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レーグルの日記

とりあえず、現在は活動縮小中。

6月自作/雨「作戦名『あの雨がくれた名前』」3

 私が生まれた日は『予報外れの雨』が降った。完璧なシミュレーターによって計算された天気予報は、その時代にはすでに予知の域にまで達していた。いや、天気だけじゃない。地球上のあらゆる事象がシミュレートされ、人々はそれに従うことで幸せになれると信じられていた。人は産まれると能力検査を受け、入る学校や就職す...

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6月自作/雨「作戦名『あの雨がくれた名前』」2

 願望の右腕でアンドロイドのヤマモト君が淹れてくれたお茶を飲んで少し落ち着いた私は、願望たちに全てを話した。願望がこの危機を解決して世界を救う偉人であること、私は願望の伝記を書くために未来からやって来たこと、ジャスティストラベラーのこと、宇宙消滅の真実。
「そうなのか」
 願望は意外と落ち着いて聞い...

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6月自作/雨「作戦名『あの雨がくれた名前』」1

 超次元危機。一般的にそう呼ばれる事件は地球の暦で二十一世紀後半に起こった。
 エネルギーは形を変える度に少しずつ減少していく。これをエネルギーロスと言うが、エネルギーの行き来しない閉空間内ではエネルギーの総量は変わらない、というのがこの時代の考え方だ。要するに、「エネルギーは減っているのでは無く、...

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5月自作/5月病「作戦名『セイブジアース』」2

 視覚的な色というものは物質がどんな波長の光を反射するかによって決まり、反射する光が少なければ黒に近くなる。反射されない光はその物質に吸収されたということだが、現代の科学ではあそこまで光を吸収する素材は作れない。おそらく、未来の技術である次元間エネルギー活用装置の機能で光を全て吸収することによって、...

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5月自作/5月病「作戦名『セイブジアース』」1

 世間は今、伝記ブーム。商業利用が許可されたタイムマシンを使って過去の偉人に『実際に』密着して書かれた伝記が大ヒット中。作家志望の私は世界を救った偉人、高畑願望(のぞみ)の伝記を書くため、二十一世紀後半の日本に移動し、美木と名乗り、彼の研究所に助手として潜入した。しかし、なんと彼は世界征服を目指す自...

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