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医療・介護・健康トピックス(4)
2014/02/04 17:12:15
投稿者:
びんちゃん☆
ここでは、医療・介護・健康に関する
トピックスを取り上げます。
ご意見・ご感想をお待ちしてます。
びんちゃん☆
2017/07/15 00:48
第376話は、再生医療にまつわる事件
「無許可再生医療に、停止命令」という話題です。
共同通信によれば、
東京都内の医療関連企業「生命科学研究所」が、がん免疫療法に利用する細胞を全国18の
医療機関向けに無許可で加工、製造していたとして、厚生労働省は14日、再生医療安全性確保法
に基づき製造の一時停止を命じたと発表した。命令は6月12日付。
同研究所は「アベ・腫瘍内科・クリニック」(東京都)など18の医療機関でがん患者から採取した
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)などを培養。その後、再び同クリニック経由で各医療機関に送られ、
患者本人に投与されていた。
本人の細胞を加工して使う治療は「第3種」の再生医療に該当し、治療や細胞の製造には
国の許可が必要となる。
評論;再生医療は以下の3種類に分類されており、第一・第二類は、
特に厳密な審査(特定再生医療等委員会による審査)を要し、特に第一類は
提供機関の制限(90日)があったり、厚労省の委員会からのチェックが入るなどの
厳しい規則が課せられています。
●第一類・・・ヒトに未実施であるなど「高リスク」の技術。(ES細胞、iPS細胞など。)
●第二類・・・現在実施中などの「中リスク」の技術。(体性幹細胞など)
●第三類・・・すでに十分な経験が積まれている、低リスクの技術(体細胞の加工など)
今回の無許可再生医療は「第三類」に該当し、比較的安全とはされているものの
一応は「再生医療等委員会」からの審査を受ける決まりにはなっておりますので、
罰則は避けられないと考えます。
なお、無許可の再生医療を受けたり、先進医療指定ではない医療機関で再生医療を受けても
民間生命保険会社(アフラックや第一生命など)の運営する医療保険の「先進医療特約」
の適応にはなりませんので、注意が必要です。
違反申告
びんちゃん☆
2017/06/24 22:16
第375話は、 医薬品の個人輸入に関するお話
「『頭が良くなる』と宣伝されている未承認薬を、個人輸入禁止に』
・・・という話題です。
ヨミドクターによれば、
「頭が良くなる」などの触れ込みで使われている未承認薬について、厚生労働省は22日、
個人輸入を原則禁止する方針を決めた。
国内の使用実態は不明だが、海外での調査報告などを踏まえ、健康被害や乱用の
おそれがあると判断した。
対象の未承認薬は「スマートドラッグ」と呼ばれる。本来はてんかんや注意欠陥・多動性障害
(ADHD)の治療に使われる薬などで、個人輸入代行業者は、集中力向上や学習能力の改善などを
宣伝している。一定の数量内なら税関の確認だけで個人輸入が可能だが、有効性や安全性は不明だ。
今後、関係学会や団体の意見を踏まえ、個人輸入禁止対象の品目リストを作成。各税関に、
医師の処方箋や指示なしでの個人輸入禁止を通知する。
評論;どうやら、業者のほうが
「勉強時に集中力を増すと成績が上がりやすいから、頭が良くなる薬として売れるだろう」
・・・というふうに宣伝しちゃったと思うのですが、間違った使用法は・とても危険です。
医薬品の使用は、必ず専門家の指導のもとで行うべきでしょうね。
違反申告
びんちゃん☆
2017/03/25 23:25
第374話は、うつ病に関するお話
「うつ病の患者数が、世界で3億人を超えている」
・・・という、深刻な話題です。
ヨミドクターによれば、
世界保健機関(WHO)は、世界でうつ病に苦しむ人が2015年時点で3億2200万人に上る、
という推計を公表した。05年から18%程度増え、世界の全人口の4・4%にあたる規模。
WHOによると、男女ともに55~74歳で発症率が特に高くなり、この年齢層の女性は
7・5%を超えていた。15歳未満の子供でも発症がみられたという。
評論;人間は苦しみを感じる生き物ですので、どの国・地域においても、一定の割合で
「うつ病」などの精神疾患は発生するそうです。ただ、うつ病の治療で問題となっているのは
「他の疾患(統合失調症など)と誤診されてしまうケースが少なくない」という事であり、
このためにWHOは診療ガイドラインなどを定め、きちんとした診療がなされるように
基準を定めているのです。しかるに、日本の精神医療の問題点としては・どうしても
「薬物依存型の診療」から抜け出せずに、逆に医薬品の後遺症で苦しんでしまう
事が多いと言えましょう。薬物だけでなく・リハビリ治療なども有効に使うように
厚労省が指導すべきではないかと考えます。
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びんちゃん☆
2017/02/28 22:17
第373話は、がん細胞の転移に関する研究結果
「卵巣がんの転移の仕組みが解明された」
・・・という話題です。
gooニュースによれば、
国立がん研究センターと名古屋大は28日、卵巣がんが腹膜に転移する仕組みを解明したと発表した。
がん細胞から分泌された微細な小胞「エクソソーム」が腹膜の細胞を破壊し、転移を促していた。
論文は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。
卵巣がんは自覚症状が乏しく、腹膜にばらまかれたように転移が広がる腹膜播種(はしゅ)
になった段階で見つかることが多い。国内では毎年約1万人が発症し、約5000人が死亡しており、
研究成果が早期発見や治療法の確立につながることが期待される。
研究グループによると、細胞はさまざまなたんぱく質やリボ核酸(RNA)などを含む
エクソソームを分泌し、他の細胞とやりとりしている。今回の研究で、卵巣がん細胞の
エクソソームが腹膜に付着して穴を開けることが分かり、原因となる遺伝子も特定した。
がん細胞のエクソソームは腹水にも含まれており、経過観察の重要な情報となるほか、
除去することで転移の予防も期待できるという。
評論;私が学生だった時は「腹膜播種転移、というガンの転移があって、腹腔内にガン細胞が
散るんだよ」としか習わなかったので、どうやって腹膜を突き破って散るのかが不明でした。
(当時は、腹膜に散った後・他の臓器にガン細胞が付着して転移する、くらいの認識でしたね)
昔は「エクソソームは、特に何も役立っていない」という認識でしたが、2012年以降
「ガン細胞の転移に関わっているのでは?」として注目されていましたので、今回・それが
実証されたのはとても評価できると考えます。
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びんちゃん☆
2017/02/11 22:56
第372話は、最先端医療のコストにまつわるお話
「iPS細胞を用いた治療には、患者1人につき1億円もかかっていた!?」
・・・という、驚愕すべきお話です。
ヨミドクターによれば、
iPS細胞(人工多能性幹細胞)などを用いる再生医療の治療コストについて、
京都大学iPS細胞研究所の八代嘉美・特定准教授を中心としたチームが初の実態調査を始めた。
治療に取り組む10程度の大学や企業に聞き取り、3年かけて報告書をまとめる。
再生医療は多額の費用がかかる点が懸念されており、実態を明らかにし、今後の研究開発に役立てる。
再生医療は、細胞の培養や加工などで従来の治療より費用や手間がかかる。
理化学研究所などが2014年に行ったiPS細胞による目の難病治療では、患者1人に約1億円かかった。
コストの詳細なデータはなく、将来、国の保険財政を圧迫しかねないとの指摘もあり、
実態把握を求める声が高まっていた。
評論;再生医療を医療現場で試験的に行う際は、どうしても治験を得るため・コスト度外視で
行わなければならないものです。実際に行ってみて・本当に「使える」治療手段なのかを判断する
必要がありますから。
今回のiPS細胞についても、もっと高速で多量に・安全な細胞を培養できるような技術を確立しなければ
ならない課題があり、医療費高騰が叫ばれる現在において・どれだけ臨床に応用できるか未知数です
(この点において・「もしも小保方氏のSTAP細胞研究が大成功だったら」と思うところですが・・)。
私としては、この費用に関する問題の解決策としては、「民間の保険会社の運営する医療保険において
『再生医療特約』を作り、数億円を限度に保証するのがいいのでは」と思っております。
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びんちゃん☆
2017/01/18 00:26
第371話は、 薬学部学生の動向に関する話題
「ドラッグストアに就職希望の学生が、全体の1割を超えた」
・・・という話題です。
「薬剤師のエナジーチャージ薬読(やくよみ)」によれば、
薬剤師国家試験予備校大手「医学アカデミー薬学ゼミナール」が薬学生を対象に行った
就職動向調査de,ドラッグストアを第1志望の業界とした薬学生は全体の11%と/1割を超えたと
伝えられています。また、調剤薬局でのインターンシップへ参加した薬学生も増加傾向にあり、
就職活動に大きな影響を与える要素として注目されています。
評論;ドラッグストア人気の秘密を探りますと
1.一般の人と触れ合える・・調剤に来た患者さんだけでなく、一般の人とも触れ合える。
2.地域密着型の経営に関心を持つ学生が増えている。
3.OTC(一般用医薬品)が扱える。
4.アロマテラピー研修や味見体験などといった・独自のインターン制度を導入している
ドラッグストアが増えている。
5.給与面が高めに設定されている事が多い。
・・・といった点が挙げられるでしょう。
ただ、ドラッグストアに就職するに関しての課題がないわけではなく
(これは薬剤師のみではなく・登録販売者に関しても同様な事が言えますが)、
「扱う商品の多くが薬剤以外のものになる事が少なくなく(実際、ウェルシアやスギ薬局グループ
においても一般スタッフが多忙な時は薬剤師が手伝うことも少なくありません)、調剤薬局や
医療機関への就職と比べて・スキルが向上しにくい」という事も言えるでしょうから、
そこの点を改善する必要があるのではと考えます。
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びんちゃん☆
2016/10/13 22:30
第370話は、産科医の危機的な不測の現状に関するお話
「最近まで微増していた産科医の数が、7年ぶりに減少した」という話題です。
ヨミドクターによれば、
2009年以降微増してきた産科医の数が、今年7年ぶりに減少したことが日本産婦人科医会の
調査でわかった。高齢出産などでリスクの高いケースが増え、産科医不足解消が求められる中、
同医会では「危機的な状況。医師の診療科や地域の偏在への対策が必要だ」としている。
同医会は毎年1月時点での産科医数を全国調査している。09年の7290人から15年には
8264人に増えたが、今年は8244人と前年に比べて20人減少した。
安全に出産できる体制を維持するには、毎年新たに産科医になる研修医が470~500人必要と
同医会は試算。11年は450人に増えたが、その後は減り続けて昨年は364人となり、
高齢などによる退職者数を補い切れなかった。
同医会は、医師国家試験合格後の臨床研修の中で必修だった産婦人科が10年度から
選択科目になったことなどが、響いていると分析。今後、
〈1〉女性医師が妊娠・出産した後に復職しやすい環境作り
〈2〉臨床研修での産婦人科の再必修化――などを目指す。
評論;産婦人科は医療過誤が起こりやすく母体と新生児の両方をケアしなければならないため、
スキルを積むのが難しいのが現状です。また、医療訴訟のリスクや労働環境の劣悪さなど・
解決すべき問題も少なくありません。このため、産婦人科を志す医師は少ないのが現状で、
もはや産婦人科医たちの自己犠牲的努力だけでは賄いきれないレベルです。
このため、漫画「ブラックジャックによろしく」にも書いてありましたが、
「産婦人科医を特定の医療機関に集約化して、24時間体制で診療する」という対策が
急がれるのではと考えます。
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びんちゃん☆
2016/07/13 21:12
第369話は、病気予防に関する・最先端の研究に関する話題
「老化抑制物質の、人体への投与実験が開始される」
・・・という、不老不死につながるかもしれない話題です。
毎日新聞によれば、
慶応大と米ワシントン大の研究チームは11日、老化抑制の効果が期待される
「ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)」と呼ばれる物質を人に投与する臨床研究を
開始したと発表した。動物実験では、NMNが神経など一部の器官を若返らせる効果などが
確認されている。人へ投与する研究は世界初で、安全性などが確かめられれば、
加齢に伴う病気の予防や治療に役立つことが期待される。
NMNは体内のさまざまな臓器で作られ、「ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド(NAD)」
と呼ばれる補酵素に変わる。NADは「サーチュイン」という老化抑制に関わる酵素の働きを
活性化する一方、加齢とともに減少することで目や代謝などの機能低下のほか
糖尿病などを引き起こす原因になることが分かっている。
マウスに投与した実験では、糖尿病の症状が改善したり、血管や神経などの劣化を抑制したり
する効果が確かめられている。一方で、NMNが人体でどのように吸収され、NADに
変換されるかなどの詳細は分かっていない。そこで、チームは40~60歳の健康な男性
10人を対象に臨床研究を開始した。
チームの伊藤裕・慶応大教授(内分泌代謝学)は「体内でNMNの産生量が減るのを補う食品や
サプリメントなどにできるのではないかと考えている」と話す。
評論;世界では、不老不死に関する研究が日夜行われています。
不老不死・・。それは古今東西の人類がずっと追い求めてきた「人類の究極の課題」と言うべき
ものではないでしょうか?ただ、自然の物質を濃縮・あるいは合成して投与した場合、
時に重篤な副作用を起こすおそれもあるので要注意だと感じます。
もしこれが医薬品やサプリなどになったら、世界的に売れるんだろうなぁ・・・。
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びんちゃん☆
2016/04/27 21:23
第368話は、アトピー性皮膚炎に関する・注目すべき話題
「アトピー性皮膚炎を起こす原因遺伝子が発見された」
という話題です。
ITmediaなどによれば、
理化学研究所は4月26日、アトピー性皮膚炎の原因遺伝子を突き止め、ワセリンを塗ると
発症を予防できる可能性があるとの研究成果を発表した。
アトピー性皮膚炎を自然発症するマウスを作製し、病気の原因となる遺伝子変異を調べたところ、
細胞の増殖や分化に必要なたんぱく質「サイトカイン」を伝達する「JAK1」分子の遺伝子配列に
突然変異が生じていることを発見した。JAK1の異常が角質をはがす酵素「プロテアーゼ」にも影響し、
角質による保湿効果が低下することで、アトピー性皮膚炎を招く――というメカニズムを解明した。
(元記事URL;http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1604/26/news084.html)
評論;アトピー性皮膚炎の患者に対して、皮膚科の外来では「保湿剤」を塗るように指導して
いましたけれど、それは無駄ではなかったということですね。ちなみに、この病気に対しては
漢方薬治療も盛んに行われていますが、漢方薬が遺伝子レベルでの効用を発揮するとは
考えにくいため、「アトピーにより壊れた皮膚バリアを・漢方の作用で『再構築』しているのではないか?」
と考えます。
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びんちゃん☆
2016/04/19 21:06
第367話は、震災時に問題となる健康問題
「熊本の地震で避難された方々にエコノミークラス症候群にかかる方が増えている」
という、深刻な問題です。
毎日新聞などによると、
熊本市によると、同じ姿勢を取り続けることで、血液中に血栓(血の塊)ができ肺などの血管に詰まる
エコノミークラス症候群で死亡した女性は、18日に自宅で車の中に自主的に避難していた。
車を降りた際に倒れ、熊本市の国立病院機構・熊本医療センターに搬送され、典型的な
エコノミー症候群と診断された。
済生会熊本病院(熊本市)でも強い地震があった16日未明から1日たった17日朝以降、
同症候群とみられる10人の患者が訪れた。うち2人が心肺停止(1人は回復)となり、
3人が重体という。他に患者が搬送されたのは、熊本赤十字病院▽熊本大学付属病院
▽熊本中央病院−−など。
評論;阪神淡路大震災や東日本大震災などの大震災でもそうでしたが、避難生活が
長期化するにしたがって、この病気を発症する方が増加する傾向にあります。
原因としては
1.水分の不足・・・水が不足するので十分な水分を摂れず、血中の水分量が少なくなり
固まりやすくなる。
2.運動量の不足・・・じっとしている事が多くなるので、足の血管に血液がたまりやすく
なって血栓が出来やすくなる。
の2つが挙げられるので、それらを防ぐような対策(適度な運動や水分摂取など)が
必要となってくるでしょう。まだ余震が続いていますので、なかなか復旧が進みませんが
前述の2つの震災を経験した管理人としましては、
被災者の方々が少しでも早く元の生活に戻れますよう、祈るばかりです。
違反申告
びんちゃん☆
2016/03/07 22:48
第366話は、医療従事者の労働時間に関する話題
「医療従事者の7割が、始業前の業務などを・時間外労働として請求していないことがわかった」
・・・という話題です。
Yahoo!ニュースによれば、
医師や看護師などでつくる日本医療労働組合連合会(日本医労連)は本日、東京・霞が関の
厚生労働省記者クラブで医療従事者の労働実態調査の結果を発表しました。
現場で残業が常態化している実態を訴え、担当者は「過重労働は働く者の命だけでなく、
患者さんの安全にもかかわる問題だ」と労働環境の改善を訴えました。
(元ネタURL;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160307-00004383-bengocom-soci)
評論;私の経験から申し上げても、時間外労働は請求しにくいですね。実際、鍼灸や整骨業界でも
「朝の用意が終了したらタイムカードを押すように」教育されていますし、診療時間が終わっても
レセプト(診療報酬明細書)請求や講習などで居残りさせられる事も少なくありません。
特に鍼灸院や整骨院での労働は、医師や看護師等の病院勤務従事者に比べて時給がすごく低いため
(時給800円~900円くらいな所が多いです)、生活がギリギリの有資格者も多いのが現状です。
このまま放置すれば、人材の減少や医療ミスの増加につながりかねず、医療関係者全体への
待遇改善が急務と考えます。
違反申告
びんちゃん☆
2016/02/18 21:08
第365話は、 虫歯と脳出血の関連性のニュース
「虫歯菌が脳出血に関与している可能性がある!?」
・・・という話題です。
ヨミドクターによれば、
国立循環器病センターが
「特定の遺伝子を持つタイプ(血小板の止血作用を低下させる「cnm遺伝子」を持つタイプ)
の虫歯菌が、脳出血の発症に関与している可能性が高い」
と発表したそうです。
(元ネタURL;http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=130063)
評論;この遺伝子を持つ虫歯菌は非常に少ない(全体の約1割)ですが、
歯周病が全身病を起こしたりする可能性も指摘されていますので、
歯のケアはしっかりとしておいたほうがいいのだと考えます。
違反申告
びんちゃん☆
2016/02/05 19:53
第364話は、アンチエイジングに役立ちそうな話題
「加齢による脱毛や薄毛のメカニズムが解明された」
・・・というニュースです。
ヨミドクターによれば、
「加齢により薄毛や脱毛が起きる仕組みをマウス実験で解明した」と、西村栄美・東京医科歯科大教授らの
研究チームが発表しました。あるたんぱく質(17型コラーゲン)の不足により、毛髪の元となる幹細胞が
衰えるために起こるのだそうで、5日付の米科学誌「サイエンス」に論文が掲載されるそうです。
(元ネタURL;http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=129972)
評論;コラーゲンが不足するならば補えばいいだけの話だと考えますので、これから発売される
育毛剤の成分として加えられる可能性がありますね。なお、これまでの育毛剤は「毛根の幹細胞を
刺激して活性化させる」といった効果のものが多かったため、結果として幹細胞の衰えを防いで
いましたので、効果はあったと考えるべきでしょう。ちなみに、鍼灸治療での薄毛・脱毛予防の
効果の理由としては、
1.「頭皮の血流を改善する事で、毛根の幹細胞へ養分がいきわたるようになる」
2.「全身機能が改善するために細胞の老化が遅れ、毛髪の劣化が抑制される」
・・・といった事が考えられます。
違反申告
びんちゃん☆
2016/01/30 20:21
第363話は、 これからの花粉の季節に・女性が特に気になる話題
「スギ花粉が、お肌のバリア機能を低下させることがわかった」
・・・というニュースです。
マイナビResidentによれば、
資生堂が、1月20日・スギ花粉に含まれる抗原タンパク質「Cry j1」が肌のバリア機能を
低下させることを発見したと発表しました。
(ネタ元URL;https://resident.mynavi.jp/conts/news/vol95/best5.html)
評論;スギ花粉はスギ花粉症だけを起こすと思ったら、そうじゃなかったんですね。
とすると、冬にお肌が乾燥する原因は寒さだけではなく、スギ花粉も関係してるという事に。
古典的な・乾燥肌の予防策とされている「ハンドクリームを塗って、角質層と水分のケア」
というのは、水分の蒸発を予防し痛みやすい角質層を保護するには理にかなっている
と言えそうです。
違反申告
びんちゃん☆
2016/01/26 13:47
第362話は、医療行為に関して考えさせられる話題
「医師法違反で、歯科医師と暴力団員が逮捕された」
・・・というニュースです。
ヤフーニュースなどによれば、
医師免許がないのに、末期がん患者に医療行為をしていた疑いで、歯科医師や暴力団幹部の男ら3人が
逮捕されました。売り上げが、暴力団の資金源になっていた可能性もある。
医師免許がないのに、注射や点滴などの医療行為をした疑いが持たれている。
末期のがん患者をネット広告で集め、「遺伝子治療」と称して、未承認の薬物を点滴・注射し、
2,500万円以上を売り上げていた。
治療を受けた患者の一部には、悪寒やじんましんなどの健康被害が出ているという。
クリニックの経営者は歯科医師の免許しか持っていなかったが、
「がんの遺伝子治療は、口腔(こうくう)がんの治療と予防で、歯科医師法の免許の範囲内
だと認識している」などと、容疑を否認している。
(ネタ元URL;http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160126-00000568-fnn-soci)
評論;歯科医師の業務範囲は、歯科医師法によって・下記のように定められております。
1.歯の補綴、充填、矯正。
2.下顔面に発生する疾患の治療(場合によっては、外科医と連携が必要)。
3.全身疾患のうち、口腔または下顔面に症状を現す疾患の治療および機能回復訓練。
したがって、抗がん剤の使用は・抗がん剤の使用状況を考慮しますと(転移がある際に
使用されるので)、明らかに歯科医師の業務から外れており、「口腔がんだ!」と
主張したとして歯科医師単独で行えば、明らかに医師法違反になります。
それが暴力団の資金源になっていた疑いがあるならば、尚更問題です。
なお、私の親類の歯科医師から聞くところによりますと、最近は歯科医師が
「鍼灸のハリ」を使用する例もあるようですが、
「ハリ麻酔を口腔に施す目的」以外の使用は、鍼灸師の基本法である
「あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師等に関する法律」に違反することに
なりますので、注意していただきたいところです。
違反申告
びんちゃん☆
2016/01/13 11:43
第361話は、すい臓がんの予防に欠かせない話題
「魚の脂を摂ることで、すい臓がん発症のリスクが低下することがわかった」
・・・という話題です。
ヨミドクターによると、
魚に含まれる脂を多く摂取すると、膵臓がんの発症リスクが30%低下するとの調査結果を
国立がん研究センターがまとめたそうです。
(元ネタURL;http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=128494&from=popinr)
評論;以前「おさかな天国」という曲がヒットしたことがありましたが、
(www.youtube.com/watch?v=ynCOyUufcEY)
魚を食べることで頭がよくなる
(・・・というより、「脳細胞を活性化する成分が補える」と言ったほうが正しいのでは?)
だけでなく、すい臓がんまで予防してくれるなら・一挙両得ですね^^。
管理人の祖母がすい臓がんで亡くなってますので、今日から意識して魚を食べて
みたいと思っています。
違反申告
びんちゃん☆
2016/01/05 20:33
第360話は、 高齢者医療に欠かせないニュース
「日本老年薬学会が発足し、高齢者専門薬剤師の養成を目指す」
・・・という話題です。
ヤフーニュースによれば、
高齢者は複数の病気を抱える事が多く、多量の医薬品を飲む事で副作用が出るケースが
目立ってきたので、医師と薬剤師が共同で「日本老年薬学会」を立ち上げ、高齢者専門薬剤師の
養成を目指す事になったのだそうです。
(詳細は、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160104-00050058-yom-sci)
評論;高齢者は通常の成人と比較して内臓の機能が劣るため、思わぬ副作用が出やすいです。
(実際、私の父も・かゆみの副作用が出ています)
今回の専門薬剤師制度は、ゆくゆくは日本薬剤師会の専門資格になりそうですが、
将来的に・1薬局に1人は常駐してくれたらと思います。
違反申告
びんちゃん☆
2015/11/05 21:12
第359話は、不登校の児童・生徒に多い病気についての発見
「不登校の児童・生徒に多い『小児慢性疲労症候群』の子供は、脳の一部が過剰に働いていることが判明した」
・・・という話題です。
ヨミドクターによれば、
不登校の子どもに多くみられる「小児慢性疲労症候群」の患者の脳を機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)
で調べたところ、一部分が過剰に活性化していることがわかったと、理化学研究所ライフサイエンス
技術基盤研究センター(神戸市)などのチームが発表した。
患者は、神経をより多く使うため疲労が強くなると考えられる。健常児と同じ課題をこなすには
相当な努力が必要となり、学校生活で配慮が求められるという。
同症候群は、原因不明の疲労や睡眠障害などが3か月以上続き、学校生活などが正常に
送れなくなる病気。不規則な睡眠などが誘因となり、子どもの1%前後が発症するとされる。
チームは、複雑な思考が必要なテストを患者15人(平均13・5歳)に受けてもらい、fMRIを用いて
脳の活動を調べ、同じテストを受けた健常児13人(同12・2歳)と比べた。健常児は、深く物事を
考える際などに働く前頭葉の左側だけが活性化するが、患者は左右両側とも活発になっていた。
理研の水野敬・上級研究員は、「今回の方法は、治療効果の判定に応用できる」としている。
田島世貴・兵庫県立リハビリテーション中央病院医長の話「患者や家族が、病気と認めない
ケースも多い。画像で脳の状態を客観的に見せることで、治療に向き合うきっかけになる」
評論;不登校の児童・生徒を治療して共通することは「自律神経が高ぶっていて、首や肩のこり
や疲労感などの症状を訴える子が多く、身体の緊張や自律神経を調節すれば
症状が緩和される事が多い」という事なのですが、脳の一部が興奮していると仮定すれば、
そのような身体症状は、以下のように説明がつくのではと考えます。
1.脳の一部が興奮することで、反射的に筋肉が硬直しやすくなる。
2.日常生活を含む全ての活動をストレスと認識してしまうために自律神経に乱れが生じ、
その結果・疲労感やこり感などの身体症状を感じるようになる。
対策としては、私の経験からすれば医学的なケアは勿論のこと、日常生活や学校生活が送れるよう
「社会生活訓練」を行う事も大切です。また、家族や学校側が理解し支援する事も欠かせません。
違反申告
びんちゃん☆
2015/10/24 22:21
第358話は、これから気をつけたい病原ウイルスに関する話題
「今冬は、新型のノロウイルス(※1。)感染が拡大する恐れがある!?」
・・・という話題です。
NHKオンラインによれば、
ことし9月以降に国内で発生したノロウイルスの集団感染は、ほとんどが遺伝子の変異した
新型ウイルスによるものだったことが分かり、国立感染症研究所は、今後、新型ウイルスによる
大きな流行がおきるおそれが高まったとしていて、厚生労働省も全国の自治体に注意を
呼びかけました。激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスの新型は、去年、国内で
初めて感染が確認されましたが、国立感染症研究所がことし9月以降、国内で起きた
集団感染のうち、遺伝子のタイプが判明したものを調べたところ、そのほとんどが
新型ウイルスによるものでした。
ノロウイルスの流行は毎年11月以降本格化しますが、国立感染症研究所は今シーズン、
新型ウイルスによる大きな流行がおきるおそれが高まったとしています。
また専門家は、新型ウイルスは遺伝子が変異しているため、現在、医療機関などで使われている
迅速診断キットでは、感染を見逃すおそれがあり、病院や保育園などで感染拡大を防ぐ
対策が遅れることが懸念されるとしていて、厚生労働省も全国の自治体に注意を呼びかけました。
評論;細菌と異なり、ウイルスは「突然変異」がありますので厄介です。
しかも、この「ノロウイルス」のワクチンは臨床応用されておらず(研究段階にとどまっています)、
医療機関でも治療は「輸液」と「水分補給」くらいなものであり、大した治療はできませんので(※2.)
予防が大切です。手を洗浄・消毒し、吐いたら安易に触らず、食品は衛生的なものを食べましょう。
<用語説明>
※1.ノロウイルス・・・1968年にアメリカで発見された。主に嘔吐や下痢といった胃腸症状を起こす。
※2.ワクチン開発の他には、漢方薬での治療の研究が行われていたりしています。
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びんちゃん☆
2015/10/11 15:31
第357話は、 あの「iPS細胞」に関係するニュース
「加齢黄斑変性(※)に対する移植手術で、1年後のガン化は認められていない」
・・・という、患者にとっては朗報のニュースです。
ヨミドクターによれば、
昨年9月、目の難病「加齢黄斑変性」の患者に対し、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を利用した
世界初の移植手術を行った理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーらが2日、
神戸市内で記者会見した。
手術から1年を過ぎた患者の状態について、「がんなどの異常は見られず、安全性の確認を
主目的とした1例目の結果としては、良好と評価できる」と語った。
加齢黄斑変性は網膜の中央部の細胞が傷み、見えにくくなる病気。患者は70歳代の女性で、
昨年9月12日に本人のiPS細胞から作った網膜組織の一部「網膜色素上皮」のシートを、
右目に移植した。
執刀した先端医療センター病院(神戸市)の栗本康夫・眼科統括部長が手術後の経過について
「網膜の腫れが引き、病気の原因となる異常な血管の再生も起きていない」などと説明。
手術前は低下傾向にあった患者の視力も「手術後は維持されている」と強調した。
高橋リーダーは「がんが起きないかが世界中の注目点で、それが確認できたことはよかった」と述べた。
2例目以降の手術については、京都大iPS細胞研究所が保管している他人のiPS細胞を使うことも
検討しているという。
評論;発表された当初は「ガン化の可能性がある」と言われて不安視される向きもあった
iPS細胞ですが、度重なる改良によって・元のiPS細胞よりも安全性・信頼性が飛躍的に
高まっていますので、十分移植手術に耐えうるものだと思います。将来的には他の
病気にも利用されることを期待します。
※加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)・・・目の「黄斑(おうはん)」という組織が、加齢とともに
ダメージを受けて変化し視力の低下を引き起こす病気です。「萎縮型」「滲出型」の2種類に
分けられ、それぞれ治療法が異なります。
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びんちゃん☆
2015/09/21 22:27
第356話は、少女たちを苦しめる薬害
「子宮頸がんワクチンの副作用が疑われる少女たちが増えている」
という・深刻な話題です。
産経新聞などによれば、
けいれんや嘔吐(おうと)、全身の痛みなど、さまざまな副作用の報告が確認されている
子宮頸(けい)がんワクチン。特に重篤な副作用に苦しんでいる奈良県三郷町の高校2年の少女
(17)と会って言葉を失った。4年前に予防接種を受けたが、手足のしびれや記憶障害、
さらには知的障害の症状も…。国はワクチンとの因果関係について「調査中」と説明するばかり。
そんななか、地元の町は6月から独自の支援に乗り出した。「理解者がほしかった」と母親(47)は
安堵の表情を浮かべたが、少女には治療の糸口すらつかめない。
6月11日夜に少女の自宅を訪ねると、少女は母親に両肩を支えられ、足を引きずりながら姿を見せた。
脚の関節がうまく動かせない様子で、目には真っ黒なサングラスをかけている。
「目が痛むらしく、光を嫌うんです」と母親が教えてくれた。
「こんばんは」と声をかけると、少し表情が和らいだように見えたが、返事はない。「あいさつは?」
と母親が促したが、少女は無言のまま腰を下ろした。母親は「今はあまり会話ができない状態です」
と説明する。
少女が町内の個人病院で最初のワクチン接種を受けたのは、中学1年だった平成23年10月。
学校からワクチン接種を勧める案内が届いたのがきっかけだった。
ワクチンは、がんを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐ効果があるとして、
平成22年度に国が「ワクチン接種緊急促進事業」として助成を開始。HPVは性交渉による
感染リスクが高いため、10代の少女への予防接種が効果的とされてきた。
評論;使用された「サーバリックス」という医薬品の副作用発生率は、インフルエンザワクチンの
実に40倍(!)にものぼります。さすがに2年前に国が接種を主導することはなくなりましたが、
今でも「学校に行けずに、休学や退学・転校をした」「一日中自宅にいなければならない」
「学校に行っても、具合が悪くなれば帰宅を促され、まともな学校生活が送れない」
といった・悲痛な叫びがあとを絶ちません。東洋医学者の私としては、「西洋医学で治療困難な
この症状に対して、鍼灸や漢方薬を保険適応で安く利用するようにできないか?」と考えます。
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びんちゃん☆
2015/09/14 23:10
第355話は、薬局に関するアンケートの話題
「かかりつけ薬局の約8割が、在宅への取り組みを検討している」という話題です。
Yahoo!ニュースによれば、
約8割の保険薬局が、患者の服薬を一元管理する「かかりつけ薬局」に必要な機能(複数回答)として
「在宅への取り組み」を考えていることが日本保険薬局協会の調査で分かった。
同調査は協会の正会員2621薬局を対象に、7月30日から8月18日までウェブ上で実施された。
かかりつけ薬局に必要な機能は何かとの問いには、2616の薬局が回答。最も多かったのが
「在宅への取り組み」(78.9%)で、以下は「健康相談窓口」(54.9%)、「患者情報の一元管理」
(53.9%)、「丁寧な服薬指導」(48.2%)「OTC(一般用医薬品)、健康食品などの販売」
(45.0%)などと続いた。
そのほかの回答(1.8%)の中には、「バイタルサイン(血圧、脈拍など)の計測」や
「プライマリケアの現場として、初期症状相談の窓口になる」「リフィル処方せん
(一定の定められた期間内に反復使用できる処方せん)へ対応する」
など、薬剤師が現状より一歩踏み込んだ役割を担っていくべきだとする意見が散見された。
さらに、現在、保有している後発医薬品(後発品)の在庫の品目数を尋ねた問いには、
57.4%の薬局が300品目以上と回答(2561の薬局が回答)。平均品目数は346.5品目だった。
また、先発医薬品を後発品に変更しなかった場合の理由を尋ねた問い(複数回答)には
2377の薬局が回答。「患者の意向」が95.0%で最も多く、「薬局の事情」が38.7%、
「そのほか」が8.1%だった。そのほかの具体的な理由では、小児用散剤の味、錠剤の大きさ、
包装単位の変化などにより服薬順守ができなくなる可能性を危惧する意見などが見られた。
評論;かかりつけ薬局が医師と患者との仲立ちをする事で、多重処方の弊害や健康状態の
急変に対応しやすくなると考えますが、業務範囲の拡大・・・特にバイタルサインの計測といった
「診療行為につながる行為」には日本医師会からの反発があることが予想されるため、慎重な
事前協議が必要になるのではと考えます。さらに、もっとジェネリック医薬品(後発医薬品)を
改良して普及させ、医療費を抑制すべきですね。
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びんちゃん☆
2015/09/01 22:15
第354話は、驚きの調査結果
「働く糖尿病患者の半数以上が、服薬指示を守ってないことがわかった」
・・という、気になる話題です。
医療介護CBニュースによれば、
働き盛りの糖尿病患者の半数以上が、忙しさや不規則な生活により、指示通りの服薬を
守れていないことが、日本イーライリリーの調査で分かった。また、9割以上の患者が
自身のライフスタイルに合った治療があればよいと望んでいたが、6割以上の患者が
そのことについて医師と相談したことがなかった。そのため、服薬の回数やタイミングを
医師と話し合うことで、服薬コンプライアンスを向上させる可能性があることが示唆された。
調査は、複数の経口薬のみで糖尿病治療をしているフルタイムで勤務する40-50代の
2型糖尿病患者が対象で、7月28-30日にインターネット上で実施。390人から回答を得た。
調査結果によると、医師から処方されている薬をすべて指示通り服用できているかとの問いに、
「きちんと飲めている」と回答したのが44.9%にとどまり、「飲めないことがたまにある」(48.2%)、
「飲める・飲めないが半々程度」(4.9%)、「あまり飲めていない」(2.0%)との回答を合わせると、
半数以上で指示を守れていなかった。
指示通り服用できない理由(複数回答)としては、「薬を外出先に持って行き忘れることがある」
(57.2%)が最も多く、「食事の時間が不規則だったり、一食抜いてしまうことがあったりする」
(42.8%)がこれに次いだ。
一方、生活スタイルに合った治療を望んでいる患者は93.6%と大多数だったが、実際に
医師に相談したことがあるかどうかとの問いには、「いいえ」と答えた人が62.2%に上った。
その半数以上が、薬の量や回数の多さは仕方ないとあきらめており、服薬回数が多い患者で
その傾向が強く見られた。また、今後の治療については、注射薬への抵抗感がある患者が
8割を超えており、できるだけ経口薬での治療を望んでいることが分かった。
評論;糖尿病治療の実際では、服薬治療の遵守はかなり難しいです。実際、母が糖尿病なのですが
(父もごく軽度の糖尿病です)、私や父が糖尿病薬を飲むのを声がけしないと忘れる事が多いですから。
iPS細胞の治療が進歩して、膵臓の細胞を移植できるようになれば、服薬せずともすむのですけど・・・。
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びんちゃん☆
2015/08/23 22:39
第353話は、医師の臨床での事件にまつわる話
「医師の6割が患者からの暴言を受け、2割が暴行を受けたことがある!?」
という・あってはならない話題です。
J-CASTニュースによれば、
医師はしばしば患者や家族から暴言や暴行を受けていることが医師対象の調査から
浮かび上がった。医師専用コミュニティサイト・メドピアの登録医師に
「患者さんやそのご家族から『暴言』や『暴行』を受けた経験はありますか」
と質問したところ、2015年6月15日から21日までの調査期間中に3880人が回答した。
「暴言を受けたことがある」は2327人(回答者の60.0%)、「暴言・暴行を受けたことがある」は
704人(18.1%)で、「まったくない」は 849人(21.9%)だった。
■「ご臨終の宣告後、遺族から『人殺し! 』といわれた」
暴言を受けた相手は「認知症患者」「精神病患者」「酔っぱらい」、「待ち時間が長かった時」
などが目立った。自由記入のコメントでは「認知症患者からはよく受ける」
「救急外来はお互い初見なので、トラブルはたまにある。向こうが治療法を指定し、
それを断るとトラブルになる」「夜間の救急当直中に酩酊患者から暴言を受けた」
「平均年に 3~4回はある」など。
「命の危険を感じることもあり、何度か医師を辞めようと思った」という整形外科医もいる一方で、
「相手が精神科患者なので、できるだけ自分が切れないよう、冷静になるよう心がける」(精神科医)、
「ご臨終の宣告後、遺族から『人殺し!』といわれたことが 2回ある。甘受したが」(泌尿器科医)
と我慢している医師も多い。
暴言だけでなく、暴行は「精神科では必ず遭遇する」「救急外来、精神科でアル中に殴られた」
など、精神科と救急がやはり多いようだ。「殴られ、眼鏡が壊れた」(脳外科医)、
「救急現場では暴言はよくある。胸ぐらつかまれることもしばしば」(家庭医)と切実だ。
「何度もある。治らない患者を治療している仕事なので仕方がない」(放射線腫瘍医)と、
あきらめ気味のコメントもあった。
評論;患者としては「一刻も早く治してほしい」と思うものなので、医療側の対応に不満があったり
望まない結果になりますと暴言や暴行をしたくなる気持ちはわからなくはないのですが、
医療側は出来る限りの対応をしていますので、それを理解してほしいものです。
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びんちゃん☆
2015/08/14 22:41
第352話は、子供に関する・気になる話題
「小学4年生の1割の内臓が、高齢化している!?」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
小学4年生を対象に、香川県が昨年行った血液検査で、肝機能、脂質、血糖値の異常値を示した
子どもの割合が、それぞれ1割に上ることが分かった。
食生活や運動不足の影響が大きいとみられ、研究者は全国調査を求めている。
調査は同県の17市町のうち、小学4年生の採血を行う16市町が対象。保護者が同意した
8264人(全体の約96%)について、肝機能、脂質、血糖の検査値を集計した。
肝機能は、肝臓の負担が増すと数値が上がるALTなど3項目を調べた。
このうち一つでも異常値を示した割合は男子12・4%、女子9・5%だった。
総コレステロールや、中性脂肪などの脂質が異常値となった子どもは男子10・2%、
女子11・5%。高血糖状態が続いていることを示す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の高値は、
男子12%、女子10・9%だった。各検査項目の小児基準値は、国内の研究や医師の意見を基に、
同県が設定した。
学校健診で血液検査を行う自治体は少ないが、同県は2012年、市町への補助を開始。
同県の調査で、検査値異常の子どもは「腹いっぱい食べる」「早食い」「1日のゲーム時間が長い」
「特別な運動をしない」などの生活習慣が多いことが分かっている。
高松市では異常値の子どもの家庭に、養護教諭らが「肉を減らし野菜を多く」
「お菓子やジュースを減らす」「休日は家族で運動を」などの生活指導を行い、
数値が改善する例が相次ぐなど成果が表れている。
取り組みを推進する香川短大の北川博敏名誉学長は「異常値の多くは生活習慣の見直しで
改善できる。子どもの血液検査は、将来の病気予防のために重要で、国の主導で
全国に広げてほしい」と話している。
評論;原因は、やはり「食生活の欧米化」と「運動量の減少」が主ではないでしょうか?
