ベリアル♪paradox
- 2016/11/10 22:35:30
こんにちは風雅です
『何か新しいトピックを作りなさい』という無茶ぶりを管理人様より頂きましたので作りました
『永遠に矛盾し続ける1日』をテーマにしたループ日記
題して【ベリアル♪paradox(パラドックス)】
ルールは簡単、私が書いたある日の日記をもとに、次から次に矛盾していくその同じ日の出来事を、パラレル化しながら書き続けるというちょっとだけファンキーモンキーな遊びです
ただ一つだけ決まり事をします
日記は11月10日(曜日はどれでもよい)にすること。
時間帯及び視点、性別などは自由です
飛び入り自由ですので面白そうだと思ったら是非参加してみてください
(作成中)
〇〇〇〇〇↓管理人みかん◎補足説明↓〇〇〇〇〇
ねぇねぇ、知ってる?
神話に出てくる噓つきの美しい悪魔ベリアル。
正直な天使さんは、嘘で虚飾した悪魔さんに出逢った。
「ベリアルさんは、嘘つきだけど、きっと悪い人じゃない。。。♪」
作家(サークルメンバー)は、虚構の芸術家。
嘘も真実もMixで「11月10日の一日」を綴ろう♪
①嘘(フィクション)のみで一日を描いてもOK
②真実(ファクト)のみ描いてもOK
③事実を虚構化してもOK(これが、一番、楽しそう♪)
④閃いたことを、淡々と楽しく自由に書いて、自由に読もう♪
⑤深い意味はあるかもしれないし、ないかもしれない♪
⑥内容の真偽を作家(サークルメンバー)に詮索するのは無し
⑦前のコメントの人の内容は踏まえなくてOK
⑧コメント数100や30で区切りもあるかも
⑨瞑想にもなるし、ちょっとした文章トレーニングにもなる。
⑩このサークルのメンバーは皆、真面目♪























【彼編】
どの彼(彼女)なのか、
彼(彼女)は何人居るのかは謎だが、全て本当の話♪
・軽く挨拶しただけなのに、執拗にコンタクトをとろうとしてくる。
・別に呼んでもないのに、執拗に私に逢おうとしてくる。
・何だかんだ言って、私のお願いをきいてくれる優しさが身に沁みた。
・私のお気に入りの月のネックレスを引っ張ろうとする。
・私が食べたがってるシャトーブリアンを一緒に食べようとしてくれる。
・私が見つめていないと号泣しだし、見つめると、照れくさそうにソッポを向く。
・私と一緒で、美しいものが好き。
【彼女編】
・執拗に私の家に、来たがる。
・センスの良い洋服をプレゼントしてくれた。
・私のお気に入りの写真を一枚、奪った。
・今度、家に来たら、『檸檬堂』を飲ませようと思う。
・バレンタインでも無いのに、大量の苺チョコをプレゼントしてくれた。
・『ニンテンドースイッチ』が楽しいとお勧めされた。
・私の好きな音楽を気前よくプレゼントしてくれる。
【彼編】
どの彼(彼女)なのか、
彼(彼女)は何人居るのかは謎だが、全て本当の話♪
・軽く挨拶しただけなのに、執拗にコンタクトをとろうとしてくる。
・別に呼んでもないのに、執拗に私に逢おうとしてくる。
・何だかんだ言って、私のお願いをきいてくれる優しさが身に沁みた。
・私のお気に入りの月のネックレスを引っ張ろうとする。
・私が食べたがってるシャトーブリアンを一緒に食べようとしてくれる。
・私が見つめていないと号泣しだし、見つめると、照れくさそうにソッポを向く。
・私と一緒で、美しいものが好き。
【彼女編】
・執拗に私の家に、来たがる。
・センスの良い洋服をプレゼントしてくれた。
・私のお気に入りの写真を一枚、奪った。
・今度、家に来たら、『檸檬堂』を飲ませようと思う。
・バレンタインでも無いのに、大量の苺チョコをプレゼントしてくれた。
・『ニンテンドースイッチ』が楽しいとお勧めされた。
・私の好きな音楽を気前よくプレゼントしてくれる。
①【善人には程遠い】
雛霰みたいな幸せな怒涛の毎日の波に乗りながら、たまには息抜き♪
眠い中で、こんな無意味な長文を書こうと思ったのは
睡魔に襲われている時の自分の文章(思考)はさぞや、滑稽なのだろうという好奇心から。
(※どうか広い心で、誤字脱字は許容頂きたい。。。zzZ)
無計画に、突如、連れの母親と一緒に
近くの某有名チェーン珈琲店があったので、そこへ。
『ヌターバックスコーヒー』
桜餅を頬張ったような、可愛くて丁寧な店員さんに、メニューを渡される。
大体、いつも注文するメニューは決まっている。
私は桜の花びらが麗しく施された、この店で独自に使えるキャシュカードを差し出した。
「抹茶ふらぺちーの、Tallサイズ、2個下さい♪」
その後に、こう、付け加えた。
「1つは、クリーム無しで」(業界用語で「ノンホイップ」と言う用語に該当するらしい)
飲み物の種類とサイズを選ぶ。
そして、お好みのトッピング等の有無、所謂自分好みのカスタマイズが可能だ。
(牛乳を+¥50で、豆乳に変えられたりする)
Tall→一番小さいサイズ
Grande→標準のサイズ
Venti→(注文したことがない未知の)一番大きいサイズ
会計が済むと、その横へ流れて移動し、店員さんが商品を作って、手渡してくれる。
手際よく、店員さんが、飲み物を作ってくれる。
。。。。。
ん。。。。。?
んん。。。。。
んにゃ。。。。。。。。???
私は、不思議な感覚に見舞われた。
何だか、夢心地。うつらうつら、時間が優雅に流れている。
そして、咄嗟に違和感。。。。。
しかし私は、とびきりの笑顔で接客してくれた店員さんから、ふらぺちーのを受け取り
笑顔を返しながら、無言で母の元へ、駆け寄った。
②へ続く↓
②【善人には程遠い】続き↓
母も、怪訝な表情をする。
私は、レシートと商品を、代わる代わる見つめた。
「。。。大丈夫♪」
母は、すかさず「何だか、大きくない??」
私が心の中で投げかけた一緒の疑問を、声に出して投げかけてくる。
私は、複雑な表情で答える。
「うん。。。確かに、大きい!?♪」
けれど、レシートに記載された数字に間違いはない。
Tall、¥450、2。。。
そう、店員さんが誤って、私が注文したTallサイズよりも、一つ大きいGrandeサイズを提供してきたのだ。
そして、ここに明かすと
私は、それを、店員さんが作る横で、どこか無意識にも気付きながらも
結局、言い出せないと言う風を装って、罪深き犯罪を犯したのだ。
一般的に、逆の場合。
店員が誤って、客に損失を発生させた場合、これは、クレームの対象になる。
(私は激怒はしないが、恐らく、泣きそうな顔で、違うと言うことは訴えるだろう)
しかし、店員が誤って、客に得をさせた場合、これも、程度の差はあるが、事実誤認ということで
店員に伝えて、正規の金額で、適正な商品を受け取らなければならない。
それにも関わらず、私は、黙秘してしまった。
背徳感が、じわじわと私を襲ってくる。
たかが、¥40円の差だが、1円を笑う者は、1円に泣くのだ。
世界で暗躍する不正を働いた者は、悉く凋落し、失墜している事実。
母は、「私は、一応、言うよ?」と言う言葉が、追い打ちをかけてくる。
私も真面目だが、母はもっと天然で真面目だ。
確かに、その方が、フェアだ。けど、私は今ふらぺちーのを沢山飲めて、とても嬉しい♪
「作り直すのも煩雑になりそうだし、ここは、有難く貰っちゃおうよ♪」
私は、これを僥倖だと思って、有難く享受することにした。
母も、まぁいっかと言うような顔をして、一緒に秘密を飲み込んだ。
しかし、実はこういうことが、何回か起こっている。
私は、ヌタバに好意を持っている。
店員さんも、可愛くて優しくて親しみ深くて、とても接客に力を入れている企業だなと認識している。
日々、色々と、罪深き犯罪を犯してはいるけれど
幸せと相俟って、自分を許してしまっている♪
。。。。。まぁ、いっか♪。。。。。
『朧まにまに』
最近の私、30個。
55%は青い真実で、残りの45%は真っ赤な嘘である。
・誰も見ていない時に、何かポカミスをやらかした時に、つい「にゃ!!」と声に出して言ってしまう。
・肉まんを食べる時に、まず、必ず外皮(薄皮)を剥いてから食べるし、皮が一番美味だと思っている。
・題名に『愛人』と言う言葉が書かれている書籍を、最近、図書館で借りた。
・チョコレート売り場にて「どうせ、今年もチョコレートくれないんでしょ」と悪態をつかれる。
・川沿いの直線の道を歩いている時、一定間隔で、後ろ向きに歩く訓練をしている。
・補充したての万年筆のインクを早くなくしたくて仕方がないのは、新色のインクで早く書きたいから。
・近所の焼き芋専門店に、神出鬼没し、試食だけして帰る。
・一日の行動を、スマホで監視されている。
・冬の海に飛びこめば、春の記憶が蘇るかも、と本気で思っている。
・インスタグラムをやってみようか、悩んでいる。
・人恋しくて、淋しくてしょうがなくて、たまにニコットタウンをしてしまう。
・最近、全クリアしたPS4のゲームは、5本を上回っている。
・他人のお洒落な服を、自分のものにして着ている。
・高性能な家電を、一つ、破壊した。
・新年早々、インフルエンザに感染し、隔離されている。
・神社のお守りは、5個以上だ。
・高級旅館にて、1本2000円以上する人参ジュースを、数時間で、7杯以上、がぶ飲みした。
・帰り道、雉と遭遇し、さっさと逃げられる。
・最近の爪は、白爪の長さ3~4mmに揃えている。
・折り紙で、三面体を作るのに、ハマっている。
・他人と焼肉屋に行った時は、肉を焼かず、燕の巣の小鳥と同じく、焼けた肉を待つ。
・お店で洋服を眺めている筈が、鏡に映る光景に、惚れ惚れとしている時がある。
・初対面の人間と積極的に逢うようにしている。
・講義中は、絶対に、眠ったりしない。
・今年の年賀状には、猪を描かずに、ハリネズミのシールを貼って、送った。
・神社のお賽銭箱に、適当に小銭を投げ入れている。
・新年に発売された、尊敬する先生の本を、一冊、自腹で買った。
・月明かりで、本が読めるし、文章が書ける。
・視力は1.0だけれど人前に立つ時などは、伊達眼鏡だ。
・最近、特定の人間に愛され過ぎていると、本気で感じる。
【一般論ではない、私の手紙の流儀】①
天が碧い。
こんな日は、不思議と言葉を紡ぎたくなる。
昔から、手紙が好きだ。
PCで打った機械的な文章とは違う。書いた人間を色濃く表現するのが、手紙だ。
勿論、自分が特定の人間から、手紙を貰った時も嬉しい。
早く開封したくてウズウズしてしまう。
私は、内向的な人間だ。
孤高をこよなく愛し、人混みは厭う。
しかしながら、私の手紙の流儀は、些かこの性質とは異を唱える。
手紙を書くときは、専ら、【賑やかなカフェ】で書くという行為に、数年前からハマっているのだ。
騒がしい空間で、集中できない人間は、真のクリエイターとは言えない。
ある程度の雑音の中で、一心不乱に集中できる能力は、現代でも重宝される資質だろう。
いつものように、私は、カフェを見回し、好める席が空いていることに、安堵する。
そして、おもむろに、【ピンクと白色の可愛いPS VITA】を取り出し、ある画面を表示する。
カフェの可愛い店員さんは、私が携帯ゲーム機で、【カフェラテ1杯無料】クーポンを表示したことに
驚きつつも、尊敬の眼差しを向けてくる。今やスマホが主流な中、なぜかゲーム機を差し出す私を面白いと思ったのだろう。
カフェラテを片手に、席を確保。
手紙を書くことが億劫なのは、デジタルよりも圧倒的に作業量が多いからだ。
手紙好きを自称する私でさえも、書き始めるまでは、多少、時間が掛かる。
そこで、私は作業の手順を変える作戦に変更した。
私が、【手紙を完成させるまでの作業】で一番、面倒だと思っていること。
それは、便箋ではなく、封筒。
そう、相手の郵便番号と住所と名前書き、切手貼り、そして、糊付け。
この作業が、一番、苦手だ。なぜなら、書き損じは許されない。
相手の情報を、正確に間違いなく、且つ美麗に書かなければ!!というpressureに気圧される。
いつもは、便箋から、文章を書いていったが、流れを変えて
最初に、相手の情報を封筒に書き込んでいく。
そして、早々に、切手を貼ってしまう。
そうすると、どうなるか。
弥が上にも、封筒が出来上がってしまったという事実は、私に、早く赤いポストへ投函しなくちゃ!!という衝動を起こさせる。
一番の難所を乗り越えているのだ。
便箋に文章を綴る時は、すらすらと滑らかに筆が進む。
【一般論ではない、私の手紙の流儀】②
カフェの机に広げたのは、相手からの直近の手紙、封筒と便箋、シール、電子手帳、万年筆、修正テープ。
ひたすら、黙々と相手のことを思いながら、万年筆を躍らせていく。
カフェでは、数人でおしゃべりをしている人達も居るが、意外にも一人で作業をしている人も多い。
私が、手紙に集中している間、隣に座ってくるのは圧倒的に一人で来た男性だ。
そういうしている内に、(あれ。。。?文字が掠れていく。。。!?)
