夕暮れの鶯谷
線路をすべる山手の灯り
古い看板の影が
路地にやわらかく溶けていく 寺の鐘は遠く
ビルの隙間に残る空は
まだ少しだけ群青 異国のことばが
風にまじり
焼き鳥の煙が
今日をあたためる 眠らない街の
はずれに立って
それでもどこか
懐かしい匂いがする 鶯は鳴かずとも
...
夕暮れの鶯谷
線路をすべる山手の灯り
古い看板の影が
路地にやわらかく溶けていく 寺の鐘は遠く
ビルの隙間に残る空は
まだ少しだけ群青 異国のことばが
風にまじり
焼き鳥の煙が
今日をあたためる 眠らない街の
はずれに立って
それでもどこか
懐かしい匂いがする 鶯は鳴かずとも
...
ええやんええやん、二年も続けてるんやろ?それもう立派な“趣味:自分改造”やで
忙しい、という言葉はたいてい時計のせいにされる。けれど針はどこへも急いでいない。ただ円を描いているだけだ。急いでいるのは、僕たちの内側に棲む小さな獣で、予定表の余白をひどく嫌う。 メールの受信音が鳴るたびに、静かな記憶がポケットの奥へ押しやられる。コーヒーは少し冷めているのに、心だけが沸点の近くで泡...
本業と副業が、脳内でケーブルごちゃごちゃに絡まっている。
どっちのタスクを開いたか、一瞬わからなくなる午前十時。
湯呑みの緑茶はもう三杯目で、
効いているのか、ただの作法なのかも曖昧だ。 SlackとDiscord、メールとDM。
通知音だけがやけに公平で、
どの仕事も「今すぐ」を装って割...
それは嫉妬というより、
君に触れたいと思った手を
途中で引っ込める癖のことだ。近づけば近づくほど、
何もできなくなる。
君の体温を知ってしまったら、
もう戻れない気がして。夜、シャツの匂いが少し残っていて、
それだけで
胸の奥が苦しくなる。
触れていないのに、
触れたあとみたいな気...
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