給食の時間を通して「食育教育」を行ったり、学校で積極的に運動をさせたりする対策が
必要だと考えます。ゲームといえば、あのビルゲイツ氏が子供に「PCは1日3時間以内」
と教育したらしいですので、時間制限によって・ゲーム漬けの生活習慣を
改善するのもいいでしょうね。ただ、現在のゲームは昔よりも面白さが増している分・
制限させるのは困難かもですが。。。
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びんちゃん☆
2015/07/17 23:05
第351話は、子供の医療費に関する話題
「厚労省が、子供の医療費助成を見直して助成拡大へ!?」
という・子育てに重要な話題です。
47NEWSによれば、
厚生労働省は13日、地方自治体が独自に実施している子どもの医療費助成の在り方を
見直す方針を固めた。市区町村が独自助成すると国からの補助金が減額される
“ペナルティー”の仕組みが助成制度の普及の妨げになっているという声が上がっており、
条件付きで減額措置を緩和し、助成拡大を可能にする方向で検討する。
2016年度の診療報酬改定に反映させる考えだ。
医療費助成については、子育て家庭の負担が軽くなる半面、症状が軽いのに
夜間救急外来などにかかる「コンビニ受診」を誘発し医療費増加の一因に
なっているとの指摘もある。
評論;幼い子供を持つ親としましたら、抵抗力の弱い小児の病気は
命に係わる可能性もあるため、ついつい「コンビニ受診」に走って
しまうのでしょう。これに対する対策は、家計への負担を増やす
「助成減額」によるものではなく
1.「救急センターでのアドバイスを丁寧にする。」
2.「夜間当直医に小児救急に関する教育を行い、適切な処置が行えるようにする。」
・・・というようにすべきだと考えます。
「小児医療独自の難しさ(医薬品の量や種類が違う、症状の訴えがうまくない、など)
があり、慣れないと処置が難しい。」「医療スタッフの教育が難しい」などの課題が
ありますが、国や自治体が本気で少子化対策をするならば避けて通れない課題のため、
官民を交えて・しっかりとした制度や医療受け入れ体制を作るべきです。
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びんちゃん☆
2015/06/29 23:47
第350話は、、医薬分業に関する話題
「医薬分業の一部見直し論が出ている!?」
という話題です。
Yahoo!JAPANみんなの政治などによれば、
「医薬分業」とは、薬の処方と調剤を分離し、それぞれを医師、薬剤師という専門家が分担して
行うことです。「医薬分業」の見直しを求める規制改革会議の委員側と、
「医薬分業はまだ道半ば」とする厚労省とで意見は対立しています。
国民がよりメリットを感じられる「医薬分業」は実現するのでしょうか。
医薬分業は、残薬も減らせる!?
高齢者を中心に、処方された薬を適切に服用できず、薬を余らせてしまう「残薬」の問題が
広がっています。残薬の年総額は475億円になるとの推計も。薬剤師会は、
残薬確認を含む調剤指導を通じた医療費節減策を示すことで、分業のメリットを
アピールしています。
意識調査では7割以上が「院内処方」を支持。
Yahoo!ニュースの意識調査「院内処方と院外処方、どちらがいいと思う?」では、
4月24日現在で10万8千票が投票されており、「院内処方がいい」が76.1%、
「院外処方がいい」が23.9%に。
評論;院内処方賛成派の意見は、
●院内のほうが患者の自己負担は低い。
●院外は「ぼったくり」の感じがする。
●調剤薬局によっては、置いてない医薬品がある。
院外処方賛成派の意見は、
●院外にすることで、患者が薬局と医薬品を自由に選択できる。
●院内だと、患者とじっくりと医薬品の説明ができない。
●病院の数分診察では見抜けない患者の不利益も、院外薬局なら見抜けることも多い。
診察は医師、薬は薬剤師が基本でしょう。
結局のところ、院内か院外かの議論は「自己負担を重視するか、サービスを重視するか」
の二択になると考えます。また、記事によっては
「院内薬局を病院内に設置した場合、大手薬局チェーン店が有利になるのでは?」
などの意見もあるため、院内薬局を推進した場合は独占禁止法の観点から、
大手チェーンの独壇場にならぬように配慮する必要が出てくるのではないかと考えます。
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びんちゃん☆
2015/06/19 01:26
第349話は、うつ病に関する注目すべき話題
「楽しい記憶で、うつ状態が改善した!?」
という話題です。
47ニュースによれば、
ストレスを与え、うつ病のような行動をするマウスの脳活動を操作し、過去の楽しい
記憶を思い出させると、うつ状態が改善したと理化学研究所のチームが、
18日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
理研の脳科学総合研究センターの利根川進センター長は
「そのまま人に応用できるわけではないが、人とマウスは似た脳の機構を使っており、
うつ病の治療法開発に役立つかもしれない」と話している。
チームによると、うつ病は過去の楽しい体験を楽しいものと正しく思い出せなくなる
特徴がある。チームは、楽しい記憶が人工的に呼び覚まされ、状態の改善に
つながったとみている。
評論;別に「記憶」でなくても、今現在において楽しい出来事がおきても
うつ状態は改善するのではないかと考えます。不景気になって久しい
この日本ですが、2006年・2009年の野球のWBC優勝のような
楽しい出来事が再び起きてくれないものかと願っています。
私もこの二コタ上で・何か楽しいイベントでもやってみようかなぁ・・・。
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びんちゃん☆
2015/05/19 22:24
第348話は、薬に関する重大な問題
「残薬(飲み残しの薬)が問題となっている」
という話題です。
朝日新聞デジタルなどによると、
高齢者宅から薬が大量に見つかる事例が目立っている。「残薬」と呼ばれ、多種類を
処方された場合など適切に服用できず、症状の悪化でさらに薬が増える悪循環もある。
年400億円を超えるとの推計もあり、薬剤師が薬を整理し、医師に処方薬を減らすよう
求める試みが広がる。
大阪府忠岡町の女性(78)宅を訪れた薬剤師の井上龍介さん(39)は、
台所のフックにかかった10袋以上のレジ袋を見つけた。「ちょっと見せて」。
中は全部、薬だった。
胃薬や血圧を下げる薬、血糖値を下げる薬、睡眠薬――。10年ほど前の日付の袋に
入った軟膏(なんこう)もあり、冷蔵庫にインスリンの注射薬が入れっぱなしだった。
錠剤は1千錠を超え、価格に換算すると14万円超にのぼった。
(中略)
在宅患者や医療関係者に薬の扱い方を教える一般社団法人「ライフハッピーウェル」
(大阪府豊中市)の福井繁雄代表理事によると、1日3食分の薬を処方されながら
食事が1日1食で薬がたまる高齢者や、複数の薬を処方され
「何をどう飲めばいいか分からない」と90日分も残薬があった
糖尿病患者などの事例が各地から報告されている。
日本薬剤師会は2007年、薬剤師がケアを続ける在宅患者812人の残薬を調査。
患者の4割超に「飲み残し」「飲み忘れ」があり、1人あたり1カ月で3220円分が
服用されていなかった。金額ベースでは処方された薬全体の24%にあたり、
厚労省がまとめた75歳以上の患者の薬剤費から推計すると、残薬の年総額は
475億円になるという。
評論;この問題の背景には、
1.複数の診療科を受診することで、いろいろ薬を処方されてしまう。
2.薬を処方してくれる医療機関に行きたがる患者心理。
3.多くの薬を出すほど保険点数が上がる、医療側の事情。
4.薬の飲み忘れ。
といった事が挙げられます。
多種の薬を服用すればするほど、相互作用や副作用のリスクが
高まりますので、かかりつけ薬局が患者の服薬状況を把握して
問題があれば・受診医療機関に相談するシステムが不可欠と感じます。
違反申告
***このコメントは削除されています***
びんちゃん☆
2015/05/19 22:22
第348話は、薬に関する重大な問題
「残薬(飲み残しの薬)が問題となっている」
という話題です。
朝日新聞デジタルなどによると、
高齢者宅から薬が大量に見つかる事例が目立っている。「残薬」と呼ばれ、多種類を
処方された場合など適切に服用できず、症状の悪化でさらに薬が増える悪循環もある。
年400億円を超えるとの推計もあり、薬剤師が薬を整理し、医師に処方薬を減らすよう
求める試みが広がる。
大阪府忠岡町の女性(78)宅を訪れた薬剤師の井上龍介さん(39)は、
台所のフックにかかった10袋以上のレジ袋を見つけた。「ちょっと見せて」。
中は全部、薬だった。
胃薬や血圧を下げる薬、血糖値を下げる薬、睡眠薬――。10年ほど前の日付の袋に
入った軟膏(なんこう)もあり、冷蔵庫にインスリンの注射薬が入れっぱなしだった。
錠剤は1千錠を超え、価格に換算すると14万円超にのぼった。
(中略)
在宅患者や医療関係者に薬の扱い方を教える一般社団法人「ライフハッピーウェル」
(大阪府豊中市)の福井繁雄代表理事によると、1日3食分の薬を処方されながら
食事が1日1食で薬がたまる高齢者や、複数の薬を処方され
「何をどう飲めばいいか分からない」と90日分も残薬があった
糖尿病患者などの事例が各地から報告されている。
日本薬剤師会は2007年、薬剤師がケアを続ける在宅患者812人の残薬を調査。
患者の4割超に「飲み残し」「飲み忘れ」があり、1人あたり1カ月で3220円分が
服用されていなかった。金額ベースでは処方された薬全体の24%にあたり、
厚労省がまとめた75歳以上の患者の薬剤費から推計すると、残薬の年総額は
475億円になるという。
評論;この問題の背景には、
1.複数の診療科を受診することで、いろいろ薬を処方されてしまう。
2.薬を処方してくれる医療機関に行きたがる患者心理。
3.多くの薬を出すほど保険点数が上がる、医療側の事情。
4.薬の飲み忘れ。
といった事が挙げられます。
多種の薬を服用すればするほど、相互作用や副作用のリスクが
高まりますので、かかりつけ薬局が患者の服薬状況を把握して
問題があれば・受診医療機関に相談するシステムが不可欠と感じます。
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びんちゃん☆
2015/05/12 23:59
第347話は、救急医療に密接に関係する話題
「財務省が、救急車の一部有料化を提案した」
という話題です。
毎日新聞によれば、
財務省は11日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で、救急車の一部有料化を
検討すべきだとの見解を打ち出した。軽症にもかかわらず救急車を呼んだ人に、
費用を請求する案などが浮上している。先進国で最悪の状態にある財政状況を
改善するための歳出改革の一環として、年約2兆円の消防関係予算に
メスを入れる狙いがある。
タクシー代わりに救急車を利用しようとする一部利用者への
「警鐘」の意味合いも強そうだが、
有料化には利用者の反発も予想される。
財務省は、5月末をめどにまとめる財政審の建議(報告書)に、一部有料化を
盛り込むことを検討している。
消防庁などによると救急車による搬送者のうち半分近くは軽症者が占めている。
2013年の救急車による救急出動件数は過去最高の591万件で、
過去10年間で22%増えた。119番通報から現場に到着するまでの時間は
平均8.5分と10年前より2.2分延び、一刻を争う重症者の搬送に
支障が生じているとされる。
海外では救急車を有料としている国が多く、フランスでは重症者以外の搬送は
30分で3万円超の有料制を採用している。財務省は「フランスなどの例を参考に
軽症の場合の有料化などを検討すべきだ」と説明している。
評論;「軽症者に一律に有料化」としますと、低所得者からの反発が出ると
思われますし、逆に「救急車を利用しなかったがために命を落とすケース」
も考えられますので、「年収1000万円以上の高所得世帯に、後日費用を請求する」
といった「所得による有料化」をすればいいと考えます。
また救急センターのオペレーターの教育を強化し(専門の国家資格にしてもいいと考えます)、
「本当に救急車を出動させるべきかの判断」や「現場での応急処置の指導」などを
効率よく的確に行えるようにすれば、救急車の出動回数を・今よりは減らせるのではないかと
私は考えます。
違反申告
びんちゃん☆
2015/05/06 21:57
第346話は、慢性疲労症候群の実態に関する話題
「慢性疲労症候群の患者の3割が、日常生活動作に影響が出るほど重症」
という・気になる話題です。
Yahoo! Newsによれば、
推定患者数は全国で約30万人。感染症や脳内の中枢神経系の異常などとの関連が
指摘されているが、発症の原因は不明。これまで国内では「慢性疲労症候群」との
名称で知られていた病気だが、最近は患者団体などが「単なる疲れや怠けているわけではない」
として、「筋痛性脳脊髄(せきずい)炎」と呼ぶようになっている。国の難病対策の助成対象には
含まれていない。
調査は、厚労省の委託を受けた聖マリアンナ医科大の遊道(ゆうどう)和雄教授らが
昨年秋から今年1月に実施。医療機関で診断を受けた全国の患者251人
(男性56人、女性195人。平均年齢42歳)に調査票を送り、それに基づいて
電話や訪問などで聞き取りをした。
その結果、「身の回りのことができず介助が必要で、終日起きられない」
「日中の半分以上は横になっている」など寝たきりに近い重症の人が30%もいた。
症状は「肉体的精神的疲労」のほか、「睡眠障害」「体温調節障害」「広範な痛み」が多かった。
家事の後に症状が悪化する人は94%に達した。また重症者の96%が通院後にも
寝込んでいた。仕事をしている人は28%にとどまり、仕事を辞めた人も多かった。
現在困っていることは、「症状が耐え難い」が最も多く、「専門医がいない」
「病気への無理解」「社会的な孤立」などが続いた。
NPO「筋痛性脳脊髄炎の会」の篠原三恵子理事長は「重症患者の実態が初めて明らかになった。
軽症でも日常的な家事で症状が悪化する深刻な病気のため、家事支援など公的な福祉サービスが
必要だ。患者が身体障害者手帳を取得しやすくするほか、難病対策の対象にしてほしい」と訴える。
評論;この病気は原因が不明とされていましたが、最近ではストレスやウイルス感染などのきっかけで
発症するのではないかとされています。東洋医学者の管理人としては、こういった解決策のない疾患に
こそ、東洋医学の叡智が積極的に使われるべきだと考えます。
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びんちゃん☆
2015/04/29 21:46
第345話は、OTC(一般用医薬品)にも多用される成分への警鐘
「アセトアミノフェンの多用に注意喚起が出されている」
という話題です。
医療NEWSによれば、
アセトアミノフェンは古典的な解熱鎮痛薬だが、いまだ明確な作用機序は解明されていない。
ただ、現時点では中枢神経を介した解熱・鎮痛効果が有力とされ、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
のような理論的に明確な腎機能低下作用はないために臨床現場では頻繁に用いられている。
ところが、2013年あたりからアセトアミノフェンの使用に対し、これまでの方針を覆し、
注意喚起するケースが相次いでいる。
もっともCKD(慢性腎臓病)自体が新たな概念で不明な点も多く、臨床現場で
悩みどころになる部分もある。
その1つがCKD患者へのNSAIDs投与によるCKD進展への影響だ。従来からNSAIDsは
炎症に関与するプロスタグランジンの生合成抑制効果が作用主体だが、
この結果腎血管の拡張作用をも低下させ、腎機能を低下させる危険性があると認識されている。
このためNSAIDs投与がCKD患者の病態を進展させる危惧がある。
一方でこうした危惧を背景にCKD患者での解熱鎮痛薬としてアセトアミノフェンが選択されることは
少なくない。とはいえ、アセトアミノフェンが腎機能低下に関係しないという理論はまだ早計だろう。
昨年、ボストンで開催された米国公衆衛生学会の年次集会ではアメリカ・パーカー大学の
Harrison Ndetan氏らがアセトアミノフェンと少量から中等量のアルコールを併用すると
腎疾患リスクが123%増加するという新たな報告を行っている。
一方、アセトアミノフェンについては別の危険性も指摘されている。今年1月14日に
米食品医薬品局(FDA)は、325mg超のアセトアミノフェン含有製品の処方、調合の中止を求める
勧告を医療関係者に向けて発表した。
勧告では肝障害を引き起こすリスクがあり、それを超える治療メリットを示す
データがないためとしている。アセトアミノフェンはOTCなどにも広く含有されているため、
処方医が気づかない間にこの用量を超えてしまう懸念もある。
評論;医薬品の多用防止には「お薬手帳の普及」と「かかりつけ医の義務化」、
「総合診療医の養成」、「薬剤管理の徹底」が不可欠です。一般薬局と医療機関の連携も
必要でしょう。
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びんちゃん☆
2015/04/21 18:25
第344話は、精神医療センターで起きた・由々しき事態
「新潟県精神医療センターで患者に対する暴行事件が起き、その後看護師が自殺した」
という、ショッキングな事件です。
新潟県精神医療センターの患者負傷に関する第三者調査委員会報告書
(詳しくは、http://www.psyche-niigata.jp/をご参照を)によると、
平成23年7月25日に入院患者1名が 腹部の痛みを訴え、診断した結果、
「肋骨及び腰椎横突起(腰椎の外側の突起)の骨折」、
「腹部の打撲痕」、 「背部の擦過傷(擦り傷)などの負傷が判明した。
(中略)
患者の訴えや負傷の状況から見て、第三者による関与の可能性もあるため、
事案の判明直後から当該患者が入院していた病棟の職員等に対して調査
を行うとともに、平成23年9月2日に患者負傷の経緯を公表した。
(中略)このため、精神医療センターを管理する新潟県病院局は、
「精神医療センターの患者負傷に係る第三者調査委員会」を
設置して(中略)、当該患者や職員・の患者及び患者家族
に文書や聴き取りの調査を行ってきた。
この間、平成24年2月に、勤務する1名の看護師が自殺するという
不幸な事態が生じ、本委員会としては極めて残念な思いを抱いている。
その看護師は、本委員会委員長あての手紙に、今回の患者負傷
の一部につながる可能性がある行為を過去に行ったことを
述べるとともに、勤務していた病棟の職場・ 風土の違和感、
看護のジレンマ、医師・と看護師の医療・看護に臨む姿勢への疑問等、
病棟業務の辛かった思いを記述している。
その看護師はまじめで、患者の回復のために熱心に看護を行い、
患者が迷惑な行動を繰り返し行った時に、そのような行為
に至ったと自責の念を述べ、最後に「全体像がはっきりすることを願っている」
と結んでいる。
評論;患者に対する繰り返される暴力行為は特に精神科病院で問題になっていますが、
看護師の自殺という事態までが起きてしまったのは非常に悲しく、残念です。
精神科病院・・・特に救急まで行う精神医療センターの看護の実態は過酷を極めており、
暴れたり問題行動をたびたび起こす患者に対しては
どうしても身体拘束や保護室に閉じ込めたりする対応を取らざるを得ないのが実情です。
このような事態が二度と起きないよう・対策が十分にとられることを切に願います。
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びんちゃん☆
2015/04/18 22:30
第343話は、指定病院の認定に関する話題
「群大病院と東京女子医大病院が、特定機能病院(※)の認定を取消相当とされた」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
厚生労働省の社会保障審議会医療分科会(厚労相の諮問機関)が14日開かれ、
肝臓手術を受けた患者が相次いで死亡した群馬大病院(前橋市)と、
鎮静剤の投与後に男児が死亡した東京女子医大病院(東京都新宿区)について、
特定機能病院の承認を取り消すかどうかを協議した。
委員からは「取り消すべきだ」との厳しい意見が相次ぎ、同分科会は、
両病院とも「承認取り消し相当」とする意見書をまとめる見通し。
分科会は非公開で行われた。厚労省は意見書の提出を受けた後、
病院への聴聞を行った上で改めて同審議会からの答申を得て、正式な処分を決める。
群馬大病院では2009~14年に第二外科の男性医師が行った手術で、
約3か月以内に患者が死亡したケースが、腹腔ふくくう鏡手術で8人、
開腹手術で10人相次いでいたことが判明。
東京女子医大病院では昨年、首の腫瘍を取る手術を受けた2歳男児が、
人工呼吸中の小児患者への投与が禁じられている鎮静剤「プロポフォール(※2.)」
を大量投与された直後に死亡する事故が起きたが、事故前にも同様に
鎮静剤を投与された小児患者11人が死亡していた。
評論;この2大学病院の医療事故は重大なため、処分はやむを得ないと考えます。
ただ、問題なのは特定機能病院を取り消されると高度な医療が出来なくなるため、
たとえば群大病院の場合は「光トポグラフィー(※3.)」という・先進の
精神疾患画像診断システムまで利用できなくなってしまいますので、
群馬県の精神医療の質が低下してしまうなどの不利益が出てくるわけです。
東京女子医大にしても、過去には東洋医学界の偉人の1人・代田文彦医師(故人)が
活躍されていた事もあり、管理人としては・今回の決定を残念に思います。
<用語説明>
※1.特定機能病院・・・一般の病院などから紹介された高度先端医療行為を必要とする
患者に対応する病院。
※2.プロポフォール・・・化学名は2,6-ジイソプロピルフェノール。
鎮静作用のある化学物質で、麻酔薬や鎮静剤として利用される。
※3.光トポグラフィー・・・近赤外線を用いて、頭皮上から脳機能を画像化する診断法。
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びんちゃん☆
2015/04/08 21:53
第342話は、 市販薬に関する気になる話題
「市販薬の副作用で、5年で15人も亡くなっている!?」
という話題です。
TBSなどによれば、
かぜ薬など市販されている薬の副作用とみられる症状で、5年間に15人が死亡していることが
わかりました。消費者庁によりますと、去年10月までのおよそ5年間で、市販されている
薬の副作用とみられる発熱や肝臓障害、皮膚のただれなどの症状が出た人は1225人で、
うち15人が死亡していたということです。死亡した人が服用した薬で最も多かったのはかぜ薬で、
次いで解熱鎮痛剤となっています。
市販薬の副作用件数は3年前に厚労省が公表していますが、消費者庁としては、改めて消費者に
注意を呼びかけたいとして、最新の状況を公表しました。
(元記事URL;http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150408-00000043-jnn-soci)
評論;第1類~第3類までの分類は、あくまでも「副作用や相互作用の発生するリスクの度合い」
にすぎず、安全度が最も高いとされる「第3類医薬品」であっても・まったく副作用がないわけでは
ありません。特に風邪薬や頭痛薬はよく飲まれている種類の医薬品である以上、購入の際には
薬剤師か登録販売者に問い合わせたほうが安心です。なお、現在服用している医薬品が
あれば、それとの「飲み合わせ」についても質問してみたほうがいいですね。
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びんちゃん☆
2015/04/05 17:21
第341話は、 脂肪肝を改善させる研究
「脂肪肝は、毎日30分の早歩きで改善する!?」
という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
食べ過ぎなどによる脂肪肝は、早歩き程度の少し強めの運動を毎日30分以上続けると改善する、
との結果を筑波大の研究チームが発表した。改善が期待できるのは、過度の飲酒が原因ではない
非アルコール性脂肪性肝疾患。体重は減らなくても効果があるという。
筑波大の正田純一教授(消化器内科)らは、2009~13年に、食事・運動療法に参加した
31~67歳の肥満男性169人の身体活動状況を、測定器を使って記録。エネルギー消費量が
安静時の3倍以上となる「中高強度の運動」に取り組んだ時間別にグループ分けして、
脂肪肝の改善状況を比較した。
運動時間が長いほど、内臓脂肪面積や血中の中性脂肪濃度などが減少。特に週250分以上の
運動をしたグループは、肝臓の炎症を防ぐ物質や善玉コレステロールが増え、細胞を傷つける
物質は減った。血液の遺伝子解析でも、肝臓の脂肪蓄積を抑える働きが活発になっていることが
分かったという。非アルコール性脂肪性肝疾患は、心臓血管系の障害や糖尿病にもつながる病気で
食事・運動療法が有効。正田教授は「汗ばむ程度の運動を毎日30分続けることが有用」としている。
評論;やはり、運動療法は大切なのですね。
課題としては「都会では交通量が多いなどの理由で安全に早歩きできそうな場所が少ないこと」や
「排気ガスを吸い込んでしまって、呼吸器病になってしまうリスクがある」
といった事が挙げられますので、ジムにあるような「ランニングマシーン」などを活用して
室内でも早歩きと同等な運動ができるようにするといいでしょうね。
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びんちゃん☆
2015/03/17 22:18
第340話は、膝関節の治療に対する・画期的な研究
「鉄粉入りの軟骨細胞で、膝関節の軟骨を再生させる研究が始まる」という話題です。
ヨミドクターによれば、
交通事故やスポーツの事故などで欠損した膝の軟骨を治すために、磁石を使って細胞を移植する
臨床研究を、広島大の越智光夫教授(整形外科)らが始めた。
細胞を磁石で的確に患部に集め、従来の治療法より、安定した軟骨を効率的に作ることができると
期待される。19日から横浜市で開かれる日本再生医療学会で、臨床研究の概要を発表する。
臨床研究では、腰の骨から骨髄液を注射器で採り、軟骨のもとになる幹細胞を増やし、
鉄粉を中に封じ込める。患部の近くに磁石を置き、幹細胞を患部に引きつけながら注入する。
3年間で5人の患者に実施、安全性や有効性を確かめる。今年2月に、1人目の10歳代の女性に
移植を実施。今月下旬も50歳代の女性への移植を予定する。
従来の軟骨治療は、患部に隣接する骨を傷つけ、軟骨のもとになる幹細胞が自然に集まるのを
促す方法が主流だった。しかし、できた軟骨が数年たつと損傷する課題があった。
今回の研究では従来法と合わせ外から幹細胞を補充し、磁石を使って患部に定着させる。
膝の細胞を培養した組織を貼り付ける、別の治療法と比べても、膝周辺の傷が小さくて済むという。
研究チームの亀井直輔同大助教は「研究が成功すれば、企業と組んで製品化を目指したい」と話す。
評論;この方法は画期的ですが、解決すべき問題もあります。
1.ペースメーカーを使用している人には使えない可能性。
2.細胞内の鉄粉が酸化して細胞を傷つける恐れがある。
3.電子機器を使った画像検査(CTやレントゲンなど)をした際には、発生する
強力な磁力によって・膝に集められた細胞が離れてしまうおそれがある。
4.鉄粉入りの細胞は血液の流れによって全身に拡散するので、
局所に磁石を当てるだけで・果たして狙い通りに集まるのか?
これらの課題をしっかりと克服すべきだと考えます。
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びんちゃん☆
2015/03/15 23:12
第339話は、医療機関の経営に関する話題
「医療機関の休廃業・解散が、5年で3倍になった」という・憂慮すべき話題です。
医療介護CBニュースによれば、
2014年に休廃業・解散した医療機関は347件と、09年(116件)の約3倍に達したことが、
帝国データバンクの調査で分かった。5年連続の増加で、同社がデータをまとめた07年以降で
最多となった。業態別では、診療所が最多の271件で、病院も30件あった。同社は、
「事業承継の問題を抱える病院や診療所が増加しており、休廃業・解散を余儀なくされる
ケースが増えている」と分析している。
同社は、「休廃業・解散」を、企業活動を停止している状態や解散した状態のほか、
これ以外で活動停止を確認したうち、倒産(任意整理、法的整理)に分類されないケースと定義。
07-14年のデータを集計した。
それによると、14年に休廃業・解散した医療機関は前年比12.7%増の347件。内訳は、
休廃業が239件、解散が108件だった。業態別に見ても、病院と診療所、歯科医院のすべてで
休廃業・解散が増えた。この理由として同社は、後継者難による影響のほか、
診療所や歯科医院については、都市部に集中したことで競合が激化していることも挙げた。
(中略)
一方で、医療機関の倒産件数は12年以降減少しており、14年は29件となっている。
これについて同社は、09年に設立された「企業再生支援機構」
(13年4月に「地域経済活性化支援機構」に改組)などの活用が、医療機関でも進んでいる
背景があると分析。同機構が、事業の見直しや過大債務の削減などを支援し、
一定程度の事業再生がなされているとの認識を示した。
評論;確かに後継者不足で廃院となる場合もありますが、
中堅どころの勤務医が病院を辞めて都市部で開業するケースが増えたのと
歯科医師の増加が「医療機関の休廃業の増加」の大きな要因と考えられます。
ある開業医は開業を「クイーンエリザベス号(イギリスの豪華客船)からドロ製の船に
乗り換える気分だ」と言ってましたが、給料や人員のサポートのある勤務医とは異なり、開業は
一から患者を集めねばならず、並々ならぬ苦労が付きまといます(開業鍼灸師の私も、
相当苦労しました)。北欧みたいに地域ごとに開業医の数を制限すれば、医療機関同士で
潰しあうことはないのですがね・・・。
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びんちゃん☆
2015/03/08 20:58
第338話は、全国版のニュースで再三取り上げられている医療過誤
「群馬大学病院の悪質な医療過誤により、刑事告訴まで検討されている」
という話題です。
47ニュースによれば、
群馬大病院で腹腔鏡手術を受けた患者8人が死亡した問題で、うち2遺族の依頼を受けた
被害対策弁護団が6日、前橋市内で記者会見し「医師の刑事、行政処分も考慮すべき
重大かつ悪質な医療過誤で、病院の最終報告は不十分」と不満を表明した。
遺族と弁護団は告訴や告発を今後検討するとしている。時期などは現時点では未定という。
弁護団によると、依頼したのは80代の男性患者と70代の女性患者の遺族。執刀医は手術前、
女性患者と家族に「すごく簡単な手術だから大丈夫」と説明、同意書には「腹腔鏡手術」
という記載はなかった。女性は術後約1カ月で死亡した。
評論;医療過誤で「刑事告訴まで考慮すべき」とされてるのは珍しい事例です。
記事にあるような問題の他にも「保険の不正請求(本来保険が不適応な手術にまで保険請求した)」や
「執刀医の技量不足による術後の死亡や後遺症の発症」、「カルテの改ざん」など
問題点が多すぎますので、民事のみならず刑事でもという事になるのだと思われます。
普通は(腹腔鏡手術を含めて)執刀する際は、「手術室に入って見学や手伝いを行い、
第1・第2助手をある程度務めてから執刀医になる(術式や医師会によって期間は異なります)」
のが医師会では当たり前なのですが、手術の失敗率の高さから考慮しますと
件の執刀医はろくに研修を受けることなく手術を行ってしまったのでしょう。
だとしたら、執刀医のみならず彼が属している医局(=群馬大学第2外科学教室)
全体の問題となり、彼に手術をさせた教授や指導医等・スタッフ全員の責任も
問われる事になるかもしれません。群馬大学病院は徹底的に原因究明を行って関係者を処分し
詳しい調査結果を遺族や患者に説明して、心からの謝罪と賠償を行うべきではないでしょうか。
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びんちゃん☆
2015/02/26 22:19
第337話は、紅茶の意外な効用に関する話題
「紅茶の苦味で、骨が強くなることがわかった」
という話題です。
読売新聞によれば、
紅茶に含まれる苦み成分に、骨が壊れるのを抑える働きがあることを
マウスの実験で確認したと、大阪大などの研究チームが発表した。
骨の量が減って起きる骨粗しょう症の、新たな予防薬開発につながる成果という。
論文が、24日の科学誌ネイチャーメディシン電子版に掲載される。
骨には、カルシウムでできた硬い組織を作る「骨芽細胞」と古くなった組織を壊す
「破骨細胞」があり、互いがバランスを取って骨の強度を保っている。年を取って
バランスが崩れると、骨粗しょう症が起きる。
阪大の石井優教授と西川恵三助教らは、紅茶の苦みや赤い色の成分に含まれる物質
(ポリフェノール)が、骨の中で破骨細胞が生まれるのを抑えることを明らかにした。
骨粗しょう症になり破骨細胞が過剰に生まれていたマウスに、この物質を3日に1回ずつ
注射すると、3週間後には破骨細胞が目立って減り、骨の強度もほぼ正常になった。
ただ、マウスに与えた1回の投与量を体重60キロの人がまかなうには紅茶を一度に
60杯飲む必要があり、ふつうに紅茶を飲んでいても改善効果は見込めそうにないという。
西川助教は「物質から薬やサプリメントを開発すれば、骨粗しょう症予防に効果が見込める。
もともと食品に含まれる物質で安全性は高い」と話す。
評論;「このポリフェノールは緑茶にも含まれているのではないか?」と調べてみたところ、
「運動と緑茶ポリフェノール摂取による骨量減少の緩和効果」
「茶ポリフェノールの多機能生理作用」
といった・複数の論文が出されているため、緑茶にも含まれているものと考えます。
問題はさすがに60杯もお茶を飲むのは・(いくら元茶道部の私でも)しんどいですし、
かえってカフェインで胃を荒らしてしまったりすることも考えられますので、
専用のサプリメントの開発が望まれますね。
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びんちゃん☆
2014/08/25 21:04
第336話は、医療倫理に関わる・重大な問題
「医療関係者の犯罪が多発している」という話題です。
産経ニュースによれば、
東京都世田谷区の玉川病院で、看護師が入院患者に必要のないインスリンを大量に投与して
容体を悪化させていたことが19日、明らかになった。医療関係者が患者を手にかけた事件は
過去にも相次いでおり、専門家は「治療を委ねた患者が身を守るのは困難で、
『密室の通り魔』とも言える悪質な犯行だ」と指摘する。
「患者を殺して死刑になろうと思った」
東京都町田市のクリニックで6月、人工透析中の患者から医療用チューブを引き抜いたとして、
殺人未遂の疑いで逮捕された内科医の男=起訴猶予処分=は警視庁の取り調べに
無差別殺人を示唆。2カ月前にクリニックの所長に就任し、不眠症で睡眠薬を
処方されていたことが分かった。
加害者側が人間関係などの悩みや不満を抱えているケースも少なくない。
京都大学付属病院(京都市)では平成22年、看護師の女が女性患者に必要のない
インスリンを投与して一時意識不明の状態にさせ、傷害罪などで起訴された。
電子カルテの血糖値のデータを改竄(かいざん)するなどの隠蔽(いんぺい)工作もしていた。
公判では仕事や院内の人間関係でストレスがたまっていたとして、
「患者の容体が急変するのを見て、すっとした」と訴えた。
仙台市のクリニックで12年に起きた筋弛緩(きんしかん)剤事件では、准看護師の男が
患者1人を殺害し、4人を意識不明にさせたとして、殺人罪などで無期懲役が確定した。
男は公判で無罪を主張したが、逮捕直後は「待遇に不満があった」と供述していたとされる。
東洋大の桐生正幸教授(犯罪心理学)は「医療関係者は『患者の命は自分がコントロールしている』
と思い込む傾向が強い。犯行前には精神状態の変化が何らかのサインとして表れるはずで、
注意深く見守るべきだ」としている。
評論;医療関係者が事件を起こすのは、とんでもない事です。残念なことに
新聞沙汰にならないような事件も相次いでおり、
精神科病院等での患者に対する暴行などを・いまだに耳にします。
問題行動を起こす可能性のある医療関係者への指導・カウンセリングと同時に
法改正も行い、「問題行動を起こした医療関係者の免許を即刻停止、
最悪の場合は剥奪(はくだつ)する」と・厳格化すべきだと考えます。
違反申告
びんちゃん☆
2014/08/17 17:49
第335話は、超高齢化社会に備えた動き
「大手コンビニチェーンのローソンが、『介護コンビニ』事業を開始する!?」
という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
ローソンは、介護が必要な高齢者を支援するコンビニの展開を始める。介護事業者と提携し、
ケアマネジャーが常駐して介護サービスを紹介したり、生活相談にのったりする。
超高齢化が進むのに対応し、新たなサービスで客を増やす狙いだ。
首都圏で介護事業を手がける「ウイズネット」(本社・さいたま市)と提携し、
同社がローソンの加盟店となり、店を運営する。1号店は来年2月に埼玉県川口市に開く予定。
ローソンは他の介護事業者にも加盟店になってもらう計画で、提携先がみつかれば、
大阪や名古屋など大都市部を中心に3年で約30店を出す計画だ。
評論;来たる超高齢化社会に向けて、このような動きが加速されるのではないかと
考えます。高齢者には「今のコンビニは若い人向けに作られていて、利用しづらい」
と感じる人が多く、また「介護サービスを受けたくても、申請方法などがわからない」
といった方も少なくないためです。この10年間でコンビニ業界では・IT化が
急速に普及しててきましたが、これを契機に・商売の原点である「人と人とのつながり」
にも目を向けたサービスを充実させてほしいものです。
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びんちゃん☆
2014/08/08 20:47
第334話は、 かなり深刻でヤバい話題
「国連が、エボラ出血熱(※)の流行で緊急事態宣言を出した」
という話題です。
apitalによれば、
世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は8日、西アフリカ諸国での
エボラ出血熱の大流行について、「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言し、
国境を越えた感染拡大を防ぐための対策をとるよう各国に勧告を出した。
チャン氏はジュネーブでの記者会見で
「この病気の約40年間の歴史の中で、最も大きく、最も厳しく、最も複合的な大流行」と強調した。
WHOによると、今回の大流行による死者は4日現在、ギニアやシエラレオネ、リベリア、
ナイジェリアの4カ国で932人に達している。AP通信などによると、サウジアラビアでも
シエラレオネから帰国した男性1人に感染の疑いがでており、感染拡大に警戒感が広がっている。
評論;エボラ出血熱の治療法はなく、特効薬もありませんので、感染拡大阻止には
1.流行地域には行かない。
2.患者の隔離。
3.感染源の撲滅。
といった事が不可欠だと感じます。
なお、医療関係者の中にも感染者が出る・最悪の事態になっていますので、
「国際医療チームを派遣する前に、感染者から血液を採取してワクチンを
作ることに重点をおくべき」だと感じます。
※エボラ出血熱・・・エボラウイルスによって起きる感染症。複数のウイルスの
型があり、致死率が90%にもなるウイルスの型(ザイール型)もあると
されています。発症すると高熱や患者の血液、分泌物、排泄物や唾液、感染動物の
肉を食べるなどが感染源です。アルコール消毒や石けんによる消毒が有効です。
直接的な治療法は、いまだに確立されていません。
発症すると、嘔吐や下痢・腹痛を起こして・悪化すると出血して死に至ります。
違反申告
***このコメントは削除されています***
びんちゃん☆
2014/08/08 20:44
第334話は、 かなり深刻でヤバい話題
「国連が、エボラ出血熱(※)の流行で緊急事態宣言を出した」
という話題です。
apitalによれば、
世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は8日、西アフリカ諸国での
エボラ出血熱の大流行について、「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言し、
国境を越えた感染拡大を防ぐための対策をとるよう各国に勧告を出した。
チャン氏はジュネーブでの記者会見で
「この病気の約40年間の歴史の中で、最も大きく、最も厳しく、最も複合的な大流行」と強調した。
WHOによると、今回の大流行による死者は4日現在、ギニアやシエラレオネ、リベリア、
ナイジェリアの4カ国で932人に達している。AP通信などによると、サウジアラビアでも
シエラレオネから帰国した男性1人に感染の疑いがでており、感染拡大に警戒感が広がっている。
評論;エボラ出血熱の治療法はなく、特効薬もありませんので、感染拡大阻止には
1.流行地域には行かない。
2.患者の隔離。
3.感染源の撲滅。
といった事が不可欠だと感じます。
なお、医療関係者の中にも感染者が出る・最悪の事態になっていますので、
「国際医療チームを派遣する前に、感染者から血液を採取してワクチンを
作ることに重点をおくべき」だと感じます。
※エボラ出血熱・・・エボラウイルスによって起きる感染症。複数のワクチンの
型があり、致死率が90%にもなるウイルスの型(ザイール型)もあると
されています。発症すると高熱や患者の血液、分泌物、排泄物や唾液、感染動物の
肉を食べるなどが感染源です。アルコール消毒や石けんによる消毒が有効です。
直接的な治療法は、いまだに確立されていません。
発症すると、嘔吐や下痢・腹痛を起こして・悪化すると出血して死に至ります。
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びんちゃん☆
2014/07/24 23:14
第333話は、統合失調症のメカニズムや治療につながるニュース
「統合失調症を発症する可能性のある遺伝子が、新たに83個見つかった」
という話題です。
中日新聞によれば、
統合失調症の発症に関係する遺伝子を含む領域が新たに83カ所見つかり、英カーディフ大や
米ハーバード大、藤田保健衛生大(愛知県豊明市)などの国際研究チームが22日付の
英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。原因解明や新薬開発につながる成果という。
研究は、日本や欧米などの統合失調症患者3万7千人と、それ以外の11万3千人の遺伝子データを
比較し、患者に特徴的な遺伝子の変異を調べた。比較した結果、患者には108カ所の遺伝子領域で
目立った変異が見られ、これまで病気との関連が指摘されていたものを除くと、新たに83カ所を
特定した。多くは脳や免疫の機能に関わるもので、これらの遺伝子領域に変異があると、
それぞれ発症リスクが1.1〜1.2倍高まるという。
統合失調症は100人に1人の割合で発症するとされるが、原因が分かっておらず、根本的な治療法は
確立されていない。研究チームに加わっている藤田保健衛生大の岩田仲生教授は
「見つかった個々の遺伝子の病気への影響は小さいが、それぞれの機能や変異の組み合わせなどを
調べていけば原因が分かる可能性がある」と話している。
評論;統合失調症の発症には、特定の遺伝子だけでなく・いろいろな要因が関わっているのでは
ないかと考えられます。今後もじっくりと研究を続けていただき、遺伝子の変異と病気との関係を
明らかにしてほしいものです。
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びんちゃん☆
2014/07/21 22:10
第332話は、放射能に関する・気になるニュース
「『福島県で問題となった鼻血は内部被ばくが原因の可能性がある』と、神戸の医師が学会で発表」
という話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
東日本大震災による原発事故の後、福島県では、子どもを中心に鼻血が出る症状が相次いだ。
漫画「美味(おい)しんぼ」で登場人物が鼻血を流す場面が「風評被害を招く」などと批判されたが、
実際に放射性物質が結合した金属粒子が鼻の粘膜に付着し、内部被ばくを起こした
可能性があることを、東神戸診療所(神戸市中央区)の郷地(ごうち)秀夫所長が
12日に名古屋市で開かれた日本社会医学会で発表した。
郷地所長によると、福島からの避難者の2人に1人ほどが家族などの鼻血を体験している。
突然出血し、普段あまり鼻血を出さなかった子どもが多いのが特徴。避難後はほとんどの
症状が治まっているという。
500ミリシーベルト以上の放射線を全身に浴びれば、急性障害で鼻血が出る場合がある。
だが福島ではそうした被ばく例はなく、放射線と鼻血の因果関係を疑問視する専門家もいる。
しかし、東日本大震災の被災地では、原発から飛散した放射性セシウムなどが金属粒子と
結び付き拡散したことが気象庁気象研究所の観測などで確認された。
東日本一円で医療機関のエックス線フィルムが粒子で感光する現象もみられ、当初から
健康への影響を疑う声が聞かれていた。
郷地所長は、金属粒子が鼻の粘膜に付着したのが引き金となった可能性を指摘する。
金属粒子は直径数ミクロンで、人体のごく小さな範囲に1日100ミリシーベルトを超える
放射線を出し、組織を損傷する。
郷地所長は「もともと花粉症やアレルギーなどで粘膜が炎症していた人が出血を起こしても
不思議はない」と話す。大量に吸い込んだ人も少なくないとみられ、内部被ばくの問題と捉え、
早期に科学的な調査と分析をすべきだったと強調する。
評論;もし1日に100ミリシーベルトもの・超高レベルの放射能が人体に当たっていたならば
今頃は被災地の方々がかなり健康被害で苦しまれていたはずですので、
もし仮に人体に入っていても・ただちに人体に影響が出ないレベルの量であったはずです。
今後の復興や被災者の健康に関わる問題ですので、国や自治体・東電が責任を持って
健康に配慮すべきだと考えます。
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びんちゃん☆
2014/07/07 22:54
第331話は、精神科病院に関する話題
「精神科病院の病床数を減らして居住施設に変換する案が、条件付きで認められる」
という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
精神科病院の病床を減らして居住施設に転換する政策案について、厚生労働省の有識者検討会は
1日、条件付きで認めることを決めた。同省は病院敷地内にグループホームをつくれるよう
制度改正を進める。ただし強い反対意見がでたことをふまえ、対象を現在の入院患者に限定し、
まず試行的に実施して運用状況を確認することとした。
転換案は、長期入院患者が退院して地域で暮らす地域移行が進まない状況を受けて浮上した。
しかし障害者団体などが「一生を病院敷地内で過ごすことになりかねない」と反発した。
この日の検討会でも反対意見が相次いだ。これを受け、今回の措置は
▽対象を原則、現在の入院患者に限る例外的なものと確認。
▽さらに居住施設に住むかどうか本人の選択の自由を保障
▽外出の自由を確保
▽病院と明確に区別
▽地域移行に向けたステップとして利用期限を決める
▽プライバシーの尊重
――といった条件付きで、転換を容認することを決めた。
評論;確かに「長期入院患者が退院して地域で暮らす地域移行が進まない状況」が
ありますが、病院敷地内に作ってしまいますと「一生を病院で過ごさねばならない」と
誤解されかねません。また、病院外に作るとしても・地元自治体や地元住民の理解を
得ることが必要になってきますので、なかなか難しい問題です。
よって、私としましては・以下のような「段階的社会復帰訓練」が望ましいと考えています。
1.退院後、福祉施設で日常生活を過ごす訓練を受けていただく。
2.その後、専用のアパートやマンションでの生活を通して・より実際の日常生活に
近い訓練をしていただく。
