3月自作/花 『散らない花』
- カテゴリ: 小説/詩
- 2012/03/28 22:58:00
きっと人間は慣れる生物なのだろう。
ほんの数百年前は広い地上を切り拓き、開発し、征服し、ついには空にまで手を掛けたというのに、今はこの地下に造られた『穴倉(ガーデン)』の中で生を浪費するだけの存在となった。
きっかけは世界戦争。
その混乱の中でなんとか『穴倉』に持ち込まれた『記録(ライブラリ)』は、...
とりあえず、現在は活動縮小中。
きっと人間は慣れる生物なのだろう。
ほんの数百年前は広い地上を切り拓き、開発し、征服し、ついには空にまで手を掛けたというのに、今はこの地下に造られた『穴倉(ガーデン)』の中で生を浪費するだけの存在となった。
きっかけは世界戦争。
その混乱の中でなんとか『穴倉』に持ち込まれた『記録(ライブラリ)』は、...
「本当に、とろいよね。」
驚くよりも先に頭がカッと熱くなった。拾ったお札を男に渡すと、すぐさま優子の側頭部を殴る。優子はよろけ、私の方を驚いた顔で見つめた。私はそのまま優子を押し倒すと馬乗りになり、顔を3回殴りつけ、抵抗が弱くなると次は首を絞める。両手の親指の付け根あたりが咽喉に食い込み、空気の抜...
しばらく2人の話に耳を傾けていると、奥のドアが軋むような音を立てて開いた。ドアから上下黒の服に身を包んだ細身の男が出てきて、椅子に座っている人たちをぐるっと見まわす。全員の視線が彼に集中すると、小さいがよく通る声が響いた。
「上映の時間ですよ。」
男がドアの中に引っ込むと、戸惑うように何人かが立...
入口には看板すら無かった。
壁にぽっかり開いた長方形の穴と、その向こうの薄暗い空間。私たち3人は、それを前に一瞬たじろいだ。だが、いつもリーダーシップを取る智子が一歩踏み出したので、私と優子も歩き出した。
入口からすぐ階段があり、カツカツと靴の音が響く。切れかけた蛍光灯は壁を照らしたり、照らさ...
一応、復活ということになります
ただ、前のような活動を再開するのは、もうちょっと先になると思います
しばらくは自分のストレスにならない程度にして、体を慣らしていきますので、ご容赦ください
昨日の書き物は、物語を書くのが久しぶりだったのでリハビリのつもりで書きましたが、
やはり書き込みが全然足りな...