どうせ死ぬのだ。ねむるようなよいロマンスを一篇だけ書いてみたい。
読書録の第二回目は、太宰治の「葉」。処女短編集である「晩年」に所収の作です。作品にまで結実しなかった断片の羅列のようなものでした。その雰囲気は確かにどんよりしていて、けれど言葉の運びが何より美しかった。人生のかなしみのようなものの...
青空文庫(https://www.aozora.gr.jp)に収録の、主に短編作品の感想を毎日ひとつずつ書いていく。
自分のモチベーション維持のためでもありますが、わたしの文章から少しでも興味を持って読んでくれたらうれしい限りです。
どうせ死ぬのだ。ねむるようなよいロマンスを一篇だけ書いてみたい。
読書録の第二回目は、太宰治の「葉」。処女短編集である「晩年」に所収の作です。作品にまで結実しなかった断片の羅列のようなものでした。その雰囲気は確かにどんよりしていて、けれど言葉の運びが何より美しかった。人生のかなしみのようなものの...
「夢をみましたろう。」「見ました。」「どんな夢を見ました。」「何でも大へん長い夢です……」
読書録の初回は、芥川龍之介の「黄粱夢」。「羅生門」などと同じ時期に書かれた、1000字に満たない掌編です。 この掌編は、「羅生門」や「杜子春」と同じく、古典の話を芥川がリライ...
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