3.日常生活に復帰していただく(場合によっては、月1回程度は病院に通院して
いただくことも)。
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びんちゃん☆
2014/07/04 23:40
第330話は、がん告知に関する・大切な話題
「医師のがん告知研修が、患者への精神的な負担を減らせることがわかった」
というお話です。
ヨミドクターによれば、
国立がん研究センター(東京都中央区)と岡山大の研究グループは、がんの治療にかかわる医師が
コミュニケーション研修を受けることで、がん告知などで患者の感じるストレスを和らげる効果が
生まれることを確認したと発表した。
患者の生活の質(QOL)向上に役立つ可能性があり、同グループは10万人の医師への
普及を目指している。
修了した医師に「沈黙して気持ちに配慮する」「気持ちを支える言葉をかける」といった
患者に寄り添う共感行動が増えることに加え、患者の気持ちに影響することを
科学的に証明したのは初めてという。
研修プログラムは、医師役・模擬患者・指導役を1グループとして実施。診断結果や再発の告知、
抗がん剤治療の中止といったケースを想定したロールプレイ(模擬演技)を計8時間こなすほか、
患者ら500人以上の調査を基に▽患者の気持ちへの配慮▽情報の伝え方▽話しやすい場の設定
――などについて、参加者らで2時間、討論し合う。
研究では、映像で記録した、研修前後に行った医師の模擬面接について、心理学の専門家が分析し、
使った言葉や行動を点数化して変化を調べた。また、患者側にも気分や満足度などの評価をしてもらった。
この結果、患者の気持ちに配慮する「沈黙」や、患者の受け答えが「はい」「いいえ」などに制限されず、
話しやすい質問が増えるといった変化がみられた。患者側の回答からはつらい気持ちを示す
記述が減り、医師への信頼感もアップしたとのデータが得られた。
研修は、患者側の意向を尊重した治療などを求める2006年成立の「がん対策基本法」を受け、
国の委託事業として同グループを中心に07年度から実施。13年度までに、
全国の医師計869人がプログラムを修了し、指導者になるための40時間のトレーニングを
済ませた医師も131人まで増えた。
評論;両親のがん告知で実感しましたが、患者の心に配慮した医師の説明が・きわめて重要だと
感じます。がん治療の研究が進み、画期的な治療が開発されれば、この研修の成果が
さらに効果的に患者の心に響くことでしょう。研修を受ける医師が増えることを望みます。
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びんちゃん☆
2014/06/28 00:00
第329話は、小児救急に関する・重要な話題
「小児救急支援ソフトが出来た」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
夜間や休日に、共通の短縮番号「#8000」で受け付ける小児救急の電話相談で、
相談内容の緊急度を5段階で判断し、記録する支援ソフトを、厚生労働省研究班
(班長=吉沢穣治・慈恵医大講師)が、作成した。
重症な子どもの見落としを防ぐなど相談の質を上げるとともに、相談事例を集めて
どんな事故が多いのか分析できるようにする。同省は、都道府県に使用を呼びかける。
ソフトは、「頭を打った」「電池を誤飲した」など相談を70項目に分類。
電話を受けた看護師らが該当する項目を選ぶと、確認すべき内容が流れ図で示される。
流れ図に従って質問すれば、「すぐに救急車を呼ぶ」から「受診の必要はない」まで、
緊急度を5段階で判断できる。
例えば、「たばこの誤飲」の相談では、「2センチ以上食べたか」「灰皿の水を飲んだか」
「普段と様子が違うか」を確かめる。
「#8000」は2004年度に始まった。現在、全都道府県で導入され、年間約54万件の相談がある。
吉沢班長は「データを集め、相談の多いけがや病気については、対処法を広く
情報提供するなどしていきたい」と話す。
評論;このソフトが普及することで初期診断がすごく行いやすくなり、適正な小児救急医療が
可能になるのではないかと考えます。ただ、患者の親御さんが大げさに症状を訴えたりする
可能性もなきにしもあらずである事から、小児救急の電話相談においては
親御さんに適切に症状を・正しく教えていただくことが重要だと考えます。
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びんちゃん☆
2014/06/25 23:14
第328話は、抗がん剤の意外な効果のお話
「小児のネフローゼ症候群に対する抗がん剤の効果が確かめられた」
と言う話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
神戸大は23日、小児期に発症した腎臓病「難治性ネフローゼ症候群」に対し、
抗がん剤として使用されている薬「リツキシマブ」を使うと高い効果があることが分かった、
と発表した。既に臨床試験(治験)で同症候群の再発を抑える効果を確認し、
製薬会社が厚生労働省にリツキシマブの適応拡大を承認するよう申請中。
成果は同日付の英医学誌ランセット電子版に掲載された。
腎臓は血液をろ過して尿を生成。ネフローゼ症候群は腎臓の障害で
タンパク質が尿中に漏れ出て、顔や手足にむくみが生じる。成人も発症するが、
小児では慢性腎臓病のうち最も高頻度で、国内で年間約千人が発症する。
(中略)
神戸大などのグループは2008年、神戸大医学部付属病院や兵庫県立こども病院
(神戸市須磨区)など全国9施設で治験を始め、ステロイド治療後、24人の患者に
リツキシマブを投与。投与しなかった患者と比べると、再発を抑えられる期間が倍以上に延び、
再発率も大幅に下がった。厚労省への承認申請は今年秋ごろにも結果が出る見通し。
神戸大大学院医学研究科の飯島一誠(かづもと)教授は「ステロイドや免疫抑制剤の
長期投与を減らし、副作用をできるだけ抑えることに役立つと期待している」と話す。
評論;この「リツキシマブ」はヒトとマウスの抗体からなる「バイオ製剤」というべきもので、
近年は抗がん剤のみならず・いろいろな病気の治療にも応用されてきています。
ただ、問題は
1.高価・・・1瓶(500ml)あたり・約21万円(!)もします(2008年現在)。
2.B型肝炎ウイルスに感染している・または抗体を持った方には使えない。
・・・症状を悪くした例もあります。
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びんちゃん☆
2014/06/19 23:53
第327話は、医療と介護の将来を左右する法案の可決の話題
「医療・介護法が成立した」
という話題です。
産経ニュースによれば、
医療法や介護保険法の改正案を一本化した地域医療・介護総合確保推進法(医療・介護法)は
18日の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立した。同法は、社会保障制度改革の
実施スケジュールを定めたプログラム法(昨年12月成立)の内容を具体化する第1弾となる
法律だ。ただ、医療、介護という異なる分野の19もの法改正が一本化されたため、
「詰め込み過ぎ」による審議不足の感は否めない。
医療・介護法は、高齢者に偏重していた制度を見直し、経済力によっては高齢者にも
応分の負担を求めるとしたのが特徴だ。
年間の年金収入が280万円以上の人を対象に介護保険の自己負担割合を引き上げるほか、
特別養護老人ホーム(特養)の入所要件を厳格化、原則「要介護3」以上に絞り込む。
介護施設入所者への食費などの補助も、預貯金が1千万円を超える単身者らを対象から外す。
また、比較的軽度の「要支援1~2」の人に対する訪問介護と通所介護は段階的に
市町村事業へと移管する。
評論;この法案は、かなり問題点があると考えます。
1.介護保険の自己負担率が上がれば、受けられない・あるいは回数を減らさざるを得ない
利用者が増える。
2.特養への条件が「要介護3」に上がることで、それ以下の方々はグループホームや
老人短期入所施設などに行かざるを得ず、それらの施設をたらい回しにされる恐れがある。
3.「要支援1~2」の人に対する訪問介護と通所介護を市町村に移行するにしても、
金銭的に余裕のない自治体では・満足のいくサービスを得られない恐れがある。
このままでは、現在の介護保険システムは10年以内に危機を迎えてしまうでしょう。
したがって、介護施設をどんどん作って要介護者を入所させる現在の介護のシステムを
根本から見直し、収入や介護度で介護サービスを決めるのを改め、
「その要介護者に合った介護サービスを医師やケアマネが決定し、社会復帰を目標にしたリハビリを行う」
といった北欧方式を導入すべきだと考えます。
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びんちゃん☆
2014/06/15 23:20
第326話は、認知症の治療における重大な問題
「認知症患者への向精神薬使用で、死亡リスクが高まる!?」
という話題です。
毎日新聞によれば、
日本老年精神医学会は13日、認知症患者が抗精神病薬を使い始めから3カ月から半年は、
使っていない患者に比べて死亡リスクが約2倍に高まるとの結果をまとめ、
東京都内で開かれた同学会で報告した。同学会は「新たに使い始める患者や高齢者、
要介護度が高い人は特に注意してほしい」と呼びかけている。
認知症に伴う興奮状態や暴力、徘徊(はいかい)などの行動障害は介護者の負担になるため、
医療現場では、適応外の抗精神病薬が使われることが多い。一方、米食品医薬品局(FDA)は
2005年、臨床試験の結果から「高齢の認知症患者に抗精神病薬を使うと、死亡リスクが
約1.6倍高まる」との警告を出した。
同学会は12年10月から、65歳以上の認知症患者で抗精神病薬を飲んでいる人、
飲んでいない人約5000人ずつを対象に、10週間後と半年後の死亡率を調べた。
抗精神病薬を飲み始めたばかりの約450人を分析すると、飲み始めから3カ月~半年の間は、
飲まない人に比べて死亡リスクが約2倍になった。死因は肺炎や老衰などが多かった。
全体では差はなかった。
報告した新井平伊(へいい)・順天堂大教授は「使用には十分な配慮が必要で、
漫然と使い続けるのではなく、常に減量や中止を考慮すべきだ」と話した。
評論;体力の弱い高齢者への向精神薬の使用は、十分に注意すべきだと思われます。
ちなみに、私の治療院にも認知症の患者さんが来院されますが、ツボへの刺激によって
車の運転ができるようになるほど改善する方もいらっしゃいますので、向精神薬の
代替療法として東洋医学を導入するのも・1つの有効な解決策となりえるのではないでしょうか?
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びんちゃん☆
2014/06/11 21:53
第325話は、医療システムに関する話題
「混合治療が、大幅に緩和される」という話題です。
ヨミドクターによれば、
政府は9日、公的な医療保険を使うことが認められる医療と、認められない医療を併用する
混合診療を受けやすくするため、「患者申出療養」(仮称)を来年度にも創設する方針を固めた。
混合診療について
〈1〉患者の希望に応じ、幅広い分野の医療を受けられるようにする
〈2〉受診できる病院数を全国的に増やす〈3〉申請から2~6週間以内に受診可能にする
――ことが柱。政府は今月決まる新成長戦略に盛り込み、
来年の通常国会に関連法案を提出する。
安倍首相が10日、田村厚生労働相、稲田行政改革相と調整し、東京都内の病院を視察した後、
こうした方針を表明する。
現在の混合診療は、国があらかじめ決めた「先進医療」や「差額ベッド」など
17種類しか認められていない。受診までの審査期間も、過去に治療例がない場合は
6~7か月程度かかる。
一方、新制度は、患者が申し出て、医師が同意した治療内容であれば、
混合診療の対象となりうる。
評論;混合治療拡大のメリットとして挙げられるのは、
1.先進医療が受けられやすくなること。
2.未承認薬を使った医療を受けやすくなること。
・・・などがありますが、その一方で
1.病院が儲けるために・患者にわざと混合治療を受けさせる。
2.裕福な患者とそうでない患者との間に「医療格差」が生じてしまう。
・・・という問題点も出てきますので、慎重に議論を重ねてほしいものです。
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びんちゃん☆
2014/06/03 21:40
第324話は、認知症に関する研究にまつわる・重大疑惑
「国のアルツハイマー病についての研究データに・改ざん疑惑が持ち上がった!?」
という・見過ごせない話題です。
朝日新聞によれば、
アルツハイマー病を研究する国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」のデータセンターが、
臨床研究データの改ざん疑惑の調査中は証拠となる被験者データを触らないよう求めた
厚生労働省の要請に反し、少なくとも14人のデータを書き換えたことが朝日新聞の調べで分かった。
被験者の要件を満たしていなかったため、研究データとして使うのに必要な例外申請書を
事後的に不正に作成していた。このほかにも全データの約2割にあたる613件で一部削除などの
更新記録があり、隠蔽(いんぺい)工作が幅広く行われた可能性がある。
改ざん疑惑は1月に朝日新聞報道で発覚。厚労省は代表研究者の岩坪威東大教授に
データ保全を要請して承諾を得た上、東大に調査を依頼した。しかし、調査委員会のメンバーを
公表せず、調査も大幅に遅れているため、真相究明に後ろ向きとの批判が出ていた。
新たにデータの書き換えが発覚し、東大の調査への信頼が一層揺らぐのは必至だ。
データセンターはJ―ADNIのデータ事務局。認知症治療薬を売るエーザイの出向者が
室長格として非正規職員約10人を使い、38病院から軽度認知障害などの高齢者545人の
検査結果を登録してきた。関係者によると、書き換えを指示したのもこのエーザイ社員だという。
評論;STAP細胞問題などで日本の研究への不信感が高まりつつある中、
またもや改ざん疑惑が浮上してしまった事に関して・怒りを禁じ得ません。
第三者委員会を立ち上げて詳細を明らかにし、東大とエーザイの当事者に対し
厳しい処分を下すべきだと考えます。
このような事が二度とないよう・製薬会社の関係者が研究に口を挟めないように
法律で定め、研究自体にも外部の監査員を置いて・不正の起こらない環境を作るべきです。
違反申告
びんちゃん☆
2014/05/30 18:42
第323話は、基礎医学の研究の発展にかかわる・重大な話題
「深刻な基礎医学系研究医の不足を憂慮した関西の医大が、画期的な対策を始めた」
という話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
人体や病気の仕組みを究める基礎医学研究医の不足が全国的に深刻化する中、
神戸大医学部(神戸市中央区)と兵庫医科大(西宮市)が、人材育成に力を入れている。
医学部出身教員の確保や病気の治療法開発などにつなげるためで、
それぞれ文部科学省に認められ、2014年度には入学定員を研究医枠として2人増員。
専門コースを設け、基礎医学を志す学生の増加を目指す。
事態を重く見た各大学は、研究医育成の取り組みを活発化。
神戸大は12年10月、医学部6年間を通じて積極的に研究に参加できる
「基礎医学研究医育成コース」をつくった。学生が入学当初から研究室に自由に
出入りできるようにし、教員との対話や実験の体験などができる環境を整備。
2年生の必修科目を通じて研究に興味を持った学生は、3~6年生で
選択科目の授業を受け、科学的な思考法、実験手法など
基礎医学に必要な知識や技能を深められる。
3~5年生のコース履修生を対象に、1人月額2万円を給付する奨学金制度も設け、
経済面でも援助する。
さらに、卒業後1年間は大学病院で臨床研修に励み、2年目から大学院に進学して
研究と臨床研修の両立を目指すコースも設置。大学院卒業後は、博士研究員(ポスドク)
や特命助教として採用し、研究と大学病院での臨床業務を兼務できるようにする。
基礎医学への志向がより強い学生には、医学部を4年生か5年生でいったん休学して
大学院に入り、博士号取得後に復学するコースも設けている。
評論;基礎医学系を志す医療系大学生にとって、これまでの環境は劣悪過ぎましたし、
「基礎医学系に進む学生は落ちこぼれが多い」などとささやかれて忌避される傾向も
少なくなかったのです。このようなサポート制度が医学部のみならず
各医療系大学に設立されることで、基礎医学を志す医療系学生が増加してくれる事を願っております。
違反申告
びんちゃん☆
2014/05/24 22:01
第322話は、歯科診療に関する・重要な話題
「歯を削る器具の滅菌を徹底するように、厚労省が通知を出す」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
歯科医療機関で歯を削る医療機器が滅菌せずに使い回されている問題で、
厚生労働省は滅菌を求めた日本歯科医学会の指針を徹底するよう
日本歯科医師会に近く通知することを決めた。
歯を削るドリルの柄の部分を滅菌して交換するルールの徹底を求める。
また、歯科医療機関への指導・助言にあたる都道府県にも
指針の内容を改めて伝える方針だ。
評論;つい最近までの歯科臨床においては、
「『歯を削るドリルを消毒液に漬けておくだけで、滅菌しない状態で使い回しする』
という不衛生な行為が、日常的に行われていた」のだとか。
「エイズや肝炎などの感染が問題視されるようになって
ずいぶん歯科臨床での衛生意識が変わってきた」と聞いていましたが、
厚労省が動くという事はまだ滅菌が徹底されていないようですので、
これを契機に徹底してほしいものです。
違反申告
びんちゃん☆
2014/05/18 17:07
第321話は、肺移植に関する・驚くべき話題
「世界初・肺の反転移植に成功した!?」
という話題です。
apitalによれば、
京都大付属病院は14日、重い肺疾患の40代女性の左肺として夫の右下の肺の一部を移植し、
成功したと発表した。左右の肺を逆にした生体肺移植手術は世界初。空気の通り道の気管支や
血管の位置が通常とは違うため、移植する肺や患者の胸の中を3Dプリンターで再現し手順を確認した。
患者の女性は肺の組織が繊維状になる原因不明の間質性肺炎だった。半年前に急変し
3月上旬に移植を実施。女性は1日1万歩を歩けるまでに回復し、今月10日に退院した。
夫も仕事に復帰しているという。
通常の肺移植は左右をそろえる。今回は夫の左肺が女性にとって小さすぎ、サイズがより大きい
右肺だけが移植に適した。一方、女性の左肺は機能が右の半分に落ちていた。このため、
夫の右肺の一部をひっくり返して女性の左肺にした。
(元ネタURL;http://apital.asahi.com/article/news/2014051500002.html)
評論;要は「夫の右の肺の下部を切ってから前後左右を反転させて、妻の左肺のあった場所に
移植した」のですが、元々自己の肺ではないだけに・拒絶反応が気になりますし、
今回移植した肺が小さいため、激しい運動はできない可能性があります。
ただ、間質性肺炎に対する治療の選択肢が広がったことは・かなり評価できると考えます。
違反申告
びんちゃん☆
2014/05/16 21:20
第320話は、医療費に関する・困った問題
「1ヶ月以内に、同じ病気・けがで複数の医療機関を受診する患者が、外来患者の4%も!?」
という話題です。
朝日新聞デジタルによれば、
同じ病気やけがで1カ月のうちに複数の医療機関を訪れる「重複受診」が、外来患者の4%を占める――。
そんな実態が、中小企業の会社員らが加入する「協会けんぽ」の調査でわかった。
医療費が膨らむ一因とも指摘され、対策を検討する考えだ。
約3600万人の加入者の昨年7~9月の受診行動を、レセプト(医療費の請求書)を通じて分析した。
外来での受診約1650万件(月平均)のうち、重複受診は約70万件(4・14%)あった。
重複受診していた患者の数は月平均で約33万人。大半は2~4カ所での重複だった。
5カ所以上も632人おり、神経系や精神の疾患が目立った。年齢別でみると、
2~4カ所のケースは子どもや高齢者が多かったが、5カ所以上では、30~40歳代が多かった。
患者は医療機関を自由に選べるため、重複受診は医師に何らかの不満を持った場合に起きやすい。
ほかの医師の意見を聞くための場合もあるが、不必要に医療機関を転々とすると、
初診料や検査料などの医療費が膨らむ要因になる。協会けんぽの担当者は
「患者の受診は直接制限しにくい。セミナーを通して重複受診の問題を理解してもらうなどの
対策を考えたい」と話す。
評論;重複受診を防ぐには
1.医療機関が十分な診療技術を持つ。
・・・1箇所で納得すれば、重複受診の必要がないため。
2.十分に患者への説明を行う。
・・・患者が納得してもらえるよう・しっかりと説明する。
(実はこれが、できているようでできていない所も少なくないのです)
3.保険を改定して、重複受診の制限を行う。
・・・これは最終手段ですが、患者の選択の自由を制限してしまうことにも
つながるため、できれば行ってほしくないものです。
という対策も必要になってくるのではと考えますが、これからの医療機関は
「患者は黙って医者のいう事を聞けばいい」という旧来の考え方を改め、
より患者の期待に応えうるようなシステムを構築すべきだと考えます。
違反申告
びんちゃん☆
2014/05/14 22:28
第319話は、医師の臨床実習に関する調査
「へき地での臨床実習が、地域医療に対するやりがいと自信を・医学生に与える
傾向があることがわかった」
というお話です。
神戸新聞NEXTによれば、
医学生がへき地などで臨床実習を経験すると、住民の期待や優しさを肌で感じ、地域医療に対する
やりがいや自信が育つ‐。そんな傾向が、3月末まで自治医科大(栃木県)に所属し、4月開設の
神戸大医学部付属地域医療活性化センター(神戸市兵庫区)に着任した
岡山雅信特命教授の調査で分かった。岡山特命教授は兵庫県内の医学生らに対しても
こうした臨床実習を重視しながら、地元に定着する医師を増やしたいという。(金井恒幸)
同センターは、へき地などの医師不足解消を目的に、神戸大が県と連携して開設。
県から奨学金の貸与を受けた県養成医学生(地域特別枠学生)らを対象に、卒業前、
卒業後にかけて支援し、定着率の向上を狙う。調査は自治医科大の2001~09年の
5年生883人が、2週間の臨床実習で感じたことを0~100点で評価した。
いずれも平均点を実習前と実習後で比べたところ、「地域医療はやりがいがある」は
73点から80点に、「地域医療を担う自信がある」は50点から57点に増加。
「地域で働く医師は立派である」は72点から83点に、「楽しそうに働いている」は
67点から76点へとそれぞれ増えた。
特定の診療科を担う「専門医」ではなく、へき地で必要とされる、あらゆる科の診療が可能な
「総合医」を希望する傾向も、実習後に高まった。
評論;地域医療・・・特にへき地での医療を行うにはいろいろな知識と技能を備えて
おかねばならず、設備や人材の不足も相まって、なかなかへき地には
医師が定着しにくいとされてきました。
鍼灸師である私も在学中からへき地での治療を行ってきた経験がありますが、
普通の鍼灸師が診療しないような病気まで診なければならなかった事を覚えています。
その経験から申し上げれば「大変ですが、やりがいはあります」ので、
1人でも多くの若手医師に地域医療を担ってほしいものです。
違反申告
びんちゃん☆
2014/05/07 17:33
第318話は、エステに関する・気になる話題
「まつ毛エクステに関する健康被害が相次いでいる!?」
という・気になる話題です。
読売新聞によれば、
若い女性に人気が高いまつ毛エクステンション(まつ毛エクステ)の健康被害について、
厚生労働省研究班が調査したところ、抽出調査を行った医師だけで、3か月間に
1600人以上の患者が異常を訴えて受診していたことが分かった。
まつ毛エクステが原因とみられる患者の全国的な実態が明らかになるのは初めて。
調査は2012年9~12月、全国から抽出された眼科医と皮膚科医計3500人を対象に行い、
2355人から有効回答を得た。眼科については専門の学会に所属する全国の開業医のうち
約10分の1を調査対象にした。
調査時から過去3か月間にまつ毛エクステが原因とみられる症状の患者を診察した医師は
467人で、患者数は計1621人。年代別に見ると20代が857人と最も多く、30代が321人、
10代が259人。
<評論&説明>
「まつ毛エクステ(エクステンション)」とは、自分自身のまつ毛を伸ばす治療法で、
具体的には「人工の毛を・まつ毛に接着剤でくっつける」方法が取られます。
主にエステや美容外科で行われています。
ヨミドクターによれば、
「接着剤が、直接目に入る」
「入浴や洗顔で、接着剤が溶け出して目に入る」
「接着剤の成分が気化して目に入る」
の3つの原因で目に接着剤が入り込むことで
「結膜炎」や「接触性皮膚炎」などの健康被害が発症するのだそうです。
症状が出たら、
1.人工毛を付けたままで入浴や洗顔をしない。
2.早めに人工毛を除去する。
3.目をこすらない。
4.コンタクトレンズを付けない。
5.充血、かゆみ、腫れ、目やになどの症状が出ていたら、早めに
医療機関(眼科)を受診する。
6.涙をふく時は、まつ毛に触れないようにする。
7.目薬をさすときは、容器の先がまつ毛に触れないようにして、
余分なお薬をティッシュでそっとふく。
8.目をふくときは、綿やガーゼだと繊維が目に入る危険があるので
ティッシュペーパーでふくといい。
被害拡大を防ぐためには、
○まつ毛エクステの接着剤の改良。
○エステティシャンが独断で行うのではなく、
「眼科医か美容外科医の指示・指導が必要」としたほうがいい。
という・2つの改善が望まれます。
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びんちゃん☆
2014/05/01 22:41
第317話は、肝炎に関する・気になる話題
「肝炎検査が無料である事を知らない方が多く、9割もいた!?」
という話題です。
医療介護CBニュースによれば、
国内最大級の感染症ともいわれるB型・C型肝炎ウイルスについて、感染の有無を調べる
血液検査が無料で受けられることを知っている人は約1割にとどまることが、
ヤンセンファーマの意識調査で分かった。治療費助成についてもほとんど認知されておらず、
肝炎ウイルスに対する関心の低さが浮き彫りになった。
B型・C型肝炎ウイルスの患者、感染者は、計300万-370万人と推定されている。
ウイルス性肝炎から肝硬変や肝臓がんに進むこともある。国立がん研究センターによると、
国内の肝臓がん死亡者数は約3万人(2012年)で、多くが肝炎ウイルスの
持続感染によるものとされている。
調査は昨年11月、全国の成人男女約1万5000人を対象にインターネットで行った。
調査結果によると、53%が「過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない」と回答。
外科手術や妊婦健診などで特に意識せずに検査を受けたとみられる23%を除くと、
自ら意識的に検査を受けたと考えられるのは24%にとどまった。検査を受けない理由は、
「特にない、なんとなく」が最多の49%を占めた。次いで、「自分は感染していないと思う」
(22%)、「定期的に受けている健診や人間ドックの項目に入っていない」(18%)などが挙がった。
国の肝炎総合対策などに基づき、肝炎ウイルス検査は現在、全国の地域検診や保健所などで
原則無料で受けられるほか、インターフェロン治療などに対する医療費助成制度があるが、
これらについて知らなかったとした人は、それぞれ87%と90%に上った。
評論;肝炎ウイルス検査について、国や自治体はもっと啓蒙すべきだと考えます。
経口感染(食物で感染)するA型やE型はワクチンが開発されていますので
重篤な症状になる可能性が低いですが、血液感染するB型・C型・D型については
「B型肝炎ウイルスに感染している方がD型にも感染しますと、肝炎が重症化しやすい」という
事もあり、特に注意すべきです。
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びんちゃん☆
2014/04/30 08:29
第316話は、粒子線治療に関する話題
「ほぼすべての部位のがんに対する粒子線治療が可能になった」
という話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
兵庫県立粒子線医療センター(たつの市)は、がん治療で照射する放射線のうち粒子線の一種
「炭素線」の出力を向上させ、11月をめどに体のほぼ全部位への治療ができるようにする。
従来は出力不足で炭素線の粒子ビームが届かない部位があり、別の粒子線「陽子線」で
治療を代替してきた。炭素線は陽子線より効果が高い場合があるといい、
出力の向上で体内の深部にある前立腺がんなどへの照射が可能になる。
(中略)
粒子線治療は、ピンポイントでがん細胞に(粒子線を)照射して破壊する。従来の放射線治療より
効果が高く、副作用も少ないとされる。粒子線のうち炭素線は陽子線と比べて粒子が重く、
照射方向は限定される一方、より効率的にがん細胞を死滅させる場合があるという。
(中略)
炭素線の出力は320メガボルトから375メガボルトに向上させ、体表から16センチまでだった
粒子ビームを21センチまで届かせる。体表から20センチ程度ビームが届けば、
体のほぼ全部位への照射が可能になる。深部にある前立腺がんや膵臓(すいぞう)がんにも
対応でき、治療の幅が広がる。
評論;前立腺がんや膵臓がんに対する粒子線治療が可能になれば、ほぼすべての臓器の
がんに対する照射が可能になると考えます。ただ、深度が深くなる分・内臓にかかる負担も
大きいため、副作用に十分注意する必要が出てくるでしょうね。
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びんちゃん☆
2014/04/27 15:59
第315話は、おくすり手帳に関する・革新的な試み
「京都府で、お薬手帳をスマートフォンで管理するシステムが始まった」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
薬の処方歴などを記録する「お薬手帳」を、スマートフォン(スマホ)で管理できる無料の専用アプリが、
(京都)府内で導入された。
普段持ち歩く携帯電話で管理することで、災害や事故など不測の際にも、病院や薬局が
服用中の薬に関する情報を把握しやすくなる。
お薬手帳は、複数の医療機関にかかる場合、薬の重複や不適切な飲み合わせが起こるのを防ぐため、
医師会や薬剤師会などが発行。主にA6判で冊子状になっており、これまでに処方された薬の名前や量、
服用回数、副作用、アレルギー歴などを記録する。
ただ、手帳は持って行くのを忘れたり、紛失したりすると後からの記録に手間がかかり、
役割を果たせない場合も。東日本大震災では被災者が、津波に流されるなどして手帳を紛失し、
病院で服用薬の特定に手間取るケースが目立ったという。
こうした短所を補おうと各地で手帳の電子化が進んでおり、府は大阪で開発された
アプリの導入を決定。府薬剤師会と共同で、薬剤師らへの啓発や機器の整備を進めてきた。
専用アプリは、「京都e―お薬手帳」と名付け、ホームページなどから無料で取得できる。
薬歴はカレンダーに手入力するが、府内に約850か所ある薬局のほぼ全店で渡される明細書に
示されたQRコードを読み込めば、その日の処方薬が自動的に入力される。一つのスマホで
複数人の薬歴も管理でき、家族らの状態管理にも役立つ。
府薬剤師会は「手帳は利用しやすく、電子版は携帯性に優れている。それぞれにメリットがあるので、
併用が望ましい」と呼びかけている。
評論;スマホでの管理は画期的で実用性が高いですが、課題もあります。
1.スマートフォンを持ってない方はどうするのか?
2.ウイルス感染によって、情報が漏えいしてしまう危険性。
1.に関しては、ガラケー用のアプリやPC版のアプリの開発などで対応する必要が
あるでしょうし、2.に関しては・ウイルス対策ソフトを導入して各自守っていただく
必要があるのではないかと考えます(なお、スマートフォンに関しては・携帯事業者各社が
無料でウイルス対策ソフトを配布しています)。
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びんちゃん☆
2014/04/25 20:58
第314話は、iPS細胞の培養技術に関する話題
「iPS細胞の大量培養に成功した」という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を、高い品質を保ちながら大量培養する新技術を
京都大などのグループが開発した。従来の技術より生産規模を拡大しやすく、
大量のiPS細胞が必要な脊髄(せきずい)損傷などの再生医療に適した量を
安定供給する実用システムにつながると期待される。米科学誌ステムセルリポーツ電子版に
25日発表する。
iPS細胞は無限に増える能力を持つが、量産は難しい。培養皿で増やす方法では
一枚で得られる量が限られる。底の深い容器に培養液を入れて増やそうとすると
細胞が底に沈んで増えなくなる。沈まないようにかき混ぜると細胞が傷つくおそれがある。
また、細胞の塊が大きくなると内部まで栄養が届かなくなる。
京大の中辻憲夫教授(幹細胞生物学)らは、食品添加物に使われる増粘剤を
培養液に加えると細胞が沈まなくなることを発見。別の添加剤で細胞の塊同士をくっつきにくくさせ、
大きくなった塊を網目に通して安全にバラバラにする技術も確立した。
その結果、培養液200ミリリットルの容器で、直径10センチの培養皿約20枚分の
高品質なiPS細胞を得ることに成功した。
中辻さんは「容器を大きくして培養液を増やせば量産につながる」と話す。
企業と連携し、3年以内に大型タンクで大量培養するシステム作りをめざす。
(元ネタURL;http://apital.asahi.com/article/news/2014042500006.html)
評論;これまでの「培養皿での培養」では大量に作れず、大きな組織の治療には
不向きだとされてきました。今回の技術で大量に培養が可能になったのですが、
「添加剤の安全性」や「細胞の状態の監視体制」などの課題を解決する事が大切です。
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びんちゃん☆
2014/04/22 18:26
第313話は、先端医療に関する・気になる話題
「千葉県のがんセンターの腹腔鏡手術で、死亡例が3件相次いだ」
という話題です。
Yahoo!ニュースによれば、
千葉県がんセンター(千葉市中央区仁戸名町)で腹腔鏡下手術を受けた患者が、
術後短期間で死亡する例が3例相次いでいたことが22日、分かった。
県は同日記者会見を開き、第三者による検証委員会を設置して原因の解明にあたるとしている。
県病院局経営管理課によると、平成24年9月から26年2月にかけて3人の患者が
術後の同日や翌日、2週間後の短期間で亡くなる例が続いた。
腹腔鏡下手術は、患者の腹部に小型の内視鏡(カメラ)を入れる高度な技術を要する手術という。
同課は「事態を重く受け止め、ミスの可能性も含め事実確認を行う」としている。
評論;腹腔鏡下手術は一般の開腹手術に比べて視界が悪く、手術中に周辺組織を
傷つけてしまう危険性が高いとされています。可能性としては
1.内臓に穴が開いてしまった。
2.縫合(ほうごう;縫い合わせること)が不完全で、出血や消化管の内容物が
漏れてしまったりしたことで、ショック症状になった。
3.神経や血管を傷つけてしまい、多臓器不全を起こした。
4.手術による体への負担が予想以上に大きく、体が弱ってしまった。
などの原因が考えられますが、腹腔鏡下手術を行う際には
執刀医になるのに必要な経験年数を厳しくしたり内視鏡カメラを増加したりするなどの
対策を講じてほしいものです。
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びんちゃん☆
2014/04/20 23:01
第312話は、、介護保険に関する・気になる話題
「介護保険料が、14年度は月額5000円を突破する見込みとなることが判明した」
という話題です。
中日メディカルサイトによれば、
40〜64歳が負担する介護保険料が2014年度は過去最高を更新し、1人当たり
月額5273円となる見込みであることが厚生労働省の推計で分かった。
現役世代の保険料見込みが5千円を突破するのは初めて。介護保険制度を開始した
00年度の2075円から約2.5倍に膨らんだ。
高齢者の増加と現役世代の減少が保険料の上昇につながっており、厚労省は今後も
この傾向が続くとみている。サラリーマンの場合、25年度に介護保険料が12年度の
約2倍になるとの政府試算もある。今後も厚生年金の保険料率引き上げが
予定通り実施されるなど、現役世代の負担は重くなる一方で、増大する社会保障給付との均衡を
どう図っていくかが課題だ。
利用者負担分を除いた14年度の介護給付費は、介護予防事業も含め総額
9兆3031億円になる見通し。消費税増税に伴う物価上昇や高齢化の進行で
膨張が見込まれるためだ。給付費の50%を保険料で賄い、
うち40〜64歳が29%分、65歳以上が21%分を負担する。
40〜64歳の保険料は、厚労省の推計を基に健康保険組合など公的医療保険の
運営主体が年度改定する。13年度は4966円(推計)だが、今年4月分から307円増える計算だ。
本人が払うのは原則半額で、医療の保険料と合算して徴収される。
支払額は加入者の所得などで異なる。
評論;このまま保険料が増加すれば、数年後には月額1万円を突破することになりますので、
何らかの対策を考えていかなければならなくなることでしょう。
したがいましては、これまでの介護保険支給の原則を抜本的に見直し、
「介護予防を推進する」
「要介護度の低い方に対して、可能な限りの社会復帰を促す」
「リハビリテーションや東洋医学を今まで以上に活用して、介護保険をなるべく低い額に抑える」
等の対策を講ずることが重要になってくるのではないかと考えます。
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びんちゃん☆
2014/04/18 16:08
第311話は、 統合失調薬に関する・重要な話題
「統合失調症治療薬『ゼプリオン』による死亡者増加により、厚労省が製造販売元に注意書きを指示した」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
統合失調症治療薬「ゼプリオン」の使用患者が相次いで死亡していることを受け、事態を重く見た
厚生労働省は17日、製造販売元のヤンセンファーマ社に対し、投与量の制限などを勧める記述を
同薬の添付文書に加えるよう指示した。医療機関への注意喚起も求めた。
同省によると、同薬の販売が始まった2013年11月中旬から今月16日までの約5か月で
計21人が死亡。薬との因果関係は不明だが、年齢層は20~70歳代と幅広く、
使用開始から107日後に死亡したケースのほか、症状の重い患者が使用から4日後に亡くなる
ケースもあった。添付文書には、
〈1〉症状の落ち着いていない患者には、体内に残る期間が短い類似薬を使う
〈2〉類似薬から切り替える患者には、初めて使う場合よりも投与量を少なくする――
などの趣旨の記述が加えられる。同薬は4週間に1回、肩や尻に注射をする。
評論;この医薬品はヤンセンファーマ社が製造販売しており、妄想や幻覚・異常な思考を
減らす作用があるとされましたが、低体温や低血糖・頭痛や嘔吐など・実に400近く(!)の
副作用が報告されるようになったと言います。これほどの死者が出ているとなりますと、
「注意喚起」や「投与量の制限」ではなく「使用中止」とすべきではないかと考えます。
なお、日本以外の使用国(60ヶ国)では・この薬による強い副作用は報告されていませんので、
もしかしたら投与量に問題があるのかもしれませんね・・・。
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びんちゃん☆
2014/04/17 16:47
第310話は、C型肝炎で苦しむ方に朗報の話題
「飲むC型肝炎ワクチンが実用化される!?」
というお話です。
神戸新聞NEXTによれば、
神戸大は、口から飲むC型肝炎の治療ワクチンを、大学院医学研究科感染症センターの
堀田博教授らのグループが開発したと発表した。
ビフィズス菌を利用して作製した。マウスに口から投与し、C型肝炎ウイルスを攻撃する
免疫細胞が作られるのを確認。2年後に人での臨床試験、7年後の実用化を目指す。
グループは、実際に患者が使用できるようになれば、C型肝炎の初めての治療ワクチンになる、
としている。
医薬品会社「森下仁丹」(大阪市)が開発した微小カプセルで包んで製品化を検討しており、
消化されずに胃を通過して腸の粘膜に届けば高い免疫効果が望めるという。
白川利朗准教授は「安く大量生産でき、口から飲めるので患者の負担が少ない。
従来の治療法と合わせれば短い期間で治療できる」と話す。
研究は独立行政法人科学技術振興機構と国際協力機構による
「地球規模課題対応国際科学技術協力」の一環で、石川県立大も参加。
グループは、C型肝炎ウイルス特有のタンパク質を、ビフィズス菌の表面に作る技術を使って
ワクチンを作製。マウスに1日おきに4週間、口から管を通して投与すると、
C型肝炎ウイルス特有のタンパク質に反応する免疫細胞のリンパ球が作り出された。
C型肝炎はインターフェロンを注射する治療が一般的だが、期間が長く高額だという。
評論;経口投与(口からの投与)でしたら患者の体への負担が少ないですし、
ビフィズス菌由来ですので「腸内環境も整えられる」という効果も期待できます。
C型のみでなく、他の肝炎ウイルスのワクチンも・同様に作ってほしいものですね。
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びんちゃん☆
2014/04/15 16:40
第309話は、医療現場における深刻な話題
「悩む看護学生が増えている」という話題です。
ベネッセ教育総合研究所などによれば、
1992年の「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の施行等を契機に、看護系大学の増加は
今日まで一貫して続いている。だが、こうした看護系大学・学生の「急増」の一方で、
厳しい教育・訓練についていけず「ドロップアウトする学生」等の問題が指摘されるようになった。
その理由や背景はどのようなものなのか。
まず国公私立を問わず共通してみられるのが、「勉強が想像以上にきつく、つらい」という
学習上の理由である。ますます高度化する看護・医療に関する専門的知識の修得に加え、
学修の4分の1からが臨床実習により構成され、合間に多数のレポートが求められる。
こうした厳しい教育訓練が4年間つづく。また看護大学の先生方に実際にうかがうところによれば、
現場で多様な患者と直に接する経験は、看護職の素晴らしさを味わえる一方で、
精神的な負担になることがあるようだ。看護職に対する意識の曖昧な学生や、
厳しい教育・訓練に対する「覚悟」ができていない学生は、想像以上の過酷な日々に
ともすると悲鳴を上げてしまうと推察される。
その一方で、設置されて間もない学部・学科が多い故だろうか
「大学が新しくカリキュラム等が整っていない」、「教員の教え方が良くない」との
大学教育の質を問う声がある。実際「毎週のように、時間割が変わる」という指摘もある。
新設の学部・学科が増えゆく中で、安定した教育運営に問題を抱える大学もあると推察される。
また「国家試験対策ばかりで研究ができない」、「もっと幅広い勉強がしたい」等、
視野を広げる視点からの学び求める声があった。人としての成長と主体的な学びを求める
大学生としての素直な思いが反映されていると言えるだろう。こうしたニーズに
どのように答えていくのか、看護師育成の目標と教育の質を問う上でも重要な視点といえるだろう。
評論;この記事にはないですが、卒業後に現場の過酷さから「こんなはずでは」と
思って退職してしまう方も少なくないのが現状です。医療系は看護系に限らず
どの職業も大変なのですが、医療系学校に共通して言える課題は
「学生の向学心を満足させるような学校運営」や「学生の、職業に対する意識の向上」
の2つだと言えるでしょうね。
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びんちゃん☆
2014/04/13 18:23
第308話は、 糖尿病検査に関する話題
「厚労省が、糖尿病の検査を10分でできるよう・規制緩和をする」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
厚生労働省は今月、利用者が自分で採取した血液を使い、薬局などで安価に糖尿病の簡易検査を
受ける事業に検査業者が参入しやすくなるよう、届け出の規制を緩和した。予備軍を含め
2000万人以上に上る糖尿病患者の早期発見につなげるのが狙い。 現在、薬局や通販で
糖尿病検査キットが数千円で販売されており、糖尿病患者らが利用しているが、
同省が業者の増加を期待するのは、「予備軍」を対象とした簡易検査事業。
この検査では薬局などの窓口を訪れた利用者が、自分で指先に針を刺して血液を採る。
専用の解析装置を使って、糖尿病の指標となる血糖値やヘモグロビンA1c(※)をチェックし、
約10分でリスク判定を受ける。この際、薬局の薬剤師から、健康相談を含めたアドバイスも
得られるようにする。検査業者が駅前やスーパーに出店を開いて簡易検査を行い、
派遣した看護師が相談に応じる方式も広がりそうだ。脂質異常症や肝機能障害の検査も可能で、
費用はいずれも1検査当たり500円から1000円程度。
この事業に参入するには、これまで自治体ごとに届け出や登録費用約8万円が必要だったが、
今月から、手続きが簡素化され、国への申請だけで全国展開が可能になった。
同省は「健康意識を高めて予防を徹底してほしい」と話している。
評論;この規制緩和によって、早期に糖尿病や肝機能障害・脂質異常症の発見がなされる
可能性が高くなると考えます。病気は「早期発見・早期治療」が原則ですので、多くの
業者に参入してもらい、民間ならではの・質の高いサービスを提供してほしいものです。
※ヘモグロビンA1cについて・・・高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は
体内の蛋白と結合するのですが、この際・赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)と
ブドウ糖が結合したものを「グリコヘモグロビン(糖化ヘモグロビン)」と呼び、
そのうち糖尿病と関係するものが「ヘモグロビンA1c」です。
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びんちゃん☆
2014/04/12 17:36
第307話は、 細胞の未知の機能が明らかになった話題
「不良品の細胞ができない仕組みが明らかになった」という話題です。
47ニュース、共同通信によれば、
筋肉と脂肪の細胞はもとになる幹細胞は同じなのに、それぞれに変化する際、両方が合成された
不良品の細胞がなぜできないのかを京都大の西田栄介教授(細胞生物学)のチームが解明し、
4日付の米科学誌モレキュラーセル電子版に発表した。
体のどの細胞になるのかは、細胞の種類ごとに特定の遺伝子の働きで決まる。
今回、筋肉と脂肪にそれぞれ固有の遺伝子が互いの働きを邪魔し合い、
不良品ができるのを防いでいた。
西田教授は「脂肪細胞にする遺伝子の働きを抑えることで、肥満の治療法開発に
役立つ可能性がある」と話す。
評論;「遺伝子のどれが働くか?によって、どの細胞になるかが決定されるらしい」
事は、すでに仮説としてありましたが、今回・それが実証されたことになりますね。
脂肪細胞になる働きを完全に抑制してしまうと・逆にまずいことになりそうですので(※)、
肥満予防には「適量に抑える」技術が求められますね。
※脂肪細胞を・たとえば吸引器で大量に取り過ぎてしまうと生死にかかわると
されています(手術等で除去するのは、せいぜい5キロが限界なのだとか)。
違反申告
びんちゃん☆
2014/04/10 14:47
第306話は、、アフリカで流行している伝染病に関する話題
「タバコから、伝染病の医薬品ができる可能性がある」という話題です。
QLifeProニュースによれば、
ウエストナイル熱(または、西ナイル熱)という病気のことを耳にしたことがありますか?