嫌な予感。そう、一番、恐れている【インク切れ】!!
私の万年筆は、インクを吸引するコンバーター式だ。
カートリッジを交換するタイプのものではない。瓶のインクから、インクを吸入しなくてはならない。
流石に、瓶インクまで持ってきていない私(重いから)は、自分の楽天的性格を、呪うことになる。
(ここで、インクが切れるなんて。。。!?)
インクは、十分に入っていたと思っていたのに。
しかし、こんな時のために、もう一本、予備を持ってきているのだ。
手紙の文面で、「ごめんね、インクが切れちゃったみたいだから、こっちのペンに変えるね」と書きながら
私は、残りの文面を書き続けていく。
最後に、可愛いシールで封印をして、完成♪
世界で一通だけの私の手紙のできあがり♪
大体、手紙を一通、書き終えるのに、カフェに、無料カフェラテ1杯で1~2時間は居座っていると思う。
しかし、手紙を書くことは、楽しいことだ♪♪♪
嬉しいことに、私の手紙を受け取った人は、私の手紙はエンターテイメントだと称賛してくれる。
文字が綺麗で、封筒も便箋もシールも可愛い♪手紙の内容も深くて面白い♪らしい。
【相手が喜んでくれることが、私の幸せ】でもある。
今日も、偶然、可愛い封筒と便箋を見つけて買ったので、また手紙を書こうっっっ♪
【前編】
遥か前に、離別することになってしまった客に【特別な日に、特別なメッセージ】を送信。
私の策略通り、その客は、驚愕し、感動してくれた。
私は、人がやらないことを、やる【圧倒的なマイノリティー】だ。
静かな【くらげ遊郭】で一人、孤独を楽しんでいると
その客は、すぐに現れた。
「最後なんて、言わなくていいから」
み「あれ?もう来てくれたにゃ♪ありがとう!びっくりしちゃったにゃ!」
特に、誰にも言わないつもりだけれど、やはり、お世話になった人には
ちゃんとご挨拶をしたい。その気持ちから、私は水面下で動いていた。
理由は極秘だが、【くらげ遊郭を畳む】ことになった。
だから、離別状態になっていた、その客とも最後に話したかった。
沢山の人と関わったけれど、その内の、【本当に大切な知人】は数えられる程に、少ない。
離れていても、変わらない関係ってものがある。
まるで、昨日も、いつも話していたような、感覚。
そこには、違和感は無かった。
久々の再会に歓喜しつつ、会話も弾む。
その客は、【姿は私と同じ同姓だが、本来の姿は異性だと言う、少し特殊な客】
性別関係なく、会話が楽しめるので、私のお気に入りだ。
出来れば、【私と同等か、それ以上の素敵な女性の友達が欲しかった私】には、その客は
いい女友達でもあったのだ。
↓以下、【後編】へ続く
【後編】
他愛もなく、それでいて、深く広がる楽しい会話が続いた後
その客が、帰る頃を見計らって、切り出す。
み「言いたいことが、あって」
み「今まで、ありがとう」
「今までって?どこか遠くへ行くの?」
み「言えない、けど、今までありがとう。さようなら」
「そか。ありがとう」
み「それが、伝えたかったこと」
「いつかまた。世界のどこかで」
み「うん、逢えたら♪」
み「また、いきなり突撃するかもにゃ?♪」
「いいわよ、あなたなら。」
み「ふふ♪ありがとう」
み「逢えて良かったにゃ♪まぁ、まだ今年、いっぱいは、居るけど♪」
「あはは、そっか、うん」
み「言っておきたかった♪君の文章は、たまに面白いから♪」
「まぁ、たまにね」
み「たまに、読みにくるかも知れないにゃ♪」
「あたしは、あたしの文章がきらいよ、くらげみたいに、面白くない」
み「うん♪正直言うと、そうだね。。。」
「うん、と言うか、おもしろいことをつかめてない」
み「君は、影響を受けすぎるんだよ」
「だからなにも生まれない」
「現実で」
み「あと、関わる人も、慎重にね♪」
「現実で、あなたみたいのが恋人ならきっと面白いんだろうけどね」
「ま、もう、いくわ」
み「つまんないのと関わると、つまんなくなるにゃ?♪」
「それもわかってるw」
(ん?)
み「なにその冗談?♪」
み「君は、良い友達だと思ってる♪」
「くどく気もないし、いまのままよ」
「事実として、そうなら面白いってだけよ」
(ん?え?)
私は、咄嗟に動揺を隠すように、会話を繕う。
み「面白いにゃ♪友達以上、恋人未満かにゃ?♪」
「未満はだめ。」
「満ちたくなるじゃんw」
み「何それ?」 (・0・)?
「いまだ満ちない、が未満でしょ」
何だか、よく分からなくなってきた。。。
何だこの展開は??
み「。。三日月の方が、いいにゃ♪」
「じゃ、いくわよ」
み「うん♪ありがとうございました」
何だろう?この腑に落ちない終わり方は。。。
もっと、何か、あっさり切ない淡い別れを予想していたのだけど。。。
っていうか、あれ???
びっくりしたにゃ!!?♪
いつもながら、予想外な展開で、今日も、面白い一日だったにゃ♪
【前編】
――あれから、一か月後。
私は、緊張して戦慄いていた。
キツネに手渡された【巨大なマヨネーズ】。
それと引き換えに、私は【胡蝶の髪飾り】を等価交換するのだ。
しかし、半信半疑だ。
み「本当に、このマヨで。。。?」
「マニアが居るから」
どきどきしながら、私はマヨに「可愛い調味料です♪」と謳い文句を律儀に添えた。
――運命の釦を押す。
出品。
てぃらーん♪
交渉成立♪♪♪
その間、3秒!!
凄い!!マヨ。。。!?凄まじい威力。。。!?♪
神秘の驚異的な力が働いたとしか、思えない。凄い、キツネ、凄い!!?♪
きゃっきゃ♪喜びながら、私は、すぐさま、キツネに宛てて、報告兼感謝状を作成した。
如何せん、諸事情もあり、なるべく、私とキツネの交流があることは、公には内密にしたい所だ。
↓以下に、続く
誰にも気付かれないように、メールを送信する。
今時のLINEと違って、このメールには、【既読表示機能】が無い。
そこで、私は、キツネにメール読後、即刻、メール本文を消去するように文末に、追伸でお願いした。
消去することで、私の携帯からも、メールが消去され、既読が把握できる。
我ながら、自力で編み出した効率的な策で、気に入っている方法だ。
即座に、メールを送信し、私は、メールの状態を経過観察した。
次の日。。。
まだメールは削除されない。
前にも、同じ手法で送り、キツネはちゃんと削除をしている。
もう気付いてる筈なんだけど。。。?なぜ、削除されない??。。。
他のお友達とのやりとりで、私のメールに気づいていないのかも知れない。
まさか、メールのシステムエラーとか?。。。
って言うか、早く消去して欲しい。。。
読んだか、訊くのも億劫だし。。。けど、気になる。。。って言うか、消したい!!!
疑念は日を跨ぐ毎に、増幅する。
疼いた私は、仕方なく、キツネに再度「ねぇ、メール読んでくれた?(削除されないんだけど」と
送ってみた。早く、消したいんだから、もぉ~!いらいらいら。。。
即、キツネから返信が来た。
いつ気づいたのかは不明だが、読んだらしい。。。。なら、いい。
しかし私のメールは削除されない。
ちょっと、放置してる!?もぉ!もはや、自分で消しに行こうかと思った矢先
複数人で、話をしていた【くらげ遊郭】に、キツネが登場した。
み「あれ?キツネにゃ?♪」
別に、呼んでないが、来てくれたんなら、謎が解きたいし、今後の参考までに色々と訊きたい。
他の客は帰り、私は問い質した。
み「私のメール、気づいてくれたにゃ?」
「うん」
み「いつ読んだにゃ?私が、最初にメール送った時?」
「うん」
み「じゃあ、何でメール消去しないにゃ?私は、それで、相手が読んだか読んでないか把握してるのにゃぞ」
と伝えると同時に、私の眉間の皺が、一層、深くなる。
しかし、私は、この後、驚愕し、感動する。
思いもよらない見解が、齎されたからだ。
「だって、折角、メール書いてくれて、消したくなかったから」
。。。え?
私は、きっと、気付いてないんだろうとか、削除し忘れているんだろうとか、そのレベルで考えていた。
まさかの、そうじゃなくて、私の削除願い(命令)に背いてまで、メールを温存したかった、と。。。!?
『ごんぎつね』と言う昔話がある。
それとは、少し違うが、同じようなラスト「ごんーーーっっっ!?」という淡いカタルシスが私を襲う。
キツネ、前から思ってたけど。。。
やっぱり意外に、結構ピュア?♪
私は、先ほどまで、怒りにも似た衝動を携えていたが、謎が解明し、溜飲が下がった。
「メールは、非公開にした。これで、いいでしょ?」
わざわざ、非公開に。。。?
削除する方が、手っ取り早いのに。。。?
(って言うか、もう消せないじゃない)
そんなに私の文章を、大切に思ってくれてるなんて。。。?
私と言えば、他人の文章は愚か、自分の文章も、平然と消す性分だ。
先ほどの、キツネのメールも即刻、消そうかと思った。
しかし、私の真似をして「←消して」と命令してきたのが、妙に気に喰わない。
私は、納得する理由が無ければ、他人の命令には、従わない。
そして、いつもの私とは違った行動をとることにした。
そっちが、消さないなら
私も、消さないであげる
たまには、飾るのもいい
残しておいて、あげる♪
胡蝶の髪飾りも手に入れたし、
何だか、心がほっこりする感じで、めでたし、めでたし♪♪♪
よく行く宝石店で、久しぶりに【欲しい物】が発売された。
お金が無い私には手が出せない。悩んだ末、私は、【くらげ遊郭】に来る客に、ねだることに決めた。
その客は、過去に【出禁にした客】だ。小生意気で、外国語が流暢で、キツネのぬいぐるみが好きな客。
出禁にする前に、私はこの客に、同じように装飾品を買って貰ったことがある。
絶縁状態になってはいるが、一応、「逢いたい♪」と【メール】を打ってみる。
思いの外、数時間後に、その客はくらげ遊郭に現れた。
み「もう気付いてくれたの?♪来てくれて嬉しい♪ありがとにゃ♪」
キツネ「おーん」(鳴き声らしい)
み「あのね、自分でも図々しいし、ふてぶてしいなって分かってるにゃ」
「ただ、どうしても、頼めるのはキツネさんしか居なくて。。。」
「うんなに」
み「欲しいアクセがあって。もし手に入ったら、譲って欲しいものがあるにゃ♪」
「最新作?持ってないぞ」
み「ほら♪キツネさんって、お友達が沢山居て、仲間想いだし♪」
「女の子には人気で、モテモテだし♪」
「全然(笑)」
み「気軽に、アクセを買ってくれるし♪」
「まぁ、それはうん」
み「私はお友達居ないし、もし誰かに頼んだとしても「身体で払え!」とか怖いことを言われそうだし」
私は、欲しい。何が何でも欲しい。
み「ぶっきらぼうで、面倒くさい風に見えて、キツネさんって、素直でいい人にゃ?♪」
あのアクセのためなら、私は、媚び諂う。
「んで、何が、欲しいのー?」
み「胡蝶の髪飾り♪」
「何それ、分かんない」
み「最新作で、発売されたばかりにゃ♪まぁ、手に入れるために、3か月~長期戦で臨もうと思ってるにゃ」
「そのアクセ、手に入らんわ」
――!?
