伝
言
板
今週のテーマ「クリスマスに欲しいもの」。
実に深い内容である。
やつがれが今一番欲しているもの、それは「汚い部屋」である。
最初にこう言ってしまうとやつがれの気が違っているように思われるかもしれないが、ただ汚いのとは断じて違うのである。
コンビニ袋と空のペットボトルが無数に転がる万年床の6畳一間...
どこもかしこも暖房が行き届いている東京では、コートの生地がやや薄いのである。
だから仕事が終わって家路につく頃には、刺すような寒さが身を震わせるのである。
オレンジの街灯に白い息が照らされるのを見て、少しだけ足を速める。
しばらくいくと閑静な住宅街にはいるが、一軒だけ「中華料理」の看板を掲げている...
やつがれの実家の近くに、地元の子供たちから「お化けトンネル」の名で呼び親しまれているトンネルがある。
灯りという灯りがなく、山を通る水脈が年中コンクリートの割れ目から滴りおちている、やや洞窟じみた細長いトンネルである。
日が落ちてしまうと非常に薄気味悪い場所ではあるものの、日中に歩くと木漏れ日が心地...
今週のテーマは小説、詩である。
何を隠そう、やつがれは小説が好きである。
新書や学術書なども気が向けば読むが、主に純文学がほとんどである。
しかし小説が好きな人と言うと、大概の人はある程度マイナーな作品や流行にも詳しく、読んだ作品数が多い方がほとんどである。
しかしやつがれの本棚はさほど大きいも...