4月自作/夜桜「作戦名『夜桜の散る頃に』」2/2
- カテゴリ: 小説/詩
- 2013/04/30 20:49:21
願望がレポーターの態度に不機嫌になった時、いつもの邪魔が入った。
「そこまでだ。ドクターガンボー」
カメラが声の主を探して左右に振れる。
「あそこです」
レポーターのその言葉で、カメラがその姿を捉えた。交差点の信号機の上に立つ白い全身タイツのヒーロー、ジャスティストラベラーだ。彼はジャンプ一回...
とりあえず、現在は活動縮小中。
願望がレポーターの態度に不機嫌になった時、いつもの邪魔が入った。
「そこまでだ。ドクターガンボー」
カメラが声の主を探して左右に振れる。
「あそこです」
レポーターのその言葉で、カメラがその姿を捉えた。交差点の信号機の上に立つ白い全身タイツのヒーロー、ジャスティストラベラーだ。彼はジャンプ一回...
世間は今、伝記ブーム。商業利用が許可されたタイムマシンを使って過去の偉人に『実際に』密着して書かれた伝記が大ヒット中。作家志望の私は世界を救った偉人、高畑願望(のぞみ)の伝記を書くため、二十一世紀後半の日本に移動し、美木と名乗り、彼の研究所に助手として潜入した。しかし、なんと彼は世界征服を目指す自...
そろそろ比喩表現について勉強せねばと思いながら、
なかなかどうしたら良いのか分からない
最近、日記のコメントに返事書くようにしました
でも、私自身がそもそも頻繁にインしてないっていうのが問題ですよね
イベントも全然やってないし、青ガチャも回してない
まあ、好きにやらせてもらいます
「当たり前ですけど、ただのカエルじゃないんですよね?」
興味深そうにカエルを観察する私を複雑な表情で見ていた願望が、すばやく表情を作る。
「よくぞ聞いてくれた。このカエルはその名も『初心にカエル』。それを頭に乗せると、初心を思い出せる優れ物だ。さあ、思い出したまえ。美木君がこの研究所に来たばかりの...
若きヒーロー、ジャスティストラベラーこと大久保光太郎は悩んでいた。
「どうしたらいいんですかね」
私の目の前で。
「うーん。そうだな」
どうやら最近、人気が出過ぎたせいで、企業の広告に利用されたり、テレビに特に理由も無く出されたりしていて、ヒーローとしてこれで良いのか悩んでいるらしい。彼には私...