男じゃ買えないアクセみたいだと説明され、私は焦った。
み「えぇ!?なぜ?断崖絶壁から飛び降りそうにゃ!?」
しかし、賢いキツネは、私にとっておきの秘儀を提案してきた。
渡されたのは、【マヨネーズ】
み「マヨ。。。?何か嫌にゃ。間違って捨てたら、どうしよう。。。」
「棄てたら、知らんからな!!」
み「ありがとにゃ♪このマヨは、大切に保管して、ここぞという時に使うにゃ♪」
私に、【とっておきのマヨ作戦】を教え、そのキツネは野原に、帰っていった。
決戦は、一か月後♪楽しみにゃ♪
よく行く宝石店で、久しぶりに【欲しい物】が発売された。
お金が無い私には手が出せない。悩んだ末、私は、【くらげ遊郭】に来る客に、ねだることに決めた。
その客は、過去に【出禁にした客】だ。小生意気で、外国語が流暢で、キツネのぬいぐるみが好きな客。
出禁にする前に、私はこの客に、同じように装飾品を買って貰ったことがある。
絶縁状態になってはいるが、一応、「逢いたい♪」と【メール】を打ってみる。
思いの外、数時間後に、その客はくらげ遊郭に現れた。
み「もう気付いてくれにゃ?♪来てくれて嬉しいにゃ♪ありがとにゃ♪」
キツネ「おーん」(鳴き声らしい)
み「あのね、自分でも図々しいし、ふてぶてしいなって分かってるにゃ。。。」
「ただ、どうしても、頼めるのはキツネさんしか居なくて。。。」
「うんなに」
み「欲しいアクセがあって。もし手に入ったら、譲って欲しいものがあるにゃ♪」
「最新作?持ってないぞ」
み「ほら♪キツネさんって、お友達が沢山居て、仲間想いだし♪」
「女の子には人気で、モテモテだし♪」
「全然(笑)」
み「気軽に、アクセを買ってくれるし♪」
「まぁ、それはうん」
み「私はお友達居ないし、もし誰かに頼んだとしても「身体で払え!」とか怖いことを言われそうだし」
私は、欲しい。何が何でも欲しい。
み「ぶっきらぼうで、面倒くさい風に見えて、キツネさんって、素直でいい人にゃ?♪」
あのアクセのためなら、私は、媚び諂う。
「んで、何が、欲しいのー?」
み「胡蝶の髪飾り♪」
「何それ、分かんない」
み「最新作で、発売されたばかりにゃ♪まぁ、手に入れるために、3か月~長期戦で臨もうと思ってるにゃ」
「そのアクセ、手に入らんわ」
――!?
男じゃ買えないアクセみたいだと説明され、私は焦った。
み「えぇ!?なぜ?断崖絶壁から飛び降りそうにゃ!?」
しかし、賢いキツネは、私にとっておきの秘儀を提案してきた。
渡されたのは、【マヨネーズ】
み「マヨ。。。?何か嫌にゃ。間違って捨てたら、どうしよう。。。」
「棄てたら、知らんからな!!」
み「ありがとにゃ♪このマヨは、大切に保管して、ここぞという時に使うにゃ♪」
私に、【とっておきのマヨ作戦】を教え、そのキツネは野原に、帰っていった。
決戦は、一か月後♪楽しみにゃ♪
2月某日、――【くらげ遊郭】オープン♪
私は、特殊なバイトを始めた。
珍妙な商号の、このお店は、よく誤解されるのだが、【無論、下品で卑猥な店では、断じて、ない】
店内のテーブルには、【メニュー】が一冊。
店のシステムは、こうだ。
まず、【これから、お話したいと思う好きな店員を選ぶ。】
店員は、一名のみ。勿論、【くらげ】と言う源氏名の私だ。
そして【好きなメニュー】を注文する。
【1・インペリアル ガトーショコラ ~ほろ苦闇夜で 彷徨える月を 探して~¥1500~】
楼主兼シェフの気まぐれ料理ばかりなので、眼前に置かれるまで、何が出るかは分からない。
「月のように待っていても、全然、人が来ない」
私は、率直な愚痴を零す。
奥の厨房で、【何かの書物を読み耽っている楼主】が、矢継ぎ早に私を窘める。
「それでも、金は稼がなきゃいけない。あと、語尾を改めろ!」
「シェフは、楽でいいにゃ!一口で、客の理性を殺す極上の料理を作れにゃっっ!?」
私は、もう習慣となった、その滑稽な口調で喋り出す。
ここでは、接客中は、語尾に【にゃ】をつけて話さなければいけない掟がある。
なぜ、猫語なのかと言うと、私がどれほど、冷酷で残忍な言葉を放ったとしても、
語尾に「にゃ」がついていれば、それは無邪気で可愛い響きを伴い、客の憤怒を帳消しにできるからだ。
語尾の魔力は無限大だ。
事実、私は客に対し、「邪魔にゃ!!」「滅せばいいにゃ!」「星屑に、なってしまえばいいにゃ!!」などと
憶することもなく、この『くらげ遊郭』に来る不特定多数の物好きな客に、罵詈雑言を浴びせ、連呼しまくっている。
――ぽんぴーん♪
客が来た。
見れば、数年前から、執拗に店に通ってくる【厄上客】の登場だ。
【何千回も出禁し、拒絶をしているのに、私とお友達&それ以上になりたい一心で、
足繁く向かってくる、有難迷惑な客】
私の容貌を、褒めてくる。勿論、感謝はする。
「何か欲しいものは、ありませんか?プレゼントします」
慇懃無礼に、断るが、執拗に贈答しようとしてくる。物質で繋がる関係など、不要だ。
厄上客が言い放った一言で、私はその客と、離別しようと決めた。
「くらげさん。俺を、〇〇て〇〇〇」
ともあれ、何だかんだで楽しいので、年季明けまで、私は続けるにゃ♪
きーんこーん
かーんこーん。。。
休み時間。
気付けば、目の前にはクラスメートの【おりか君】が。
「みかんちゃん。最近、【ふぅちゃん】見ないけど。。。学校、来てないのかな?」
「。。。?うん、見かけないね」
幼馴染のふぅちゃん。
学校で、他クラスの男子から壮絶なイジメに遭って、登校拒否した挙句、
引っ越すとか言って、姿が見えない日々が続いている。
登校拒否していても、クラブ活動だけは活発に参加していたので
私も仲良くしていた、ふぅちゃん。
おりか君は、ふぅちゃんの事を心配し
気にかけているようだ。美しき友情♪
「おりか君は、ふぅちゃんと仲良いの?♪」
「んー。。。そう言われると、そうでもないかも♪」・・・違うのか。
「ほら♪みかんちゃんが居ると、いつもふぅちゃんが居るイメージだから♪」
(そんなに、一緒に居る訳でもない&居る所を見られている訳でもないのだけど。。。)
「ふぅちゃんは、私のことが好きだからね♪ふふ」
「そうなの?♪リア彼?♪」
(軽い冗談で言ったんだけど。。。)
「そんな訳ないでしょうっっ!?」
「なーんだ。恋バナ聞きたかったのに」
(相変わらず、おりか君の頭の中はお花畑のようだ♪)
「おりか君、制服に【桜のはなびら】がついてる!?♪綺麗だね」
「うん♪これは、さっきの選択授業の成果報酬♪」
「とっても、綺麗♪」
「欲しかったら、あげるよ♪」
「はなびら、くれるの?♪」
おりか君に、桜のはなびらを貰う約束をして
今日も、楽しい学校生活を終えて、帰路についた♪
1日を100%全力疾走で生き抜く事に燃えていた時代があって、1日に使う労力をいかに軽減するかに燃えている時代が来て、結局似たような事をグルグル繰り返すだけの今があって。もちろん俺もそんな世界の一員には違いないんだけど、やっぱり心のどこかでは【こんなもんじゃない】【この程度のわけがない】って諄いように呟いていたりもするわけだ。
「明日の始まりはいつ?」って聞かれて即答できることや、人生の機微なんて所詮そんなもんだって笑っていえる自分が大好きで、結局それがやりたくって毎日毎日小難しい世界でがんばってるんだなって素直にそう思えたんだよ。今となってようやくね。
いつかは別れが来ることも承知していたし、その別れがとても辛い事だってのもわかってんの。ただどんな結果であれ、どの出逢いも何一つ無駄ではなかったという事。そしてどの存在も変わらず自分の中に在り続けるという事。俺はそうやって数多の人々を身に纏って歩いてきたわけだよ。
今日が終わる瞬間は【瞳を閉じた瞬間】。ここで起きた全ての出来事が俺の毛布に変わり、そして次の刹那には明日の現実がまっさらな脳内に再構築され始める。何も哀しいことなんてない。それこそが常にリアルであり今の結晶なのだ。
さぁ、目を綴じよう。別れを告げて。
明日を迎えるために。
何一つ無駄にしないために。
何よりも大切な人を見失わないために。
愛おしき我が11月10日よ、ここでサラバ。
我が美しき衣となり、共に明日へと向かわん。
――サンタさんが、来るんだ?♪
人だかりは断絶して、月日が経つ。
運命なのか、因縁なのかは謎だが、道を歩けば、知らない誰かに道を尋ねられ、
意味の分からない変態にはナンパされ、時に、誰かに執拗に跡をつけられ、
善意で寄ってくる人間には慣れたが、ときめく笑顔で話しかけてくる現状。
人が多い場所や、人混みは苦手になってしまった。
ヒドイ時は、対人恐怖症になって、片頭痛や吐き気に悩まされ、人と接することも怖くなった。
本当は人が、大好きなのに。
私が、その場に居ると、良くも悪くも
どうした訳か、場の空気を乱してしまうようだ。
学校や職場では、三重奏から四重奏、五重奏にまで人間関係が複雑化したこともある。
そして、困ったことに
私が、私らしくいればいるほど、人は私に惹きつけられるようだ。
素で居られない。
自惚れや驕りでもないけれど、私は、いつしか
信頼に足る人物以外には、深入りはしない、素顔は明かさないようになった。
それが、トラブルを未然に防ぐ術だから。
ふと、玄関に入っていた、広告のチラシ。
「期間限定!サンタさんが、やってきます♪」とある、駅の広場にて
イベントで、サンタさんが来るらしい。
だから何だ、という訳でもないが、私は気になった。
私の本心が疼いている。人混みは苦手だけど、行ってみよう♪
すぐさま、支度をして、駅の広場へ向かった。
風は冷たいが、心は白い息に、抑揚をつけている。
駅の広場。人が多い。目が眩む。
けど、サンタさんが来るんだ♪ちょっとワクワク♪
音楽が、鳴り出して、可愛いサンタさんが登場した。
私の悪い(?)癖なのだが、どうにも、自然にしていると、
嬉しさや感動を、言葉にして発してしまうらしい。
(ぶつぶつと独り言を言う訳ではなく、突発的に一言、発したり)
こういう、何かを発することこそが、要らぬ厄介ごとを誘ってしまう要因なのかもしれない。
私は、我慢した。
私が、私らしくいられる瞬間は、もっと別の時だ。
「沈黙は金」ではないけれど、私は、私を抑制する瞬間も必要なのだ。
――サンタさんと逢えて、本当に嬉しかった♪
私は、満面の笑みで、その場を後にした。
「まるで別人みたいね!」って言われて目覚める朝。いったいどこの何様と比べての別人なのかはともかく、ムクと起き上がり便所に向かった。それから洗面台で間抜けヅラにシャボン玉石鹸を塗りたくる。なぜだかほくそ笑んでいる自分の顔が鏡に写っていた。
部屋の隅には見知らぬ女がいて、何でそこにいるのかもいつからそこにいたのかもわからないわけだが、とにかく、今日という不可思議がまた始まってしまったのだろう。窓から差し込む陽光に煽られながら彼女の素肌がキラキラと輝いている。
朝食を二人分作るなんていつぶりだろうか。遠い昔に家族というものを一丁前にも持っていた時分が最後だったかもしれない。それがいつ頃の事だったのかはもう思い出せないが、なんとなく息をしてなんとなく生活していた自堕落的普通。そういった幸福にすら気が付いていなかった自分自身が、今は記憶の隅っこで体育座りをしてうっぷしている。
「ね?!ほら!やっぱり別人じゃない!」女がまた同じテンションで目を輝かせ笑った。
職場を移り変わりながら同僚をすげ替え、上司には恵まれぬまま60年も働いている。責任感というものと引き換えにいつからか俺は笑うことにすら鈍感になってしまった。仏頂面を張り付けてやり過ごす夕方までのdead time。終礼と共に起き上がる半死人様がいつもそこにいる。
アパートに帰ると今朝の彼女はもういない。いよいよもってのどん詰まりだなと改めて思った。ひとりで食卓を占拠し、ひとりで皿を洗い、ひとりのために風呂に湯を張る。それだけの理由で涙が零れ息を殺した。
孤独そのもが寂しいのではない。
自分の変化に自分では気が付けないという事実が、ただ単純にやるせなくて泣いてしまうのだ。
11月10日(さんでぃ♪)
2017年10月15日
お誕生日おめでとう
無機質な形ではなく、直接、伝えたかったけれど、他に方法がないの。
違う形の方法は、何個か思いついたから、いつか、実行できたらいいな。
毎日、沢山の人が生まれている。
今日が、誰かの誕生日なんだろうなって、思ったり。
誰かにとっては、1年の内で、特別な誕生日。
お祝い事って、嬉しくなるね♪
また、逢えたらいいな
無事であれば、それでいい
久し振りに、【摩天楼】へ向かった。
何となく、【予感】がしたからだ。都会の雑踏に、廃れて建っている静かな美術館。
そこには、ある作家の芸術作品が、沢山、貯蔵されている。
わぁっっ!?