アフリカで発見された、蚊を媒介とする伝染病で、中東、中央アジア、ヨーロッパ、
アメリカなどでも感染の報告があります。
感染すると脳症を引き起こすことがあり、脳や脊髄が冒され、
命にかかわる恐ろしい病気だとされています。
この病気の治療法は、各国で研究が続けられているのですが、この度、
医療関連のニュースでは悪者として報じられることの多い「タバコ」から、
治療薬が開発できる可能性がアリゾナ州立大学ら研究チームによって指摘されました。
ウイルスによって感染するウエストナイル熱の治療には、モノクローナル抗体が
有効であるとされています。モノクローナル抗体は、ウエストナイル熱のウイルスの他、
がん細胞など、特定の細胞に組み込まれている目印を見つけて、この目印に対する
抗体を作って、ターゲットにする細胞のみと戦うことができるのです。
今回開発された治療薬の候補はタバコのもととなるたばこ属の植物から作られ、
すでにマウスに対する実験でその効果が確認されたそうです。また、コストや効果の面でも、
今後実用化に向けての取り組みを行う価値があるとのことです。
健康に対しては、「百害あって一利なし」とも言われてきたタバコですが、このように、
命を救う薬に使われることもあるのですね。モノクローナル抗体の開発も、
すばらしい発見ですが、タバコを悪者と決めつけずに取り組んだ
目の付け所には驚かされますね。
評論;昔から「毒と薬は紙一重」と言われていますが、たばこの成分もうまく使えば
有効な薬になりえるという事ですね。日本の技術も、ぜひ取り入れてほしいものです。
違反申告
びんちゃん☆
2014/04/08 14:45
第305話は、「多剤併用の問題点」に関する話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
多種類の薬を同時に服用する多剤併用(ポリファーマシー)。医療機関を自由に選べる
日本特有の現象ともいえるが、薬の組み合わせや量によっては副作用が出ることもある。
体の複数の箇所に不調が現れる高齢者ほど、その傾向が強く、医師や薬剤師は
「安易に薬を飲み続けることによる危険性に、目を向ける必要がある」と警鐘を鳴らす。
「こんなにたくさん薬を飲んでいるが、大丈夫でしょうか」。神戸市灘区にある内科などの診療所
「井上クリニック」を訪ねた男性(79)は、井上隆弥院長に相談した。
男性は高血圧や腰痛などの症状があり、整形外科と別の内科を受診。
鎮痛剤や血圧の薬、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン剤など、計18種類もの薬が
双方の医院から処方されていた。
さらに「血液検査をしてみると腎臓の機能が悪く、腰痛治療のため処方されていた鎮痛剤は本来、
男性には使ってはいけないものだった」と井上院長。痛みを緩和するペインクリニックの役割も担う
井上院長は、男性の腰痛については痛み止めをやめても症状は悪化しないと判断し、
鎮痛剤の中止後、ウオーキングを勧めた。
現在は血圧を安定させる薬に限り、計8種類にまで減らしたが、症状は安定しているし、
痛みも気にならないという。
こうした状況を招いてしまった原因に、井上院長は「痛みに対する医師の認識不足」を挙げる。
「痛みには骨折や裂傷など病態がはっきりした痛みと、慢性の腰痛や肩凝りなどのような病態が
あいまいな痛みがある」とし、「日本ではまだ痛みが起こる病態を見極めることなく、
安易に痛み止めを処方する傾向がある」と指摘。その結果、本来は必要のない量、
種類の薬になってしまうとみる。
(中略)そうした中、多剤併用を防ぐのが「お薬手帳」だ。「複数の医療機関にかかる際、
医師にも手帳を見せれば必要な分しか薬は処方されないはず」
ただ、「できれば多めに薬を持っていたい」「たくさん処方してもらう方が安心する」
と考える患者は多く、お薬手帳もなかなか定着しないのが実情という。
評論;18種もの医薬品を処方されれば、飲み合わせによる副作用が起きやすく
なりますよね。。。お薬手帳所持を義務化したり、一度に受ける医療機関を制限したりして
多剤併用をなくすべきです。
違反申告
びんちゃん☆
2014/04/07 08:44
第304話は、介護保険の改正案に関する話題
「名古屋で、介護保険見直し法案に反対するデモ行進が行われた」
という話題です。
中日メディカルサイトによれば、
衆院本会議で審議入りした介護保険の見直しなどを柱とする「地域医療・介護総合確保推進法案(※)」
への反対や医療、介護現場の人員増を訴える街頭活動が5日、名古屋・栄であった。
白衣姿の医療従事者や介護職員ら150人が「安全、安心の医療介護を実現しよう」
などと声を上げた。
愛知県医療介護福祉労働組合連合会や日本自治体労働組合総連合(自治労連)県本部などが
共同で開催した。
集会では「法案は地域の受け皿の見通しもないまま病床を削減しようとしている」
「安全な介護には人的資源が必要だが、現場では将来続けることに不安を漏らす人が多い」
などと問題提起。その後、横断幕やのぼり旗を掲げてデモ行進した。
評論;政府は、もっと医療・介護の現状をふまえて法案を作るべきだと考えます。
消費税が増えたのに自己負担が増えたりするのはおかしいですし・・・。
※地域医療・介護総合確保推進法案・・・介護保険の見直しを柱とする法案。
●「介護の必要性が低い要支援1、2の人向けに国が行ってきた通所介護と訪問介護の事業を、
二〇一五年四月から段階的に市町村に移す。」
●「特別養護老人ホームの新規入所者は、原則として中重度の要介護3~5の人に限定する。」
●「一定以上の所得がある人は、一割の利用者負担を二割に引き上げる。」
という・消費税が増えたにもかかわらず自己負担が増える事や、利用者への不利益と
なるようなことが盛り込まれています。
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びんちゃん☆
2014/04/04 09:50
第303話は、 自己免疫疾患の治療につながる研究結果
「悪玉リンパ球を抑制するタンパク質が見つかった」
というお話です。
医療介護CBニュースによれば、
多発性硬化症や関節リウマチなどを引き起こす悪玉リンパ球(※1.)の活動を
「TRAF5(※2.)」と呼ばれる細胞内タンパク質が抑えることを、東北大大学院医学系研究科
免疫学分野の宗孝紀准教授らの共同研究グループが発見した。今後、さまざまな自己免疫疾患や
炎症性疾患を改善する新たな薬や治療法の開発につながる可能性があるとしている。
評論;この記事から考えられる事は、「悪玉リンパ球の作用によって細胞が破壊された時に、
中に含まれていたTRAF5が悪性リンパ球の表面に付着して活動を抑制する」という事です。
つまり、「TRAF5を増やせば自己免疫疾患を軽減できる」ので、
人工的に合成できれば治療につなげることができますね。
<用語説明>
※1.悪玉リンパ球・・・2009年に京大大学院の研究グループにより発見された
「PD-1陽性Tリンパ球」というリンパ球で、免疫作用を低下させて・ガン悪化の原因物質を
作る作用があります。年齢とともに増えるのだとか。
※2.TRAF5・・・TNF受容体関連因子5(TNF Receptor-Associated Factor 5)の
略称で、細胞内にあるタンパク質の1つです。
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びんちゃん☆
2014/04/02 09:49
第302話は、乳幼児の被ばく量を計測する技術に関する話題
「乳歯で子供の被ばく量を推定する・新しい取り組みが進められている」という話題です。
ヨミドクターによれば、
福島県歯科医師会と東北大、奥羽大は、子供の乳歯が取り込んだ微量の放射性物質を
調べることにより、東京電力福島第一原発事故の内部被曝(ひばく)量を推定する取り組みを
進めている。国内初の取り組みで、被曝量を把握することで、住民の安心につなげる考え。
東北大環境歯学研究センターの篠田寿名誉教授によると、乳歯の成長は胎児の時に始まり、
2歳~2歳半で止まる。その後はほとんど成長せず、放射性物質がとどまり続けることから、
胎児~2歳半頃までに被曝した量を推定できる。分析は2段階で行われ、
まずエックス線フィルムのように放射線で感光する素材を使って調べる。
高い数値が検出された場合、歯に蓄積しやすい性質を持つ放射性ストロンチウムなどの量を
詳細に調べる。約1年かけてデータをまとめた後、本人に結果を通知する。
同会は、県内の歯科医を通じ、保護者の了解を得て、生え替わりや虫歯治療で抜いた乳歯や
親知らずを提供してもらう。5年間で計2万本を集めるのが目標。事故当時、県内に住んでいた
15歳程度までの子供を対象とし、他県の子供からも比較対象のため提供を募る。
問い合わせは同会(024・523・3266)へ。
評論;80年代のチェルノブイリ原発の事故では、「事故後しばらくして被ばくによる病気が増加した」
と言われていますが、事故後すぐに検証が十分に行われなかった(あるいは秘匿された)だけで
直後に発症した子供もいたのではないかと考えます。
早くから放射性物質の影響を・継続して調査し、異常が見つかればすぐに対処する事が大切です。
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びんちゃん☆
2014/03/31 09:45
第301話は、 「終末期の透析中止を認める提言がまとめられた」という話題です。
ヨミドクターによれば、
重い慢性腎不全の患者が受ける人工透析について、日本透析医学会は28日、
終末期に透析を開始しなかったり、中止したりすることを一定の手続きの上で
認める提言を正式決定した。
提言では、透析を見合わせることを検討するべき状況として、透析自体が生命に
危険を及ぼす場合や、患者の病状が重く、かつ本人の意思が明らかな場合を挙げた。
評論;確かに人工透析は合併症のリスクを持つ治療法であり、心不全や脳出血など
死に直結するものもあります。ただし、腎機能が失われていくにつれて
「透析を受けないリスク(※)」が上昇しますので、「受けるリスク」と「受けないリスク」を
総合的に判断して透析をするか否かを決定すべきと思います。
(もちろん、慢性腎不全になる以前の段階で・食事療法や適度な運動・適切な治療が
行われることで、人工透析導入を予防できるようにする事が非常に大事ですが・・・)
※受けないリスク・・・尿毒症や吐き気・頭痛・うっ血性心不全など。
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びんちゃん☆
2014/03/29 09:42
第300話は、 「新潟市が、薬草栽培を手掛けることになった」という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
中国からの輸入に大きく依存している漢方薬の材料の薬草を、国内でもっと栽培しようという
取り組みが新潟市でも始まる。同市南区の市農業活性化研究センターが、植物工場と呼ばれる
室内装置を使い、オタネニンジン(高麗人参)の苗を栽培する。28日、漢方薬などの業界でつくる
東京生薬協会と「薬用植物国内栽培の促進に関する連携協定」を結んだ。
今後、栽培技術の指導を受ける。
慢性病の治療などで漢方薬の需要は高まる一方、材料の薬草は大半を中国から輸入している。
協会は、自然災害や不作で輸入できなくなる事態などを避けるため、危機管理の面からも、
国産漢方薬材の生産増を目指している。
オタネニンジンの露地栽培は冷涼な気候が必要で、夏の気温が高い新潟市では難しい。
植物工場ではオタネニンジンを苗まで生産し、長野県など露地ものの産地に供給する。
農場で育てられそうな他の薬草についても試験栽培する。
評論;世界的に漢方薬への関心が高まる中、漢方薬の原料の多くを中国に依存して
いる現状がありますので、日中関係の悪化への懸念や価格高騰への対策として
栽培を手掛けるのはいいことだと思います。ただ、一部の漢方薬の原料(冬虫夏草など)
の栽培が困難ですので、それに関する研究が必要ではないかと考えます。
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びんちゃん☆
2014/03/26 21:56
第299話は、職場における深刻な問題
「メンタルの不調で休職した人の42%が退職している!?」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
うつ病などメンタルヘルスの不調で会社を休職した社員の42.3%が、休職制度の利用中や
職場復帰後に退職しているとの調査結果を労働政策研究・研修機構(東京)がまとめた。
休職できる期間が短く治療が十分でないことや、復職後の支援体制が不十分なことが
背景にあるとみられる。退職者の多さは企業経営にとっても大きな損失で就業継続への
取り組みが不可欠だ。
調査は2012年11月に実施。メンタルヘルスやがん、脳疾患、糖尿病などによる病気について、
休職制度の有無や期間、退職・復職の状況などを尋ねた。5904社が回答した。
調査結果によると過去3年間にメンタル不調を理由に休職制度を利用した社員の退職率は
全疾病平均の37.8%を4.5ポイント上回った。
最も高いのはがんの42.7%だが、がんによる休職は50代以上の割合が高く定年など
病気以外による退職も多数含まれているとみられる。同機構の奥田栄二主任調査員補佐は
「メンタル不調は30代以下の割合が高いため、病気を直接の原因とする退職率は
メンタル不調が最も高いと考えられる」と分析している。
また、メンタル不調者の退職率は休職制度の上限期間が短い企業ほど高い傾向があり、
上限が3カ月までの場合は、59.3%が離職。2年6カ月超3年までの企業では29.8%で、
2倍の差が出た。企業の規模別でみると、上限期間の短い企業が多い中小
(50人以上100人未満)は、退職率も48.0%と、1000人以上の企業に比べ15ポイント高かった。
復職後に短時間勤務などの「試し出勤」や産業医面談などのフォローアップを実施していない
企業の退職率も実施企業より高かった。
企業が最も対策を重視している疾病として挙げた割合が高いのは、メンタルヘルスが21.9%で、
生活習慣病(8.9%)やがん(5.4%)を大きく上回った。
評論;まだまだ日本ではメンタルの病気に関する認識度が低く、「どうせ仮病でずる休みだろう」
とか「治ったら、早く仕事しろ」など、復職後すぐに100%の力の業務を求められ、その結果
多くの退職者を出してしまう結果になっています。企業側の新たな取り組みが急務です。
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びんちゃん☆
2014/03/25 08:48
第298話は、「大阪の病院で、多人数の院内感染が報告された」」という話題です。
ヨミドクターによれば、
国立病院機構大阪医療センター(大阪市中央区)で、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性菌
「メタロβラクタマーゼ(MBL)産生菌」が、約3年半の間に計110人余りの入院患者から
検出されていたことがわかった。院内感染とみられ、国立感染症研究所(東京)と大阪市保健所が
実態解明を進めている。
同センターは先月12日、「耐性菌の感染が続いている」と市保健所に連絡。同研究所と市保健所が
立ち入り調査をしたところ、2010年7月以降、年間30~40人の入院患者がMBL産生菌に
感染していたことが判明。現在も無症状の感染者が約10人いるという。
市保健所などによると、MBL産生菌は、抗生物質を分解する能力を獲得した細菌で、
患者からは大腸菌など4種類が検出された。いずれも人の腸内に普通に存在する「常在菌」で、
健康な人には影響がないが、免疫力が弱い人は敗血症や腸炎、肺炎を起こす恐れもある。
このため、同センターは感染拡大を防ぐため、一部病棟で新規患者の受け入れを停止し、
感染者を個室などに移す措置を講じた。
感染者の中に死亡した人もいたが、がんなどの重い持病があり、感染との因果関係は不明という。
市保健所の担当者は「医療機関で感染者が複数みつかることがあるが、1施設でこれほどの数が
確認されるのはまれ」と語った。外から持ち込まれ、院内で広がった可能性も含め、
同研究所などが調べている。
同センターは39診療科、694床の中核病院。西日本の災害医療拠点にも位置づけられている。
評論;医療現場では、「抗生物質ができるたびに耐性菌が出来る」という現状になっています。
ただ、一度に110人あまりも感染者が出るのは極めてまれですので、
(「もともとの耐性菌による感染者もいた」かもしれませんが)「外部から持ち込まれた」
可能性も否定できないでしょうね。「中核病院が新規入院患者を受け入れられない」
という深刻な事態ですので、速やかに収束させてほしいものです。
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びんちゃん☆
2014/03/23 09:10
第297話は、ダイオキシンと精神疾患との関係を示す研究
「ダイオキシンによって、幼児に自閉症の傾向が高まることがわかった」
という話題です。
中日メディカルサイトによれば、
毒性の強いダイオキシンを体内に多く蓄積した母親の下で生まれ育った幼児は自閉症の傾向が強い
ことが分かったと、金沢医科大(石川県内灘町)や富山大、ベトナム軍医大などの研究チームが
18日、発表した。
ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の影響による同国の汚染地域で、親子を対象に調査した。
チームによると、胎児期や出生後早期にダイオキシンにさらされることが、社会性や
コミュニケーションなどの高次脳機能に影響することを証明したのは、世界で初めてという。
調査対象は、ベトナム中部ダナン市の2地区で、2008〜09年に生まれた男児と女児
計153人と、その母親。
最も毒性の強いダイオキシン類の一種「テトラクロロジベンゾダイオキシン(TCDD)」の
母乳中の濃度を生後1カ月の時点で調べた。さらに3歳の時点で、自閉症の人に見られやすい
言動などの特徴が子どもに当てはまるかどうかを母親に質問して指数化した。2つの調査結果の
相関を確認したところ、TCDDの濃度が高い母親から生まれた子どもは、そうでない子どもと比べて
指数が高かった。
自閉症傾向を調べる質問項目は「こだわっていつも同じことをするか」
「場違いなことを尋ねるか」など70項目。
研究チームの一員で金沢医科大の西条旨子(にしじょうむねこ)准教授(環境疫学)は
「TCDDは枯れ葉剤に限らず、ごみの焼却や農薬などからも生じる。先進国では小児の発達障害が
顕著になってきており、早期発見や保健指導の一助につながればいい」と話している。
評論;米軍はベトナム戦争時に・ベトコン(ベトナムゲリラ)対策として、ダイオキシンを含む枯葉剤を
空中から大量に散布し、その結果・多くの奇形児が生まれるという悲惨な事態を引き起こしました。
今回の研究で、「枯葉剤が環境ホルモンとして・幼児の精神状態にも悪影響を与える」事が
裏付けられたと思います。ダイオキシンはごみ焼却などでも生じるため、ごみ処理の改善や
無農薬・減農薬野菜の普及を急ぐべきでしょうね。
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びんちゃん☆
2014/03/21 10:34
第296話は、幼児での心臓手術成功のお話
「2歳児での心臓手術に・無事成功した」という話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
兵庫県立こども病院(神戸市須磨区)は19日、血液を大動脈に送る左心室の出口に弁がない
「大動脈弁欠損」など、重い心臓疾患がある2歳男児の手術に成功したと発表した。
極めてまれな症例で手術の成功例は世界初。記者会見した両親は
「子どもを助けてもらい、感謝の気持ちでいっぱい」と語った。
大阪府東大阪市の佐藤空斗ちゃん。健康状態は安定しており、同日退院した。
執刀した心臓血管外科の大嶋義博部長によると、空斗ちゃんは母奈美さん(25)の実家に近い
公立豊岡病院(豊岡市)で生まれたが、四つの心臓疾患があり、こども病院に緊急搬送されてきた。
大動脈弁欠損は1975年以降、空斗ちゃんのほか世界で22例しか報告されていない。
ほとんどが流産や生後数日で死亡。左心室が異常に小さい場合が多く、手術に成功した2例も、
全身に血液を送り出す左心室の機能を右心室に代替させた。
しかし、空斗ちゃんは左心室の大きさに問題がなかったため、世界で初めて左右両方の心室の
機能を修復、正常な心臓と同様の構造で血液を循環させることに成功。手術は2年余りで計4回に及んだ。
大嶋部長は、背景に出生直後の迅速な診断や搬送があったことなどを挙げ
「救える命を救う医療体制をさらに充実させたい」と話した。
評論;「4つの心臓疾患があり」という事から、「ファロー四徴症(※)かな?」と思いましたが、
どれも当てはまらないので、違うようですね。
無事成功してよかったです。
「「2年で4回手術した」そうですので、体力を考慮しつつ
1.全身麻酔をかける。
2.人工心臓を使って血液循環を肩代わりさせ、その後・いったん心臓を止める。
3.心臓を開けて、1箇所の病変部位を治す。
4.再度心臓の機能を回復させる。
これを4回繰り返したと考えられます。
問題としては、
1.小児の全身麻酔で、麻酔事故が起こりやすい。
2.術中・術後に、予期せぬハプニングが起こりやすい。
という事がありますので、退院後も・経過を引き続き観察する必要があると考えます。
<用語説明>
※ファロー四徴症・・先天性の心臓奇形の1つ。
○肺動脈の狭窄(狭くなること)
○「心室中隔欠損
○右心室肥大
○大動脈騎乗
の4つの症状が特徴です。
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びんちゃん☆
2014/03/19 17:16
第295話は、 糖尿病に関する画期的な治療法
「糖尿病のワクチンが開発された」という話題です。
47ニュースによれば、
大阪大の中神啓徳教授(老年内科)のチームが、インスリンの分泌を妨げている酵素を標的にした
糖尿病のワクチンを開発し、マウスを使った実験で血糖値を下げることに成功したと17日付の
米科学アカデミー紀要電子版に発表した。 酵素はDPP4と呼ばれる。その働きを阻む糖尿病治療薬は
既にあるが、中神教授は「ワクチンは薬と違い、飲み忘れがないのが利点。安全性や効果を
確かめる臨床試験を、5年後をめどに実施したい」と話す。
生活習慣が主な原因の2型糖尿病を対象にしており、阻害作用は糖尿病治療薬と同等だったという。
評論;記事の通り、薬品ですと「飲み忘れ」の問題がありまして
認知症の患者さんが飲み忘れてしまったり、
「ちょっと前回飲むの忘れたから、倍量飲んでおこう」という方もいらしたりで
きちんと管理ができにくい面がありました。
その点ワクチンでしたら・そのような心配がないために、
医療機関の望めるような効果が期待できますので、早めに
実用化してほしいものですね。
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びんちゃん☆
2014/03/13 09:22
第294話は、角膜の病気に悩む人たちに朗報
「角膜細胞を体外で増やして移植する治療法が確立された」という話題です。
apitalによれば、
角膜が濁って視力が大幅に下がる「水疱(すいほう)性角膜症」の患者に体外で増やした角膜の
細胞を移植する臨床研究を同志社大や京都府立医科大などのグループが始めた。
3人に移植し、視力がよくなるなど効果が上がっているという。角膜の細胞を増やして
移植した治療法は世界で初めてという。12日発表した。
水疱性角膜症は、角膜の内側にある角膜内皮細胞が病気やけがで傷つき、角膜が濁る病気。
人間やサルの角膜内皮細胞は増えて再生しないため、これまでは角膜や内皮の移植しか
治療法がなかった。国内で角膜移植を受ける人は年間約3千人いる。その6割以上が水疱性角膜症だという。
同志社大の小泉範子教授(医工学)らは、角膜内皮細胞を体外で人工的に増やし、角膜の裏側に
注入して定着させる技術を開発。角膜内皮細胞をはがしたカニクイザル14匹に移植し、
細胞が定着して濁りが治ることを確かめた。
米国のアイバンクから提供を受けた10代の人の角膜内皮細胞をこの方法で増やし、
京都府立医大の木下茂教授(眼科学)らが、昨年12月から今年2月にかけ、3人の患者に1
人あたり約100万個移植した。まだ経過途中だが、0・06以下だった矯正視力が0・1~0・9に
回復しているという。
グループは2014年度からの2年間で約30人に移植する計画で、17年には
企業と協力して製品化を目指す。
木下さんは「これまで1時間かかった手術が5分になり、視力も回復しやすい。
1人の角膜提供者から多くの人に移植できるなどメリットが大きい」と話している。
評論;これまでの角膜水疱症の治療法である「角膜シート移植」では、ドナーの角膜を使用した場合
20~30%の確率で拒絶反応が起こるリスクがありました。今回の注入療法は
シートではなく注入しますので流動性が高いため、組織になじみやすいのでしょう。
ただ、ドナーの角膜細胞を増殖させるよりも患者本人の角膜細胞を使用したほうが
安全性が高いため、さらなる技術革新が求められるところです。
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びんちゃん☆
2014/03/11 18:25
第293話は、震災関連の・心の健康に関わる深刻な話題
「医師の4割が、震災後に精神疾患が増加したとみている」という話題です。
47ニュースによれば、
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の沿岸部で被災者を診察している医師70人のうち、
約4割(27人)が「心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患が増加傾向にある」
とみていることが共同通信のアンケートで7日、分かった。
被災者に精神疾患が多くみられることは専門家が指摘してきたが、直接診察に当たっている
医師により裏付けられた形。理由については、被災による「外出機会の減少」や
「精神面の負担増」を挙げた医師が多く、震災から3年近くを経ても生活環境の改善が進まない
実態が明らかになった。
評論;管理人は「阪神・淡路大震災」と「東日本大震災」という・2度の大震災を経験しましたが、
月日が経つにしたがって、被災者は「精神的な苦しみ」を訴えてくるものです。
「避難先での生活への不安」や「なんで家族・親戚を助けられなかったのだろう?」という後悔、
「生活のやりくり・ローンの返済」といった様々な現実の問題に・被災者は苦しめられます。
(東日本大震災の際には諸処の都合でボランティアが出来なかったのですが)
阪神淡路大震災の際にボランティアで避難所めぐりをして治療や精神的なケアを
行った経験から申し上げますと、被災後しばらくしてから精神的なケアを行うのではなく、
被災直後から行う必要があるのではないかと考えます。
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びんちゃん☆
2014/03/01 09:25
第292話は、脳血管障害に関するトピックス
「脳梗塞予防薬に、アルツハイマー型認知症の抑制効果がある事がわかった」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
脳血管を広げる作用がある脳梗塞予防薬「シロスタゾール」に、認知症で最も多いアルツハイマー病の
進行を抑える効果があることがわかったと、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の
猪原匡史・脳神経内科医長らが発表した。27日の米科学誌プロスワンに掲載された。
アルツハイマー病は、脳に有害なたんぱく質がたまり、記憶障害などを引き起こす進行性の病気で、
根治薬はない。
チームは、アルツハイマー病患者が脳梗塞など脳血管の病気を併発しやすいことから、
シロスタゾールに着目。アルツハイマー病の薬を飲んでいる患者を、シロスタゾールも
服用しているかどうかで分け、記憶力などを測る30点満点のテストで、症状の進み具合を比較した。
その結果、症状が軽度の患者のうち、服用していなかった36人の平均点は、
1年後に2・2点下がったが、服用していた34人は0・5点の低下にとどまった。
シロスタゾールで血流が良くなり、有害なたんぱく質が脳の外へ排出されたとみられる。
評論;シロスタゾールを服用してもアルツハイマー型認知症の進行を・完全に止める事は
できないようですので、
1.アルツハイマー型認知症予防効果があるとされる「ターメリック(うこん)」を摂る。
・・・なお、いちばん美味しく・手っ取り早く摂る方法は「カレーを食べる」事です。
2.認知症に効果のある「抑肝散(よくかんさん)」などの漢方薬を併用する。
・・・詳しくは、漢方外来や漢方薬局にご相談を。
という対策が最良ではないかと考えます。
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びんちゃん☆
2014/02/27 20:35
第291話は、小児医療に関する・気になる話題
「子供の吸入ステロイド薬が、身長の伸びを抑制させる副作用を起こす恐れがある」
という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
日本小児アレルギー学会は、子どもの気管支ぜんそくの治療で広く使われている吸入ステロイド薬を、
より慎重に使うよう注意喚起する声明を出した。副作用で子どもの身長の伸びを抑える可能性が、
海外で報告されたためだ。ただ、治療の効果は大きいため、病状をこまめに調べて、
使うのは必要最少量にすることを求めている。
15歳以下の小児ぜんそくは、20人に1人程度いるとされている。発症するのは
0~1歳の乳幼児が多い。ダニなどへのアレルギー反応で気管支に炎症が起こるのが原因だ。
発作が治まった後も炎症が続くため、発作の防止には治療を長期間続ける必要がある。
よく使われるのが吸入タイプのステロイド薬。しかし、子どもの身長の伸びが抑制され、
その影響は成人した後も続くという報告が、3年ほど前から米国で相次いだ。
患者約950人の調査では、5~13歳から吸入ステロイド治療を4~6年間受けた患者は、
この薬を使わなかった患者と比べて、成人後の身長が平均1・2センチ低かったという。
こうした報告を踏まえ、同学会は25日に見解を示した。見解では、身長の伸びに
最も影響を受けやすいとされる乳幼児は、軽症ならばステロイド以外の薬を最初に使うと指摘。
のどが週1回以上ゼーゼーするなど中等症以上の場合は、年齢にかかわらず
吸入ステロイドを最初に使うことが適切とした。体格に応じた使用量の基準がないため、
少量から始めて効果を見極めていくことを勧めている。
評論;吸入ステロイド薬は喘息治療に幅広く使用されていますが、身長を抑制する副作用が
あるのであれば、乳幼児に限らず・まずは吸入ステロイド以外の医薬品を使用すべきと考えます。
なお、漢方薬であれば
「葛根湯」や「温清飲(うんせいいん)」・「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」や「麻杏甘石湯
(まきょうかんせきとう)」などが使われます。
また、鍼灸治療の適応疾患でもありますので、もし喘息の方がいらっしゃれば・私にご相談して
いただければと思います。
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びんちゃん☆
2014/02/25 23:34
第290話は、画期的研究結果に対する疑念の話題
「理化学研究所による・STAP細胞論文に関する調査が開始された」
という話題です。
nature日本語版などによれば、
小保方晴子研究員の画期的な幹細胞研究論文の信頼性に懸念が生じているため、
日本でトップクラスの研究機関である理化学研究所が調査を開始した。
理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(兵庫県神戸市)は、
同センター所属の生物学者、小保方晴子の研究論文に不自然な点があるとする主張に関して
調査を行っていることを2014年2月14日に発表した。小保方は、Nature 2014年1月30日号に
発表された2編の論文1, 2の主著者として脚光を浴びた。この論文では、マウスの成熟細胞に
ストレスをかける方法、例えば、酸性溶液に浸ける、あるいは細胞膜に物理的圧力を加えるなどの
簡単な方法で、受精卵に近い状態に再プログラム化できることを実証したと報告された。
ところが、複数のブログサイトで、小保方の論文に画像の重複利用があったことが指摘され、
さらに、彼女の研究結果を再現できないという報告が数多く寄せられた。これらを受け、
理化学研究所は調査を開始したのである。
受精卵に近い状態の細胞は、体を構成するさまざまな種類の細胞に分化できる。
そのため、この種の細胞は、病気の発症や薬物の有効性を調べるための研究に適しており、
また、機能不全に陥った臓器を再生させるための移植に用いることができるのではないかと
期待されている。
評論;私が調べてみたところ、
1.小保方さんが、同一の画像を・誤って重複して使ってしまった事。
(ご本人も認めてらっしゃいます)
・・・これは、論文発表者としては・やってはいけないミスです。
ちなみに私は、論文発表の前に・先輩や教授陣に間違いがないかチェックされました。
2.STAP細胞が、他の研究機関によって再現されていない事。
・・・確かに、複数のブログによって・再現例がないと報告されています。
この2点は、残念ながら事実です。
このままでは、過去にES細胞であったような「虚偽報告」(※)と受け止められて
しまうため、小保方さんおよび理化学研究所はしっかりと説明すべきと考えます。
※以前、韓国の「カン・ウソク教授」によって・ES細胞に関する虚偽の報告がなされた
事があり、問題に。
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びんちゃん☆
2014/02/25 23:25
第290話は、画期的研究結果に対する疑念の話題
「理化学研究所による・STAP細胞論文に関する調査が開始された」
という話題です。
neture日本語版などによれば、
小保方晴子研究員の画期的な幹細胞研究論文の信頼性に懸念が生じているため、
日本でトップクラスの研究機関である理化学研究所が調査を開始した。
理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(兵庫県神戸市)は、
同センター所属の生物学者、小保方晴子の研究論文に不自然な点があるとする主張に関して
調査を行っていることを2014年2月14日に発表した。小保方は、Nature 2014年1月30日号に
発表された2編の論文1, 2の主著者として脚光を浴びた。この論文では、マウスの成熟細胞に
ストレスをかける方法、例えば、酸性溶液に浸ける、あるいは細胞膜に物理的圧力を加えるなどの
簡単な方法で、受精卵に近い状態に再プログラム化できることを実証したと報告された。
ところが、複数のブログサイトで、小保方の論文に画像の重複利用があったことが指摘され、
さらに、彼女の研究結果を再現できないという報告が数多く寄せられた。これらを受け、
理化学研究所は調査を開始したのである。
受精卵に近い状態の細胞は、体を構成するさまざまな種類の細胞に分化できる。
そのため、この種の細胞は、病気の発症や薬物の有効性を調べるための研究に適しており、
また、機能不全に陥った臓器を再生させるための移植に用いることができるのではないかと
期待されている。
評論;私が調べてみたところ、
1.小保方さんが、同一の画像を・誤って重複して使ってしまった事。
(ご本人も認めてらっしゃいます)
・・・これは、論文発表者としては・やってはいけないミスです。
ちなみに私は、論文発表の前に・先輩や教授陣に間違いがないかチェックされました。
2.STAP細胞が、他の研究機関によって再現されていない事。
・・・確かに、複数のブログによって・再現例がないと報告されています。
この2点は、残念ながら事実です。
このままでは、過去にES細胞であったような「虚偽報告」(※)と受け止められて
しまうため、小保方さんおよび理化学研究所はしっかりと説明すべきと考えます。
※以前、韓国の「カン・ウソク教授」によって・ES細胞に関する虚偽の報告がなされた
事があり、問題に。
違反申告
びんちゃん☆
2014/02/22 10:31
第289話は、 「奈良県で、『断らない救急医療』を掲げた医療センターが出来る」という話題です。
ヨミドクターによれば、
奈良県は、「断らない救急医療」を掲げて県立奈良病院を4月に「県総合医療センター」に改称し、
現在の奈良市平松から約2キロ南西の同市六条山地区に移転して、2017年春の開院を目指す。
軽症から重篤な患者まで受け入れる救命救急センターを県内で初めて整備するほか、
がん医療や周産期医療などの充実も図る。病室はすべて南側に配置する計画で、
「自然光あふれる、患者にも医療関係者にも魅力的な施設にしたい」としている。
新病院は現在より110床多い540床で、今秋着工する。地上7階、地下1階で、
延べ床面積は約6万4000平方メートルと現在の2・4倍に拡大する。
手術室を7室から12室に増やし、集中治療室(ICU)も規模を拡大する。また、
夜間などの救急外来で、入院までは必要ないが、経過観察が必要と判断した患者らを
一時的に受け入れる「オーバーナイトベッド」を7床新設する。
がん医療では、最新の放射線治療機器を1台から3台、化学療法室のベッドを7から30に拡充し、
高精度の検査が可能な陽電子放射断層撮影(PET)検査室も増やす。一方、周産期医療では、
新生児集中治療室(NICU)や陣痛室、分娩(ぶんべん)室の機能や規模を拡大する。
このほか、教育研修棟を設けて地域や、海外の医療関係者らの受け入れにも対応できる
ようにするとしている。
センターは周辺より15~20メートル高い丘陵に立地し、入院患者の病棟を南向きに、
弧を描くように配置。吹き抜けを多く設け、全体が自然光にあふれ、奈良市街を見渡せるよう設計する。
総事業費は約340億円で、県が4月に設立する地方独立行政法人「県立病院機構」が運営する。
県医療政策部の担当者は「各種設備の充実は、勤務する医師や看護婦の確保にもつながるはず。
受け入れ態勢の不備から県外での治療を余儀なくされてきた患者が、
安心して受診や入院ができる病院にしたい」と話している。
評論;「断らない救急医療の拠点が出来る」という事は、「これまでの病院が救急患者を
様々な理由で断る事が多かった」という事です。ただ、受け入れるあまり
重症でない患者も多数来院することによって診療しきれなくなる事態を防ぐ
態勢作りが急務だと考えます。
違反申告
びんちゃん☆
2014/02/20 21:42
第288話は、 「京大の山中教授が、iPS細胞のガン化リスクが減ったことなどを表明した」という話題です。
ヨミドクターによれば、
京都大の山中伸弥教授は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)と新しい万能細胞
「STAP(スタップ)※細胞」に関する声明を、同大iPS細胞研究所のホームページ(HP)に載せた。
その中でiPS細胞の現状について「がん化リスクの克服」など3点を説明し、
市民と研究者の間で「必ずしも正しい情報が共有されていない」と指摘した。
山中教授が今月12日付でHPに掲載した声明によると、再生医療用のiPS細胞は
2006年に発表した最初のiPS細胞に比べてがん化のリスクが大幅に減り、
安全性は動物実験で十分に確認されているという。
通常の細胞からiPS細胞ができる効率は、06年の0・1%から、09年には20%に向上し、
13年には海外グループが「7日間ですべての細胞をiPS細胞にした」と、
科学誌に報告したことも紹介した。
またiPS細胞は、世界で何百という研究グループが作製した再現性の高い技術で、
長い研究の伝統があることが、世界中に普及した原動力だと説明した。STAP細胞については、
臓器や手足の再生など「大きな可能性のある技術」と評価する一方、将来、人の細胞で
作製に成功した後には、安全性や再現性について検証が必要と指摘した。
HPにはiPS細胞を使った治療を待つ患者へ向けた山中教授の動画メッセージも掲載され、
「iPS細胞は実用段階に達した。安心してほしい」と呼びかけた。
※STAP(刺激惹起性多能性獲得)=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency
の略称。
評論;今回の山中教授のメッセージは、iPS細胞の研究成果や安全をアピールするのみでなく、
「STAP細胞はiPS細胞を超えた」とかいう意見に対するメッセージも含んでいると思われます。
酸性の溶液に浸すだけで作成されてしまうというSTAP細胞とは違い、遺伝子を挿入する
iPS細胞は・どうしてもガン化リスクがつきまとうものです。しかるに、度重なる実験によって安全性が
十分に担保されているため、これからも使用され続けるべきと考えます。
違反申告
びんちゃん☆
2014/02/15 17:13
第287話は、 「金属アレルギー反応の原因となる細胞が発見された」という話題です。
河北新報によれば、
金属のピアスやネックレスを身に着けると、かぶれやかゆみを発症する金属アレルギーの原因となる
「病原性T細胞」の特定に成功したと、東北大加齢医学研究所の小笠原康悦教授(免疫学)らの
研究グループが12日の米科学誌プロスワン電子版で発表した。
金属アレルギーは、汗や体液に溶けてイオン化した金属が人体のタンパク質と結合し、
アレルギー物質となって異常な免疫反応が起きることで発症する。
小笠原教授が2011年にかぶれなどを訴えて皮膚科を受診した約1600人を調べた結果、
約4割が金属アレルギーの予備軍だった。異常な免疫反応の原因として病原性T細胞の関与が
指摘されていたが、種類が無数にあるため特定できなかった。
研究グループは、実験用マウスに装飾品や歯科の金属材料として使われるパラジウムの
アレルギーを発症させ、原因をCD8陽性T細胞と特定した。この細胞の解析から、
表面にタンパク質分子の「NKG2D」が発現した細胞がアレルギーを引き起こすことが分かった。
金属アレルギー治療は現在、ステロイド投与による対症療法が中心となっている。
