っている。
冷暖房、床暖房完備 足を延ばせるバブル風呂、いくつものベッドルームシステムキッチン。ネットワークにTV。PCは設置中。
何が足りないのかな。人が居ないのは大歓迎。窓からは緑緑。通るのは猫位。
でも自分の住む家ではない。済むことは問題なくて、だれを連れてきて...
あの日
家族とは思わない
ただいま、は言わない
あの日、その家を出るときに誓った。
その家は、なじんだ家ではもはやなく、すでに帰る場所でもなかった。
夜に眠り、朝に出ていく、毎日の一部ではあったが、夕に帰る場所ではなかった。
帰りたい、とふと呟く、その対象ではなかっ...
幾重にも折り重ぬる、水の層の奥に
在ることを忘れてしまったごとく なぐるる
澱深き見たうせじ そのあいまに
あいまいな存在をば 自覚させぬが為に 凝る
思ひも記憶も後ろに左右に散らし 互いの糸をが切り離す
決して再び繋げぬよう
ささやかに 静かに 呪を謳う
在れと云わず 憂...
おもかげ
リンドバーグの記憶 7th.
人が誰かを失う。
それは、どんな意味を持つことだろうか。 例えば、『死』というもの。
それは、変化させるべく無く、この心と体の前に厳然とし、例えば彼岸と此岸を分かつ河のように横たわる。
そして、一つの死はどの死とも同じことがない。何...
ささやかな、言葉の中に
正解を探す。
僅かな仕草の中の
声をたどる。
現されない それらの
慟哭を聞く。
些細なその日常の
織り成され 取り残される 声
零さぬよう 落とさぬよう
その声に...