【新しい作品】が飾られている!?♪
『願うのは夜の空。。。』
好き
ぱっと私の心を惹いたのは、【可愛い猫と翼が描かれた絵画】だ。
私は、その作家の素性は知らない。ただ、何度も言葉を交わしたことはある、仲の良い知人だ。
「あの人格から、こんなに美しい作品が、生まれるなんて。。。っっっ!?♪」
その作品だけ見れば、途轍もなく、美しい。。。
私は、作品を批評するような技術は、持ち合わせていないし、そんな気も毛頭ない。
ただ、私は、他者の中に眠る芸術性の中に、自明の美しさを見出すのが、好きなのだ。
ずっと眺めていたくなる
その先の 物語を心に 浮かべて
心地よくって その作品を透して きっと 私は私の中の何かと その作品の何かを 重ねてる
そんな事を、ぼーーーっと考えながら、恍惚に浸っていたら
。。。っっっ!?またしても、邪魔が入った。。。
なぜ、意味不明な追跡に遭わないといけないのだ。
この猫のように、私は願っている。
どうか、どうか、平和な毎日を。。。♪♪♪
久し振りにゃ♪管理人みかんにまた「日記、書いといて」って頼まれたから、俺様の登場にゃ☆
(長いこと、このサークルに在籍してくれてるメンバーは、俺のこと、きっと覚えてるにゃ?♪)
前回書いたのは、12月2日だから、約半年振りにゃ。
【にゃっっ!?】また「にゃ」って言っちゃったにゃ!!?
もう、慣れ親しんだ口癖って治すの難しいにゃ~っっ!!
んでさ、みかんは、結構前から【秘密の社内恋愛中】
あいつ、意味分かんねー卑俗な男共に付き纏われてる割に、ちゃっかり、
世にも珍しい、ど・天然な【イイ男】に惚れられてるから、神様も女神様も妬けてるよ。
ただ【極秘】だから、スリリングだよなぁ。
会社からの帰路、一緒に歩いてる所、
会社関係者に見つかりそうになって、咄嗟に自販機の陰に隠れたり(お前らはスパイか!?っての♪)
まぁ、下卑た連中は、あいつらの【純粋な好意】を妬んで、夥しい勘繰りしてくっからなぁー。
「仕事をしてる彼の姿は、かっこいい♪」
ってみかんは、俺に【ねこまんま】を食わせながら、教えてくれる。
俺だって、バリっとスーツ着りゃ、それなりにかっこいいのにさ!!何かムカつく。
ん?スーツじゃない?仕事してる時の姿か…。
俺だって、【鼠捕り】の腕前は、世界一にゃ!!
この前だって、捕まえた鼠が持ってた【チーズケーキ】まで福利品でGETしちゃってさ。
ぺろぺろ舐めてたら、近所の女子猫がやって来て
「フライ君♪そのチーズケーキ頂戴♪」とか言って物欲しげに寄って来たから、
「これは俺のだ!そんで帰って来たみかんにやるの。おまえはどっか行け」って追い払ったら、
あの女子猫、ぼろぼろ泣きやがって。
しかも、みかんに告げ口しやがって!
代わりに俺が怒られたっつーーーのっっ!!!
みかんは
「あの女子猫ちゃんは、フライのことが好きなんだよ。何でもっと優しくできないの?」とか言ってた。
…割り切れねーーーっっっ!!!
みかんが、冷蔵庫に隠してる【うな重の鰻】
【山椒たっぷり振りかけて】あとで、こっそり食っちゃおうっと♪♪♪にゃはは☆
高原の中の畳敷きの教会を今でもよく想いだす。
その男は敗戦後の日本の復興のためにその高原を開き
そしてそのシンボルとして教会を建てた。
寛容、その精神が息づく場所はどこか小さな神社に似ていて
異教徒である私はそこで安らぐことが出来た。
開け放たれた窓からは心地よい風が入り、草の香りが高原からまた高原へと抜けていく。
そのささやかな想い出は今でも私の心を癒してくれる。
その高原では毎年、今は亡きその人のために祭りが行われる。
私はひと夏をその高原で過ごしたため、まだその祭りを訪れたことはない。
私が知っているのはそれが秋に行われるということだけだ。
11月10日がもしかしたらその日かもしれない。
そしていつの日にか私も、11月10日の物語を書くことになるだろう。
もう冷たい風の吹くはずの草原の、ささやかな一日の物語を。
※一定期間経過後、消します
たまには、【ニコっとタウン】での日記を書こうっと♪
久しぶりに【苛立った】から、誰かに聞いて貰いたくって。
黒い羽の鴉が私の前に降り立った。聞けば、【可愛い羊のぬいぐるみ】を探しているらしい。
私は鴉の服装に対し、率直に「そのコーデ似合ってないね♪私はそのコーデ嫌い♪」と言ってみた。
鴉は「リアルじゃないし」「コーデの話題は意味を成さない」と言い、おかしな反応を示した。
鴉は私のコーデに対し「その赤い服に関して言えば、似合ってるよ」と褒めてくれた。
…ここまでは、いい。問題はその先だ
私は訊いてみた。
「この服は似合ってる?じゃあ、前の服は??」
鴉は答える。あまりにも憤慨したので、記憶が曖昧ですが、酷く劣悪で蔑んだ言葉を浴びせられました!
「センスがおかしい」「センスが無い人に、センスが無いって言われるなら本望だ」
もしかして、私が最初に彼のコーデを否定したからだろうか?
私は常に本音だし、ただ単に好みを率直に伝えただけだ
ここで、争点を示したい。
私が怒り心頭になっているのは、私と鴉の論点の違いだ。
私は、意見を伝えた(個人の主観「そのコーデ似合ってない」「嫌い」そのコーデに着眼)
彼は、私のセンスを痛烈に批判している(あろうことか、私の能力面を貶めている)
多少、イラっとしながらも、聞き流すことにした。
その次の日。また、鴉が来た。と、ここに青い髪のCが「みかんちゃん」
話しかけてきてくれて会話に参加してきた。
彼らは、羊と親しい人物だ。ただ、彼らには面識はない。そこで、親切な私は二人に、
羊の話題を、これでもかという位にリップサービスし話題を提供したお陰で、二人も打ち解けやすくなったらしい。
そして、二回目の沸点ポイント
Cが「みかんちゃんは、何か賭け事してないの?」と質問してくれたので、私は
「私は自分に賭けてるの♪」と即答した。Cは「かっこいい♪」と言ってくれたが鴉は
「ありきたりな解答」と嘲け笑い、また私を遠回しに批判してきた。
という訳で、①私は主観(コーデへの嫌悪感)を言っただけなのに、鴉が私のセンスをバカにしてくる
②そして、私はもう何も鴉に悪態をついてないのに、鴉は私を蔑んでくる
という二点に、非常に腹が立っています。
こうやって書いたことで、爽快です。
昨日の【猛特訓】の所為で、体が筋肉痛だ。
元々、運動神経は良い方だが、普段使用しない筋肉に鞭を打つと、新たなる刺激に体が悲鳴を上げる。
少々辛くても、運動は楽なものより、少しだけ背伸びをしたような、【難易度が高いトレーニング】に
挑戦した方が、達成感はあるし、何より、充実感に満たされる。
自炊したご飯は、とてつもなく美味!!♪
新鮮な食材を丁寧に刻み、類まれなるハイセンスで調理する。
余計で不要なものは、排除した、美容家も驚く位の、【simpleヘルシーみらくるびゅーてぃーな晩餐】だ。
本日、体験し、学んだ教えを噛み締め、記憶と動作を整理する。
身体は憶えているけど、頭の中で省み、反復することは、秘訣の整理になって、思考も爽快。
【初め、できなかった時】は、なぜできないんだろう?という疑問が頭を霞めた。
何度も、めげずに失敗を繰り返した。悔しさで、汗が滲む。
【奇跡的に、できた!?】と思ったら、少しずつ、できるようになってくる。
この過程は、とても大切なこと。
ぎゅんぎゅんと、血流が熱く波打つ。
できるようになったら、とても楽しくなってきた♪
春は、心が必要以上に、落ち着かない。
目覚まし時計なんて、無くても朝の光りで、起きられる。
会社に行きたくない
【デジャブかな?♪】前にもこんな事があったような気がしないでも、ないけど。
春の嵐が記憶を飛ばす、飛ばす、飛ばす!