小笠原教授は「研究成果はNKG2Dを標的とした新しい治療薬の開発につながる」と話した。
評論;ステロイド投与による副作用が問題視されていますので、CD8陽性T細胞にできる
NKG2Dをなくす新薬が開発されれば、金属アレルギーの患者にとって朗報となる事でしょう。
今回の実験のように「歯科材料が原因による金属アレルギー」は多いです。
なお、現時点での「ステロイド以外の治療法」は、
1.漢方薬
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)や防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)などです。
・・・漢方外来や漢方薬局にご相談を。
2.鍼灸治療
・・・臨床では金属アレルギーを発症しにくい金属を使用していますので、ハリ治療による
発症は私の経験では皆無です。もし気になるようでしたら、お灸治療だけをおすすめします。
3.その他。
違反申告
びんちゃん☆
2014/02/04 17:13
第286話は、「ウイルスを殺菌するマスクが開発された!」という話題です。
中日新聞(1月30日号)によれば、
業務用メッシュ製造の「くればぁ」(愛知県豊橋市)は、ノロウイルスやインフルエンザウイルスを
死滅させ、粒子状物質「PM2.5」対策にもなるマスクを開発した。30日から販売する。
歯科医師が口内洗浄に使う薬品「4級アンモニウム塩」を、6層あるマスクフィルターの
一番外側に染み込ませた。広島大の実験でほぼ100%のウイルスが死滅。
100回洗濯しても使用できるメッシュ素材で、殺菌効果は維持するという。
評論;これまでのマスクは、「ウイルスを付着させて、鼻や口から入らないようにする」
ものが主体でしたので、殺菌できるのは画期的だと思います。
100回洗っても効果が持続し、しかも「PM2.5」対策も可能ですので、
かなり売れるのではないでしょうか。日本企業の発想の凄さと技術力の高さに驚かされます。
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設立日
2010年10月18日
「無許可再生医療に、停止命令」という話題です。
共同通信によれば、
東京都内の医療関連企業「生命科学研究所」が、がん免疫療法に利用する細胞を全国18の
医療機関向けに無許可で加工、製造していたとして、厚生労働省は14日、再生医療安全性確保法
に基づき製造の一時停止を命じたと発表した。命令は6月12日付。
同研究所は「アベ・腫瘍内科・クリニック」(東京都)など18の医療機関でがん患者から採取した
ナチュラルキラー細胞(NK細胞)などを培養。その後、再び同クリニック経由で各医療機関に送られ、
患者本人に投与されていた。
本人の細胞を加工して使う治療は「第3種」の再生医療に該当し、治療や細胞の製造には
国の許可が必要となる。
評論;再生医療は以下の3種類に分類されており、第一・第二類は、
特に厳密な審査(特定再生医療等委員会による審査)を要し、特に第一類は
提供機関の制限(90日)があったり、厚労省の委員会からのチェックが入るなどの
厳しい規則が課せられています。
●第一類・・・ヒトに未実施であるなど「高リスク」の技術。(ES細胞、iPS細胞など。)
●第二類・・・現在実施中などの「中リスク」の技術。(体性幹細胞など)
●第三類・・・すでに十分な経験が積まれている、低リスクの技術(体細胞の加工など)
今回の無許可再生医療は「第三類」に該当し、比較的安全とはされているものの
一応は「再生医療等委員会」からの審査を受ける決まりにはなっておりますので、
罰則は避けられないと考えます。
なお、無許可の再生医療を受けたり、先進医療指定ではない医療機関で再生医療を受けても
民間生命保険会社(アフラックや第一生命など)の運営する医療保険の「先進医療特約」
の適応にはなりませんので、注意が必要です。
「『頭が良くなる』と宣伝されている未承認薬を、個人輸入禁止に』
・・・という話題です。
ヨミドクターによれば、
「頭が良くなる」などの触れ込みで使われている未承認薬について、厚生労働省は22日、
個人輸入を原則禁止する方針を決めた。
国内の使用実態は不明だが、海外での調査報告などを踏まえ、健康被害や乱用の
おそれがあると判断した。
対象の未承認薬は「スマートドラッグ」と呼ばれる。本来はてんかんや注意欠陥・多動性障害
(ADHD)の治療に使われる薬などで、個人輸入代行業者は、集中力向上や学習能力の改善などを
宣伝している。一定の数量内なら税関の確認だけで個人輸入が可能だが、有効性や安全性は不明だ。
今後、関係学会や団体の意見を踏まえ、個人輸入禁止対象の品目リストを作成。各税関に、
医師の処方箋や指示なしでの個人輸入禁止を通知する。
評論;どうやら、業者のほうが
「勉強時に集中力を増すと成績が上がりやすいから、頭が良くなる薬として売れるだろう」
・・・というふうに宣伝しちゃったと思うのですが、間違った使用法は・とても危険です。
医薬品の使用は、必ず専門家の指導のもとで行うべきでしょうね。
「うつ病の患者数が、世界で3億人を超えている」
・・・という、深刻な話題です。
ヨミドクターによれば、
世界保健機関(WHO)は、世界でうつ病に苦しむ人が2015年時点で3億2200万人に上る、
という推計を公表した。05年から18%程度増え、世界の全人口の4・4%にあたる規模。
WHOによると、男女ともに55~74歳で発症率が特に高くなり、この年齢層の女性は
7・5%を超えていた。15歳未満の子供でも発症がみられたという。
評論;人間は苦しみを感じる生き物ですので、どの国・地域においても、一定の割合で
「うつ病」などの精神疾患は発生するそうです。ただ、うつ病の治療で問題となっているのは
「他の疾患(統合失調症など)と誤診されてしまうケースが少なくない」という事であり、
このためにWHOは診療ガイドラインなどを定め、きちんとした診療がなされるように
基準を定めているのです。しかるに、日本の精神医療の問題点としては・どうしても
「薬物依存型の診療」から抜け出せずに、逆に医薬品の後遺症で苦しんでしまう
事が多いと言えましょう。薬物だけでなく・リハビリ治療なども有効に使うように
厚労省が指導すべきではないかと考えます。
「卵巣がんの転移の仕組みが解明された」
・・・という話題です。
gooニュースによれば、
国立がん研究センターと名古屋大は28日、卵巣がんが腹膜に転移する仕組みを解明したと発表した。
がん細胞から分泌された微細な小胞「エクソソーム」が腹膜の細胞を破壊し、転移を促していた。
論文は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された。
卵巣がんは自覚症状が乏しく、腹膜にばらまかれたように転移が広がる腹膜播種(はしゅ)
になった段階で見つかることが多い。国内では毎年約1万人が発症し、約5000人が死亡しており、
研究成果が早期発見や治療法の確立につながることが期待される。
研究グループによると、細胞はさまざまなたんぱく質やリボ核酸(RNA)などを含む
エクソソームを分泌し、他の細胞とやりとりしている。今回の研究で、卵巣がん細胞の
エクソソームが腹膜に付着して穴を開けることが分かり、原因となる遺伝子も特定した。
がん細胞のエクソソームは腹水にも含まれており、経過観察の重要な情報となるほか、
除去することで転移の予防も期待できるという。
評論;私が学生だった時は「腹膜播種転移、というガンの転移があって、腹腔内にガン細胞が
散るんだよ」としか習わなかったので、どうやって腹膜を突き破って散るのかが不明でした。
(当時は、腹膜に散った後・他の臓器にガン細胞が付着して転移する、くらいの認識でしたね)
昔は「エクソソームは、特に何も役立っていない」という認識でしたが、2012年以降
「ガン細胞の転移に関わっているのでは?」として注目されていましたので、今回・それが
実証されたのはとても評価できると考えます。
「iPS細胞を用いた治療には、患者1人につき1億円もかかっていた!?」
・・・という、驚愕すべきお話です。
ヨミドクターによれば、
iPS細胞(人工多能性幹細胞)などを用いる再生医療の治療コストについて、
京都大学iPS細胞研究所の八代嘉美・特定准教授を中心としたチームが初の実態調査を始めた。
治療に取り組む10程度の大学や企業に聞き取り、3年かけて報告書をまとめる。
再生医療は多額の費用がかかる点が懸念されており、実態を明らかにし、今後の研究開発に役立てる。
再生医療は、細胞の培養や加工などで従来の治療より費用や手間がかかる。
理化学研究所などが2014年に行ったiPS細胞による目の難病治療では、患者1人に約1億円かかった。
コストの詳細なデータはなく、将来、国の保険財政を圧迫しかねないとの指摘もあり、
実態把握を求める声が高まっていた。
評論;再生医療を医療現場で試験的に行う際は、どうしても治験を得るため・コスト度外視で
行わなければならないものです。実際に行ってみて・本当に「使える」治療手段なのかを判断する
必要がありますから。
今回のiPS細胞についても、もっと高速で多量に・安全な細胞を培養できるような技術を確立しなければ
ならない課題があり、医療費高騰が叫ばれる現在において・どれだけ臨床に応用できるか未知数です
(この点において・「もしも小保方氏のSTAP細胞研究が大成功だったら」と思うところですが・・)。
私としては、この費用に関する問題の解決策としては、「民間の保険会社の運営する医療保険において
『再生医療特約』を作り、数億円を限度に保証するのがいいのでは」と思っております。
「ドラッグストアに就職希望の学生が、全体の1割を超えた」
・・・という話題です。
「薬剤師のエナジーチャージ薬読(やくよみ)」によれば、
薬剤師国家試験予備校大手「医学アカデミー薬学ゼミナール」が薬学生を対象に行った
就職動向調査de,ドラッグストアを第1志望の業界とした薬学生は全体の11%と/1割を超えたと
伝えられています。また、調剤薬局でのインターンシップへ参加した薬学生も増加傾向にあり、
就職活動に大きな影響を与える要素として注目されています。
評論;ドラッグストア人気の秘密を探りますと
1.一般の人と触れ合える・・調剤に来た患者さんだけでなく、一般の人とも触れ合える。
2.地域密着型の経営に関心を持つ学生が増えている。
3.OTC(一般用医薬品)が扱える。
4.アロマテラピー研修や味見体験などといった・独自のインターン制度を導入している
ドラッグストアが増えている。
5.給与面が高めに設定されている事が多い。
・・・といった点が挙げられるでしょう。
ただ、ドラッグストアに就職するに関しての課題がないわけではなく
(これは薬剤師のみではなく・登録販売者に関しても同様な事が言えますが)、
「扱う商品の多くが薬剤以外のものになる事が少なくなく(実際、ウェルシアやスギ薬局グループ
においても一般スタッフが多忙な時は薬剤師が手伝うことも少なくありません)、調剤薬局や
医療機関への就職と比べて・スキルが向上しにくい」という事も言えるでしょうから、
そこの点を改善する必要があるのではと考えます。
「最近まで微増していた産科医の数が、7年ぶりに減少した」という話題です。
ヨミドクターによれば、
2009年以降微増してきた産科医の数が、今年7年ぶりに減少したことが日本産婦人科医会の
調査でわかった。高齢出産などでリスクの高いケースが増え、産科医不足解消が求められる中、
同医会では「危機的な状況。医師の診療科や地域の偏在への対策が必要だ」としている。
同医会は毎年1月時点での産科医数を全国調査している。09年の7290人から15年には
8264人に増えたが、今年は8244人と前年に比べて20人減少した。
安全に出産できる体制を維持するには、毎年新たに産科医になる研修医が470~500人必要と
同医会は試算。11年は450人に増えたが、その後は減り続けて昨年は364人となり、
高齢などによる退職者数を補い切れなかった。
同医会は、医師国家試験合格後の臨床研修の中で必修だった産婦人科が10年度から
選択科目になったことなどが、響いていると分析。今後、
〈1〉女性医師が妊娠・出産した後に復職しやすい環境作り
〈2〉臨床研修での産婦人科の再必修化――などを目指す。
評論;産婦人科は医療過誤が起こりやすく母体と新生児の両方をケアしなければならないため、
スキルを積むのが難しいのが現状です。また、医療訴訟のリスクや労働環境の劣悪さなど・
解決すべき問題も少なくありません。このため、産婦人科を志す医師は少ないのが現状で、
もはや産婦人科医たちの自己犠牲的努力だけでは賄いきれないレベルです。
このため、漫画「ブラックジャックによろしく」にも書いてありましたが、
「産婦人科医を特定の医療機関に集約化して、24時間体制で診療する」という対策が
急がれるのではと考えます。
「老化抑制物質の、人体への投与実験が開始される」
・・・という、不老不死につながるかもしれない話題です。
毎日新聞によれば、
慶応大と米ワシントン大の研究チームは11日、老化抑制の効果が期待される
「ニコチンアミド・モノヌクレオチド(NMN)」と呼ばれる物質を人に投与する臨床研究を
開始したと発表した。動物実験では、NMNが神経など一部の器官を若返らせる効果などが
確認されている。人へ投与する研究は世界初で、安全性などが確かめられれば、
加齢に伴う病気の予防や治療に役立つことが期待される。
NMNは体内のさまざまな臓器で作られ、「ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド(NAD)」
と呼ばれる補酵素に変わる。NADは「サーチュイン」という老化抑制に関わる酵素の働きを
活性化する一方、加齢とともに減少することで目や代謝などの機能低下のほか
糖尿病などを引き起こす原因になることが分かっている。
マウスに投与した実験では、糖尿病の症状が改善したり、血管や神経などの劣化を抑制したり
する効果が確かめられている。一方で、NMNが人体でどのように吸収され、NADに
変換されるかなどの詳細は分かっていない。そこで、チームは40~60歳の健康な男性
10人を対象に臨床研究を開始した。
チームの伊藤裕・慶応大教授(内分泌代謝学)は「体内でNMNの産生量が減るのを補う食品や
サプリメントなどにできるのではないかと考えている」と話す。
評論;世界では、不老不死に関する研究が日夜行われています。
不老不死・・。それは古今東西の人類がずっと追い求めてきた「人類の究極の課題」と言うべき
ものではないでしょうか?ただ、自然の物質を濃縮・あるいは合成して投与した場合、
時に重篤な副作用を起こすおそれもあるので要注意だと感じます。
もしこれが医薬品やサプリなどになったら、世界的に売れるんだろうなぁ・・・。
「アトピー性皮膚炎を起こす原因遺伝子が発見された」
という話題です。
ITmediaなどによれば、
理化学研究所は4月26日、アトピー性皮膚炎の原因遺伝子を突き止め、ワセリンを塗ると
発症を予防できる可能性があるとの研究成果を発表した。
アトピー性皮膚炎を自然発症するマウスを作製し、病気の原因となる遺伝子変異を調べたところ、
細胞の増殖や分化に必要なたんぱく質「サイトカイン」を伝達する「JAK1」分子の遺伝子配列に
突然変異が生じていることを発見した。JAK1の異常が角質をはがす酵素「プロテアーゼ」にも影響し、
角質による保湿効果が低下することで、アトピー性皮膚炎を招く――というメカニズムを解明した。
(元記事URL;http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1604/26/news084.html)
評論;アトピー性皮膚炎の患者に対して、皮膚科の外来では「保湿剤」を塗るように指導して
いましたけれど、それは無駄ではなかったということですね。ちなみに、この病気に対しては
漢方薬治療も盛んに行われていますが、漢方薬が遺伝子レベルでの効用を発揮するとは
考えにくいため、「アトピーにより壊れた皮膚バリアを・漢方の作用で『再構築』しているのではないか?」
と考えます。
「熊本の地震で避難された方々にエコノミークラス症候群にかかる方が増えている」
という、深刻な問題です。
毎日新聞などによると、
熊本市によると、同じ姿勢を取り続けることで、血液中に血栓(血の塊)ができ肺などの血管に詰まる
エコノミークラス症候群で死亡した女性は、18日に自宅で車の中に自主的に避難していた。
車を降りた際に倒れ、熊本市の国立病院機構・熊本医療センターに搬送され、典型的な
エコノミー症候群と診断された。
済生会熊本病院(熊本市)でも強い地震があった16日未明から1日たった17日朝以降、
同症候群とみられる10人の患者が訪れた。うち2人が心肺停止(1人は回復)となり、
3人が重体という。他に患者が搬送されたのは、熊本赤十字病院▽熊本大学付属病院
▽熊本中央病院−−など。
評論;阪神淡路大震災や東日本大震災などの大震災でもそうでしたが、避難生活が
長期化するにしたがって、この病気を発症する方が増加する傾向にあります。
原因としては
1.水分の不足・・・水が不足するので十分な水分を摂れず、血中の水分量が少なくなり
固まりやすくなる。
2.運動量の不足・・・じっとしている事が多くなるので、足の血管に血液がたまりやすく
なって血栓が出来やすくなる。
の2つが挙げられるので、それらを防ぐような対策(適度な運動や水分摂取など)が
必要となってくるでしょう。まだ余震が続いていますので、なかなか復旧が進みませんが
前述の2つの震災を経験した管理人としましては、
被災者の方々が少しでも早く元の生活に戻れますよう、祈るばかりです。
「医療従事者の7割が、始業前の業務などを・時間外労働として請求していないことがわかった」
・・・という話題です。
Yahoo!ニュースによれば、
医師や看護師などでつくる日本医療労働組合連合会(日本医労連)は本日、東京・霞が関の
厚生労働省記者クラブで医療従事者の労働実態調査の結果を発表しました。
現場で残業が常態化している実態を訴え、担当者は「過重労働は働く者の命だけでなく、
患者さんの安全にもかかわる問題だ」と労働環境の改善を訴えました。
(元ネタURL;http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160307-00004383-bengocom-soci)
評論;私の経験から申し上げても、時間外労働は請求しにくいですね。実際、鍼灸や整骨業界でも
「朝の用意が終了したらタイムカードを押すように」教育されていますし、診療時間が終わっても
レセプト(診療報酬明細書)請求や講習などで居残りさせられる事も少なくありません。
特に鍼灸院や整骨院での労働は、医師や看護師等の病院勤務従事者に比べて時給がすごく低いため
(時給800円~900円くらいな所が多いです)、生活がギリギリの有資格者も多いのが現状です。
このまま放置すれば、人材の減少や医療ミスの増加につながりかねず、医療関係者全体への
待遇改善が急務と考えます。
「虫歯菌が脳出血に関与している可能性がある!?」
・・・という話題です。
ヨミドクターによれば、
国立循環器病センターが
「特定の遺伝子を持つタイプ(血小板の止血作用を低下させる「cnm遺伝子」を持つタイプ)
の虫歯菌が、脳出血の発症に関与している可能性が高い」
と発表したそうです。
(元ネタURL;http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=130063)
評論;この遺伝子を持つ虫歯菌は非常に少ない(全体の約1割)ですが、
歯周病が全身病を起こしたりする可能性も指摘されていますので、
歯のケアはしっかりとしておいたほうがいいのだと考えます。
「加齢による脱毛や薄毛のメカニズムが解明された」
・・・というニュースです。
ヨミドクターによれば、
「加齢により薄毛や脱毛が起きる仕組みをマウス実験で解明した」と、西村栄美・東京医科歯科大教授らの
研究チームが発表しました。あるたんぱく質(17型コラーゲン)の不足により、毛髪の元となる幹細胞が
衰えるために起こるのだそうで、5日付の米科学誌「サイエンス」に論文が掲載されるそうです。
(元ネタURL;http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=129972)
評論;コラーゲンが不足するならば補えばいいだけの話だと考えますので、これから発売される
育毛剤の成分として加えられる可能性がありますね。なお、これまでの育毛剤は「毛根の幹細胞を
刺激して活性化させる」といった効果のものが多かったため、結果として幹細胞の衰えを防いで
いましたので、効果はあったと考えるべきでしょう。ちなみに、鍼灸治療での薄毛・脱毛予防の
効果の理由としては、
1.「頭皮の血流を改善する事で、毛根の幹細胞へ養分がいきわたるようになる」
2.「全身機能が改善するために細胞の老化が遅れ、毛髪の劣化が抑制される」
・・・といった事が考えられます。
「スギ花粉が、お肌のバリア機能を低下させることがわかった」
・・・というニュースです。
マイナビResidentによれば、
資生堂が、1月20日・スギ花粉に含まれる抗原タンパク質「Cry j1」が肌のバリア機能を
低下させることを発見したと発表しました。
(ネタ元URL;https://resident.mynavi.jp/conts/news/vol95/best5.html)
評論;スギ花粉はスギ花粉症だけを起こすと思ったら、そうじゃなかったんですね。
とすると、冬にお肌が乾燥する原因は寒さだけではなく、スギ花粉も関係してるという事に。
古典的な・乾燥肌の予防策とされている「ハンドクリームを塗って、角質層と水分のケア」
というのは、水分の蒸発を予防し痛みやすい角質層を保護するには理にかなっている
と言えそうです。
「医師法違反で、歯科医師と暴力団員が逮捕された」
・・・というニュースです。
ヤフーニュースなどによれば、
医師免許がないのに、末期がん患者に医療行為をしていた疑いで、歯科医師や暴力団幹部の男ら3人が
逮捕されました。売り上げが、暴力団の資金源になっていた可能性もある。
医師免許がないのに、注射や点滴などの医療行為をした疑いが持たれている。
末期のがん患者をネット広告で集め、「遺伝子治療」と称して、未承認の薬物を点滴・注射し、
2,500万円以上を売り上げていた。
治療を受けた患者の一部には、悪寒やじんましんなどの健康被害が出ているという。
クリニックの経営者は歯科医師の免許しか持っていなかったが、
「がんの遺伝子治療は、口腔(こうくう)がんの治療と予防で、歯科医師法の免許の範囲内
だと認識している」などと、容疑を否認している。
(ネタ元URL;http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20160126-00000568-fnn-soci)
評論;歯科医師の業務範囲は、歯科医師法によって・下記のように定められております。
1.歯の補綴、充填、矯正。
2.下顔面に発生する疾患の治療(場合によっては、外科医と連携が必要)。
3.全身疾患のうち、口腔または下顔面に症状を現す疾患の治療および機能回復訓練。
したがって、抗がん剤の使用は・抗がん剤の使用状況を考慮しますと(転移がある際に
使用されるので)、明らかに歯科医師の業務から外れており、「口腔がんだ!」と
主張したとして歯科医師単独で行えば、明らかに医師法違反になります。
それが暴力団の資金源になっていた疑いがあるならば、尚更問題です。
なお、私の親類の歯科医師から聞くところによりますと、最近は歯科医師が
「鍼灸のハリ」を使用する例もあるようですが、
「ハリ麻酔を口腔に施す目的」以外の使用は、鍼灸師の基本法である
「あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師等に関する法律」に違反することに
なりますので、注意していただきたいところです。
「魚の脂を摂ることで、すい臓がん発症のリスクが低下することがわかった」
・・・という話題です。
ヨミドクターによると、
魚に含まれる脂を多く摂取すると、膵臓がんの発症リスクが30%低下するとの調査結果を
国立がん研究センターがまとめたそうです。
(元ネタURL;http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=128494&from=popinr)
評論;以前「おさかな天国」という曲がヒットしたことがありましたが、
(www.youtube.com/watch?v=ynCOyUufcEY)
魚を食べることで頭がよくなる
(・・・というより、「脳細胞を活性化する成分が補える」と言ったほうが正しいのでは?)
だけでなく、すい臓がんまで予防してくれるなら・一挙両得ですね^^。
管理人の祖母がすい臓がんで亡くなってますので、今日から意識して魚を食べて
みたいと思っています。
「日本老年薬学会が発足し、高齢者専門薬剤師の養成を目指す」
・・・という話題です。
ヤフーニュースによれば、
高齢者は複数の病気を抱える事が多く、多量の医薬品を飲む事で副作用が出るケースが
目立ってきたので、医師と薬剤師が共同で「日本老年薬学会」を立ち上げ、高齢者専門薬剤師の
養成を目指す事になったのだそうです。
(詳細は、http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160104-00050058-yom-sci)
評論;高齢者は通常の成人と比較して内臓の機能が劣るため、思わぬ副作用が出やすいです。
(実際、私の父も・かゆみの副作用が出ています)
今回の専門薬剤師制度は、ゆくゆくは日本薬剤師会の専門資格になりそうですが、
将来的に・1薬局に1人は常駐してくれたらと思います。
「不登校の児童・生徒に多い『小児慢性疲労症候群』の子供は、脳の一部が過剰に働いていることが判明した」
・・・という話題です。
ヨミドクターによれば、
不登校の子どもに多くみられる「小児慢性疲労症候群」の患者の脳を機能的磁気共鳴画像装置(fMRI)
で調べたところ、一部分が過剰に活性化していることがわかったと、理化学研究所ライフサイエンス
技術基盤研究センター(神戸市)などのチームが発表した。
患者は、神経をより多く使うため疲労が強くなると考えられる。健常児と同じ課題をこなすには
相当な努力が必要となり、学校生活で配慮が求められるという。
同症候群は、原因不明の疲労や睡眠障害などが3か月以上続き、学校生活などが正常に
送れなくなる病気。不規則な睡眠などが誘因となり、子どもの1%前後が発症するとされる。
チームは、複雑な思考が必要なテストを患者15人(平均13・5歳)に受けてもらい、fMRIを用いて
脳の活動を調べ、同じテストを受けた健常児13人(同12・2歳)と比べた。健常児は、深く物事を
考える際などに働く前頭葉の左側だけが活性化するが、患者は左右両側とも活発になっていた。
理研の水野敬・上級研究員は、「今回の方法は、治療効果の判定に応用できる」としている。
田島世貴・兵庫県立リハビリテーション中央病院医長の話「患者や家族が、病気と認めない
ケースも多い。画像で脳の状態を客観的に見せることで、治療に向き合うきっかけになる」
評論;不登校の児童・生徒を治療して共通することは「自律神経が高ぶっていて、首や肩のこり
や疲労感などの症状を訴える子が多く、身体の緊張や自律神経を調節すれば
症状が緩和される事が多い」という事なのですが、脳の一部が興奮していると仮定すれば、
そのような身体症状は、以下のように説明がつくのではと考えます。
1.脳の一部が興奮することで、反射的に筋肉が硬直しやすくなる。
2.日常生活を含む全ての活動をストレスと認識してしまうために自律神経に乱れが生じ、
その結果・疲労感やこり感などの身体症状を感じるようになる。
対策としては、私の経験からすれば医学的なケアは勿論のこと、日常生活や学校生活が送れるよう
「社会生活訓練」を行う事も大切です。また、家族や学校側が理解し支援する事も欠かせません。
「今冬は、新型のノロウイルス(※1。)感染が拡大する恐れがある!?」
・・・という話題です。
NHKオンラインによれば、
ことし9月以降に国内で発生したノロウイルスの集団感染は、ほとんどが遺伝子の変異した
新型ウイルスによるものだったことが分かり、国立感染症研究所は、今後、新型ウイルスによる
大きな流行がおきるおそれが高まったとしていて、厚生労働省も全国の自治体に注意を
呼びかけました。激しいおう吐や下痢を引き起こすノロウイルスの新型は、去年、国内で
初めて感染が確認されましたが、国立感染症研究所がことし9月以降、国内で起きた
集団感染のうち、遺伝子のタイプが判明したものを調べたところ、そのほとんどが
新型ウイルスによるものでした。
ノロウイルスの流行は毎年11月以降本格化しますが、国立感染症研究所は今シーズン、
新型ウイルスによる大きな流行がおきるおそれが高まったとしています。
また専門家は、新型ウイルスは遺伝子が変異しているため、現在、医療機関などで使われている
迅速診断キットでは、感染を見逃すおそれがあり、病院や保育園などで感染拡大を防ぐ
対策が遅れることが懸念されるとしていて、厚生労働省も全国の自治体に注意を呼びかけました。
評論;細菌と異なり、ウイルスは「突然変異」がありますので厄介です。
しかも、この「ノロウイルス」のワクチンは臨床応用されておらず(研究段階にとどまっています)、
医療機関でも治療は「輸液」と「水分補給」くらいなものであり、大した治療はできませんので(※2.)
予防が大切です。手を洗浄・消毒し、吐いたら安易に触らず、食品は衛生的なものを食べましょう。
<用語説明>
※1.ノロウイルス・・・1968年にアメリカで発見された。主に嘔吐や下痢といった胃腸症状を起こす。
※2.ワクチン開発の他には、漢方薬での治療の研究が行われていたりしています。
「加齢黄斑変性(※)に対する移植手術で、1年後のガン化は認められていない」
・・・という、患者にとっては朗報のニュースです。
ヨミドクターによれば、
昨年9月、目の難病「加齢黄斑変性」の患者に対し、iPS細胞(人工多能性幹細胞)を利用した
世界初の移植手術を行った理化学研究所の高橋政代プロジェクトリーダーらが2日、
神戸市内で記者会見した。
手術から1年を過ぎた患者の状態について、「がんなどの異常は見られず、安全性の確認を
主目的とした1例目の結果としては、良好と評価できる」と語った。
加齢黄斑変性は網膜の中央部の細胞が傷み、見えにくくなる病気。患者は70歳代の女性で、
昨年9月12日に本人のiPS細胞から作った網膜組織の一部「網膜色素上皮」のシートを、
右目に移植した。
執刀した先端医療センター病院(神戸市)の栗本康夫・眼科統括部長が手術後の経過について
「網膜の腫れが引き、病気の原因となる異常な血管の再生も起きていない」などと説明。
手術前は低下傾向にあった患者の視力も「手術後は維持されている」と強調した。
高橋リーダーは「がんが起きないかが世界中の注目点で、それが確認できたことはよかった」と述べた。
2例目以降の手術については、京都大iPS細胞研究所が保管している他人のiPS細胞を使うことも
検討しているという。
評論;発表された当初は「ガン化の可能性がある」と言われて不安視される向きもあった
iPS細胞ですが、度重なる改良によって・元のiPS細胞よりも安全性・信頼性が飛躍的に
高まっていますので、十分移植手術に耐えうるものだと思います。将来的には他の
病気にも利用されることを期待します。
※加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)・・・目の「黄斑(おうはん)」という組織が、加齢とともに
ダメージを受けて変化し視力の低下を引き起こす病気です。「萎縮型」「滲出型」の2種類に
分けられ、それぞれ治療法が異なります。
「子宮頸がんワクチンの副作用が疑われる少女たちが増えている」
という・深刻な話題です。
産経新聞などによれば、
けいれんや嘔吐(おうと)、全身の痛みなど、さまざまな副作用の報告が確認されている
子宮頸(けい)がんワクチン。特に重篤な副作用に苦しんでいる奈良県三郷町の高校2年の少女
(17)と会って言葉を失った。4年前に予防接種を受けたが、手足のしびれや記憶障害、
さらには知的障害の症状も…。国はワクチンとの因果関係について「調査中」と説明するばかり。
そんななか、地元の町は6月から独自の支援に乗り出した。「理解者がほしかった」と母親(47)は
安堵の表情を浮かべたが、少女には治療の糸口すらつかめない。
6月11日夜に少女の自宅を訪ねると、少女は母親に両肩を支えられ、足を引きずりながら姿を見せた。
脚の関節がうまく動かせない様子で、目には真っ黒なサングラスをかけている。
「目が痛むらしく、光を嫌うんです」と母親が教えてくれた。
「こんばんは」と声をかけると、少し表情が和らいだように見えたが、返事はない。「あいさつは?」
と母親が促したが、少女は無言のまま腰を下ろした。母親は「今はあまり会話ができない状態です」
と説明する。
少女が町内の個人病院で最初のワクチン接種を受けたのは、中学1年だった平成23年10月。
学校からワクチン接種を勧める案内が届いたのがきっかけだった。
ワクチンは、がんを引き起こすヒトパピローマウイルス(HPV)感染を防ぐ効果があるとして、
平成22年度に国が「ワクチン接種緊急促進事業」として助成を開始。HPVは性交渉による
感染リスクが高いため、10代の少女への予防接種が効果的とされてきた。
評論;使用された「サーバリックス」という医薬品の副作用発生率は、インフルエンザワクチンの
実に40倍(!)にものぼります。さすがに2年前に国が接種を主導することはなくなりましたが、
今でも「学校に行けずに、休学や退学・転校をした」「一日中自宅にいなければならない」
「学校に行っても、具合が悪くなれば帰宅を促され、まともな学校生活が送れない」
といった・悲痛な叫びがあとを絶ちません。東洋医学者の私としては、「西洋医学で治療困難な
この症状に対して、鍼灸や漢方薬を保険適応で安く利用するようにできないか?」と考えます。
「かかりつけ薬局の約8割が、在宅への取り組みを検討している」という話題です。
Yahoo!ニュースによれば、
約8割の保険薬局が、患者の服薬を一元管理する「かかりつけ薬局」に必要な機能(複数回答)として
「在宅への取り組み」を考えていることが日本保険薬局協会の調査で分かった。
同調査は協会の正会員2621薬局を対象に、7月30日から8月18日までウェブ上で実施された。
かかりつけ薬局に必要な機能は何かとの問いには、2616の薬局が回答。最も多かったのが
「在宅への取り組み」(78.9%)で、以下は「健康相談窓口」(54.9%)、「患者情報の一元管理」
(53.9%)、「丁寧な服薬指導」(48.2%)「OTC(一般用医薬品)、健康食品などの販売」
(45.0%)などと続いた。
そのほかの回答(1.8%)の中には、「バイタルサイン(血圧、脈拍など)の計測」や
「プライマリケアの現場として、初期症状相談の窓口になる」「リフィル処方せん
(一定の定められた期間内に反復使用できる処方せん)へ対応する」
など、薬剤師が現状より一歩踏み込んだ役割を担っていくべきだとする意見が散見された。
さらに、現在、保有している後発医薬品(後発品)の在庫の品目数を尋ねた問いには、
57.4%の薬局が300品目以上と回答(2561の薬局が回答)。平均品目数は346.5品目だった。
また、先発医薬品を後発品に変更しなかった場合の理由を尋ねた問い(複数回答)には
2377の薬局が回答。「患者の意向」が95.0%で最も多く、「薬局の事情」が38.7%、
「そのほか」が8.1%だった。そのほかの具体的な理由では、小児用散剤の味、錠剤の大きさ、
包装単位の変化などにより服薬順守ができなくなる可能性を危惧する意見などが見られた。
評論;かかりつけ薬局が医師と患者との仲立ちをする事で、多重処方の弊害や健康状態の
急変に対応しやすくなると考えますが、業務範囲の拡大・・・特にバイタルサインの計測といった
「診療行為につながる行為」には日本医師会からの反発があることが予想されるため、慎重な
事前協議が必要になるのではと考えます。さらに、もっとジェネリック医薬品(後発医薬品)を
改良して普及させ、医療費を抑制すべきですね。
「働く糖尿病患者の半数以上が、服薬指示を守ってないことがわかった」
・・という、気になる話題です。
医療介護CBニュースによれば、
働き盛りの糖尿病患者の半数以上が、忙しさや不規則な生活により、指示通りの服薬を
守れていないことが、日本イーライリリーの調査で分かった。また、9割以上の患者が
自身のライフスタイルに合った治療があればよいと望んでいたが、6割以上の患者が
そのことについて医師と相談したことがなかった。そのため、服薬の回数やタイミングを
医師と話し合うことで、服薬コンプライアンスを向上させる可能性があることが示唆された。
調査は、複数の経口薬のみで糖尿病治療をしているフルタイムで勤務する40-50代の
2型糖尿病患者が対象で、7月28-30日にインターネット上で実施。390人から回答を得た。
調査結果によると、医師から処方されている薬をすべて指示通り服用できているかとの問いに、
「きちんと飲めている」と回答したのが44.9%にとどまり、「飲めないことがたまにある」(48.2%)、
「飲める・飲めないが半々程度」(4.9%)、「あまり飲めていない」(2.0%)との回答を合わせると、
半数以上で指示を守れていなかった。
指示通り服用できない理由(複数回答)としては、「薬を外出先に持って行き忘れることがある」
(57.2%)が最も多く、「食事の時間が不規則だったり、一食抜いてしまうことがあったりする」
(42.8%)がこれに次いだ。
一方、生活スタイルに合った治療を望んでいる患者は93.6%と大多数だったが、実際に
医師に相談したことがあるかどうかとの問いには、「いいえ」と答えた人が62.2%に上った。
その半数以上が、薬の量や回数の多さは仕方ないとあきらめており、服薬回数が多い患者で
その傾向が強く見られた。また、今後の治療については、注射薬への抵抗感がある患者が
8割を超えており、できるだけ経口薬での治療を望んでいることが分かった。
評論;糖尿病治療の実際では、服薬治療の遵守はかなり難しいです。実際、母が糖尿病なのですが
(父もごく軽度の糖尿病です)、私や父が糖尿病薬を飲むのを声がけしないと忘れる事が多いですから。
iPS細胞の治療が進歩して、膵臓の細胞を移植できるようになれば、服薬せずともすむのですけど・・・。
「医師の6割が患者からの暴言を受け、2割が暴行を受けたことがある!?」
という・あってはならない話題です。
J-CASTニュースによれば、
医師はしばしば患者や家族から暴言や暴行を受けていることが医師対象の調査から
浮かび上がった。医師専用コミュニティサイト・メドピアの登録医師に
「患者さんやそのご家族から『暴言』や『暴行』を受けた経験はありますか」
と質問したところ、2015年6月15日から21日までの調査期間中に3880人が回答した。
「暴言を受けたことがある」は2327人(回答者の60.0%)、「暴言・暴行を受けたことがある」は
704人(18.1%)で、「まったくない」は 849人(21.9%)だった。
■「ご臨終の宣告後、遺族から『人殺し! 』といわれた」
暴言を受けた相手は「認知症患者」「精神病患者」「酔っぱらい」、「待ち時間が長かった時」
などが目立った。自由記入のコメントでは「認知症患者からはよく受ける」
「救急外来はお互い初見なので、トラブルはたまにある。向こうが治療法を指定し、
それを断るとトラブルになる」「夜間の救急当直中に酩酊患者から暴言を受けた」
「平均年に 3~4回はある」など。
「命の危険を感じることもあり、何度か医師を辞めようと思った」という整形外科医もいる一方で、
「相手が精神科患者なので、できるだけ自分が切れないよう、冷静になるよう心がける」(精神科医)、
「ご臨終の宣告後、遺族から『人殺し!』といわれたことが 2回ある。甘受したが」(泌尿器科医)
と我慢している医師も多い。
暴言だけでなく、暴行は「精神科では必ず遭遇する」「救急外来、精神科でアル中に殴られた」
など、精神科と救急がやはり多いようだ。「殴られ、眼鏡が壊れた」(脳外科医)、
「救急現場では暴言はよくある。胸ぐらつかまれることもしばしば」(家庭医)と切実だ。
「何度もある。治らない患者を治療している仕事なので仕方がない」(放射線腫瘍医)と、
あきらめ気味のコメントもあった。
評論;患者としては「一刻も早く治してほしい」と思うものなので、医療側の対応に不満があったり
望まない結果になりますと暴言や暴行をしたくなる気持ちはわからなくはないのですが、
医療側は出来る限りの対応をしていますので、それを理解してほしいものです。
「小学4年生の1割の内臓が、高齢化している!?」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
小学4年生を対象に、香川県が昨年行った血液検査で、肝機能、脂質、血糖値の異常値を示した
子どもの割合が、それぞれ1割に上ることが分かった。
食生活や運動不足の影響が大きいとみられ、研究者は全国調査を求めている。
調査は同県の17市町のうち、小学4年生の採血を行う16市町が対象。保護者が同意した
8264人(全体の約96%)について、肝機能、脂質、血糖の検査値を集計した。
肝機能は、肝臓の負担が増すと数値が上がるALTなど3項目を調べた。
このうち一つでも異常値を示した割合は男子12・4%、女子9・5%だった。
総コレステロールや、中性脂肪などの脂質が異常値となった子どもは男子10・2%、
女子11・5%。高血糖状態が続いていることを示す「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の高値は、
男子12%、女子10・9%だった。各検査項目の小児基準値は、国内の研究や医師の意見を基に、
同県が設定した。
学校健診で血液検査を行う自治体は少ないが、同県は2012年、市町への補助を開始。
同県の調査で、検査値異常の子どもは「腹いっぱい食べる」「早食い」「1日のゲーム時間が長い」
「特別な運動をしない」などの生活習慣が多いことが分かっている。
高松市では異常値の子どもの家庭に、養護教諭らが「肉を減らし野菜を多く」
「お菓子やジュースを減らす」「休日は家族で運動を」などの生活指導を行い、
数値が改善する例が相次ぐなど成果が表れている。
取り組みを推進する香川短大の北川博敏名誉学長は「異常値の多くは生活習慣の見直しで
改善できる。子どもの血液検査は、将来の病気予防のために重要で、国の主導で
全国に広げてほしい」と話している。
評論;原因は、やはり「食生活の欧米化」と「運動量の減少」が主ではないでしょうか?
給食の時間を通して「食育教育」を行ったり、学校で積極的に運動をさせたりする対策が
必要だと考えます。ゲームといえば、あのビルゲイツ氏が子供に「PCは1日3時間以内」
と教育したらしいですので、時間制限によって・ゲーム漬けの生活習慣を
改善するのもいいでしょうね。ただ、現在のゲームは昔よりも面白さが増している分・
制限させるのは困難かもですが。。。
「厚労省が、子供の医療費助成を見直して助成拡大へ!?」
という・子育てに重要な話題です。
47NEWSによれば、
厚生労働省は13日、地方自治体が独自に実施している子どもの医療費助成の在り方を
見直す方針を固めた。市区町村が独自助成すると国からの補助金が減額される
“ペナルティー”の仕組みが助成制度の普及の妨げになっているという声が上がっており、
条件付きで減額措置を緩和し、助成拡大を可能にする方向で検討する。
2016年度の診療報酬改定に反映させる考えだ。
医療費助成については、子育て家庭の負担が軽くなる半面、症状が軽いのに
夜間救急外来などにかかる「コンビニ受診」を誘発し医療費増加の一因に
なっているとの指摘もある。
評論;幼い子供を持つ親としましたら、抵抗力の弱い小児の病気は
命に係わる可能性もあるため、ついつい「コンビニ受診」に走って
しまうのでしょう。これに対する対策は、家計への負担を増やす
「助成減額」によるものではなく
1.「救急センターでのアドバイスを丁寧にする。」
2.「夜間当直医に小児救急に関する教育を行い、適切な処置が行えるようにする。」
・・・というようにすべきだと考えます。
「小児医療独自の難しさ(医薬品の量や種類が違う、症状の訴えがうまくない、など)
があり、慣れないと処置が難しい。」「医療スタッフの教育が難しい」などの課題が
ありますが、国や自治体が本気で少子化対策をするならば避けて通れない課題のため、
官民を交えて・しっかりとした制度や医療受け入れ体制を作るべきです。
「医薬分業の一部見直し論が出ている!?」
という話題です。
Yahoo!JAPANみんなの政治などによれば、
「医薬分業」とは、薬の処方と調剤を分離し、それぞれを医師、薬剤師という専門家が分担して
行うことです。「医薬分業」の見直しを求める規制改革会議の委員側と、
「医薬分業はまだ道半ば」とする厚労省とで意見は対立しています。
国民がよりメリットを感じられる「医薬分業」は実現するのでしょうか。
医薬分業は、残薬も減らせる!?
高齢者を中心に、処方された薬を適切に服用できず、薬を余らせてしまう「残薬」の問題が
広がっています。残薬の年総額は475億円になるとの推計も。薬剤師会は、
残薬確認を含む調剤指導を通じた医療費節減策を示すことで、分業のメリットを
アピールしています。
意識調査では7割以上が「院内処方」を支持。
Yahoo!ニュースの意識調査「院内処方と院外処方、どちらがいいと思う?」では、
4月24日現在で10万8千票が投票されており、「院内処方がいい」が76.1%、
「院外処方がいい」が23.9%に。
評論;院内処方賛成派の意見は、
●院内のほうが患者の自己負担は低い。
●院外は「ぼったくり」の感じがする。
●調剤薬局によっては、置いてない医薬品がある。
院外処方賛成派の意見は、
●院外にすることで、患者が薬局と医薬品を自由に選択できる。
●院内だと、患者とじっくりと医薬品の説明ができない。
●病院の数分診察では見抜けない患者の不利益も、院外薬局なら見抜けることも多い。
診察は医師、薬は薬剤師が基本でしょう。
結局のところ、院内か院外かの議論は「自己負担を重視するか、サービスを重視するか」
の二択になると考えます。また、記事によっては
「院内薬局を病院内に設置した場合、大手薬局チェーン店が有利になるのでは?」
などの意見もあるため、院内薬局を推進した場合は独占禁止法の観点から、
大手チェーンの独壇場にならぬように配慮する必要が出てくるのではないかと考えます。
「楽しい記憶で、うつ状態が改善した!?」
という話題です。
47ニュースによれば、
ストレスを与え、うつ病のような行動をするマウスの脳活動を操作し、過去の楽しい
記憶を思い出させると、うつ状態が改善したと理化学研究所のチームが、
18日付の英科学誌ネイチャーに発表した。
理研の脳科学総合研究センターの利根川進センター長は
「そのまま人に応用できるわけではないが、人とマウスは似た脳の機構を使っており、
うつ病の治療法開発に役立つかもしれない」と話している。
チームによると、うつ病は過去の楽しい体験を楽しいものと正しく思い出せなくなる
特徴がある。チームは、楽しい記憶が人工的に呼び覚まされ、状態の改善に
つながったとみている。
評論;別に「記憶」でなくても、今現在において楽しい出来事がおきても
うつ状態は改善するのではないかと考えます。不景気になって久しい
この日本ですが、2006年・2009年の野球のWBC優勝のような
楽しい出来事が再び起きてくれないものかと願っています。
私もこの二コタ上で・何か楽しいイベントでもやってみようかなぁ・・・。
「残薬(飲み残しの薬)が問題となっている」
という話題です。
朝日新聞デジタルなどによると、
高齢者宅から薬が大量に見つかる事例が目立っている。「残薬」と呼ばれ、多種類を
処方された場合など適切に服用できず、症状の悪化でさらに薬が増える悪循環もある。
年400億円を超えるとの推計もあり、薬剤師が薬を整理し、医師に処方薬を減らすよう
求める試みが広がる。
大阪府忠岡町の女性(78)宅を訪れた薬剤師の井上龍介さん(39)は、
台所のフックにかかった10袋以上のレジ袋を見つけた。「ちょっと見せて」。
中は全部、薬だった。
胃薬や血圧を下げる薬、血糖値を下げる薬、睡眠薬――。10年ほど前の日付の袋に
入った軟膏(なんこう)もあり、冷蔵庫にインスリンの注射薬が入れっぱなしだった。
錠剤は1千錠を超え、価格に換算すると14万円超にのぼった。
(中略)
在宅患者や医療関係者に薬の扱い方を教える一般社団法人「ライフハッピーウェル」
(大阪府豊中市)の福井繁雄代表理事によると、1日3食分の薬を処方されながら
食事が1日1食で薬がたまる高齢者や、複数の薬を処方され
「何をどう飲めばいいか分からない」と90日分も残薬があった
糖尿病患者などの事例が各地から報告されている。
日本薬剤師会は2007年、薬剤師がケアを続ける在宅患者812人の残薬を調査。
患者の4割超に「飲み残し」「飲み忘れ」があり、1人あたり1カ月で3220円分が
服用されていなかった。金額ベースでは処方された薬全体の24%にあたり、
厚労省がまとめた75歳以上の患者の薬剤費から推計すると、残薬の年総額は
475億円になるという。
評論;この問題の背景には、
1.複数の診療科を受診することで、いろいろ薬を処方されてしまう。
2.薬を処方してくれる医療機関に行きたがる患者心理。
3.多くの薬を出すほど保険点数が上がる、医療側の事情。
4.薬の飲み忘れ。
といった事が挙げられます。
多種の薬を服用すればするほど、相互作用や副作用のリスクが
高まりますので、かかりつけ薬局が患者の服薬状況を把握して
問題があれば・受診医療機関に相談するシステムが不可欠と感じます。
「残薬(飲み残しの薬)が問題となっている」
という話題です。
朝日新聞デジタルなどによると、
高齢者宅から薬が大量に見つかる事例が目立っている。「残薬」と呼ばれ、多種類を
処方された場合など適切に服用できず、症状の悪化でさらに薬が増える悪循環もある。
年400億円を超えるとの推計もあり、薬剤師が薬を整理し、医師に処方薬を減らすよう
求める試みが広がる。
大阪府忠岡町の女性(78)宅を訪れた薬剤師の井上龍介さん(39)は、
台所のフックにかかった10袋以上のレジ袋を見つけた。「ちょっと見せて」。
中は全部、薬だった。
胃薬や血圧を下げる薬、血糖値を下げる薬、睡眠薬――。10年ほど前の日付の袋に
入った軟膏(なんこう)もあり、冷蔵庫にインスリンの注射薬が入れっぱなしだった。
錠剤は1千錠を超え、価格に換算すると14万円超にのぼった。
(中略)
在宅患者や医療関係者に薬の扱い方を教える一般社団法人「ライフハッピーウェル」
(大阪府豊中市)の福井繁雄代表理事によると、1日3食分の薬を処方されながら
食事が1日1食で薬がたまる高齢者や、複数の薬を処方され
「何をどう飲めばいいか分からない」と90日分も残薬があった
糖尿病患者などの事例が各地から報告されている。
日本薬剤師会は2007年、薬剤師がケアを続ける在宅患者812人の残薬を調査。
患者の4割超に「飲み残し」「飲み忘れ」があり、1人あたり1カ月で3220円分が
服用されていなかった。金額ベースでは処方された薬全体の24%にあたり、
厚労省がまとめた75歳以上の患者の薬剤費から推計すると、残薬の年総額は
475億円になるという。
評論;この問題の背景には、
1.複数の診療科を受診することで、いろいろ薬を処方されてしまう。
2.薬を処方してくれる医療機関に行きたがる患者心理。
3.多くの薬を出すほど保険点数が上がる、医療側の事情。
4.薬の飲み忘れ。
といった事が挙げられます。
多種の薬を服用すればするほど、相互作用や副作用のリスクが
高まりますので、かかりつけ薬局が患者の服薬状況を把握して
問題があれば・受診医療機関に相談するシステムが不可欠と感じます。
「財務省が、救急車の一部有料化を提案した」
という話題です。
毎日新聞によれば、
財務省は11日の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)で、救急車の一部有料化を
検討すべきだとの見解を打ち出した。軽症にもかかわらず救急車を呼んだ人に、
費用を請求する案などが浮上している。先進国で最悪の状態にある財政状況を
改善するための歳出改革の一環として、年約2兆円の消防関係予算に
メスを入れる狙いがある。
タクシー代わりに救急車を利用しようとする一部利用者への
「警鐘」の意味合いも強そうだが、
有料化には利用者の反発も予想される。
財務省は、5月末をめどにまとめる財政審の建議(報告書)に、一部有料化を
盛り込むことを検討している。
消防庁などによると救急車による搬送者のうち半分近くは軽症者が占めている。
2013年の救急車による救急出動件数は過去最高の591万件で、
過去10年間で22%増えた。119番通報から現場に到着するまでの時間は
平均8.5分と10年前より2.2分延び、一刻を争う重症者の搬送に
支障が生じているとされる。
海外では救急車を有料としている国が多く、フランスでは重症者以外の搬送は
30分で3万円超の有料制を採用している。財務省は「フランスなどの例を参考に
軽症の場合の有料化などを検討すべきだ」と説明している。
評論;「軽症者に一律に有料化」としますと、低所得者からの反発が出ると
思われますし、逆に「救急車を利用しなかったがために命を落とすケース」
も考えられますので、「年収1000万円以上の高所得世帯に、後日費用を請求する」
といった「所得による有料化」をすればいいと考えます。
また救急センターのオペレーターの教育を強化し(専門の国家資格にしてもいいと考えます)、
「本当に救急車を出動させるべきかの判断」や「現場での応急処置の指導」などを
効率よく的確に行えるようにすれば、救急車の出動回数を・今よりは減らせるのではないかと
私は考えます。
「慢性疲労症候群の患者の3割が、日常生活動作に影響が出るほど重症」
という・気になる話題です。
Yahoo! Newsによれば、
推定患者数は全国で約30万人。感染症や脳内の中枢神経系の異常などとの関連が
指摘されているが、発症の原因は不明。これまで国内では「慢性疲労症候群」との
名称で知られていた病気だが、最近は患者団体などが「単なる疲れや怠けているわけではない」
として、「筋痛性脳脊髄(せきずい)炎」と呼ぶようになっている。国の難病対策の助成対象には
含まれていない。
調査は、厚労省の委託を受けた聖マリアンナ医科大の遊道(ゆうどう)和雄教授らが
昨年秋から今年1月に実施。医療機関で診断を受けた全国の患者251人
(男性56人、女性195人。平均年齢42歳)に調査票を送り、それに基づいて
電話や訪問などで聞き取りをした。
その結果、「身の回りのことができず介助が必要で、終日起きられない」
「日中の半分以上は横になっている」など寝たきりに近い重症の人が30%もいた。
症状は「肉体的精神的疲労」のほか、「睡眠障害」「体温調節障害」「広範な痛み」が多かった。
家事の後に症状が悪化する人は94%に達した。また重症者の96%が通院後にも
寝込んでいた。仕事をしている人は28%にとどまり、仕事を辞めた人も多かった。
現在困っていることは、「症状が耐え難い」が最も多く、「専門医がいない」
「病気への無理解」「社会的な孤立」などが続いた。
NPO「筋痛性脳脊髄炎の会」の篠原三恵子理事長は「重症患者の実態が初めて明らかになった。
軽症でも日常的な家事で症状が悪化する深刻な病気のため、家事支援など公的な福祉サービスが
必要だ。患者が身体障害者手帳を取得しやすくするほか、難病対策の対象にしてほしい」と訴える。
評論;この病気は原因が不明とされていましたが、最近ではストレスやウイルス感染などのきっかけで
発症するのではないかとされています。東洋医学者の管理人としては、こういった解決策のない疾患に
こそ、東洋医学の叡智が積極的に使われるべきだと考えます。
「アセトアミノフェンの多用に注意喚起が出されている」
という話題です。
医療NEWSによれば、
アセトアミノフェンは古典的な解熱鎮痛薬だが、いまだ明確な作用機序は解明されていない。
ただ、現時点では中枢神経を介した解熱・鎮痛効果が有力とされ、NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)
のような理論的に明確な腎機能低下作用はないために臨床現場では頻繁に用いられている。
ところが、2013年あたりからアセトアミノフェンの使用に対し、これまでの方針を覆し、
注意喚起するケースが相次いでいる。
もっともCKD(慢性腎臓病)自体が新たな概念で不明な点も多く、臨床現場で
悩みどころになる部分もある。
その1つがCKD患者へのNSAIDs投与によるCKD進展への影響だ。従来からNSAIDsは
炎症に関与するプロスタグランジンの生合成抑制効果が作用主体だが、
この結果腎血管の拡張作用をも低下させ、腎機能を低下させる危険性があると認識されている。
このためNSAIDs投与がCKD患者の病態を進展させる危惧がある。
一方でこうした危惧を背景にCKD患者での解熱鎮痛薬としてアセトアミノフェンが選択されることは
少なくない。とはいえ、アセトアミノフェンが腎機能低下に関係しないという理論はまだ早計だろう。
昨年、ボストンで開催された米国公衆衛生学会の年次集会ではアメリカ・パーカー大学の
Harrison Ndetan氏らがアセトアミノフェンと少量から中等量のアルコールを併用すると
腎疾患リスクが123%増加するという新たな報告を行っている。
一方、アセトアミノフェンについては別の危険性も指摘されている。今年1月14日に
米食品医薬品局(FDA)は、325mg超のアセトアミノフェン含有製品の処方、調合の中止を求める
勧告を医療関係者に向けて発表した。
勧告では肝障害を引き起こすリスクがあり、それを超える治療メリットを示す
データがないためとしている。アセトアミノフェンはOTCなどにも広く含有されているため、
処方医が気づかない間にこの用量を超えてしまう懸念もある。
評論;医薬品の多用防止には「お薬手帳の普及」と「かかりつけ医の義務化」、
「総合診療医の養成」、「薬剤管理の徹底」が不可欠です。一般薬局と医療機関の連携も
必要でしょう。
「新潟県精神医療センターで患者に対する暴行事件が起き、その後看護師が自殺した」
という、ショッキングな事件です。
新潟県精神医療センターの患者負傷に関する第三者調査委員会報告書
(詳しくは、http://www.psyche-niigata.jp/をご参照を)によると、
平成23年7月25日に入院患者1名が 腹部の痛みを訴え、診断した結果、
「肋骨及び腰椎横突起(腰椎の外側の突起)の骨折」、
「腹部の打撲痕」、 「背部の擦過傷(擦り傷)などの負傷が判明した。
(中略)
患者の訴えや負傷の状況から見て、第三者による関与の可能性もあるため、
事案の判明直後から当該患者が入院していた病棟の職員等に対して調査
を行うとともに、平成23年9月2日に患者負傷の経緯を公表した。
(中略)このため、精神医療センターを管理する新潟県病院局は、
「精神医療センターの患者負傷に係る第三者調査委員会」を
設置して(中略)、当該患者や職員・の患者及び患者家族
に文書や聴き取りの調査を行ってきた。
この間、平成24年2月に、勤務する1名の看護師が自殺するという
不幸な事態が生じ、本委員会としては極めて残念な思いを抱いている。
その看護師は、本委員会委員長あての手紙に、今回の患者負傷
の一部につながる可能性がある行為を過去に行ったことを
述べるとともに、勤務していた病棟の職場・ 風土の違和感、
看護のジレンマ、医師・と看護師の医療・看護に臨む姿勢への疑問等、
病棟業務の辛かった思いを記述している。
その看護師はまじめで、患者の回復のために熱心に看護を行い、
患者が迷惑な行動を繰り返し行った時に、そのような行為
に至ったと自責の念を述べ、最後に「全体像がはっきりすることを願っている」
と結んでいる。
評論;患者に対する繰り返される暴力行為は特に精神科病院で問題になっていますが、
看護師の自殺という事態までが起きてしまったのは非常に悲しく、残念です。
精神科病院・・・特に救急まで行う精神医療センターの看護の実態は過酷を極めており、
暴れたり問題行動をたびたび起こす患者に対しては
どうしても身体拘束や保護室に閉じ込めたりする対応を取らざるを得ないのが実情です。
このような事態が二度と起きないよう・対策が十分にとられることを切に願います。
「群大病院と東京女子医大病院が、特定機能病院(※)の認定を取消相当とされた」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
厚生労働省の社会保障審議会医療分科会(厚労相の諮問機関)が14日開かれ、
肝臓手術を受けた患者が相次いで死亡した群馬大病院(前橋市)と、
鎮静剤の投与後に男児が死亡した東京女子医大病院(東京都新宿区)について、
特定機能病院の承認を取り消すかどうかを協議した。
委員からは「取り消すべきだ」との厳しい意見が相次ぎ、同分科会は、
両病院とも「承認取り消し相当」とする意見書をまとめる見通し。
分科会は非公開で行われた。厚労省は意見書の提出を受けた後、
病院への聴聞を行った上で改めて同審議会からの答申を得て、正式な処分を決める。
群馬大病院では2009~14年に第二外科の男性医師が行った手術で、
約3か月以内に患者が死亡したケースが、腹腔ふくくう鏡手術で8人、
開腹手術で10人相次いでいたことが判明。
東京女子医大病院では昨年、首の腫瘍を取る手術を受けた2歳男児が、
人工呼吸中の小児患者への投与が禁じられている鎮静剤「プロポフォール(※2.)」
を大量投与された直後に死亡する事故が起きたが、事故前にも同様に
鎮静剤を投与された小児患者11人が死亡していた。
評論;この2大学病院の医療事故は重大なため、処分はやむを得ないと考えます。
ただ、問題なのは特定機能病院を取り消されると高度な医療が出来なくなるため、
たとえば群大病院の場合は「光トポグラフィー(※3.)」という・先進の
精神疾患画像診断システムまで利用できなくなってしまいますので、
群馬県の精神医療の質が低下してしまうなどの不利益が出てくるわけです。
東京女子医大にしても、過去には東洋医学界の偉人の1人・代田文彦医師(故人)が
活躍されていた事もあり、管理人としては・今回の決定を残念に思います。
<用語説明>
※1.特定機能病院・・・一般の病院などから紹介された高度先端医療行為を必要とする
患者に対応する病院。
※2.プロポフォール・・・化学名は2,6-ジイソプロピルフェノール。
鎮静作用のある化学物質で、麻酔薬や鎮静剤として利用される。
※3.光トポグラフィー・・・近赤外線を用いて、頭皮上から脳機能を画像化する診断法。
「市販薬の副作用で、5年で15人も亡くなっている!?」
という話題です。
TBSなどによれば、
かぜ薬など市販されている薬の副作用とみられる症状で、5年間に15人が死亡していることが
わかりました。消費者庁によりますと、去年10月までのおよそ5年間で、市販されている
薬の副作用とみられる発熱や肝臓障害、皮膚のただれなどの症状が出た人は1225人で、
うち15人が死亡していたということです。死亡した人が服用した薬で最も多かったのはかぜ薬で、
次いで解熱鎮痛剤となっています。
市販薬の副作用件数は3年前に厚労省が公表していますが、消費者庁としては、改めて消費者に
注意を呼びかけたいとして、最新の状況を公表しました。
(元記事URL;http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20150408-00000043-jnn-soci)
評論;第1類~第3類までの分類は、あくまでも「副作用や相互作用の発生するリスクの度合い」
にすぎず、安全度が最も高いとされる「第3類医薬品」であっても・まったく副作用がないわけでは
ありません。特に風邪薬や頭痛薬はよく飲まれている種類の医薬品である以上、購入の際には
薬剤師か登録販売者に問い合わせたほうが安心です。なお、現在服用している医薬品が
あれば、それとの「飲み合わせ」についても質問してみたほうがいいですね。
「脂肪肝は、毎日30分の早歩きで改善する!?」
という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
食べ過ぎなどによる脂肪肝は、早歩き程度の少し強めの運動を毎日30分以上続けると改善する、
との結果を筑波大の研究チームが発表した。改善が期待できるのは、過度の飲酒が原因ではない
非アルコール性脂肪性肝疾患。体重は減らなくても効果があるという。
筑波大の正田純一教授(消化器内科)らは、2009~13年に、食事・運動療法に参加した
31~67歳の肥満男性169人の身体活動状況を、測定器を使って記録。エネルギー消費量が
安静時の3倍以上となる「中高強度の運動」に取り組んだ時間別にグループ分けして、
脂肪肝の改善状況を比較した。
運動時間が長いほど、内臓脂肪面積や血中の中性脂肪濃度などが減少。特に週250分以上の
運動をしたグループは、肝臓の炎症を防ぐ物質や善玉コレステロールが増え、細胞を傷つける
物質は減った。血液の遺伝子解析でも、肝臓の脂肪蓄積を抑える働きが活発になっていることが
分かったという。非アルコール性脂肪性肝疾患は、心臓血管系の障害や糖尿病にもつながる病気で
食事・運動療法が有効。正田教授は「汗ばむ程度の運動を毎日30分続けることが有用」としている。
評論;やはり、運動療法は大切なのですね。
課題としては「都会では交通量が多いなどの理由で安全に早歩きできそうな場所が少ないこと」や
「排気ガスを吸い込んでしまって、呼吸器病になってしまうリスクがある」
といった事が挙げられますので、ジムにあるような「ランニングマシーン」などを活用して
室内でも早歩きと同等な運動ができるようにするといいでしょうね。
「鉄粉入りの軟骨細胞で、膝関節の軟骨を再生させる研究が始まる」という話題です。
ヨミドクターによれば、
交通事故やスポーツの事故などで欠損した膝の軟骨を治すために、磁石を使って細胞を移植する
臨床研究を、広島大の越智光夫教授(整形外科)らが始めた。
細胞を磁石で的確に患部に集め、従来の治療法より、安定した軟骨を効率的に作ることができると
期待される。19日から横浜市で開かれる日本再生医療学会で、臨床研究の概要を発表する。
臨床研究では、腰の骨から骨髄液を注射器で採り、軟骨のもとになる幹細胞を増やし、
鉄粉を中に封じ込める。患部の近くに磁石を置き、幹細胞を患部に引きつけながら注入する。
3年間で5人の患者に実施、安全性や有効性を確かめる。今年2月に、1人目の10歳代の女性に
移植を実施。今月下旬も50歳代の女性への移植を予定する。
従来の軟骨治療は、患部に隣接する骨を傷つけ、軟骨のもとになる幹細胞が自然に集まるのを
促す方法が主流だった。しかし、できた軟骨が数年たつと損傷する課題があった。
今回の研究では従来法と合わせ外から幹細胞を補充し、磁石を使って患部に定着させる。
膝の細胞を培養した組織を貼り付ける、別の治療法と比べても、膝周辺の傷が小さくて済むという。
研究チームの亀井直輔同大助教は「研究が成功すれば、企業と組んで製品化を目指したい」と話す。
評論;この方法は画期的ですが、解決すべき問題もあります。
1.ペースメーカーを使用している人には使えない可能性。
2.細胞内の鉄粉が酸化して細胞を傷つける恐れがある。
3.電子機器を使った画像検査(CTやレントゲンなど)をした際には、発生する
強力な磁力によって・膝に集められた細胞が離れてしまうおそれがある。
4.鉄粉入りの細胞は血液の流れによって全身に拡散するので、
局所に磁石を当てるだけで・果たして狙い通りに集まるのか?
これらの課題をしっかりと克服すべきだと考えます。
「医療機関の休廃業・解散が、5年で3倍になった」という・憂慮すべき話題です。
医療介護CBニュースによれば、
2014年に休廃業・解散した医療機関は347件と、09年(116件)の約3倍に達したことが、
帝国データバンクの調査で分かった。5年連続の増加で、同社がデータをまとめた07年以降で
最多となった。業態別では、診療所が最多の271件で、病院も30件あった。同社は、
「事業承継の問題を抱える病院や診療所が増加しており、休廃業・解散を余儀なくされる
ケースが増えている」と分析している。
同社は、「休廃業・解散」を、企業活動を停止している状態や解散した状態のほか、
これ以外で活動停止を確認したうち、倒産(任意整理、法的整理)に分類されないケースと定義。
07-14年のデータを集計した。
それによると、14年に休廃業・解散した医療機関は前年比12.7%増の347件。内訳は、
休廃業が239件、解散が108件だった。業態別に見ても、病院と診療所、歯科医院のすべてで
休廃業・解散が増えた。この理由として同社は、後継者難による影響のほか、
診療所や歯科医院については、都市部に集中したことで競合が激化していることも挙げた。
(中略)
一方で、医療機関の倒産件数は12年以降減少しており、14年は29件となっている。
これについて同社は、09年に設立された「企業再生支援機構」
(13年4月に「地域経済活性化支援機構」に改組)などの活用が、医療機関でも進んでいる
背景があると分析。同機構が、事業の見直しや過大債務の削減などを支援し、
一定程度の事業再生がなされているとの認識を示した。
評論;確かに後継者不足で廃院となる場合もありますが、
中堅どころの勤務医が病院を辞めて都市部で開業するケースが増えたのと
歯科医師の増加が「医療機関の休廃業の増加」の大きな要因と考えられます。
ある開業医は開業を「クイーンエリザベス号(イギリスの豪華客船)からドロ製の船に
乗り換える気分だ」と言ってましたが、給料や人員のサポートのある勤務医とは異なり、開業は
一から患者を集めねばならず、並々ならぬ苦労が付きまといます(開業鍼灸師の私も、
相当苦労しました)。北欧みたいに地域ごとに開業医の数を制限すれば、医療機関同士で
潰しあうことはないのですがね・・・。
「群馬大学病院の悪質な医療過誤により、刑事告訴まで検討されている」
という話題です。
47ニュースによれば、
群馬大病院で腹腔鏡手術を受けた患者8人が死亡した問題で、うち2遺族の依頼を受けた
被害対策弁護団が6日、前橋市内で記者会見し「医師の刑事、行政処分も考慮すべき
重大かつ悪質な医療過誤で、病院の最終報告は不十分」と不満を表明した。
遺族と弁護団は告訴や告発を今後検討するとしている。時期などは現時点では未定という。
弁護団によると、依頼したのは80代の男性患者と70代の女性患者の遺族。執刀医は手術前、
女性患者と家族に「すごく簡単な手術だから大丈夫」と説明、同意書には「腹腔鏡手術」
という記載はなかった。女性は術後約1カ月で死亡した。
評論;医療過誤で「刑事告訴まで考慮すべき」とされてるのは珍しい事例です。
記事にあるような問題の他にも「保険の不正請求(本来保険が不適応な手術にまで保険請求した)」や
「執刀医の技量不足による術後の死亡や後遺症の発症」、「カルテの改ざん」など
問題点が多すぎますので、民事のみならず刑事でもという事になるのだと思われます。
普通は(腹腔鏡手術を含めて)執刀する際は、「手術室に入って見学や手伝いを行い、
第1・第2助手をある程度務めてから執刀医になる(術式や医師会によって期間は異なります)」
のが医師会では当たり前なのですが、手術の失敗率の高さから考慮しますと
件の執刀医はろくに研修を受けることなく手術を行ってしまったのでしょう。
だとしたら、執刀医のみならず彼が属している医局(=群馬大学第2外科学教室)
全体の問題となり、彼に手術をさせた教授や指導医等・スタッフ全員の責任も
問われる事になるかもしれません。群馬大学病院は徹底的に原因究明を行って関係者を処分し
詳しい調査結果を遺族や患者に説明して、心からの謝罪と賠償を行うべきではないでしょうか。
「紅茶の苦味で、骨が強くなることがわかった」
という話題です。
読売新聞によれば、
紅茶に含まれる苦み成分に、骨が壊れるのを抑える働きがあることを
マウスの実験で確認したと、大阪大などの研究チームが発表した。
骨の量が減って起きる骨粗しょう症の、新たな予防薬開発につながる成果という。
論文が、24日の科学誌ネイチャーメディシン電子版に掲載される。
骨には、カルシウムでできた硬い組織を作る「骨芽細胞」と古くなった組織を壊す
「破骨細胞」があり、互いがバランスを取って骨の強度を保っている。年を取って
バランスが崩れると、骨粗しょう症が起きる。
阪大の石井優教授と西川恵三助教らは、紅茶の苦みや赤い色の成分に含まれる物質
(ポリフェノール)が、骨の中で破骨細胞が生まれるのを抑えることを明らかにした。
骨粗しょう症になり破骨細胞が過剰に生まれていたマウスに、この物質を3日に1回ずつ
注射すると、3週間後には破骨細胞が目立って減り、骨の強度もほぼ正常になった。
ただ、マウスに与えた1回の投与量を体重60キロの人がまかなうには紅茶を一度に
60杯飲む必要があり、ふつうに紅茶を飲んでいても改善効果は見込めそうにないという。
西川助教は「物質から薬やサプリメントを開発すれば、骨粗しょう症予防に効果が見込める。
もともと食品に含まれる物質で安全性は高い」と話す。
評論;「このポリフェノールは緑茶にも含まれているのではないか?」と調べてみたところ、
「運動と緑茶ポリフェノール摂取による骨量減少の緩和効果」
「茶ポリフェノールの多機能生理作用」
といった・複数の論文が出されているため、緑茶にも含まれているものと考えます。
問題はさすがに60杯もお茶を飲むのは・(いくら元茶道部の私でも)しんどいですし、
かえってカフェインで胃を荒らしてしまったりすることも考えられますので、
専用のサプリメントの開発が望まれますね。
「医療関係者の犯罪が多発している」という話題です。
産経ニュースによれば、
東京都世田谷区の玉川病院で、看護師が入院患者に必要のないインスリンを大量に投与して
容体を悪化させていたことが19日、明らかになった。医療関係者が患者を手にかけた事件は
過去にも相次いでおり、専門家は「治療を委ねた患者が身を守るのは困難で、
『密室の通り魔』とも言える悪質な犯行だ」と指摘する。
「患者を殺して死刑になろうと思った」
東京都町田市のクリニックで6月、人工透析中の患者から医療用チューブを引き抜いたとして、
殺人未遂の疑いで逮捕された内科医の男=起訴猶予処分=は警視庁の取り調べに
無差別殺人を示唆。2カ月前にクリニックの所長に就任し、不眠症で睡眠薬を
処方されていたことが分かった。
加害者側が人間関係などの悩みや不満を抱えているケースも少なくない。
京都大学付属病院(京都市)では平成22年、看護師の女が女性患者に必要のない
インスリンを投与して一時意識不明の状態にさせ、傷害罪などで起訴された。
電子カルテの血糖値のデータを改竄(かいざん)するなどの隠蔽(いんぺい)工作もしていた。
公判では仕事や院内の人間関係でストレスがたまっていたとして、
「患者の容体が急変するのを見て、すっとした」と訴えた。
仙台市のクリニックで12年に起きた筋弛緩(きんしかん)剤事件では、准看護師の男が
患者1人を殺害し、4人を意識不明にさせたとして、殺人罪などで無期懲役が確定した。
男は公判で無罪を主張したが、逮捕直後は「待遇に不満があった」と供述していたとされる。
東洋大の桐生正幸教授(犯罪心理学)は「医療関係者は『患者の命は自分がコントロールしている』
と思い込む傾向が強い。犯行前には精神状態の変化が何らかのサインとして表れるはずで、
注意深く見守るべきだ」としている。
評論;医療関係者が事件を起こすのは、とんでもない事です。残念なことに
新聞沙汰にならないような事件も相次いでおり、
精神科病院等での患者に対する暴行などを・いまだに耳にします。
問題行動を起こす可能性のある医療関係者への指導・カウンセリングと同時に
法改正も行い、「問題行動を起こした医療関係者の免許を即刻停止、
最悪の場合は剥奪(はくだつ)する」と・厳格化すべきだと考えます。
「大手コンビニチェーンのローソンが、『介護コンビニ』事業を開始する!?」
という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
ローソンは、介護が必要な高齢者を支援するコンビニの展開を始める。介護事業者と提携し、
ケアマネジャーが常駐して介護サービスを紹介したり、生活相談にのったりする。
超高齢化が進むのに対応し、新たなサービスで客を増やす狙いだ。
首都圏で介護事業を手がける「ウイズネット」(本社・さいたま市)と提携し、
同社がローソンの加盟店となり、店を運営する。1号店は来年2月に埼玉県川口市に開く予定。
ローソンは他の介護事業者にも加盟店になってもらう計画で、提携先がみつかれば、
大阪や名古屋など大都市部を中心に3年で約30店を出す計画だ。
評論;来たる超高齢化社会に向けて、このような動きが加速されるのではないかと
考えます。高齢者には「今のコンビニは若い人向けに作られていて、利用しづらい」
と感じる人が多く、また「介護サービスを受けたくても、申請方法などがわからない」
といった方も少なくないためです。この10年間でコンビニ業界では・IT化が
急速に普及しててきましたが、これを契機に・商売の原点である「人と人とのつながり」
にも目を向けたサービスを充実させてほしいものです。
「国連が、エボラ出血熱(※)の流行で緊急事態宣言を出した」
という話題です。
apitalによれば、
世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は8日、西アフリカ諸国での
エボラ出血熱の大流行について、「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言し、
国境を越えた感染拡大を防ぐための対策をとるよう各国に勧告を出した。
チャン氏はジュネーブでの記者会見で
「この病気の約40年間の歴史の中で、最も大きく、最も厳しく、最も複合的な大流行」と強調した。
WHOによると、今回の大流行による死者は4日現在、ギニアやシエラレオネ、リベリア、
ナイジェリアの4カ国で932人に達している。AP通信などによると、サウジアラビアでも
シエラレオネから帰国した男性1人に感染の疑いがでており、感染拡大に警戒感が広がっている。
評論;エボラ出血熱の治療法はなく、特効薬もありませんので、感染拡大阻止には
1.流行地域には行かない。
2.患者の隔離。
3.感染源の撲滅。
といった事が不可欠だと感じます。
なお、医療関係者の中にも感染者が出る・最悪の事態になっていますので、
「国際医療チームを派遣する前に、感染者から血液を採取してワクチンを
作ることに重点をおくべき」だと感じます。
※エボラ出血熱・・・エボラウイルスによって起きる感染症。複数のウイルスの
型があり、致死率が90%にもなるウイルスの型(ザイール型)もあると
されています。発症すると高熱や患者の血液、分泌物、排泄物や唾液、感染動物の
肉を食べるなどが感染源です。アルコール消毒や石けんによる消毒が有効です。
直接的な治療法は、いまだに確立されていません。
発症すると、嘔吐や下痢・腹痛を起こして・悪化すると出血して死に至ります。
「国連が、エボラ出血熱(※)の流行で緊急事態宣言を出した」
という話題です。
apitalによれば、
世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は8日、西アフリカ諸国での
エボラ出血熱の大流行について、「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態」を宣言し、
国境を越えた感染拡大を防ぐための対策をとるよう各国に勧告を出した。
チャン氏はジュネーブでの記者会見で
「この病気の約40年間の歴史の中で、最も大きく、最も厳しく、最も複合的な大流行」と強調した。
WHOによると、今回の大流行による死者は4日現在、ギニアやシエラレオネ、リベリア、
ナイジェリアの4カ国で932人に達している。AP通信などによると、サウジアラビアでも
シエラレオネから帰国した男性1人に感染の疑いがでており、感染拡大に警戒感が広がっている。
評論;エボラ出血熱の治療法はなく、特効薬もありませんので、感染拡大阻止には
1.流行地域には行かない。
2.患者の隔離。
3.感染源の撲滅。
といった事が不可欠だと感じます。
なお、医療関係者の中にも感染者が出る・最悪の事態になっていますので、
「国際医療チームを派遣する前に、感染者から血液を採取してワクチンを
作ることに重点をおくべき」だと感じます。
※エボラ出血熱・・・エボラウイルスによって起きる感染症。複数のワクチンの
型があり、致死率が90%にもなるウイルスの型(ザイール型)もあると
されています。発症すると高熱や患者の血液、分泌物、排泄物や唾液、感染動物の
肉を食べるなどが感染源です。アルコール消毒や石けんによる消毒が有効です。
直接的な治療法は、いまだに確立されていません。
発症すると、嘔吐や下痢・腹痛を起こして・悪化すると出血して死に至ります。
「統合失調症を発症する可能性のある遺伝子が、新たに83個見つかった」
という話題です。
中日新聞によれば、
統合失調症の発症に関係する遺伝子を含む領域が新たに83カ所見つかり、英カーディフ大や
米ハーバード大、藤田保健衛生大(愛知県豊明市)などの国際研究チームが22日付の
英科学誌ネイチャー(電子版)に発表した。原因解明や新薬開発につながる成果という。
研究は、日本や欧米などの統合失調症患者3万7千人と、それ以外の11万3千人の遺伝子データを
比較し、患者に特徴的な遺伝子の変異を調べた。比較した結果、患者には108カ所の遺伝子領域で
目立った変異が見られ、これまで病気との関連が指摘されていたものを除くと、新たに83カ所を
特定した。多くは脳や免疫の機能に関わるもので、これらの遺伝子領域に変異があると、
それぞれ発症リスクが1.1〜1.2倍高まるという。
統合失調症は100人に1人の割合で発症するとされるが、原因が分かっておらず、根本的な治療法は
確立されていない。研究チームに加わっている藤田保健衛生大の岩田仲生教授は
「見つかった個々の遺伝子の病気への影響は小さいが、それぞれの機能や変異の組み合わせなどを
調べていけば原因が分かる可能性がある」と話している。
評論;統合失調症の発症には、特定の遺伝子だけでなく・いろいろな要因が関わっているのでは
ないかと考えられます。今後もじっくりと研究を続けていただき、遺伝子の変異と病気との関係を
明らかにしてほしいものです。
「『福島県で問題となった鼻血は内部被ばくが原因の可能性がある』と、神戸の医師が学会で発表」
という話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
東日本大震災による原発事故の後、福島県では、子どもを中心に鼻血が出る症状が相次いだ。
漫画「美味(おい)しんぼ」で登場人物が鼻血を流す場面が「風評被害を招く」などと批判されたが、
実際に放射性物質が結合した金属粒子が鼻の粘膜に付着し、内部被ばくを起こした
可能性があることを、東神戸診療所(神戸市中央区)の郷地(ごうち)秀夫所長が
12日に名古屋市で開かれた日本社会医学会で発表した。
郷地所長によると、福島からの避難者の2人に1人ほどが家族などの鼻血を体験している。
突然出血し、普段あまり鼻血を出さなかった子どもが多いのが特徴。避難後はほとんどの
症状が治まっているという。
500ミリシーベルト以上の放射線を全身に浴びれば、急性障害で鼻血が出る場合がある。
だが福島ではそうした被ばく例はなく、放射線と鼻血の因果関係を疑問視する専門家もいる。
しかし、東日本大震災の被災地では、原発から飛散した放射性セシウムなどが金属粒子と
結び付き拡散したことが気象庁気象研究所の観測などで確認された。
東日本一円で医療機関のエックス線フィルムが粒子で感光する現象もみられ、当初から
健康への影響を疑う声が聞かれていた。
郷地所長は、金属粒子が鼻の粘膜に付着したのが引き金となった可能性を指摘する。
金属粒子は直径数ミクロンで、人体のごく小さな範囲に1日100ミリシーベルトを超える
放射線を出し、組織を損傷する。
郷地所長は「もともと花粉症やアレルギーなどで粘膜が炎症していた人が出血を起こしても
不思議はない」と話す。大量に吸い込んだ人も少なくないとみられ、内部被ばくの問題と捉え、
早期に科学的な調査と分析をすべきだったと強調する。
評論;もし1日に100ミリシーベルトもの・超高レベルの放射能が人体に当たっていたならば
今頃は被災地の方々がかなり健康被害で苦しまれていたはずですので、
もし仮に人体に入っていても・ただちに人体に影響が出ないレベルの量であったはずです。
今後の復興や被災者の健康に関わる問題ですので、国や自治体・東電が責任を持って
健康に配慮すべきだと考えます。
「精神科病院の病床数を減らして居住施設に変換する案が、条件付きで認められる」
という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
精神科病院の病床を減らして居住施設に転換する政策案について、厚生労働省の有識者検討会は
1日、条件付きで認めることを決めた。同省は病院敷地内にグループホームをつくれるよう
制度改正を進める。ただし強い反対意見がでたことをふまえ、対象を現在の入院患者に限定し、
まず試行的に実施して運用状況を確認することとした。
転換案は、長期入院患者が退院して地域で暮らす地域移行が進まない状況を受けて浮上した。
しかし障害者団体などが「一生を病院敷地内で過ごすことになりかねない」と反発した。
この日の検討会でも反対意見が相次いだ。これを受け、今回の措置は
▽対象を原則、現在の入院患者に限る例外的なものと確認。
▽さらに居住施設に住むかどうか本人の選択の自由を保障
▽外出の自由を確保
▽病院と明確に区別
▽地域移行に向けたステップとして利用期限を決める
▽プライバシーの尊重
――といった条件付きで、転換を容認することを決めた。
評論;確かに「長期入院患者が退院して地域で暮らす地域移行が進まない状況」が
ありますが、病院敷地内に作ってしまいますと「一生を病院で過ごさねばならない」と
誤解されかねません。また、病院外に作るとしても・地元自治体や地元住民の理解を
得ることが必要になってきますので、なかなか難しい問題です。
よって、私としましては・以下のような「段階的社会復帰訓練」が望ましいと考えています。
1.退院後、福祉施設で日常生活を過ごす訓練を受けていただく。
2.その後、専用のアパートやマンションでの生活を通して・より実際の日常生活に
近い訓練をしていただく。
3.日常生活に復帰していただく(場合によっては、月1回程度は病院に通院して
いただくことも)。
「医師のがん告知研修が、患者への精神的な負担を減らせることがわかった」
というお話です。
ヨミドクターによれば、
国立がん研究センター(東京都中央区)と岡山大の研究グループは、がんの治療にかかわる医師が
コミュニケーション研修を受けることで、がん告知などで患者の感じるストレスを和らげる効果が
生まれることを確認したと発表した。
患者の生活の質(QOL)向上に役立つ可能性があり、同グループは10万人の医師への
普及を目指している。
修了した医師に「沈黙して気持ちに配慮する」「気持ちを支える言葉をかける」といった
患者に寄り添う共感行動が増えることに加え、患者の気持ちに影響することを
科学的に証明したのは初めてという。
研修プログラムは、医師役・模擬患者・指導役を1グループとして実施。診断結果や再発の告知、
抗がん剤治療の中止といったケースを想定したロールプレイ(模擬演技)を計8時間こなすほか、
患者ら500人以上の調査を基に▽患者の気持ちへの配慮▽情報の伝え方▽話しやすい場の設定
――などについて、参加者らで2時間、討論し合う。
研究では、映像で記録した、研修前後に行った医師の模擬面接について、心理学の専門家が分析し、
使った言葉や行動を点数化して変化を調べた。また、患者側にも気分や満足度などの評価をしてもらった。
この結果、患者の気持ちに配慮する「沈黙」や、患者の受け答えが「はい」「いいえ」などに制限されず、
話しやすい質問が増えるといった変化がみられた。患者側の回答からはつらい気持ちを示す
記述が減り、医師への信頼感もアップしたとのデータが得られた。
研修は、患者側の意向を尊重した治療などを求める2006年成立の「がん対策基本法」を受け、
国の委託事業として同グループを中心に07年度から実施。13年度までに、
全国の医師計869人がプログラムを修了し、指導者になるための40時間のトレーニングを
済ませた医師も131人まで増えた。
評論;両親のがん告知で実感しましたが、患者の心に配慮した医師の説明が・きわめて重要だと
感じます。がん治療の研究が進み、画期的な治療が開発されれば、この研修の成果が
さらに効果的に患者の心に響くことでしょう。研修を受ける医師が増えることを望みます。
「小児救急支援ソフトが出来た」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
夜間や休日に、共通の短縮番号「#8000」で受け付ける小児救急の電話相談で、
相談内容の緊急度を5段階で判断し、記録する支援ソフトを、厚生労働省研究班
(班長=吉沢穣治・慈恵医大講師)が、作成した。
重症な子どもの見落としを防ぐなど相談の質を上げるとともに、相談事例を集めて
どんな事故が多いのか分析できるようにする。同省は、都道府県に使用を呼びかける。
ソフトは、「頭を打った」「電池を誤飲した」など相談を70項目に分類。
電話を受けた看護師らが該当する項目を選ぶと、確認すべき内容が流れ図で示される。
流れ図に従って質問すれば、「すぐに救急車を呼ぶ」から「受診の必要はない」まで、
緊急度を5段階で判断できる。
例えば、「たばこの誤飲」の相談では、「2センチ以上食べたか」「灰皿の水を飲んだか」
「普段と様子が違うか」を確かめる。
「#8000」は2004年度に始まった。現在、全都道府県で導入され、年間約54万件の相談がある。
吉沢班長は「データを集め、相談の多いけがや病気については、対処法を広く
情報提供するなどしていきたい」と話す。
評論;このソフトが普及することで初期診断がすごく行いやすくなり、適正な小児救急医療が
可能になるのではないかと考えます。ただ、患者の親御さんが大げさに症状を訴えたりする
可能性もなきにしもあらずである事から、小児救急の電話相談においては
親御さんに適切に症状を・正しく教えていただくことが重要だと考えます。
「小児のネフローゼ症候群に対する抗がん剤の効果が確かめられた」
と言う話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
神戸大は23日、小児期に発症した腎臓病「難治性ネフローゼ症候群」に対し、
抗がん剤として使用されている薬「リツキシマブ」を使うと高い効果があることが分かった、
と発表した。既に臨床試験(治験)で同症候群の再発を抑える効果を確認し、
製薬会社が厚生労働省にリツキシマブの適応拡大を承認するよう申請中。
成果は同日付の英医学誌ランセット電子版に掲載された。
腎臓は血液をろ過して尿を生成。ネフローゼ症候群は腎臓の障害で
タンパク質が尿中に漏れ出て、顔や手足にむくみが生じる。成人も発症するが、
小児では慢性腎臓病のうち最も高頻度で、国内で年間約千人が発症する。
(中略)
神戸大などのグループは2008年、神戸大医学部付属病院や兵庫県立こども病院
(神戸市須磨区)など全国9施設で治験を始め、ステロイド治療後、24人の患者に
リツキシマブを投与。投与しなかった患者と比べると、再発を抑えられる期間が倍以上に延び、
再発率も大幅に下がった。厚労省への承認申請は今年秋ごろにも結果が出る見通し。
神戸大大学院医学研究科の飯島一誠(かづもと)教授は「ステロイドや免疫抑制剤の
長期投与を減らし、副作用をできるだけ抑えることに役立つと期待している」と話す。
評論;この「リツキシマブ」はヒトとマウスの抗体からなる「バイオ製剤」というべきもので、
近年は抗がん剤のみならず・いろいろな病気の治療にも応用されてきています。
ただ、問題は
1.高価・・・1瓶(500ml)あたり・約21万円(!)もします(2008年現在)。
2.B型肝炎ウイルスに感染している・または抗体を持った方には使えない。
・・・症状を悪くした例もあります。
「医療・介護法が成立した」
という話題です。
産経ニュースによれば、
医療法や介護保険法の改正案を一本化した地域医療・介護総合確保推進法(医療・介護法)は
18日の参院本会議で、与党などの賛成多数で可決、成立した。同法は、社会保障制度改革の
実施スケジュールを定めたプログラム法(昨年12月成立)の内容を具体化する第1弾となる
法律だ。ただ、医療、介護という異なる分野の19もの法改正が一本化されたため、
「詰め込み過ぎ」による審議不足の感は否めない。
医療・介護法は、高齢者に偏重していた制度を見直し、経済力によっては高齢者にも
応分の負担を求めるとしたのが特徴だ。
年間の年金収入が280万円以上の人を対象に介護保険の自己負担割合を引き上げるほか、
特別養護老人ホーム(特養)の入所要件を厳格化、原則「要介護3」以上に絞り込む。
介護施設入所者への食費などの補助も、預貯金が1千万円を超える単身者らを対象から外す。
また、比較的軽度の「要支援1~2」の人に対する訪問介護と通所介護は段階的に
市町村事業へと移管する。
評論;この法案は、かなり問題点があると考えます。
1.介護保険の自己負担率が上がれば、受けられない・あるいは回数を減らさざるを得ない
利用者が増える。
2.特養への条件が「要介護3」に上がることで、それ以下の方々はグループホームや
老人短期入所施設などに行かざるを得ず、それらの施設をたらい回しにされる恐れがある。
3.「要支援1~2」の人に対する訪問介護と通所介護を市町村に移行するにしても、
金銭的に余裕のない自治体では・満足のいくサービスを得られない恐れがある。
このままでは、現在の介護保険システムは10年以内に危機を迎えてしまうでしょう。
したがって、介護施設をどんどん作って要介護者を入所させる現在の介護のシステムを
根本から見直し、収入や介護度で介護サービスを決めるのを改め、
「その要介護者に合った介護サービスを医師やケアマネが決定し、社会復帰を目標にしたリハビリを行う」
といった北欧方式を導入すべきだと考えます。
「認知症患者への向精神薬使用で、死亡リスクが高まる!?」
という話題です。
毎日新聞によれば、
日本老年精神医学会は13日、認知症患者が抗精神病薬を使い始めから3カ月から半年は、
使っていない患者に比べて死亡リスクが約2倍に高まるとの結果をまとめ、
東京都内で開かれた同学会で報告した。同学会は「新たに使い始める患者や高齢者、
要介護度が高い人は特に注意してほしい」と呼びかけている。
認知症に伴う興奮状態や暴力、徘徊(はいかい)などの行動障害は介護者の負担になるため、
医療現場では、適応外の抗精神病薬が使われることが多い。一方、米食品医薬品局(FDA)は
2005年、臨床試験の結果から「高齢の認知症患者に抗精神病薬を使うと、死亡リスクが
約1.6倍高まる」との警告を出した。
同学会は12年10月から、65歳以上の認知症患者で抗精神病薬を飲んでいる人、
飲んでいない人約5000人ずつを対象に、10週間後と半年後の死亡率を調べた。
抗精神病薬を飲み始めたばかりの約450人を分析すると、飲み始めから3カ月~半年の間は、
飲まない人に比べて死亡リスクが約2倍になった。死因は肺炎や老衰などが多かった。
全体では差はなかった。
報告した新井平伊(へいい)・順天堂大教授は「使用には十分な配慮が必要で、
漫然と使い続けるのではなく、常に減量や中止を考慮すべきだ」と話した。
評論;体力の弱い高齢者への向精神薬の使用は、十分に注意すべきだと思われます。
ちなみに、私の治療院にも認知症の患者さんが来院されますが、ツボへの刺激によって
車の運転ができるようになるほど改善する方もいらっしゃいますので、向精神薬の
代替療法として東洋医学を導入するのも・1つの有効な解決策となりえるのではないでしょうか?