【事態は改善】してきた筈だ。私は血が滲むような思いで、様々な【解決策】を練り、実践してきた。
その結果、私は鍛え上げられ、心の透き間の脆弱さにも変化の兆しが生まれた。
確実に、私は強化されている。落ち度もないはずだ。
元カレ(だと思い込んでいる、私の同僚)
まともな会話は不可能だが、私の真摯な想いは伝わったはずだ。
もうこんなことはしない、と約束しつつ、今度は【私の愛人】だと言い張っている。
眩暈がする・・・意味が分からない・・・しかし、以前よりは改善したのだと、自分に言い聞かせる。
その他の複数人の元、元元?。。。カレ達は(そのような事実はない)
必要以上に、私との距離を詰めてくる。「近寄らないで!」のサイレンが鳴り響く。
忘れた記憶が、春の嵐となって、襲い掛かってくる。
大丈夫、桜が舞うから、【変な幻想】をみているだけ♪
私は、【平穏無事】に生活するのだ♪
らんららん♪
すぐ近くにいるあの人は 桜色。
遠くで一瞬の花を散らして舞うのに、何度も蕾を芽吹かせる。
限界なんて 知らないみたいに。
触れれば ――― 小さいはなびら
眺めれば ――― 強く美しい桜道
時間が、宴を描くように意味が囁いていく。喜怒哀楽が、私の外に出ようとして暴れる。
大切に包まれたメッセージは、神秘的に光って、微笑んでいる。
私の中で、何かが、ふつふつと湧き上がっていく。
初夏を迎える頃には
満月が胸を躍らせる
早起きっていいもんだなぁ。空気がピリっと張っていて新鮮なの。腕時計を確認するとAm4:00。陽の登らぬうちから家を出て、会社に向かう俺の足取りはめっぽう軽かったんだよ。
途中コンビニに寄って熱いコーヒーとフライドポテト、それにアンパンを買った。普段はこんなジャンクなもの口にしないんだけどね。それでも朝の出足で3文分の得をしたわけじゃん?これくらいの息抜き、健康オタクの嫁だって今朝は目を瞑ってくれるだろうってそう思ったのさ。
会社に着くと警備のおっちゃんが物珍しそうに俺を見るの。まぁ、社内の遅刻王が一番乗りなわけだから驚くのも無理はない。
「やぁ、今日は清々しい朝だね。はりきって行こうね」
な~んてガラにも無い挨拶をしてエレベーターに乗ったわけ。
4階の俺のオフィスには当然誰もいないさ。だから事務員の真似っこして全員のデスクを雑巾で拭き上げてやったんだよ。それから、朝一でやってくるであろう誰かのために、熱いお茶を淹れてあげたくなって、普段入る事のない給仕室なんかに籠ってみたの。ガサゴソとあちこちを探し回ってヤカンと茶っ葉用意してさ。誰の物ともつけぬ湯呑を盆に並べてひと試案さ。
でもやっぱあれだな。慣れない事をやっているのに違いない。給仕室の椅子に座り込んでまた俺は眠っちまったわけ。タイムカード押し忘れてる事にも気が付かないまんまね。
そんで起きたのが11時ぐらいだったかな。結局は今日も遅刻扱いさ。てか事務員も冷たいよなぁ。起こしてくれてもいいのにさ。
って、そんな午前中だったよ。
目が覚めたら嘘寒く、ベッドの感触を確かめるが実感がない。霧の中に漂う感覚が背中越しに伝わり、ようやく起き上がり辺りを見渡せば、そこは俺が知っている自分の部屋ではなかった。
「おや、やっとお目覚めかい?」
見覚えのない大男が俺に声をかける。
昨夜の記憶を手繰り寄せたが結局何も思い出せず、やけに痛む頭を振りながら寝床から立ち上がってみた。接地感がまるでない。ふらふらと歩を進めたが真綿の上を流れるような感覚で、結局、大男のところまで辿り着くことさえもできなかった。
今、ここでハッキリとしているものと言えば、その大男の存在だけ。
「あの、すみません。ここはどこでしょうか?俺はいったい ・・。」
聞きたくもない事実を知らされそうな不安を拭い去り、なんとか尋ねてみた。男は温和に思えたがどこか不気味で、俺の質問に対してもすぐには答えてくれなかったなかった。霧の中に漂う光虫に照らされ、無間にも感じる時間を沈黙の中で過ごす。
結局、その答えを男から聞くことはなかったのだが、なんとなく自分で思い出すことはできたわけだ。
そう、昨夜はしこたま呑んで終電に乗り遅れたんだった。それで開き直って、俺は家まで歩いて帰ろうなんて思ったんだよ。真冬の歓楽街を震えながら抜け、郊外の小さな公園で缶コーヒー買った。
そして多分、そのままそこで眠ってしまったのだ。
どうりで実感がわかないはずだ。
やけ酒くらって馬鹿な事したなぁ -。
この大男って、地蔵菩薩じゃん。
黄泉路に迷い込んだ俺を救いに来てくれたわけね。
世界一高い、634mの塔の下。私が、待ち合わせ時間を決めた。
「だから、1時なんだ?♪」相手は一応、【私専属のカメラマン】だ。
モデルの仕事とは別に、【趣味で撮りたい】というので、オフの日にこうして、くり出している。
私はというと、昔から、【他人に写真を撮られるのが苦手】だった。
どうして、他人の要望に沿って、【笑顔にならなければならない】のか。
なぜ、目の前の風景より、【カメラのレンズに集中しなければ、ならない】のか。
自ら、写真を撮るセンスはあると思っている。しかし、今を差し置いても撮らなければならないのかと
考えると、そういった必要性を感じ得ないので、写真は撮らないことにしている。
「写真、そんなに好きなの?」カメラマンに質問したことがある。
「好きっていうより、仕事」そんな風に、彼は淡白に答えた。
「けど、今こうやって撮ってる瞬間は、好きだけど?♪」
そう。今は、普段と違うのだ。
なんとなく、町へ散歩に出かけて、偶然、謎のオブジェを発見する。
トリックアートや、記念撮影用に置かれた特殊オブジェを使って私達は、写真を創るのだ。
例えば、今日はピンクのドアを見つけた。(イベントを行っていた関係上、置かれていたものだ)
半月型のポケットから取り出した、【どこへでも行けるドア♪】
このドアを使って、写真を創る。物語性を持たせるのが、コツだ。
事実を事実として、撮るのは写真の本来の在り方だ。だが、そういったものには、飽きてしまった。
ドアは開いている。
【どんなポーズをとるかは、自分で決める】これが楽しい♪
身体を真っすぐに伸ばす。変幻自在に私は、何物にもなれる。
何を表したい?
何を消したい?
何を残したい?
今を切り取って、自分を矩形の中に閉じ込める。
【できあがった一枚】からは、自由な発想が千差万別に現れる。
そして、私も、カメラを奪い取り、彼を撮るのだ。
なんせ、彼は、カメラマンで在りながら、かなり面白い被写体に成り得るからだ。
私以上に、斬新で独特なアイディアを持って、ポーズを決めてくる。
どっちが、モデルなのか
分からなくなる!!?♪
朝の陽射しが、時を忘れたように、教えてくれる。
壁面は楕円形で、【終わらない睡蓮】が広がっている。窓から見渡すと、
約1万平方メートルの広大な庭がある。【薔薇・りんご・桜・紅葉】が四季を彩る美しい光景。
庭師は、6名雇っている。
【有能なバトラー】は車で迎えにまで来てくれる。
今日も、目玉焼きを瞬時にtripleで焼いて、程よい温度の珈琲とクロワッサンを共に、出してくれた。
そこまで、気心の知れた仲の良い友人は居ないけれど
私を癒してくれる【詩人・学者・歌手・踊り子】が、足繁く私の元に通ってくれる。
私も、【趣味で何かを創作するのが好きなのだ】
そんな私のことを不思議と神格化してくれる稀有な人が、ちらほらといる。
「あなたの作品は、いや、あなたは純粋だ」
こちらの歯が浮くような、褒め言葉をプレゼントしてくれる【素晴らしい人々】
照れてしまう程の、想いのこもった熱い言葉が、私を赤くさせる。
私のための【秘密】だったはずのものは、いつしか
【誰かを喜ばせるものになった】ことが、素直に嬉しかった。
目覚ましに起こされる朝にほとほと飽きてしまった。あの中途半端に土の中から引きずり出されるセミの幼虫のような感覚に嫌悪感すら覚える。そう、俺は社会人である以前にまず一匹の人間なのだ。ゆえに目覚ましなど叩き壊して自分の思うままの朝を迎えたいと思ってしまったのだ。
とまぁ、そんな言い訳をしたところでチーフはぜったいに許してはくれないだろうな。腕時計はすでに昼の2時15分を指している。いっぱしの社会人なのに笑ってしまうほどの大遅刻をやらかしてしまった。
たぶん今頃会社は大騒ぎしているだろう。なんせ今日は大手商社との最終契約のための打ち合わせ日だったのだから。そのための書類は全て俺のカバンの中にある。取引先は今カンカンに怒っている事だろう。
足早に駆け上がる新宿駅西口の階段。実は今、妙に肝が据わっている自分の心胆に少しだけ驚いている。たぶんこれで仕事はクビだし、なにの保証も望めないだろうに、不思議と将来に対する不安がない。
それでも新宿のオフィスへ平然と向かうこのクソ度胸はなんだろうか。
しいて言えばでかけに嫁が言った一言が俺の背中を押しているのかもしれない。
「あなた、今夜はスキヤキにするから早く帰ってきてね。あ、そうそう、どうせしばらく暇になるんでしょ?ちょうど良かったじゃない。20年越しの新婚旅行に出かけましょうよ」
昨夜、目覚まし時計を叩き壊した瞬間の嫁の顔をまた思い出している。そうだ、あんなにスッキリした顔、結婚して以来久しぶりに見た。
ふふふ、会社がどうなろうともうどうでもいいや。
俺は社会の犬にはなれないのだし、今後は行きつくところまで嫁とふたり、転がり落ちていくしかないのだからな。
哀婉うさぎ
お祝いしながら
泣いている
時計の短針と長針が、左に回っていく。どんどん断り上手になっていく。
誤変換されるのが日常。修正するのも、ほとほと飽きちゃった。
新たな希望は 絶望の底から 這いあがってくる♪
ついつい 後ろを 振り返ってしまう
時計の振り子が、外されている。
心臓の音が、宙を舞う。【得体の知れぬ疑問】が、足を痺れさせる。
壁を破壊して、現れるベイカー家の主人(※パン屋ではない)
私は、執拗な追跡に遭いながら、恐ろしい存在から逃げ、少ない武器で辛うじて戦う主人公なのだ。
そう、これは『バイオハザード7』という、ゲームの話だ。
私が望んでいたのは、【相棒と共闘する】健全?なバイオハザードだ。
(恐怖の化け物とは戦うが、明快な楽しさがある、戦いなのだ)
このバイオ7の恐怖は何なのだろう。陰湿な恐怖に、身震いする。
とにかく、【何者かが、執拗に追いかけてくる、恐怖】
これって、誰もが感じる恐怖なんじゃないだろうか。
「どこに居るんだ~?俺から逃げられると思うな」
「 出 て お い で ♪」
「そこに居るのは わかってるんだぞ!」
気のせいだろうか、この仮想空間内の恐怖は、私には憶えがある。
なぜ、ゲームの中でも、私は追われなければならないのか。今回のバイオは心底、体に悪い。
これほどまでに、普遍的に現代に通ずる恐怖を再現しているシリーズはないと、切に思う。
「お前も 家族だ」
無理やり、家族にさせられるのだ。何なのだ、この無慈悲な狂気は。
私は、逃げる。どこまでも。。。
朝もやの河原で二人、叔父のくれた手紙を読みながらタバコを吸った。手紙には小さく【決して落胆するな】と書いてあった。詳しい内容はなかったが、俺たちはようやく悲運で生涯を終える恩師の事情を知ったんだ。
「「政治ってやつは本当に魔物を作っちゃうんだね」ツレがボツリと言った。あの人はそいつに喰われて逝っちまうんだと俺が返した。
ツレが『切ないね、悔しいね』って何度も言うもんだから、俺もどこか他人事のような心境のまま拳を握りしめたよ。もちろんソレを振り下ろす相手が誰なのかは知れない。結局、仇討ちできるほどの縁が俺たちには無かったんだ。
叔父は手紙の最後をこう締めくくっていた。
【せめてお前たちだけは生き延びて欲しい】ってね。
「生き延びるも何もなぁ、俺たちには死に急ぐ理由が無いよ」
俺は本音を吐いてしまった。ツレも無言で頷き、結局、その手紙はそのまま川へ流したんだ。
そして二人で、最後のタバコを分け合った。
どこへ向かうわけでもない俺たちは、水に溺れそうで溺れないその手紙と変わらないんだろうって思ったよ。やがて海まで辿り着いたとしても、最終的には藻屑となって消える運命なのだと。
別に哀しむほどの事じゃないけどね。
ただ、そうやって考えるとやはり、恩師は誇るに足る人物であったのだと、今更ながらにそう思ったのだ。
嫁が妖しいサプリメントを買ってきたんだ。どんな病気でも一発で楽になるというやつね。
聞けば一粒5万円もするらしい。俺は「馬鹿じゃねぇの?」って思わず口に出して嫁を罵ってしまったわけ。
「だってさ、どんなに重い病いでもたった一粒でいいらしいよ?」
なんて真顔で言い返してきたけど、結局あれさ、お人好しを見透かされて店員に乗せられただけなんだよな。
まぁそれが2か月前の話だよ。本来、どうでもいい話だった。
でもさ、実はその話が今日になって急に蒸し返したんだ。
発端は先週受けた会社のガン検診さ。これがまぁものの見事に引っかかっちゃって・・・。笑えなかったわけ。
いや、まあつまり、そういうこと。一言で言えば俺は【大腸がんの末期】らしい。
驚いたかって言われればそれほどでもなかったかな。別になんとなくだけど、そうなんじゃないかなぁって気がしてたんだもの。
でも改めて聞かされると急に痛くなるから困りものでさ、手術をしても助かるかどうかって話までやりだすもんだから余計苦しくなってきたわけ。
会社の上司も妙に優しかったり、いろんな保険を積極的に使ってくれたり。言っちゃぁなんだけど、急にそんなことされたら逆に気持ち悪くなっちゃうぜ。どっちにしろ助かる見込みのほうが少ないんだからさ。
そんなときに嫁が思い出したように、タンスの中から引っ張り出して来たのが例のあのサプリメントなんだよ。
もちろん、そんなもの飲んだって助かるわけがない。でもね、【一発で楽になる】ってのは確かに嘘じゃないの。
わかるかな?助からないのに楽になるって意味。わかんないだろうなぁ。
まぁ、いよいよになったら飲むつもりさ。苦しみたくはないからね。
もうわかるだろ?人の好い世間知らずの嫁が騙されて買ってきた
一発で楽になるという『青酸カリ』って名のサプリメントをね。
新しい目覚まし時計を買ったんだ。いや別に前のやつが壊れたってわけじゃないんだけど、俺もちょっとだけ贅沢をしてみたくなってね。それで思い切って購入してみたの。
どこが贅沢かっていうと、今度のはなんと朝食を作ってくれるんだよ。そんで『おはよう』ってほっぺにキスまでしてくれるの。すごいでしょ?これで起きれないってやつはロマンの欠片もない不感症BOYだね。
まぁ、おかげで2年分のボーナスは吹っ飛んじゃったけど、無駄じゃぁないよ。もう十分にご満悦なわけ。
さて、今朝はビターココアの香りにシナモンシュガー・クロワッサン。そしてお決まりの甘い甘いキッス。もちろんぱっちりと目が覚めて最高の朝を迎えたわけだけれど、こんな幸せを俺が【独り占め】しちゃっていいのかしら。
(そういや今度の土曜日、悪友のブリオーシュが泊まりに来るって言ってたなぁ)
あいつに思いっきり自慢してやりたいけど、【譲ってくれ】なんて言われたらどうしよ。
だってさ、あいつってけっこうな強欲マンじゃん?そんで欲しがるわりに結局大事にしないやつなんだよなぁ。
新しい目覚まし時計を買ったんだ。いや別に前のやつが壊れたってわけじゃないんだけど、俺もちょっとだけ贅沢をしてみたくなってね。それで思い切って購入してみたの。
どこが贅沢かっていうと、今度のはなんと朝食を作ってくれるんだよ。そんで『おはよう』ってほっぺにキスまでしてくれるの。すごいでしょ?