「混合治療が、大幅に緩和される」という話題です。
ヨミドクターによれば、
政府は9日、公的な医療保険を使うことが認められる医療と、認められない医療を併用する
混合診療を受けやすくするため、「患者申出療養」(仮称)を来年度にも創設する方針を固めた。
混合診療について
〈1〉患者の希望に応じ、幅広い分野の医療を受けられるようにする
〈2〉受診できる病院数を全国的に増やす〈3〉申請から2~6週間以内に受診可能にする
――ことが柱。政府は今月決まる新成長戦略に盛り込み、
来年の通常国会に関連法案を提出する。
安倍首相が10日、田村厚生労働相、稲田行政改革相と調整し、東京都内の病院を視察した後、
こうした方針を表明する。
現在の混合診療は、国があらかじめ決めた「先進医療」や「差額ベッド」など
17種類しか認められていない。受診までの審査期間も、過去に治療例がない場合は
6~7か月程度かかる。
一方、新制度は、患者が申し出て、医師が同意した治療内容であれば、
混合診療の対象となりうる。
評論;混合治療拡大のメリットとして挙げられるのは、
1.先進医療が受けられやすくなること。
2.未承認薬を使った医療を受けやすくなること。
・・・などがありますが、その一方で
1.病院が儲けるために・患者にわざと混合治療を受けさせる。
2.裕福な患者とそうでない患者との間に「医療格差」が生じてしまう。
・・・という問題点も出てきますので、慎重に議論を重ねてほしいものです。
「国のアルツハイマー病についての研究データに・改ざん疑惑が持ち上がった!?」
という・見過ごせない話題です。
朝日新聞によれば、
アルツハイマー病を研究する国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」のデータセンターが、
臨床研究データの改ざん疑惑の調査中は証拠となる被験者データを触らないよう求めた
厚生労働省の要請に反し、少なくとも14人のデータを書き換えたことが朝日新聞の調べで分かった。
被験者の要件を満たしていなかったため、研究データとして使うのに必要な例外申請書を
事後的に不正に作成していた。このほかにも全データの約2割にあたる613件で一部削除などの
更新記録があり、隠蔽(いんぺい)工作が幅広く行われた可能性がある。
改ざん疑惑は1月に朝日新聞報道で発覚。厚労省は代表研究者の岩坪威東大教授に
データ保全を要請して承諾を得た上、東大に調査を依頼した。しかし、調査委員会のメンバーを
公表せず、調査も大幅に遅れているため、真相究明に後ろ向きとの批判が出ていた。
新たにデータの書き換えが発覚し、東大の調査への信頼が一層揺らぐのは必至だ。
データセンターはJ―ADNIのデータ事務局。認知症治療薬を売るエーザイの出向者が
室長格として非正規職員約10人を使い、38病院から軽度認知障害などの高齢者545人の
検査結果を登録してきた。関係者によると、書き換えを指示したのもこのエーザイ社員だという。
評論;STAP細胞問題などで日本の研究への不信感が高まりつつある中、
またもや改ざん疑惑が浮上してしまった事に関して・怒りを禁じ得ません。
第三者委員会を立ち上げて詳細を明らかにし、東大とエーザイの当事者に対し
厳しい処分を下すべきだと考えます。
このような事が二度とないよう・製薬会社の関係者が研究に口を挟めないように
法律で定め、研究自体にも外部の監査員を置いて・不正の起こらない環境を作るべきです。
「深刻な基礎医学系研究医の不足を憂慮した関西の医大が、画期的な対策を始めた」
という話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
人体や病気の仕組みを究める基礎医学研究医の不足が全国的に深刻化する中、
神戸大医学部(神戸市中央区)と兵庫医科大(西宮市)が、人材育成に力を入れている。
医学部出身教員の確保や病気の治療法開発などにつなげるためで、
それぞれ文部科学省に認められ、2014年度には入学定員を研究医枠として2人増員。
専門コースを設け、基礎医学を志す学生の増加を目指す。
事態を重く見た各大学は、研究医育成の取り組みを活発化。
神戸大は12年10月、医学部6年間を通じて積極的に研究に参加できる
「基礎医学研究医育成コース」をつくった。学生が入学当初から研究室に自由に
出入りできるようにし、教員との対話や実験の体験などができる環境を整備。
2年生の必修科目を通じて研究に興味を持った学生は、3~6年生で
選択科目の授業を受け、科学的な思考法、実験手法など
基礎医学に必要な知識や技能を深められる。
3~5年生のコース履修生を対象に、1人月額2万円を給付する奨学金制度も設け、
経済面でも援助する。
さらに、卒業後1年間は大学病院で臨床研修に励み、2年目から大学院に進学して
研究と臨床研修の両立を目指すコースも設置。大学院卒業後は、博士研究員(ポスドク)
や特命助教として採用し、研究と大学病院での臨床業務を兼務できるようにする。
基礎医学への志向がより強い学生には、医学部を4年生か5年生でいったん休学して
大学院に入り、博士号取得後に復学するコースも設けている。
評論;基礎医学系を志す医療系大学生にとって、これまでの環境は劣悪過ぎましたし、
「基礎医学系に進む学生は落ちこぼれが多い」などとささやかれて忌避される傾向も
少なくなかったのです。このようなサポート制度が医学部のみならず
各医療系大学に設立されることで、基礎医学を志す医療系学生が増加してくれる事を願っております。
「歯を削る器具の滅菌を徹底するように、厚労省が通知を出す」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
歯科医療機関で歯を削る医療機器が滅菌せずに使い回されている問題で、
厚生労働省は滅菌を求めた日本歯科医学会の指針を徹底するよう
日本歯科医師会に近く通知することを決めた。
歯を削るドリルの柄の部分を滅菌して交換するルールの徹底を求める。
また、歯科医療機関への指導・助言にあたる都道府県にも
指針の内容を改めて伝える方針だ。
評論;つい最近までの歯科臨床においては、
「『歯を削るドリルを消毒液に漬けておくだけで、滅菌しない状態で使い回しする』
という不衛生な行為が、日常的に行われていた」のだとか。
「エイズや肝炎などの感染が問題視されるようになって
ずいぶん歯科臨床での衛生意識が変わってきた」と聞いていましたが、
厚労省が動くという事はまだ滅菌が徹底されていないようですので、
これを契機に徹底してほしいものです。
「世界初・肺の反転移植に成功した!?」
という話題です。
apitalによれば、
京都大付属病院は14日、重い肺疾患の40代女性の左肺として夫の右下の肺の一部を移植し、
成功したと発表した。左右の肺を逆にした生体肺移植手術は世界初。空気の通り道の気管支や
血管の位置が通常とは違うため、移植する肺や患者の胸の中を3Dプリンターで再現し手順を確認した。
患者の女性は肺の組織が繊維状になる原因不明の間質性肺炎だった。半年前に急変し
3月上旬に移植を実施。女性は1日1万歩を歩けるまでに回復し、今月10日に退院した。
夫も仕事に復帰しているという。
通常の肺移植は左右をそろえる。今回は夫の左肺が女性にとって小さすぎ、サイズがより大きい
右肺だけが移植に適した。一方、女性の左肺は機能が右の半分に落ちていた。このため、
夫の右肺の一部をひっくり返して女性の左肺にした。
(元ネタURL;http://apital.asahi.com/article/news/2014051500002.html)
評論;要は「夫の右の肺の下部を切ってから前後左右を反転させて、妻の左肺のあった場所に
移植した」のですが、元々自己の肺ではないだけに・拒絶反応が気になりますし、
今回移植した肺が小さいため、激しい運動はできない可能性があります。
ただ、間質性肺炎に対する治療の選択肢が広がったことは・かなり評価できると考えます。
「1ヶ月以内に、同じ病気・けがで複数の医療機関を受診する患者が、外来患者の4%も!?」
という話題です。
朝日新聞デジタルによれば、
同じ病気やけがで1カ月のうちに複数の医療機関を訪れる「重複受診」が、外来患者の4%を占める――。
そんな実態が、中小企業の会社員らが加入する「協会けんぽ」の調査でわかった。
医療費が膨らむ一因とも指摘され、対策を検討する考えだ。
約3600万人の加入者の昨年7~9月の受診行動を、レセプト(医療費の請求書)を通じて分析した。
外来での受診約1650万件(月平均)のうち、重複受診は約70万件(4・14%)あった。
重複受診していた患者の数は月平均で約33万人。大半は2~4カ所での重複だった。
5カ所以上も632人おり、神経系や精神の疾患が目立った。年齢別でみると、
2~4カ所のケースは子どもや高齢者が多かったが、5カ所以上では、30~40歳代が多かった。
患者は医療機関を自由に選べるため、重複受診は医師に何らかの不満を持った場合に起きやすい。
ほかの医師の意見を聞くための場合もあるが、不必要に医療機関を転々とすると、
初診料や検査料などの医療費が膨らむ要因になる。協会けんぽの担当者は
「患者の受診は直接制限しにくい。セミナーを通して重複受診の問題を理解してもらうなどの
対策を考えたい」と話す。
評論;重複受診を防ぐには
1.医療機関が十分な診療技術を持つ。
・・・1箇所で納得すれば、重複受診の必要がないため。
2.十分に患者への説明を行う。
・・・患者が納得してもらえるよう・しっかりと説明する。
(実はこれが、できているようでできていない所も少なくないのです)
3.保険を改定して、重複受診の制限を行う。
・・・これは最終手段ですが、患者の選択の自由を制限してしまうことにも
つながるため、できれば行ってほしくないものです。
という対策も必要になってくるのではと考えますが、これからの医療機関は
「患者は黙って医者のいう事を聞けばいい」という旧来の考え方を改め、
より患者の期待に応えうるようなシステムを構築すべきだと考えます。
「へき地での臨床実習が、地域医療に対するやりがいと自信を・医学生に与える
傾向があることがわかった」
というお話です。
神戸新聞NEXTによれば、
医学生がへき地などで臨床実習を経験すると、住民の期待や優しさを肌で感じ、地域医療に対する
やりがいや自信が育つ‐。そんな傾向が、3月末まで自治医科大(栃木県)に所属し、4月開設の
神戸大医学部付属地域医療活性化センター(神戸市兵庫区)に着任した
岡山雅信特命教授の調査で分かった。岡山特命教授は兵庫県内の医学生らに対しても
こうした臨床実習を重視しながら、地元に定着する医師を増やしたいという。(金井恒幸)
同センターは、へき地などの医師不足解消を目的に、神戸大が県と連携して開設。
県から奨学金の貸与を受けた県養成医学生(地域特別枠学生)らを対象に、卒業前、
卒業後にかけて支援し、定着率の向上を狙う。調査は自治医科大の2001~09年の
5年生883人が、2週間の臨床実習で感じたことを0~100点で評価した。
いずれも平均点を実習前と実習後で比べたところ、「地域医療はやりがいがある」は
73点から80点に、「地域医療を担う自信がある」は50点から57点に増加。
「地域で働く医師は立派である」は72点から83点に、「楽しそうに働いている」は
67点から76点へとそれぞれ増えた。
特定の診療科を担う「専門医」ではなく、へき地で必要とされる、あらゆる科の診療が可能な
「総合医」を希望する傾向も、実習後に高まった。
評論;地域医療・・・特にへき地での医療を行うにはいろいろな知識と技能を備えて
おかねばならず、設備や人材の不足も相まって、なかなかへき地には
医師が定着しにくいとされてきました。
鍼灸師である私も在学中からへき地での治療を行ってきた経験がありますが、
普通の鍼灸師が診療しないような病気まで診なければならなかった事を覚えています。
その経験から申し上げれば「大変ですが、やりがいはあります」ので、
1人でも多くの若手医師に地域医療を担ってほしいものです。
「まつ毛エクステに関する健康被害が相次いでいる!?」
という・気になる話題です。
読売新聞によれば、
若い女性に人気が高いまつ毛エクステンション(まつ毛エクステ)の健康被害について、
厚生労働省研究班が調査したところ、抽出調査を行った医師だけで、3か月間に
1600人以上の患者が異常を訴えて受診していたことが分かった。
まつ毛エクステが原因とみられる患者の全国的な実態が明らかになるのは初めて。
調査は2012年9~12月、全国から抽出された眼科医と皮膚科医計3500人を対象に行い、
2355人から有効回答を得た。眼科については専門の学会に所属する全国の開業医のうち
約10分の1を調査対象にした。
調査時から過去3か月間にまつ毛エクステが原因とみられる症状の患者を診察した医師は
467人で、患者数は計1621人。年代別に見ると20代が857人と最も多く、30代が321人、
10代が259人。
<評論&説明>
「まつ毛エクステ(エクステンション)」とは、自分自身のまつ毛を伸ばす治療法で、
具体的には「人工の毛を・まつ毛に接着剤でくっつける」方法が取られます。
主にエステや美容外科で行われています。
ヨミドクターによれば、
「接着剤が、直接目に入る」
「入浴や洗顔で、接着剤が溶け出して目に入る」
「接着剤の成分が気化して目に入る」
の3つの原因で目に接着剤が入り込むことで
「結膜炎」や「接触性皮膚炎」などの健康被害が発症するのだそうです。
症状が出たら、
1.人工毛を付けたままで入浴や洗顔をしない。
2.早めに人工毛を除去する。
3.目をこすらない。
4.コンタクトレンズを付けない。
5.充血、かゆみ、腫れ、目やになどの症状が出ていたら、早めに
医療機関(眼科)を受診する。
6.涙をふく時は、まつ毛に触れないようにする。
7.目薬をさすときは、容器の先がまつ毛に触れないようにして、
余分なお薬をティッシュでそっとふく。
8.目をふくときは、綿やガーゼだと繊維が目に入る危険があるので
ティッシュペーパーでふくといい。
被害拡大を防ぐためには、
○まつ毛エクステの接着剤の改良。
○エステティシャンが独断で行うのではなく、
「眼科医か美容外科医の指示・指導が必要」としたほうがいい。
という・2つの改善が望まれます。
「肝炎検査が無料である事を知らない方が多く、9割もいた!?」
という話題です。
医療介護CBニュースによれば、
国内最大級の感染症ともいわれるB型・C型肝炎ウイルスについて、感染の有無を調べる
血液検査が無料で受けられることを知っている人は約1割にとどまることが、
ヤンセンファーマの意識調査で分かった。治療費助成についてもほとんど認知されておらず、
肝炎ウイルスに対する関心の低さが浮き彫りになった。
B型・C型肝炎ウイルスの患者、感染者は、計300万-370万人と推定されている。
ウイルス性肝炎から肝硬変や肝臓がんに進むこともある。国立がん研究センターによると、
国内の肝臓がん死亡者数は約3万人(2012年)で、多くが肝炎ウイルスの
持続感染によるものとされている。
調査は昨年11月、全国の成人男女約1万5000人を対象にインターネットで行った。
調査結果によると、53%が「過去に肝炎ウイルス検査を受けたことがない」と回答。
外科手術や妊婦健診などで特に意識せずに検査を受けたとみられる23%を除くと、
自ら意識的に検査を受けたと考えられるのは24%にとどまった。検査を受けない理由は、
「特にない、なんとなく」が最多の49%を占めた。次いで、「自分は感染していないと思う」
(22%)、「定期的に受けている健診や人間ドックの項目に入っていない」(18%)などが挙がった。
国の肝炎総合対策などに基づき、肝炎ウイルス検査は現在、全国の地域検診や保健所などで
原則無料で受けられるほか、インターフェロン治療などに対する医療費助成制度があるが、
これらについて知らなかったとした人は、それぞれ87%と90%に上った。
評論;肝炎ウイルス検査について、国や自治体はもっと啓蒙すべきだと考えます。
経口感染(食物で感染)するA型やE型はワクチンが開発されていますので
重篤な症状になる可能性が低いですが、血液感染するB型・C型・D型については
「B型肝炎ウイルスに感染している方がD型にも感染しますと、肝炎が重症化しやすい」という
事もあり、特に注意すべきです。
「ほぼすべての部位のがんに対する粒子線治療が可能になった」
という話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
兵庫県立粒子線医療センター(たつの市)は、がん治療で照射する放射線のうち粒子線の一種
「炭素線」の出力を向上させ、11月をめどに体のほぼ全部位への治療ができるようにする。
従来は出力不足で炭素線の粒子ビームが届かない部位があり、別の粒子線「陽子線」で
治療を代替してきた。炭素線は陽子線より効果が高い場合があるといい、
出力の向上で体内の深部にある前立腺がんなどへの照射が可能になる。
(中略)
粒子線治療は、ピンポイントでがん細胞に(粒子線を)照射して破壊する。従来の放射線治療より
効果が高く、副作用も少ないとされる。粒子線のうち炭素線は陽子線と比べて粒子が重く、
照射方向は限定される一方、より効率的にがん細胞を死滅させる場合があるという。
(中略)
炭素線の出力は320メガボルトから375メガボルトに向上させ、体表から16センチまでだった
粒子ビームを21センチまで届かせる。体表から20センチ程度ビームが届けば、
体のほぼ全部位への照射が可能になる。深部にある前立腺がんや膵臓(すいぞう)がんにも
対応でき、治療の幅が広がる。
評論;前立腺がんや膵臓がんに対する粒子線治療が可能になれば、ほぼすべての臓器の
がんに対する照射が可能になると考えます。ただ、深度が深くなる分・内臓にかかる負担も
大きいため、副作用に十分注意する必要が出てくるでしょうね。
「京都府で、お薬手帳をスマートフォンで管理するシステムが始まった」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
薬の処方歴などを記録する「お薬手帳」を、スマートフォン(スマホ)で管理できる無料の専用アプリが、
(京都)府内で導入された。
普段持ち歩く携帯電話で管理することで、災害や事故など不測の際にも、病院や薬局が
服用中の薬に関する情報を把握しやすくなる。
お薬手帳は、複数の医療機関にかかる場合、薬の重複や不適切な飲み合わせが起こるのを防ぐため、
医師会や薬剤師会などが発行。主にA6判で冊子状になっており、これまでに処方された薬の名前や量、
服用回数、副作用、アレルギー歴などを記録する。
ただ、手帳は持って行くのを忘れたり、紛失したりすると後からの記録に手間がかかり、
役割を果たせない場合も。東日本大震災では被災者が、津波に流されるなどして手帳を紛失し、
病院で服用薬の特定に手間取るケースが目立ったという。
こうした短所を補おうと各地で手帳の電子化が進んでおり、府は大阪で開発された
アプリの導入を決定。府薬剤師会と共同で、薬剤師らへの啓発や機器の整備を進めてきた。
専用アプリは、「京都e―お薬手帳」と名付け、ホームページなどから無料で取得できる。
薬歴はカレンダーに手入力するが、府内に約850か所ある薬局のほぼ全店で渡される明細書に
示されたQRコードを読み込めば、その日の処方薬が自動的に入力される。一つのスマホで
複数人の薬歴も管理でき、家族らの状態管理にも役立つ。
府薬剤師会は「手帳は利用しやすく、電子版は携帯性に優れている。それぞれにメリットがあるので、
併用が望ましい」と呼びかけている。
評論;スマホでの管理は画期的で実用性が高いですが、課題もあります。
1.スマートフォンを持ってない方はどうするのか?
2.ウイルス感染によって、情報が漏えいしてしまう危険性。
1.に関しては、ガラケー用のアプリやPC版のアプリの開発などで対応する必要が
あるでしょうし、2.に関しては・ウイルス対策ソフトを導入して各自守っていただく
必要があるのではないかと考えます(なお、スマートフォンに関しては・携帯事業者各社が
無料でウイルス対策ソフトを配布しています)。
「iPS細胞の大量培養に成功した」という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)を、高い品質を保ちながら大量培養する新技術を
京都大などのグループが開発した。従来の技術より生産規模を拡大しやすく、
大量のiPS細胞が必要な脊髄(せきずい)損傷などの再生医療に適した量を
安定供給する実用システムにつながると期待される。米科学誌ステムセルリポーツ電子版に
25日発表する。
iPS細胞は無限に増える能力を持つが、量産は難しい。培養皿で増やす方法では
一枚で得られる量が限られる。底の深い容器に培養液を入れて増やそうとすると
細胞が底に沈んで増えなくなる。沈まないようにかき混ぜると細胞が傷つくおそれがある。
また、細胞の塊が大きくなると内部まで栄養が届かなくなる。
京大の中辻憲夫教授(幹細胞生物学)らは、食品添加物に使われる増粘剤を
培養液に加えると細胞が沈まなくなることを発見。別の添加剤で細胞の塊同士をくっつきにくくさせ、
大きくなった塊を網目に通して安全にバラバラにする技術も確立した。
その結果、培養液200ミリリットルの容器で、直径10センチの培養皿約20枚分の
高品質なiPS細胞を得ることに成功した。
中辻さんは「容器を大きくして培養液を増やせば量産につながる」と話す。
企業と連携し、3年以内に大型タンクで大量培養するシステム作りをめざす。
(元ネタURL;http://apital.asahi.com/article/news/2014042500006.html)
評論;これまでの「培養皿での培養」では大量に作れず、大きな組織の治療には
不向きだとされてきました。今回の技術で大量に培養が可能になったのですが、
「添加剤の安全性」や「細胞の状態の監視体制」などの課題を解決する事が大切です。
「千葉県のがんセンターの腹腔鏡手術で、死亡例が3件相次いだ」
という話題です。
Yahoo!ニュースによれば、
千葉県がんセンター(千葉市中央区仁戸名町)で腹腔鏡下手術を受けた患者が、
術後短期間で死亡する例が3例相次いでいたことが22日、分かった。
県は同日記者会見を開き、第三者による検証委員会を設置して原因の解明にあたるとしている。
県病院局経営管理課によると、平成24年9月から26年2月にかけて3人の患者が
術後の同日や翌日、2週間後の短期間で亡くなる例が続いた。
腹腔鏡下手術は、患者の腹部に小型の内視鏡(カメラ)を入れる高度な技術を要する手術という。
同課は「事態を重く受け止め、ミスの可能性も含め事実確認を行う」としている。
評論;腹腔鏡下手術は一般の開腹手術に比べて視界が悪く、手術中に周辺組織を
傷つけてしまう危険性が高いとされています。可能性としては
1.内臓に穴が開いてしまった。
2.縫合(ほうごう;縫い合わせること)が不完全で、出血や消化管の内容物が
漏れてしまったりしたことで、ショック症状になった。
3.神経や血管を傷つけてしまい、多臓器不全を起こした。
4.手術による体への負担が予想以上に大きく、体が弱ってしまった。
などの原因が考えられますが、腹腔鏡下手術を行う際には
執刀医になるのに必要な経験年数を厳しくしたり内視鏡カメラを増加したりするなどの
対策を講じてほしいものです。
「介護保険料が、14年度は月額5000円を突破する見込みとなることが判明した」
という話題です。
中日メディカルサイトによれば、
40〜64歳が負担する介護保険料が2014年度は過去最高を更新し、1人当たり
月額5273円となる見込みであることが厚生労働省の推計で分かった。
現役世代の保険料見込みが5千円を突破するのは初めて。介護保険制度を開始した
00年度の2075円から約2.5倍に膨らんだ。
高齢者の増加と現役世代の減少が保険料の上昇につながっており、厚労省は今後も
この傾向が続くとみている。サラリーマンの場合、25年度に介護保険料が12年度の
約2倍になるとの政府試算もある。今後も厚生年金の保険料率引き上げが
予定通り実施されるなど、現役世代の負担は重くなる一方で、増大する社会保障給付との均衡を
どう図っていくかが課題だ。
利用者負担分を除いた14年度の介護給付費は、介護予防事業も含め総額
9兆3031億円になる見通し。消費税増税に伴う物価上昇や高齢化の進行で
膨張が見込まれるためだ。給付費の50%を保険料で賄い、
うち40〜64歳が29%分、65歳以上が21%分を負担する。
40〜64歳の保険料は、厚労省の推計を基に健康保険組合など公的医療保険の
運営主体が年度改定する。13年度は4966円(推計)だが、今年4月分から307円増える計算だ。
本人が払うのは原則半額で、医療の保険料と合算して徴収される。
支払額は加入者の所得などで異なる。
評論;このまま保険料が増加すれば、数年後には月額1万円を突破することになりますので、
何らかの対策を考えていかなければならなくなることでしょう。
したがいましては、これまでの介護保険支給の原則を抜本的に見直し、
「介護予防を推進する」
「要介護度の低い方に対して、可能な限りの社会復帰を促す」
「リハビリテーションや東洋医学を今まで以上に活用して、介護保険をなるべく低い額に抑える」
等の対策を講ずることが重要になってくるのではないかと考えます。
「統合失調症治療薬『ゼプリオン』による死亡者増加により、厚労省が製造販売元に注意書きを指示した」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
統合失調症治療薬「ゼプリオン」の使用患者が相次いで死亡していることを受け、事態を重く見た
厚生労働省は17日、製造販売元のヤンセンファーマ社に対し、投与量の制限などを勧める記述を
同薬の添付文書に加えるよう指示した。医療機関への注意喚起も求めた。
同省によると、同薬の販売が始まった2013年11月中旬から今月16日までの約5か月で
計21人が死亡。薬との因果関係は不明だが、年齢層は20~70歳代と幅広く、
使用開始から107日後に死亡したケースのほか、症状の重い患者が使用から4日後に亡くなる
ケースもあった。添付文書には、
〈1〉症状の落ち着いていない患者には、体内に残る期間が短い類似薬を使う
〈2〉類似薬から切り替える患者には、初めて使う場合よりも投与量を少なくする――
などの趣旨の記述が加えられる。同薬は4週間に1回、肩や尻に注射をする。
評論;この医薬品はヤンセンファーマ社が製造販売しており、妄想や幻覚・異常な思考を
減らす作用があるとされましたが、低体温や低血糖・頭痛や嘔吐など・実に400近く(!)の
副作用が報告されるようになったと言います。これほどの死者が出ているとなりますと、
「注意喚起」や「投与量の制限」ではなく「使用中止」とすべきではないかと考えます。
なお、日本以外の使用国(60ヶ国)では・この薬による強い副作用は報告されていませんので、
もしかしたら投与量に問題があるのかもしれませんね・・・。
「飲むC型肝炎ワクチンが実用化される!?」
というお話です。
神戸新聞NEXTによれば、
神戸大は、口から飲むC型肝炎の治療ワクチンを、大学院医学研究科感染症センターの
堀田博教授らのグループが開発したと発表した。
ビフィズス菌を利用して作製した。マウスに口から投与し、C型肝炎ウイルスを攻撃する
免疫細胞が作られるのを確認。2年後に人での臨床試験、7年後の実用化を目指す。
グループは、実際に患者が使用できるようになれば、C型肝炎の初めての治療ワクチンになる、
としている。
医薬品会社「森下仁丹」(大阪市)が開発した微小カプセルで包んで製品化を検討しており、
消化されずに胃を通過して腸の粘膜に届けば高い免疫効果が望めるという。
白川利朗准教授は「安く大量生産でき、口から飲めるので患者の負担が少ない。
従来の治療法と合わせれば短い期間で治療できる」と話す。
研究は独立行政法人科学技術振興機構と国際協力機構による
「地球規模課題対応国際科学技術協力」の一環で、石川県立大も参加。
グループは、C型肝炎ウイルス特有のタンパク質を、ビフィズス菌の表面に作る技術を使って
ワクチンを作製。マウスに1日おきに4週間、口から管を通して投与すると、
C型肝炎ウイルス特有のタンパク質に反応する免疫細胞のリンパ球が作り出された。
C型肝炎はインターフェロンを注射する治療が一般的だが、期間が長く高額だという。
評論;経口投与(口からの投与)でしたら患者の体への負担が少ないですし、
ビフィズス菌由来ですので「腸内環境も整えられる」という効果も期待できます。
C型のみでなく、他の肝炎ウイルスのワクチンも・同様に作ってほしいものですね。
「悩む看護学生が増えている」という話題です。
ベネッセ教育総合研究所などによれば、
1992年の「看護師等の人材確保の促進に関する法律」の施行等を契機に、看護系大学の増加は
今日まで一貫して続いている。だが、こうした看護系大学・学生の「急増」の一方で、
厳しい教育・訓練についていけず「ドロップアウトする学生」等の問題が指摘されるようになった。
その理由や背景はどのようなものなのか。
まず国公私立を問わず共通してみられるのが、「勉強が想像以上にきつく、つらい」という
学習上の理由である。ますます高度化する看護・医療に関する専門的知識の修得に加え、
学修の4分の1からが臨床実習により構成され、合間に多数のレポートが求められる。
こうした厳しい教育訓練が4年間つづく。また看護大学の先生方に実際にうかがうところによれば、
現場で多様な患者と直に接する経験は、看護職の素晴らしさを味わえる一方で、
精神的な負担になることがあるようだ。看護職に対する意識の曖昧な学生や、
厳しい教育・訓練に対する「覚悟」ができていない学生は、想像以上の過酷な日々に
ともすると悲鳴を上げてしまうと推察される。
その一方で、設置されて間もない学部・学科が多い故だろうか
「大学が新しくカリキュラム等が整っていない」、「教員の教え方が良くない」との
大学教育の質を問う声がある。実際「毎週のように、時間割が変わる」という指摘もある。
新設の学部・学科が増えゆく中で、安定した教育運営に問題を抱える大学もあると推察される。
また「国家試験対策ばかりで研究ができない」、「もっと幅広い勉強がしたい」等、
視野を広げる視点からの学び求める声があった。人としての成長と主体的な学びを求める
大学生としての素直な思いが反映されていると言えるだろう。こうしたニーズに
どのように答えていくのか、看護師育成の目標と教育の質を問う上でも重要な視点といえるだろう。
評論;この記事にはないですが、卒業後に現場の過酷さから「こんなはずでは」と
思って退職してしまう方も少なくないのが現状です。医療系は看護系に限らず
どの職業も大変なのですが、医療系学校に共通して言える課題は
「学生の向学心を満足させるような学校運営」や「学生の、職業に対する意識の向上」
の2つだと言えるでしょうね。
「厚労省が、糖尿病の検査を10分でできるよう・規制緩和をする」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
厚生労働省は今月、利用者が自分で採取した血液を使い、薬局などで安価に糖尿病の簡易検査を
受ける事業に検査業者が参入しやすくなるよう、届け出の規制を緩和した。予備軍を含め
2000万人以上に上る糖尿病患者の早期発見につなげるのが狙い。 現在、薬局や通販で
糖尿病検査キットが数千円で販売されており、糖尿病患者らが利用しているが、
同省が業者の増加を期待するのは、「予備軍」を対象とした簡易検査事業。
この検査では薬局などの窓口を訪れた利用者が、自分で指先に針を刺して血液を採る。
専用の解析装置を使って、糖尿病の指標となる血糖値やヘモグロビンA1c(※)をチェックし、
約10分でリスク判定を受ける。この際、薬局の薬剤師から、健康相談を含めたアドバイスも
得られるようにする。検査業者が駅前やスーパーに出店を開いて簡易検査を行い、
派遣した看護師が相談に応じる方式も広がりそうだ。脂質異常症や肝機能障害の検査も可能で、
費用はいずれも1検査当たり500円から1000円程度。
この事業に参入するには、これまで自治体ごとに届け出や登録費用約8万円が必要だったが、
今月から、手続きが簡素化され、国への申請だけで全国展開が可能になった。
同省は「健康意識を高めて予防を徹底してほしい」と話している。
評論;この規制緩和によって、早期に糖尿病や肝機能障害・脂質異常症の発見がなされる
可能性が高くなると考えます。病気は「早期発見・早期治療」が原則ですので、多くの
業者に参入してもらい、民間ならではの・質の高いサービスを提供してほしいものです。
※ヘモグロビンA1cについて・・・高血糖状態が長期間続くと、血管内の余分なブドウ糖は
体内の蛋白と結合するのですが、この際・赤血球の蛋白であるヘモグロビン(Hb)と
ブドウ糖が結合したものを「グリコヘモグロビン(糖化ヘモグロビン)」と呼び、
そのうち糖尿病と関係するものが「ヘモグロビンA1c」です。
「不良品の細胞ができない仕組みが明らかになった」という話題です。
47ニュース、共同通信によれば、
筋肉と脂肪の細胞はもとになる幹細胞は同じなのに、それぞれに変化する際、両方が合成された
不良品の細胞がなぜできないのかを京都大の西田栄介教授(細胞生物学)のチームが解明し、
4日付の米科学誌モレキュラーセル電子版に発表した。
体のどの細胞になるのかは、細胞の種類ごとに特定の遺伝子の働きで決まる。
今回、筋肉と脂肪にそれぞれ固有の遺伝子が互いの働きを邪魔し合い、
不良品ができるのを防いでいた。
西田教授は「脂肪細胞にする遺伝子の働きを抑えることで、肥満の治療法開発に
役立つ可能性がある」と話す。
評論;「遺伝子のどれが働くか?によって、どの細胞になるかが決定されるらしい」
事は、すでに仮説としてありましたが、今回・それが実証されたことになりますね。
脂肪細胞になる働きを完全に抑制してしまうと・逆にまずいことになりそうですので(※)、
肥満予防には「適量に抑える」技術が求められますね。
※脂肪細胞を・たとえば吸引器で大量に取り過ぎてしまうと生死にかかわると
されています(手術等で除去するのは、せいぜい5キロが限界なのだとか)。
「タバコから、伝染病の医薬品ができる可能性がある」という話題です。
QLifeProニュースによれば、
ウエストナイル熱(または、西ナイル熱)という病気のことを耳にしたことがありますか?