まぁ、おかげで2年分のボーナスは吹っ飛んじゃったけどね。無駄じゃぁないよ。もう十分にご満悦なわけ。
さて、今朝はビターココアの香りにシナモンシュガー・クロワッサン。そしてお決まりの甘い甘いキッス。もちろんぱっちりと目めが覚めて最高の朝を迎えたわけだけれど、こんな幸せを俺が【独り占め】しちゃっていいのかしら。
(そういや今度の土曜日、悪友のブリオーシュが泊まりに来るって言ってたなぁ)
あいつに思いっきり自慢してやりたいけど、【譲ってくれ】って言われたらどうしよ。
だってさ、あいつってけっこうな強欲マンじゃん?欲しがるわりに大事にしないんだよなぁ。
仕事中にボケらぁっと考えるのはいつもあの娘の事さ。霧の中の波止場で手を振り船に乗ったあの娘の事。行先はメキシコだったかニューヨークだったか。まぁ忘れちゃったけど、ここじゃない新天地ね。そして、いつかまた会えたらいいなぁってそんな感じさ。
窓ガラスの先の人通りの中にもちろん彼女はいない。それでも馬鹿みたいに目で追う自分がそこにいるの。そしてやっぱり最後はでっかいため息ついて項垂れるわけ。いい加減仕事しろよってな。
あ、誤解のないように言っとくけど、【あの娘】ってのは俺の恋人とかそういうのじゃないぜ?そんなんじゃないけどとっても素敵なピュアガールさ。心の奥のほうがね、とにかく美しい生娘なわけ。
えっと何の話だったっけ?まぁどうでもいいや。
とにかく俺は月曜日の真昼間からデスクに頬杖なんてついて、彼女の事をじっと考えながら腹を満たしてるって事だよ。
つき
すき すき?
つき
『めぇきゅう♪labyrinth』
【渡された地図を片手に】鍵のあいた扉が開く。
都会の廃れた雑踏の中に、ぽつんと静かに【摩天楼】が立っている。
所有者に招待されたので、おそるおそる遊びに来たのだ♪
部屋の中は藝術品で犇めき合っている。
絵画も壁に飾られているし、著作物もあるが、そこは素通りして、私は視線を定める先を決めた。
見てみたい作品があるのだ。
作者が言っていたのだ。その作品は、【好き】という感覚しかないと。
それを聞いて、私はとても興味を抱いたのだ。それこそ、私が他人の中に、求めているものだから。
摩天楼の中は、広く、部屋は幾つもあって、私は迷子になりそうだ。あの作品は、どれだろう?
あ、あった。きっとこれだ!
一番、近くに、大きな巻物が壁に、掛け軸として、飾られている。
私は、全体を、ぼーーーっと眺めた。空ろな瞳に、ゆっくりと模様と文字を映す。
イラストのようなデザインアートのような美しい作品。
好き。
その模様や
言葉の意味は知りえないけれど
好き。
摩天楼の最上階からは、月が窓からよく見える。
朧気に、幻想的に光っている。
あの作品を鑑賞していて、何か心に引っかかる所があったけれど、そこは考えない。
それに触れると【キケン】だからだ。本能が私を抑止する。
ふと、鞄の中にある【ケイタイ】が、ぷるると鳴った。
元来、私は孤高の人間なのだが、案外、仲の良い知人が、頻繁に、私の元に足繫く訪ねてくるのだ。
私は、足早に、外に出る。
数歩、進んでから、足を止める。
後ろの摩天楼を、振り返った。
今日も、月がとても美しい♪♪
危険な数字に魅入られている。とにかく何をしても、どこにいっても俺に付きまとうんだ。邪気なんかじゃないぜ?本当に追いかけられてんだよ。
たとえば今朝見たニュースの片隅、たとえば通勤ラッシュの満員電車で女子高生が打ち込むメールの冒頭、たとえば会社の売り上げ目標そのもの。もうなんだか気持ち悪いぐらいに悪魔の数字が表れるんだ。
出張先で気を紛らわそうと普段やらないパチンコなんてやってみたさ。でも当たる数字は全部【666】。金は減る一方で、タバコの吸い殻は増える一方で。もう何が何だか。
ふらふらとあたまが揺れるから、今日は会社を休むことにした。女房が風邪薬とユンケルを用意してくれたが、それを飲んだら最後のような気がして、どうにも手つかずのまま布団に潜り込んだ。
病院に行こうにも保健証がない。前の仕事のしくじりで国に取り上げられている。そのことを今まで悔やんだことないが、今は少しだけ心細く思う。
職を変えて2年たったが、ガラクタになりそうな今の自分の処遇を憐れむつもりはない。以前のような栄光にしがみつだけのくミイラでいるよりはずっとマシに思えるからだ。
壁の向こう側にあるのは喧噪の世界で、いまこちら側にあるのはフリーフォールの手前で生き腰を求める俺と、放置された薬と強壮剤だけ。しかしもしかしたら、これこそ、これこそが社会縮図かもしれない。
夕方、パートを終えた女房が熱いオジヤを作ってくれた。それは小難しい理屈ばかりで時間を潰してきた自分をちっぽけに思える味で、そして結局のところ、なんの保証も無くても構わないと思ったんだ。
そう、たったそれだけの貴重な1日。
チリンチリンと目覚ましが鳴り、ギリリギリリと朝の定期連絡の電話。隣室の女学生が日課の数え歌をはじめ、腹を空かしたネコのルノアールがベッド脇でグルグルと喉を鳴らした。
これらが俺にとってはすでに聞きなれた朝のBGMで、ライ麦のキャットフードを大皿と小皿にわけてそのどちらにもクソ甘いミルクティーを垂らしす。ルノアールと並んでそれをボリボリと頬ばれば、額縁のような北窓に絵画的な漁師町の風景が浮かび上がるのだ。
出勤時間が迫るが仕事は仕事。慌てるのも滑稽だが無責任すぎるのも楽しくない。ただ、朝のこのひとときは格別だから余裕をもって時を食している。
やがて腹を満たしたルノアールが窓辺に立ち、マグロ漁船から降りてくる肉厚な男たちに舌なめずりを繰り返すだろう。そして俺は皿を片づけながらチューイングガムを膨らませる。
プライベートはプライベート。まずこの時間のために生きている俺がいて、この時間のために金を稼ぎ、この一連の流れを壊したくないから体を大切にしている俺がいる。
向かいのビルの3階の庇にひと番(つがい)のカラスが翼を休める。女学生が爽やかに学園へ向かう。どうであれ、今朝も平穏で、そして俺はかろうじてまだ人間様をやっている。
そう、世の実態がどうであれ、俺は今も、昨日と変わらずに当たり前の人間様をやっているのだ。
膨大な知恵とロマンの場所に埋もれていく人々。知識とは名ばかりの浅はかな外界から逃れてきた者たちの部屋。
誰の所有物でもないその場所で、何を成すでもなく部屋の主をただただ見つめるばかりなり。
『俺はもう死んだのかな、俺はいつごろ生まれ変わるのかな』
主が答えないのはただ単に俺が聞かなかったから。そして答えてもらいたいとも思っていないから。
天井から射す陽光は、室内の小さな埃で反射して光の道を彩る。それは心細い山中で木漏れ日に出逢うような優しさがあり、また脈絡なく素足を炙るこの部屋の主のための光線治療器でもあったのだ。
しつこいようだが俺が誰であるのかを主に問いかけるつもりはない。むしろ、俺が何者にも成れない事を証明してくれるほうを望んでいる。誰かの役に立ちたいなどとも思っていない。とにかく、【在って無い】存在に俺は早くなりたいのだ。
【正義の本】の中に書かれた一説を反芻する者ばかりの危うい世界で、唯一、その本の真意を見抜いたのがこの部屋の主、そしてその一説に向かって一つの疑問符を投げかけてしまったのが俺だった。
その関係性が崩れない以上、俺が明日を待ち望むことは無い。
常に自問自答の今を生きる一匹の野ネズミをやりきるしかないのだ。
膨大な知恵とロマンの場所に埋もれていく人々。知識とは名ばかりの浅はかな外界から逃れてきた者たちの部屋。
誰の所有物でもないその場所で、何を成すでもなく部屋の主をただただ見つめるばかりなり。
俺はもう死んだのかな、俺はいつごろ生まれ変わるのかな。主が答えないのはただ単に俺が聞かなかったから。そして答えてもらいたいとも思っていないから。
天井から射す陽光は、室内の小さな埃で反射して光の道を彩る。それは心細い山中で木漏れ日に出逢うような優しさがあり、また脈絡なく素足を炙る部屋の主のための光線治療器のでもあるのだ。
しつこいようだが俺が誰であるのかを問いかけるつもりはない。むしろ、俺が何者にも成れない事を証明してくれるほうを望んでいる。誰かの役に立ちたいなどとも思っていない。【在って無い】存在に俺はなりたいのだ。
【正義の本】の中に書かれた一説を反芻する者ばかりの危うい世界で、唯一、その本の真意を見抜いたのがこの部屋の主であり、またその一説に向かって一つの疑問符を投げかけてしまったのが俺だったのだ。
その関係性が崩れない限り、俺が明日を待ち望むことは無い。
常に自問自答の今を生きる一匹の野ネズミなのだ。
掘りごたつに足を突っ込むと練炭の柔らかい火が指先を炙る。外は雪積る北国で靴下が凍るほどの思いをしてここまできた。誰に命令されたわけじゃない。自分の意思だけでここまで生きてきたのだ。これから先もたぶんそうだろう。贅沢を求めぬまま、俺は真っすぐに歩き、そして老いていくのだと信じている。
コタツの上の籐カゴにひとつだけ残ったミカンがある。まだ熟しきれていない小ぶりなそれは、決して類似の何某の余り物ではない。ゆえに俺はこれに手をつけぬまま年を跨ぐことに何の疑問も持たないのだ。
確かに腹は空かしているが、心の中までも”さもしい”わけじゃないのだから。
外に積もる雪のように、ひとひら、ひとひらと時を数えて新年に向かう。
それが俺流のひとの慈しみ方なのだろう。
時代はいつも愚かしいほどに無邪気だ。そして何もかも割り切れるように、世の中を幾何学模様に変えてしまった。それでも俺は目先のソレに手を付ける気は一切ない。そんな利己的な男に成り下がる気は毛頭ないのだ。
世の風潮に決して流されるなかれ。やがて機が熟したとき、俺はこのたったひとつの果実を皆で平等に分け合い腹を満たそうと考えている。そしてそれをもち、彼女への深い敬意と称賛としたいのだ。
風が、常に音符を指揮して
食べるガトーショコラは、ほろ苦くて甘い♪
今朝迄、私はアウシュビッツ強制収容所の中に居た。
激しい拷問の末、何度も嘔吐を繰り返した。
このまま、いっそのこと
違う世界へ旅立った方が楽なのではないかと思うことは、しばしばあった。
しかし、私は苦しみの中で、必死に救いを求めた。
光を祈った。収容所にいる仲間も、皆、血反吐を吐きながら、祈っている。
祈りは通じるのだ。
私は光のもと、また歩き出した。
これは、奇跡だ。
涙を流しながら、私は外の世界へ歩き出す。
始業ベルが鳴り生徒たちが一斉に校庭に集まる。整列した姿はまさに軍隊そのもの。男子校らしい姿で学園長を目視していた。
先月から始まった宇宙戦争のため、わが校も生徒を駆り出される事になった。俺はいち教師として断固として反対していた。かわいい教え子たちをあの醜悪な化け物たちの前に向かわせるなど。それでも教師陣は一貫して今度の戦争に協力する姿勢を正さなかった。
次のベルで一斉に輸送車に乗り込む。教師陣はそれを見送るだけで、敬礼などしてはいるが国のためじゃぁない。皆保身が全ての卑怯者なのだ。
夕刻の報道を聞いて涙を落とすまで、俺は自分の境遇を呪うことになるだろう。
彼女は彼が好きだった。
彼は私をみていた。
私?私は、、、、、
キーン コーン カーン コーン♪
朝の0時。チャイムは鳴り響く。雪が降り始めたと思ったら、【桜の花びら】だった。
いつも輪の中の中心。今日もワイワイと賑やかに話している。
彼は、クラスメイト達に吹聴していた。
「あの子は、俺の彼女なんだ♪」
彼女は、かっこよくて人気者の彼のことが好きだった。
「ねぇ、応援してくれるよね?」
美しく髪を伸ばしていた彼女から発せられる言葉は、時折、残酷に私の心を揺らがせた。
まるで 絵空事のような三角形。
曖昧に ただ笑うしかなかった。
私は、あまり彼のことを知らなかったけれど、彼と話す時間は不思議と心地よかった。
ただ、彼が周囲に宣言している内容は、どこか腑に落ちなかった。【はてな?】に埋もれた。
私は、彼女が好きだった。
私は、彼が好きだった。
私は、2人のことが好きだった。
今日で丸10日。俺は一睡もできずに銃を構えたままベッド下に潜り込んでいる。窓の向こうに怪光線の嵐。時折聞こえる悲鳴と嗚咽の地獄絵図。一歩外に出れば多分俺も無事では済まない。なんせ敵は地球外生命体なのだ。
世界統一軍が降伏したのが2週間前。我が日本は奇しくもレジスタンスの巻き添えで戦場になった。正直に言えば俺も白旗を挙げて海外へ逃亡したかったさ。自分のノロマさ加減を呪うことなくね。
今また大きな爆発音とともにガラス窓が揺れた。いよいよここがフロントライン(最前線)になったのだろう。どうせ一睡もできないのなら最後の日本人として特攻してやろうか。そんな無謀を誰かが笑ってくれるといいなぁ。
「けーんっっっ♪」
目覚まし時計は、雉の声?私はすぐさま、カーテンを開けてみた。
眼前には野生の雉。真っすぐに、【あっけらかん】と私を見つめている。「おはよう♪」嬉しいな。
会社に行きたくない
なんて、言うわけがない。なぜなら、抗うことで、得られるものがあるからだ。結末を知っている。
その対処法も。予めそれを知ったうえで、私は縺れた糸を解きたいのだ。やれることは全てやる。
ゆっくり 少しずつ 変わっている
慣れとは、毒&薬。
【どれだけ追いかけようが、私に追いつくことはできない】この事実を受容することだ。
鬼ごっこは大得意♪逃げ切るもん♪らんららん らん らん らん♪
空の色がおかしい。まるで極上のワインを垂らしたような、まるで溶岩に一滴の墨でも落としたような、そんなトグロを巻く燻煙に朝焼けがべったりと滲んでいる。
「あ!!火事か!!」
思わず大声で燥いでしまう自分を正直に『バカ』だと思った。それでも嬉々としてつっかけを履き肌寒い外に飛び出す。
しかし、期待とは裏腹に染まっているのは辺り一面。
「火事、じゃぁないのか」
がっかりした人でなしの背中をふいに誰かが押した。
(ドン!!)