アフリカで発見された、蚊を媒介とする伝染病で、中東、中央アジア、ヨーロッパ、
アメリカなどでも感染の報告があります。
感染すると脳症を引き起こすことがあり、脳や脊髄が冒され、
命にかかわる恐ろしい病気だとされています。
この病気の治療法は、各国で研究が続けられているのですが、この度、
医療関連のニュースでは悪者として報じられることの多い「タバコ」から、
治療薬が開発できる可能性がアリゾナ州立大学ら研究チームによって指摘されました。
ウイルスによって感染するウエストナイル熱の治療には、モノクローナル抗体が
有効であるとされています。モノクローナル抗体は、ウエストナイル熱のウイルスの他、
がん細胞など、特定の細胞に組み込まれている目印を見つけて、この目印に対する
抗体を作って、ターゲットにする細胞のみと戦うことができるのです。
今回開発された治療薬の候補はタバコのもととなるたばこ属の植物から作られ、
すでにマウスに対する実験でその効果が確認されたそうです。また、コストや効果の面でも、
今後実用化に向けての取り組みを行う価値があるとのことです。
健康に対しては、「百害あって一利なし」とも言われてきたタバコですが、このように、
命を救う薬に使われることもあるのですね。モノクローナル抗体の開発も、
すばらしい発見ですが、タバコを悪者と決めつけずに取り組んだ
目の付け所には驚かされますね。
評論;昔から「毒と薬は紙一重」と言われていますが、たばこの成分もうまく使えば
有効な薬になりえるという事ですね。日本の技術も、ぜひ取り入れてほしいものです。
神戸新聞NEXTによれば、
多種類の薬を同時に服用する多剤併用(ポリファーマシー)。医療機関を自由に選べる
日本特有の現象ともいえるが、薬の組み合わせや量によっては副作用が出ることもある。
体の複数の箇所に不調が現れる高齢者ほど、その傾向が強く、医師や薬剤師は
「安易に薬を飲み続けることによる危険性に、目を向ける必要がある」と警鐘を鳴らす。
「こんなにたくさん薬を飲んでいるが、大丈夫でしょうか」。神戸市灘区にある内科などの診療所
「井上クリニック」を訪ねた男性(79)は、井上隆弥院長に相談した。
男性は高血圧や腰痛などの症状があり、整形外科と別の内科を受診。
鎮痛剤や血圧の薬、アレルギー症状を抑える抗ヒスタミン剤など、計18種類もの薬が
双方の医院から処方されていた。
さらに「血液検査をしてみると腎臓の機能が悪く、腰痛治療のため処方されていた鎮痛剤は本来、
男性には使ってはいけないものだった」と井上院長。痛みを緩和するペインクリニックの役割も担う
井上院長は、男性の腰痛については痛み止めをやめても症状は悪化しないと判断し、
鎮痛剤の中止後、ウオーキングを勧めた。
現在は血圧を安定させる薬に限り、計8種類にまで減らしたが、症状は安定しているし、
痛みも気にならないという。
こうした状況を招いてしまった原因に、井上院長は「痛みに対する医師の認識不足」を挙げる。
「痛みには骨折や裂傷など病態がはっきりした痛みと、慢性の腰痛や肩凝りなどのような病態が
あいまいな痛みがある」とし、「日本ではまだ痛みが起こる病態を見極めることなく、
安易に痛み止めを処方する傾向がある」と指摘。その結果、本来は必要のない量、
種類の薬になってしまうとみる。
(中略)そうした中、多剤併用を防ぐのが「お薬手帳」だ。「複数の医療機関にかかる際、
医師にも手帳を見せれば必要な分しか薬は処方されないはず」
ただ、「できれば多めに薬を持っていたい」「たくさん処方してもらう方が安心する」
と考える患者は多く、お薬手帳もなかなか定着しないのが実情という。
評論;18種もの医薬品を処方されれば、飲み合わせによる副作用が起きやすく
なりますよね。。。お薬手帳所持を義務化したり、一度に受ける医療機関を制限したりして
多剤併用をなくすべきです。
「名古屋で、介護保険見直し法案に反対するデモ行進が行われた」
という話題です。
中日メディカルサイトによれば、
衆院本会議で審議入りした介護保険の見直しなどを柱とする「地域医療・介護総合確保推進法案(※)」
への反対や医療、介護現場の人員増を訴える街頭活動が5日、名古屋・栄であった。
白衣姿の医療従事者や介護職員ら150人が「安全、安心の医療介護を実現しよう」
などと声を上げた。
愛知県医療介護福祉労働組合連合会や日本自治体労働組合総連合(自治労連)県本部などが
共同で開催した。
集会では「法案は地域の受け皿の見通しもないまま病床を削減しようとしている」
「安全な介護には人的資源が必要だが、現場では将来続けることに不安を漏らす人が多い」
などと問題提起。その後、横断幕やのぼり旗を掲げてデモ行進した。
評論;政府は、もっと医療・介護の現状をふまえて法案を作るべきだと考えます。
消費税が増えたのに自己負担が増えたりするのはおかしいですし・・・。
※地域医療・介護総合確保推進法案・・・介護保険の見直しを柱とする法案。
●「介護の必要性が低い要支援1、2の人向けに国が行ってきた通所介護と訪問介護の事業を、
二〇一五年四月から段階的に市町村に移す。」
●「特別養護老人ホームの新規入所者は、原則として中重度の要介護3~5の人に限定する。」
●「一定以上の所得がある人は、一割の利用者負担を二割に引き上げる。」
という・消費税が増えたにもかかわらず自己負担が増える事や、利用者への不利益と
なるようなことが盛り込まれています。
「悪玉リンパ球を抑制するタンパク質が見つかった」
というお話です。
医療介護CBニュースによれば、
多発性硬化症や関節リウマチなどを引き起こす悪玉リンパ球(※1.)の活動を
「TRAF5(※2.)」と呼ばれる細胞内タンパク質が抑えることを、東北大大学院医学系研究科
免疫学分野の宗孝紀准教授らの共同研究グループが発見した。今後、さまざまな自己免疫疾患や
炎症性疾患を改善する新たな薬や治療法の開発につながる可能性があるとしている。
評論;この記事から考えられる事は、「悪玉リンパ球の作用によって細胞が破壊された時に、
中に含まれていたTRAF5が悪性リンパ球の表面に付着して活動を抑制する」という事です。
つまり、「TRAF5を増やせば自己免疫疾患を軽減できる」ので、
人工的に合成できれば治療につなげることができますね。
<用語説明>
※1.悪玉リンパ球・・・2009年に京大大学院の研究グループにより発見された
「PD-1陽性Tリンパ球」というリンパ球で、免疫作用を低下させて・ガン悪化の原因物質を
作る作用があります。年齢とともに増えるのだとか。
※2.TRAF5・・・TNF受容体関連因子5(TNF Receptor-Associated Factor 5)の
略称で、細胞内にあるタンパク質の1つです。
「乳歯で子供の被ばく量を推定する・新しい取り組みが進められている」という話題です。
ヨミドクターによれば、
福島県歯科医師会と東北大、奥羽大は、子供の乳歯が取り込んだ微量の放射性物質を
調べることにより、東京電力福島第一原発事故の内部被曝(ひばく)量を推定する取り組みを
進めている。国内初の取り組みで、被曝量を把握することで、住民の安心につなげる考え。
東北大環境歯学研究センターの篠田寿名誉教授によると、乳歯の成長は胎児の時に始まり、
2歳~2歳半で止まる。その後はほとんど成長せず、放射性物質がとどまり続けることから、
胎児~2歳半頃までに被曝した量を推定できる。分析は2段階で行われ、
まずエックス線フィルムのように放射線で感光する素材を使って調べる。
高い数値が検出された場合、歯に蓄積しやすい性質を持つ放射性ストロンチウムなどの量を
詳細に調べる。約1年かけてデータをまとめた後、本人に結果を通知する。
同会は、県内の歯科医を通じ、保護者の了解を得て、生え替わりや虫歯治療で抜いた乳歯や
親知らずを提供してもらう。5年間で計2万本を集めるのが目標。事故当時、県内に住んでいた
15歳程度までの子供を対象とし、他県の子供からも比較対象のため提供を募る。
問い合わせは同会(024・523・3266)へ。
評論;80年代のチェルノブイリ原発の事故では、「事故後しばらくして被ばくによる病気が増加した」
と言われていますが、事故後すぐに検証が十分に行われなかった(あるいは秘匿された)だけで
直後に発症した子供もいたのではないかと考えます。
早くから放射性物質の影響を・継続して調査し、異常が見つかればすぐに対処する事が大切です。
ヨミドクターによれば、
重い慢性腎不全の患者が受ける人工透析について、日本透析医学会は28日、
終末期に透析を開始しなかったり、中止したりすることを一定の手続きの上で
認める提言を正式決定した。
提言では、透析を見合わせることを検討するべき状況として、透析自体が生命に
危険を及ぼす場合や、患者の病状が重く、かつ本人の意思が明らかな場合を挙げた。
評論;確かに人工透析は合併症のリスクを持つ治療法であり、心不全や脳出血など
死に直結するものもあります。ただし、腎機能が失われていくにつれて
「透析を受けないリスク(※)」が上昇しますので、「受けるリスク」と「受けないリスク」を
総合的に判断して透析をするか否かを決定すべきと思います。
(もちろん、慢性腎不全になる以前の段階で・食事療法や適度な運動・適切な治療が
行われることで、人工透析導入を予防できるようにする事が非常に大事ですが・・・)
※受けないリスク・・・尿毒症や吐き気・頭痛・うっ血性心不全など。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
中国からの輸入に大きく依存している漢方薬の材料の薬草を、国内でもっと栽培しようという
取り組みが新潟市でも始まる。同市南区の市農業活性化研究センターが、植物工場と呼ばれる
室内装置を使い、オタネニンジン(高麗人参)の苗を栽培する。28日、漢方薬などの業界でつくる
東京生薬協会と「薬用植物国内栽培の促進に関する連携協定」を結んだ。
今後、栽培技術の指導を受ける。
慢性病の治療などで漢方薬の需要は高まる一方、材料の薬草は大半を中国から輸入している。
協会は、自然災害や不作で輸入できなくなる事態などを避けるため、危機管理の面からも、
国産漢方薬材の生産増を目指している。
オタネニンジンの露地栽培は冷涼な気候が必要で、夏の気温が高い新潟市では難しい。
植物工場ではオタネニンジンを苗まで生産し、長野県など露地ものの産地に供給する。
農場で育てられそうな他の薬草についても試験栽培する。
評論;世界的に漢方薬への関心が高まる中、漢方薬の原料の多くを中国に依存して
いる現状がありますので、日中関係の悪化への懸念や価格高騰への対策として
栽培を手掛けるのはいいことだと思います。ただ、一部の漢方薬の原料(冬虫夏草など)
の栽培が困難ですので、それに関する研究が必要ではないかと考えます。
「メンタルの不調で休職した人の42%が退職している!?」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
うつ病などメンタルヘルスの不調で会社を休職した社員の42.3%が、休職制度の利用中や
職場復帰後に退職しているとの調査結果を労働政策研究・研修機構(東京)がまとめた。
休職できる期間が短く治療が十分でないことや、復職後の支援体制が不十分なことが
背景にあるとみられる。退職者の多さは企業経営にとっても大きな損失で就業継続への
取り組みが不可欠だ。
調査は2012年11月に実施。メンタルヘルスやがん、脳疾患、糖尿病などによる病気について、
休職制度の有無や期間、退職・復職の状況などを尋ねた。5904社が回答した。
調査結果によると過去3年間にメンタル不調を理由に休職制度を利用した社員の退職率は
全疾病平均の37.8%を4.5ポイント上回った。
最も高いのはがんの42.7%だが、がんによる休職は50代以上の割合が高く定年など
病気以外による退職も多数含まれているとみられる。同機構の奥田栄二主任調査員補佐は
「メンタル不調は30代以下の割合が高いため、病気を直接の原因とする退職率は
メンタル不調が最も高いと考えられる」と分析している。
また、メンタル不調者の退職率は休職制度の上限期間が短い企業ほど高い傾向があり、
上限が3カ月までの場合は、59.3%が離職。2年6カ月超3年までの企業では29.8%で、
2倍の差が出た。企業の規模別でみると、上限期間の短い企業が多い中小
(50人以上100人未満)は、退職率も48.0%と、1000人以上の企業に比べ15ポイント高かった。
復職後に短時間勤務などの「試し出勤」や産業医面談などのフォローアップを実施していない
企業の退職率も実施企業より高かった。
企業が最も対策を重視している疾病として挙げた割合が高いのは、メンタルヘルスが21.9%で、
生活習慣病(8.9%)やがん(5.4%)を大きく上回った。
評論;まだまだ日本ではメンタルの病気に関する認識度が低く、「どうせ仮病でずる休みだろう」
とか「治ったら、早く仕事しろ」など、復職後すぐに100%の力の業務を求められ、その結果
多くの退職者を出してしまう結果になっています。企業側の新たな取り組みが急務です。
ヨミドクターによれば、
国立病院機構大阪医療センター(大阪市中央区)で、ほとんどの抗生物質が効かない多剤耐性菌
「メタロβラクタマーゼ(MBL)産生菌」が、約3年半の間に計110人余りの入院患者から
検出されていたことがわかった。院内感染とみられ、国立感染症研究所(東京)と大阪市保健所が
実態解明を進めている。
同センターは先月12日、「耐性菌の感染が続いている」と市保健所に連絡。同研究所と市保健所が
立ち入り調査をしたところ、2010年7月以降、年間30~40人の入院患者がMBL産生菌に
感染していたことが判明。現在も無症状の感染者が約10人いるという。
市保健所などによると、MBL産生菌は、抗生物質を分解する能力を獲得した細菌で、
患者からは大腸菌など4種類が検出された。いずれも人の腸内に普通に存在する「常在菌」で、
健康な人には影響がないが、免疫力が弱い人は敗血症や腸炎、肺炎を起こす恐れもある。
このため、同センターは感染拡大を防ぐため、一部病棟で新規患者の受け入れを停止し、
感染者を個室などに移す措置を講じた。
感染者の中に死亡した人もいたが、がんなどの重い持病があり、感染との因果関係は不明という。
市保健所の担当者は「医療機関で感染者が複数みつかることがあるが、1施設でこれほどの数が
確認されるのはまれ」と語った。外から持ち込まれ、院内で広がった可能性も含め、
同研究所などが調べている。
同センターは39診療科、694床の中核病院。西日本の災害医療拠点にも位置づけられている。
評論;医療現場では、「抗生物質ができるたびに耐性菌が出来る」という現状になっています。
ただ、一度に110人あまりも感染者が出るのは極めてまれですので、
(「もともとの耐性菌による感染者もいた」かもしれませんが)「外部から持ち込まれた」
可能性も否定できないでしょうね。「中核病院が新規入院患者を受け入れられない」
という深刻な事態ですので、速やかに収束させてほしいものです。
「ダイオキシンによって、幼児に自閉症の傾向が高まることがわかった」
という話題です。
中日メディカルサイトによれば、
毒性の強いダイオキシンを体内に多く蓄積した母親の下で生まれ育った幼児は自閉症の傾向が強い
ことが分かったと、金沢医科大(石川県内灘町)や富山大、ベトナム軍医大などの研究チームが
18日、発表した。
ベトナム戦争で使われた枯れ葉剤の影響による同国の汚染地域で、親子を対象に調査した。
チームによると、胎児期や出生後早期にダイオキシンにさらされることが、社会性や
コミュニケーションなどの高次脳機能に影響することを証明したのは、世界で初めてという。
調査対象は、ベトナム中部ダナン市の2地区で、2008〜09年に生まれた男児と女児
計153人と、その母親。
最も毒性の強いダイオキシン類の一種「テトラクロロジベンゾダイオキシン(TCDD)」の
母乳中の濃度を生後1カ月の時点で調べた。さらに3歳の時点で、自閉症の人に見られやすい
言動などの特徴が子どもに当てはまるかどうかを母親に質問して指数化した。2つの調査結果の
相関を確認したところ、TCDDの濃度が高い母親から生まれた子どもは、そうでない子どもと比べて
指数が高かった。
自閉症傾向を調べる質問項目は「こだわっていつも同じことをするか」
「場違いなことを尋ねるか」など70項目。
研究チームの一員で金沢医科大の西条旨子(にしじょうむねこ)准教授(環境疫学)は
「TCDDは枯れ葉剤に限らず、ごみの焼却や農薬などからも生じる。先進国では小児の発達障害が
顕著になってきており、早期発見や保健指導の一助につながればいい」と話している。
評論;米軍はベトナム戦争時に・ベトコン(ベトナムゲリラ)対策として、ダイオキシンを含む枯葉剤を
空中から大量に散布し、その結果・多くの奇形児が生まれるという悲惨な事態を引き起こしました。
今回の研究で、「枯葉剤が環境ホルモンとして・幼児の精神状態にも悪影響を与える」事が
裏付けられたと思います。ダイオキシンはごみ焼却などでも生じるため、ごみ処理の改善や
無農薬・減農薬野菜の普及を急ぐべきでしょうね。
「2歳児での心臓手術に・無事成功した」という話題です。
神戸新聞NEXTによれば、
兵庫県立こども病院(神戸市須磨区)は19日、血液を大動脈に送る左心室の出口に弁がない
「大動脈弁欠損」など、重い心臓疾患がある2歳男児の手術に成功したと発表した。
極めてまれな症例で手術の成功例は世界初。記者会見した両親は
「子どもを助けてもらい、感謝の気持ちでいっぱい」と語った。
大阪府東大阪市の佐藤空斗ちゃん。健康状態は安定しており、同日退院した。
執刀した心臓血管外科の大嶋義博部長によると、空斗ちゃんは母奈美さん(25)の実家に近い
公立豊岡病院(豊岡市)で生まれたが、四つの心臓疾患があり、こども病院に緊急搬送されてきた。
大動脈弁欠損は1975年以降、空斗ちゃんのほか世界で22例しか報告されていない。
ほとんどが流産や生後数日で死亡。左心室が異常に小さい場合が多く、手術に成功した2例も、
全身に血液を送り出す左心室の機能を右心室に代替させた。
しかし、空斗ちゃんは左心室の大きさに問題がなかったため、世界で初めて左右両方の心室の
機能を修復、正常な心臓と同様の構造で血液を循環させることに成功。手術は2年余りで計4回に及んだ。
大嶋部長は、背景に出生直後の迅速な診断や搬送があったことなどを挙げ
「救える命を救う医療体制をさらに充実させたい」と話した。
評論;「4つの心臓疾患があり」という事から、「ファロー四徴症(※)かな?」と思いましたが、
どれも当てはまらないので、違うようですね。
無事成功してよかったです。
「「2年で4回手術した」そうですので、体力を考慮しつつ
1.全身麻酔をかける。
2.人工心臓を使って血液循環を肩代わりさせ、その後・いったん心臓を止める。
3.心臓を開けて、1箇所の病変部位を治す。
4.再度心臓の機能を回復させる。
これを4回繰り返したと考えられます。
問題としては、
1.小児の全身麻酔で、麻酔事故が起こりやすい。
2.術中・術後に、予期せぬハプニングが起こりやすい。
という事がありますので、退院後も・経過を引き続き観察する必要があると考えます。
<用語説明>
※ファロー四徴症・・先天性の心臓奇形の1つ。
○肺動脈の狭窄(狭くなること)
○「心室中隔欠損
○右心室肥大
○大動脈騎乗
の4つの症状が特徴です。
「糖尿病のワクチンが開発された」という話題です。
47ニュースによれば、
大阪大の中神啓徳教授(老年内科)のチームが、インスリンの分泌を妨げている酵素を標的にした
糖尿病のワクチンを開発し、マウスを使った実験で血糖値を下げることに成功したと17日付の
米科学アカデミー紀要電子版に発表した。 酵素はDPP4と呼ばれる。その働きを阻む糖尿病治療薬は
既にあるが、中神教授は「ワクチンは薬と違い、飲み忘れがないのが利点。安全性や効果を
確かめる臨床試験を、5年後をめどに実施したい」と話す。
生活習慣が主な原因の2型糖尿病を対象にしており、阻害作用は糖尿病治療薬と同等だったという。
評論;記事の通り、薬品ですと「飲み忘れ」の問題がありまして
認知症の患者さんが飲み忘れてしまったり、
「ちょっと前回飲むの忘れたから、倍量飲んでおこう」という方もいらしたりで
きちんと管理ができにくい面がありました。
その点ワクチンでしたら・そのような心配がないために、
医療機関の望めるような効果が期待できますので、早めに
実用化してほしいものですね。
「角膜細胞を体外で増やして移植する治療法が確立された」という話題です。
apitalによれば、
角膜が濁って視力が大幅に下がる「水疱(すいほう)性角膜症」の患者に体外で増やした角膜の
細胞を移植する臨床研究を同志社大や京都府立医科大などのグループが始めた。
3人に移植し、視力がよくなるなど効果が上がっているという。角膜の細胞を増やして
移植した治療法は世界で初めてという。12日発表した。
水疱性角膜症は、角膜の内側にある角膜内皮細胞が病気やけがで傷つき、角膜が濁る病気。
人間やサルの角膜内皮細胞は増えて再生しないため、これまでは角膜や内皮の移植しか
治療法がなかった。国内で角膜移植を受ける人は年間約3千人いる。その6割以上が水疱性角膜症だという。
同志社大の小泉範子教授(医工学)らは、角膜内皮細胞を体外で人工的に増やし、角膜の裏側に
注入して定着させる技術を開発。角膜内皮細胞をはがしたカニクイザル14匹に移植し、
細胞が定着して濁りが治ることを確かめた。
米国のアイバンクから提供を受けた10代の人の角膜内皮細胞をこの方法で増やし、
京都府立医大の木下茂教授(眼科学)らが、昨年12月から今年2月にかけ、3人の患者に1
人あたり約100万個移植した。まだ経過途中だが、0・06以下だった矯正視力が0・1~0・9に
回復しているという。
グループは2014年度からの2年間で約30人に移植する計画で、17年には
企業と協力して製品化を目指す。
木下さんは「これまで1時間かかった手術が5分になり、視力も回復しやすい。
1人の角膜提供者から多くの人に移植できるなどメリットが大きい」と話している。
評論;これまでの角膜水疱症の治療法である「角膜シート移植」では、ドナーの角膜を使用した場合
20~30%の確率で拒絶反応が起こるリスクがありました。今回の注入療法は
シートではなく注入しますので流動性が高いため、組織になじみやすいのでしょう。
ただ、ドナーの角膜細胞を増殖させるよりも患者本人の角膜細胞を使用したほうが
安全性が高いため、さらなる技術革新が求められるところです。
「医師の4割が、震災後に精神疾患が増加したとみている」という話題です。
47ニュースによれば、
東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の沿岸部で被災者を診察している医師70人のうち、
約4割(27人)が「心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの精神疾患が増加傾向にある」
とみていることが共同通信のアンケートで7日、分かった。
被災者に精神疾患が多くみられることは専門家が指摘してきたが、直接診察に当たっている
医師により裏付けられた形。理由については、被災による「外出機会の減少」や
「精神面の負担増」を挙げた医師が多く、震災から3年近くを経ても生活環境の改善が進まない
実態が明らかになった。
評論;管理人は「阪神・淡路大震災」と「東日本大震災」という・2度の大震災を経験しましたが、
月日が経つにしたがって、被災者は「精神的な苦しみ」を訴えてくるものです。
「避難先での生活への不安」や「なんで家族・親戚を助けられなかったのだろう?」という後悔、
「生活のやりくり・ローンの返済」といった様々な現実の問題に・被災者は苦しめられます。
(東日本大震災の際には諸処の都合でボランティアが出来なかったのですが)
阪神淡路大震災の際にボランティアで避難所めぐりをして治療や精神的なケアを
行った経験から申し上げますと、被災後しばらくしてから精神的なケアを行うのではなく、
被災直後から行う必要があるのではないかと考えます。
「脳梗塞予防薬に、アルツハイマー型認知症の抑制効果がある事がわかった」
という話題です。
ヨミドクターによれば、
脳血管を広げる作用がある脳梗塞予防薬「シロスタゾール」に、認知症で最も多いアルツハイマー病の
進行を抑える効果があることがわかったと、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)の
猪原匡史・脳神経内科医長らが発表した。27日の米科学誌プロスワンに掲載された。
アルツハイマー病は、脳に有害なたんぱく質がたまり、記憶障害などを引き起こす進行性の病気で、
根治薬はない。
チームは、アルツハイマー病患者が脳梗塞など脳血管の病気を併発しやすいことから、
シロスタゾールに着目。アルツハイマー病の薬を飲んでいる患者を、シロスタゾールも
服用しているかどうかで分け、記憶力などを測る30点満点のテストで、症状の進み具合を比較した。
その結果、症状が軽度の患者のうち、服用していなかった36人の平均点は、
1年後に2・2点下がったが、服用していた34人は0・5点の低下にとどまった。
シロスタゾールで血流が良くなり、有害なたんぱく質が脳の外へ排出されたとみられる。
評論;シロスタゾールを服用してもアルツハイマー型認知症の進行を・完全に止める事は
できないようですので、
1.アルツハイマー型認知症予防効果があるとされる「ターメリック(うこん)」を摂る。
・・・なお、いちばん美味しく・手っ取り早く摂る方法は「カレーを食べる」事です。
2.認知症に効果のある「抑肝散(よくかんさん)」などの漢方薬を併用する。
・・・詳しくは、漢方外来や漢方薬局にご相談を。
という対策が最良ではないかと考えます。
「子供の吸入ステロイド薬が、身長の伸びを抑制させる副作用を起こす恐れがある」
という話題です。
朝日新聞医療サイト「apital」によれば、
日本小児アレルギー学会は、子どもの気管支ぜんそくの治療で広く使われている吸入ステロイド薬を、
より慎重に使うよう注意喚起する声明を出した。副作用で子どもの身長の伸びを抑える可能性が、
海外で報告されたためだ。ただ、治療の効果は大きいため、病状をこまめに調べて、
使うのは必要最少量にすることを求めている。
15歳以下の小児ぜんそくは、20人に1人程度いるとされている。発症するのは
0~1歳の乳幼児が多い。ダニなどへのアレルギー反応で気管支に炎症が起こるのが原因だ。
発作が治まった後も炎症が続くため、発作の防止には治療を長期間続ける必要がある。
よく使われるのが吸入タイプのステロイド薬。しかし、子どもの身長の伸びが抑制され、
その影響は成人した後も続くという報告が、3年ほど前から米国で相次いだ。
患者約950人の調査では、5~13歳から吸入ステロイド治療を4~6年間受けた患者は、
この薬を使わなかった患者と比べて、成人後の身長が平均1・2センチ低かったという。
こうした報告を踏まえ、同学会は25日に見解を示した。見解では、身長の伸びに
最も影響を受けやすいとされる乳幼児は、軽症ならばステロイド以外の薬を最初に使うと指摘。
のどが週1回以上ゼーゼーするなど中等症以上の場合は、年齢にかかわらず
吸入ステロイドを最初に使うことが適切とした。体格に応じた使用量の基準がないため、
少量から始めて効果を見極めていくことを勧めている。
評論;吸入ステロイド薬は喘息治療に幅広く使用されていますが、身長を抑制する副作用が
あるのであれば、乳幼児に限らず・まずは吸入ステロイド以外の医薬品を使用すべきと考えます。
なお、漢方薬であれば
「葛根湯」や「温清飲(うんせいいん)」・「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」や「麻杏甘石湯
(まきょうかんせきとう)」などが使われます。
また、鍼灸治療の適応疾患でもありますので、もし喘息の方がいらっしゃれば・私にご相談して
いただければと思います。
「理化学研究所による・STAP細胞論文に関する調査が開始された」
という話題です。
nature日本語版などによれば、
小保方晴子研究員の画期的な幹細胞研究論文の信頼性に懸念が生じているため、
日本でトップクラスの研究機関である理化学研究所が調査を開始した。
理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(兵庫県神戸市)は、
同センター所属の生物学者、小保方晴子の研究論文に不自然な点があるとする主張に関して
調査を行っていることを2014年2月14日に発表した。小保方は、Nature 2014年1月30日号に
発表された2編の論文1, 2の主著者として脚光を浴びた。この論文では、マウスの成熟細胞に
ストレスをかける方法、例えば、酸性溶液に浸ける、あるいは細胞膜に物理的圧力を加えるなどの
簡単な方法で、受精卵に近い状態に再プログラム化できることを実証したと報告された。
ところが、複数のブログサイトで、小保方の論文に画像の重複利用があったことが指摘され、
さらに、彼女の研究結果を再現できないという報告が数多く寄せられた。これらを受け、
理化学研究所は調査を開始したのである。
受精卵に近い状態の細胞は、体を構成するさまざまな種類の細胞に分化できる。
そのため、この種の細胞は、病気の発症や薬物の有効性を調べるための研究に適しており、
また、機能不全に陥った臓器を再生させるための移植に用いることができるのではないかと
期待されている。
評論;私が調べてみたところ、
1.小保方さんが、同一の画像を・誤って重複して使ってしまった事。
(ご本人も認めてらっしゃいます)
・・・これは、論文発表者としては・やってはいけないミスです。
ちなみに私は、論文発表の前に・先輩や教授陣に間違いがないかチェックされました。
2.STAP細胞が、他の研究機関によって再現されていない事。
・・・確かに、複数のブログによって・再現例がないと報告されています。
この2点は、残念ながら事実です。
このままでは、過去にES細胞であったような「虚偽報告」(※)と受け止められて
しまうため、小保方さんおよび理化学研究所はしっかりと説明すべきと考えます。
※以前、韓国の「カン・ウソク教授」によって・ES細胞に関する虚偽の報告がなされた
事があり、問題に。
「理化学研究所による・STAP細胞論文に関する調査が開始された」
という話題です。
neture日本語版などによれば、
小保方晴子研究員の画期的な幹細胞研究論文の信頼性に懸念が生じているため、
日本でトップクラスの研究機関である理化学研究所が調査を開始した。
理化学研究所の発生・再生科学総合研究センター(兵庫県神戸市)は、
同センター所属の生物学者、小保方晴子の研究論文に不自然な点があるとする主張に関して
調査を行っていることを2014年2月14日に発表した。小保方は、Nature 2014年1月30日号に
発表された2編の論文1, 2の主著者として脚光を浴びた。この論文では、マウスの成熟細胞に
ストレスをかける方法、例えば、酸性溶液に浸ける、あるいは細胞膜に物理的圧力を加えるなどの
簡単な方法で、受精卵に近い状態に再プログラム化できることを実証したと報告された。
ところが、複数のブログサイトで、小保方の論文に画像の重複利用があったことが指摘され、
さらに、彼女の研究結果を再現できないという報告が数多く寄せられた。これらを受け、
理化学研究所は調査を開始したのである。
受精卵に近い状態の細胞は、体を構成するさまざまな種類の細胞に分化できる。
そのため、この種の細胞は、病気の発症や薬物の有効性を調べるための研究に適しており、
また、機能不全に陥った臓器を再生させるための移植に用いることができるのではないかと
期待されている。
評論;私が調べてみたところ、
1.小保方さんが、同一の画像を・誤って重複して使ってしまった事。
(ご本人も認めてらっしゃいます)
・・・これは、論文発表者としては・やってはいけないミスです。
ちなみに私は、論文発表の前に・先輩や教授陣に間違いがないかチェックされました。
2.STAP細胞が、他の研究機関によって再現されていない事。
・・・確かに、複数のブログによって・再現例がないと報告されています。
この2点は、残念ながら事実です。
このままでは、過去にES細胞であったような「虚偽報告」(※)と受け止められて
しまうため、小保方さんおよび理化学研究所はしっかりと説明すべきと考えます。
※以前、韓国の「カン・ウソク教授」によって・ES細胞に関する虚偽の報告がなされた
事があり、問題に。
ヨミドクターによれば、
奈良県は、「断らない救急医療」を掲げて県立奈良病院を4月に「県総合医療センター」に改称し、
現在の奈良市平松から約2キロ南西の同市六条山地区に移転して、2017年春の開院を目指す。
軽症から重篤な患者まで受け入れる救命救急センターを県内で初めて整備するほか、
がん医療や周産期医療などの充実も図る。病室はすべて南側に配置する計画で、
「自然光あふれる、患者にも医療関係者にも魅力的な施設にしたい」としている。
新病院は現在より110床多い540床で、今秋着工する。地上7階、地下1階で、
延べ床面積は約6万4000平方メートルと現在の2・4倍に拡大する。
手術室を7室から12室に増やし、集中治療室(ICU)も規模を拡大する。また、
夜間などの救急外来で、入院までは必要ないが、経過観察が必要と判断した患者らを
一時的に受け入れる「オーバーナイトベッド」を7床新設する。
がん医療では、最新の放射線治療機器を1台から3台、化学療法室のベッドを7から30に拡充し、
高精度の検査が可能な陽電子放射断層撮影(PET)検査室も増やす。一方、周産期医療では、
新生児集中治療室(NICU)や陣痛室、分娩(ぶんべん)室の機能や規模を拡大する。
このほか、教育研修棟を設けて地域や、海外の医療関係者らの受け入れにも対応できる
ようにするとしている。
センターは周辺より15~20メートル高い丘陵に立地し、入院患者の病棟を南向きに、
弧を描くように配置。吹き抜けを多く設け、全体が自然光にあふれ、奈良市街を見渡せるよう設計する。
総事業費は約340億円で、県が4月に設立する地方独立行政法人「県立病院機構」が運営する。
県医療政策部の担当者は「各種設備の充実は、勤務する医師や看護婦の確保にもつながるはず。
受け入れ態勢の不備から県外での治療を余儀なくされてきた患者が、
安心して受診や入院ができる病院にしたい」と話している。
評論;「断らない救急医療の拠点が出来る」という事は、「これまでの病院が救急患者を
様々な理由で断る事が多かった」という事です。ただ、受け入れるあまり
重症でない患者も多数来院することによって診療しきれなくなる事態を防ぐ
態勢作りが急務だと考えます。
ヨミドクターによれば、
京都大の山中伸弥教授は、iPS細胞(人工多能性幹細胞)と新しい万能細胞
「STAP(スタップ)※細胞」に関する声明を、同大iPS細胞研究所のホームページ(HP)に載せた。
その中でiPS細胞の現状について「がん化リスクの克服」など3点を説明し、
市民と研究者の間で「必ずしも正しい情報が共有されていない」と指摘した。
山中教授が今月12日付でHPに掲載した声明によると、再生医療用のiPS細胞は
2006年に発表した最初のiPS細胞に比べてがん化のリスクが大幅に減り、
安全性は動物実験で十分に確認されているという。
通常の細胞からiPS細胞ができる効率は、06年の0・1%から、09年には20%に向上し、
13年には海外グループが「7日間ですべての細胞をiPS細胞にした」と、
科学誌に報告したことも紹介した。
またiPS細胞は、世界で何百という研究グループが作製した再現性の高い技術で、
長い研究の伝統があることが、世界中に普及した原動力だと説明した。STAP細胞については、
臓器や手足の再生など「大きな可能性のある技術」と評価する一方、将来、人の細胞で
作製に成功した後には、安全性や再現性について検証が必要と指摘した。
HPにはiPS細胞を使った治療を待つ患者へ向けた山中教授の動画メッセージも掲載され、
「iPS細胞は実用段階に達した。安心してほしい」と呼びかけた。
※STAP(刺激惹起性多能性獲得)=stimulus‐triggered acquisition of pluripotency
の略称。
評論;今回の山中教授のメッセージは、iPS細胞の研究成果や安全をアピールするのみでなく、
「STAP細胞はiPS細胞を超えた」とかいう意見に対するメッセージも含んでいると思われます。
酸性の溶液に浸すだけで作成されてしまうというSTAP細胞とは違い、遺伝子を挿入する
iPS細胞は・どうしてもガン化リスクがつきまとうものです。しかるに、度重なる実験によって安全性が
十分に担保されているため、これからも使用され続けるべきと考えます。
河北新報によれば、
金属のピアスやネックレスを身に着けると、かぶれやかゆみを発症する金属アレルギーの原因となる
「病原性T細胞」の特定に成功したと、東北大加齢医学研究所の小笠原康悦教授(免疫学)らの
研究グループが12日の米科学誌プロスワン電子版で発表した。
金属アレルギーは、汗や体液に溶けてイオン化した金属が人体のタンパク質と結合し、
アレルギー物質となって異常な免疫反応が起きることで発症する。
小笠原教授が2011年にかぶれなどを訴えて皮膚科を受診した約1600人を調べた結果、
約4割が金属アレルギーの予備軍だった。異常な免疫反応の原因として病原性T細胞の関与が
指摘されていたが、種類が無数にあるため特定できなかった。
研究グループは、実験用マウスに装飾品や歯科の金属材料として使われるパラジウムの
アレルギーを発症させ、原因をCD8陽性T細胞と特定した。この細胞の解析から、
表面にタンパク質分子の「NKG2D」が発現した細胞がアレルギーを引き起こすことが分かった。
金属アレルギー治療は現在、ステロイド投与による対症療法が中心となっている。
小笠原教授は「研究成果はNKG2Dを標的とした新しい治療薬の開発につながる」と話した。
評論;ステロイド投与による副作用が問題視されていますので、CD8陽性T細胞にできる
NKG2Dをなくす新薬が開発されれば、金属アレルギーの患者にとって朗報となる事でしょう。
今回の実験のように「歯科材料が原因による金属アレルギー」は多いです。
なお、現時点での「ステロイド以外の治療法」は、
1.漢方薬
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)や防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)などです。
・・・漢方外来や漢方薬局にご相談を。
2.鍼灸治療
・・・臨床では金属アレルギーを発症しにくい金属を使用していますので、ハリ治療による
発症は私の経験では皆無です。もし気になるようでしたら、お灸治療だけをおすすめします。
3.その他。
中日新聞(1月30日号)によれば、
業務用メッシュ製造の「くればぁ」(愛知県豊橋市)は、ノロウイルスやインフルエンザウイルスを
死滅させ、粒子状物質「PM2.5」対策にもなるマスクを開発した。30日から販売する。
歯科医師が口内洗浄に使う薬品「4級アンモニウム塩」を、6層あるマスクフィルターの
一番外側に染み込ませた。広島大の実験でほぼ100%のウイルスが死滅。
100回洗濯しても使用できるメッシュ素材で、殺菌効果は維持するという。
評論;これまでのマスクは、「ウイルスを付着させて、鼻や口から入らないようにする」
ものが主体でしたので、殺菌できるのは画期的だと思います。
100回洗っても効果が持続し、しかも「PM2.5」対策も可能ですので、
かなり売れるのではないでしょうか。日本企業の発想の凄さと技術力の高さに驚かされます。