同時に砲撃音が鳴り、隣町のほうで激しい稲光が奔る。
あまりのすさまじさに耳を塞ぎ俺は顔を伏せた。やがて静けさのようなものが眼前に流れ、ようやく落ち着きを取り戻し立ち上がる。
「おいお前!不用意に家から出ないほうがいいぞ!まだ戦争は終わってないんだ!」
意味不明な言葉が後ろから飛び込む。
(へ?戦争?)
寝ぼけているのは俺自身か世界か。まったくもってピントの合わない思考を無理にハメこんで改めて理解を試みた。が、笑い話にしか思えない。
まぁ、この兵士が言っていることが本当だとして、日本が戦っているのは朝鮮軍か中国軍か、ひょっとしてアメリカ軍でも攻めてきたか!それを確認したところで一般人の俺にはどうすることもできないのだが、それでもとにかく辺りを見回した。
しかし敵は予想外の輩。
ああ、なんと恐ろしい、
パズルのように分断されていく空に、都市ほどの大きなUFO母艦。
これはどうにもこうにも、今回ばかりは人類も生き残れそうにないなぁ。
管理人が、「何か書いといて♪」って言うから、管理人に飼われてる俺こと【フライ】が
今日は日記を書くにゃ♪あ、口癖が「にゃ」だと、いっつも
「猫だからって、〇〇なんだにゃ!とか言ってたら、すぐに猫だってバレちゃうでしょ!?」って
怒られるにゃ。方言みたいなものだから、しょうがないにゃ。。。まぁ、ここは人間らしく♪
今月も給料日まで、500円
毎日、ご飯に味噌汁をかけた【ねこまんま】で忍ぶしかない
けど、500円玉って、大きくて、好きなんだ
片手で弾いて、裏か表か!当てたりさ
天から落っこちてきた俺は、みかんと出逢った。あ、管理人のこと名前で呼ぶと怒るんだよな。まいっか
俺のことを【天使みたい】だって、言ってくれたのが印象に残ってる。
何でそんな風に、言ったのかは知らんけど。
そんで、俺はみかんに飼われてるけど。
みかんは、俺のことを、【猫としかみてない】
俺は みかんのことしか みてないのに
背伸びしたって、届かない
会社だとか言って、よく分かんない所へ行っては、どうしようもない奴らに悩まされてる。
俺が、一回、みかんの鞄に潜んで、寸での所で、飛び出して行ってそいつらに噛みついてやったが
まだまだこんなんじゃ足りない。今日も、ちゃんと防犯ブザー持ってったんかな?
みかんは、毎日【ねこまんま】しか作ってくれないけど
たまに、あいつが大好きな【うな重の鰻】を分けてくれるんだ♪
早く帰って来ないかな?今宵も、月が綺麗だにゃ♪
天井にぶらさがった蜘蛛の古巣を見て思った。
(ああ、俺ってやっぱりセレブリティには向かないのな)
窓の向こうには新馬町駅前の高級マンション。その最上階にある某有名芸能人のワンフロアを、ちょっとだけ斜めに見上げている俺がつっ立っている。
いやいや、こっちだって負けちゃぁいない。一応、ここらでは羨望の眼差しを受ける億ションのオーナーだ。それでも今一つ納得がいかないのは、俺自身がこれで何かに満足できているわけじゃぁないってこと。
まあ、そう思うようになった理由を今更プラプラと述べる気にはなれない。とりあえず、ハタキを片手に天井の大掃除なんかをこの深夜に始めちゃったわけだが。蜘蛛の巣ひとつ払ったところで、このだだっ広い6LDKに実のところ俺がただ一人。【綺麗な部屋だね】なんて褒めてくれる人間がこの部屋に訪れる予定なんてない。
最愛の女と別れてすでに12年前も経っている。薄汚れた窓に映るのはどこにも行き場の無くなった冴えない顔。笑うに笑えない四十路男の意気地っぱりの横顔なのだ。
光が心地よい。腕時計は、陽光を反射して、数字を光らせている。
頭の中に、ノルマを侍らせ、巡らせながら、いつものように 【るーてぃーんわーく♪】
通りすがりの紳士が、私に親切にしてくれる奇跡。
私の気持ちを察し、【裏技】を使ってくれる。
いつものように、【愛嬌たっぷりの笑顔】が出来なかったのに
紳士は、真面目な顔で私を見つめては、優しく思いやりのある対応をとってくれる。
どうも
ありがとうございます♪
世の中は、玉石混交だが、美しい人がたくさん居る。
何を信じていいかもわからないけど、私はこの世界を信じている。
昨日、降り積もった雪は、まだ消えずに残っている。
目覚まし時計は蒼白な音を奏でだす。
会社に行きたくない
先日は、終業時刻間際に、鬼のように意地悪な上司が【まるで私を放したがらない恋人のように】
駄々を捏ねて、私に執拗に残業をするように、指示を出して来た。
言葉の端々に奇怪な単語が混じっている。・・・「ぱとろん?」なんだソレは?まぁどうでもいい事。
いつものように、卓上の整理整頓を終え、除菌ティッシュで穢れを払う。
私用で使っている、デスクの引き出しを開ける。
白い紙キレ。
【血塗られた色】で、文字が書かれている。
愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる
何度、繰り返すのだろう。異常な状態は、正常との境目を際立たせる。
【「愛してる」という言葉は、本来、美しい言葉だ。しかし、この場合は字義が変わってくる。】
脅迫するような響きの「愛してる」
一方通行の「愛してる」
すぐに飽きるだろうと楽観視していたのが、そもそもの原因かも知れない。
しかし、私は狂いそうになりながらも、強く美しく生きるのだ。
目覚ましなんて不要さ。
だって俺、夜が怖くて眠れないんだもの。
腫れぼったい目で鏡をのぞき込み無精ひげにカミソリを充てる。
誰が言いだしっぺだか知らないが、健康オタクたちが今日も得意げに紙面を賑わしている。
右から数えて4番目のマラソンマンが謳っている命の讃美歌が気に食わない。
人は機械じゃないし、俺は参考書に載せられたイラストじゃない。
「こいつの思い通りに人が創れるのなら、神様なんぞ血に集るノミと変わらぬと認めるようなものだ」
そんな言葉がついに零れた。
はぐれ者はいつだってこっちだ。どれもこれもがよけいに俺を不眠症にする。
恋人が眠っていたベッドに小さなシミを見つけた。おそらく昨夜の情事で裂いた彼女の本能の痕だと思う。
だから目覚ましなんて不要なのさ。朝が来るたびに俺は絶望するから。
生きることが怖いんじゃない。死ぬことを恐れているのでもない。
ただただ、得体のしれない善人共が、俺を見つけるたびに不能にしてしまう現実にあるからだ。
目覚ましなんて不要さ。
だって俺、夜が怖くて眠れないんだもの。
腫れぼったい目で鏡をのぞき込み無精ひげにカミソリを充てる。
誰が言いだしっぺだか知らないが、健康オタクたちが今日も得意げに今日も紙面を賑わしている。
右から数えて4番目のマラソンマンが謳っている命の讃美歌が気に食わない。
人は機械じゃないし、俺は参考書に載せられたイラストじゃない。
「こいつの思い通りに人が創れるのなら、神様なんぞ血に集るノミと変わらぬと認めるようなものだ」
そんな言葉がついに零れた。
はぐれ者はいつだってこっちだ。どれもこれもがよけいに俺を不眠症にする。
恋人が眠っていたベッドに小さなシミを見つけた。おそらく昨夜の情事で裂いた彼女の本能の痕だと思う。
だから目覚ましなんて不要なのさ。朝が来るたびに俺は絶望するから。
生きることが怖いんじゃない。死ぬことを恐れているのでもない。
ただただ、得体のしれない善人共が、俺を見つけるたびに不能にしてしまう現実にあるからだ。
朝起きたらなぜかスマホが真っ二つに割れていた。それはもう鮮やかなほど鋭利にスパッと。俺は当然、嫁の仕業と疑ったのだが、【なんの理由があって割ったのか】よりも【どうやったらこんなに見事に割れるのか】のほうが気になってしょうがなかった。
朝飯を食ってる最中も夕飯を食ってる最中もその話題にはならなかった。嫁はいつものようにニコニコと愛想がよく、今日あった『おとなりさんの面白話』なんかを戯曲のように抑揚をつけながら聞かせてくれた。俺もいつものように「ほぉ」とか「へぇ」などと相槌を打って過ごしたわけだが、心の中で繰り返したのは【いったいどうやって俺のスマホを割ったのか】ということだった。
夜の営みもいつも通りで、特に燃えるでも醒めるでもなく行ったり来たりの繰り返し。ご満悦の表情を浮かべて二人ともに眠りにつく。
結局、疑問符は疑問符のままそうやって放置されたわけだが、だからと言って困る事なんて一つもないってのが現実である。
俺のスマホの中には嫁に言えない秘密なんてないし、嫁の知らない誰かから何かを求められる予定もないんだから。
ただ、ひとつだけ期待した事がある。
明日の朝、もっと別の何かが割られていてほしいような、そんな期待だ。
「眠り姫」
うたかた
「起きて」
うたかた
朝の光は、白いカーテンを嬉しく照らしていく。
ん?王子様だ♪いつも私を優しく起こしてくれる。彼は私にとって【時、そのもの】
止められない時が去っていったとしても、彼だけは何を犠牲にしても常に私と一緒にいてくれる。
香ばしい珈琲は、甘緩く2人の時間を包んでいく。
「スクランブルエッグはもう飽きちゃった♪」そんな我儘を気怠く言うと、彼は苦笑しながらも
律儀に目玉焼きをスタイリッシュに作ってくれる。
白身も、ふわカリで、美味しく食べるには、ほんのちょっとの清水を入れて、蒸すのがコツなんだって♪
香辛料が、卵を美しく飾っていく。
私のために いつも 一生懸命
本当に どうもありがとう
私はスクランブルエッグも目玉焼きも、絶妙な柔らかさで作ることができないの。
美味しい♪ぱくぱく食べる私は、きっと今〈りす〉になってる。
あなたは私のこと、小動物に例えるの、好きだよね。
私は 私だよって 笑う
あなたは優しいから、もしかして私が起きてこないんじゃないかって
いつも心配して、起こしに来てくれる。
私は、目覚めた瞬間を愛してるの。
ああ、またあなたに逢えて良かったなって思えるから。
唐突だけどひとつ質問!キミは自分の高笑いに驚いて目が覚めたことってある?もうさ、心臓が止まるんじゃないかってぐらい咳き込みながら起きたこと。
実は今朝の俺がそれだったわけ。
なんだか妙な気持で顔を洗ったんだけど、結局スッキリしなかったね。ボーーっとした感覚がいつまでも消えないんだよ。
職場の同僚にそんな話をしたの。昼飯後の休憩時間でね。そしたらそいつなんて言ったと思う?『お前それって、欲求不満でヤリたりてないんだよ』 だってさ。アホかっての。
俺は彼女との行為で不満を覚えた事なんて一回もないね。いつだって全力でぶつかりあってんだ。愛情を賭け金にした欲求の最強タイムだよ。嘘じゃぁないぜ?どんなに喧嘩してたって夜になったら別物。ちゃんと分かり合って眠りについてきたんだもの。
まぁ、ノロケはこのくらいにして -。
結局のところ今朝の夢で得た教訓なんて何一つないんだよね。強いて言えば一個だけかな。俺は欲求不満じゃなくて満ち足り過ぎているんじゃないかってことね。
だから架空の世界(夢の中)で笑ってたんだと思うぜ。
「上手く行き過ぎてうんざりだ!もっと無理難題をふっかけて来いよ!!」
って、そんなところだよ。
所詮夢の出来事だろ?そこらへんが妥当な答えってもんだ。
今夜も俺は彼女と美しい夜を共にする。まぁこれはこれで幸せには違いない。
ひとつ質問!キミは自分の高笑いに驚いて目が覚めたことってある?もうさ、心臓が止まるんじゃないかってぐらい咳き込みながら起きたこと。
実は今朝の俺がそれだったわけ。
なんだか妙な気持で顔を洗ったんだけどスッキリとはしなかったね。ボーーっとした感覚が消えないんだよ。
職場の同僚にそんな話をしたの。昼飯後の休憩時間でね。そしたらそいつなんて言ったと思う?『お前それって、欲求不満でヤリたいてないんだよ』 だってさ。アホかっての。
俺は彼女との行為で不満を覚えた事なんて一回もないね。いつだってう愛情を賭け金にした欲求の最強タイムさ。嘘じゃぁないぜ?どんなに喧嘩してたって夜になったら別物。ちゃんと分かり合って眠りについてきたんだ。
まぁ、ノロケはこのくらいにして -。
結局のところ今朝の夢で得た教訓なんて何一つないんだけどさ。それでも強いて言えば一個だけ思うとこあるかな。俺は欲求不満じゃなくて満ち足り過ぎているんじゃないかってことね。
だから架空の世界で笑ってたんだよ。
「もっと無理難題をふっかけて来いよ!!」
って、そんなところだよ。
所詮夢の出来事だろ?そこらへんが妥当な答えってもんだ。
今夜も俺は彼女と美しい夜を共にする。幸せには違いない。
朝が来ても薄暗い。目覚まし時計は、転倒して俯せている。
大丈夫、改善の兆しは現れている。しかし現実は甘くない。sudden death?の延長戦を強いられる。
会社に行きたくない
概念一つとっても、段階的様々なレベルがある。
「リップクリーム貸して♪」という可愛いものから「ヤラセロ」の幅の広さ。
プレゼントは貢物。その先の可能性を示唆しているので極力、他人からの贈り物は受け取らない。
飲み会は、即答で断り、さっさと帰る。私には、下らない愚痴を言い合う無意味な時間などないのだ。
携帯電話は、破壊して捨てた
元々、不必要なものだったからだ。躊躇なく私の時間に割り込んでくるこの便利なツールは
コミュニケーションという名を騙り、個人の時間を奪うという弊害を促進させる元凶としか言いようがない。
携帯を所持していなければ、「電話番号」や「メールアドレス」を執拗に聞かれる手間も省ける。
【ベリアル化:次々回予告】→「私用のデスクの引き出しを開けると・・・」
きっと、次は天使バージョンだと思うな♪ふっふふ~♪
妙な夢を見た。時間を超越して漂うひとの夢。
ひと月を2秒で体感するデジャビュ的体験。これは果たして本当に夢か、それとも泡沫の中に落ちた自意識からの警告か。とにかくそんな、ひと月を超越する夢だ。
一瞬の躊躇いで時は繋がれて現実的な朝を迎える。それはある意味、幸福者からのギフトなのかもしれない。そうでなければ俺の存在そのものが幽霊となんら変わらないからだ。
目覚めてみればなんてことは無い。ありきたりの顔で今日も職場に一定の質量を保ち存在している。自覚なく意識なく自尊心も無い現実。俺という仏頂面のロボットが万事をこなして定例時刻を迎えた。
帰り道のスーパームーンの下でふと思ったことがある。
いまにして思えば今朝の夢は俺にとって天祐なのかもしれない。
なぜかと言えば、そのひと月分の誤差を認識させてくれた注意深き彼女に対して、改めて俺なりの敬意を示すチャンスを頂けたのだからな。
恐れの原因、根本を探り、これまで恐れていたものに何度も立ち向かう日々。
以前とは違う。あきらかに自分が変わってきている。
恐れはするがそれを隠すこともなく、無理に押さえる必要も無く、何度でも挑める。
緊張から、怖さから、体を震わすこともなくなった。
落ちついている。冷静に自分と周囲を見れている。これなら次もいける。進める。進もう。
妙な夢を見た。時間を超越して漂うひとの夢。
ひと月を2秒で体感するデジャビュ的体験。これは果たして本当に夢か、それとも泡沫の中に落ちた自意識からの警告か。とにかくそんな、ひと月を超越する夢だ。
一瞬の躊躇いで時は繋がれて現実的な朝を迎える。それはある意味、幸福者からのギフトなのかもしれない。そうでなければ俺の存在そのものが幽霊となんら変わらないからだ。
目覚めてみればなんてことは無い。ありきたりの顔で今日も職場に一定の質量を保ち存在している。自覚なく意識なく自尊心も無い現実。俺という仏頂面のロボットが万事をこなして定例時刻を迎えた。
帰り道のスーパームーンの下でふと思ったことがある。
いまにして思えば今朝の夢は俺にとって天祐なのかもしれない。
なぜかと言えば、そのひと月分の誤差を認識させてくれた注意深き彼女に対して、改めて俺なりの敬意を示すチャンスを頂けたのだから。
恐れの原因、根本を探り、これまで恐れていたものに何度も立ち向かう日々。
以前とは違う。あきらかに自分が変わってきている。
恐れはするがそれを隠すこともなく、無理に押さえる必要も無く、何度でも挑める。
緊張から、怖さから、体を震わすこともなくなった。
落ちついている。冷静に自分と周囲を見れている。これなら次もいける。進める。進もう。
朝に聴くクラシックは落ち着く。目覚まし時計は歌いだす♪
ヴィヴァルディの四季は、定番で美しい。その合間にfugaも聴くと、とっても心がリラックス♪
不可避なpressureなら 逆に賢く利用しよう
集中力は判断に+ 挑む翼を広げる
高まる期待にわくわく
分析は後ろより前に 走ってる途中 見上げる空 毎日変わらぬ美しさ 変容する物語。
投げかけてくる雰囲気 馨 見落とさないで
早朝から外が騒がしい。パトカーの回転灯がカーテンをスクリーンに横殴りに流れていた。
「ん、事件かな」
言葉にしてみたが誰が返事をするわけでもない。ベッドをきしませるように体を揺すり独りを紛らわす。
目覚まし時計を確認したいがどうにも気乗りがしない。布団をかぶり亀になる。
時間にすれば数分後だろうか、外の騒ぎが遠のいて急に静かになった。
「ああ、なんだかどうでもよくなったな」
また独り言を呟き体を揺する。
結局このまま俺は起き上がることは無いのだが。それはそれで不思議がるほどの話でもない。
つまり、無気力人間を作るのは簡単なんだってこと。
たとえば今の事件が火事で、そして全焼したのがこの部屋だったとしても。
この負の無限ループから抜け出すには、分析と行動パターンを変えていくしかない。
過去何百人もの先人が挑んだが、成功したものは数人だ。
先人の知恵を借りて行く。
まさに何百人もの屍をも超えていかなければならない。
重要なカギを得るには、その人物にとって、もっとも見たくないもの、もっとも逃げたくなるもの、
もっとも恐れるものに触れなくてはならない。
そして自分の行動パターンを変えるのを邪魔してくるものも現れるのだ。
私も敗北した身だが、まだ諦めきれずにあがこうとしている。
まるで泥沼のような生活。光が見えない。まさに地獄のような日々。
自分を麻痺させたり、現実逃避をして生きながらえている。
自己嫌悪。
挑むほうが苦しくない。逃げ回っている方が、辛く苦しく臆病になり、さらなる負の連鎖を生むのだ。
(うん?おかしいな・・・まぶしい)
鳥のさえずりに目を覚ませば10:02分。意味がわからず起き上がりラインチェックをしたの。心友との貴重なやりとりよ。とはいっても「恋人が冷たい」とか「上司がムカつく」とか、その程度のことなんだけどね。不思議な事に友の不幸話を見ているだけで満腹になっちゃうのよね。それで朝の栄養補給が終わってしまうの。
(あれ?そうじゃなくて。おかしいな)
よくみると目覚ましをかけ忘れてる。昨夜は確かに遅くまで飲んでいたけど、普段の私ならそんなヘマはしないよ。なのになんでかスイッチはOFFになっていたの。
(あらやだ。わたし、ボケちゃったのかしら)
今から準備して出ても昼過ぎになっちゃうなぁ。もちろん会社は遅刻。デスク上のチーフの険しい顔が目に浮かぶわね。
(めんどくさいなぁ・・・・・・・。あ!そういうことか)
瞬間的なことよ、理由はわからないけどフと思ったの。
会社なんて、やめちゃえばいいじゃない♪ってね。
窓を開ければすがすがしい良い天気。おあつらえ向きに欲しかったコートがあるんだもの。
(うん?おかしいな・・・まぶしい)
鳥のさえずりに目を覚ませば10:02分。意味がわからず起き上がりラインチェックをしたの。心友との貴重なやりとりよ。とはいっても「恋人が冷たい」とか「上司がムカとく」とか、その程度のことなんだけどね。不思議な事に友の不幸話を見ているだけで満腹になっちゃうのよね。それで朝の栄養補給が終わってしまうの。
(あれ?そうじゃなくて。おかしいな)
よくみると目覚ましをかけ忘れてる。昨夜は確かに遅くまで飲んでいたけど、普段の私ならそんなヘマはしないよ。なのになんでかスイッチはOFFになっていたの。
(あらやだ。わたし、ボケちゃったのかしら)
今から準備して出ても昼過ぎになっちゃうなぁ。もちろん会社は遅刻。デスク上のチーフの険しい顔が目に浮かぶわね。
(めんどくさいなぁ・・・・・・・。あ!そういうことか)
瞬間的なことよ、理由はわからないけどフと思ったの。
会社なんて、やめちゃえばいいじゃない♪ってね。
窓を開ければすがすがしい良い天気。おあつらえ向きに欲しかったコートがあるんだもの。
(うん?おかしいな・・・まぶしい)
鳥のさえずりに目を覚ませば10:02分。意味がわからず起き上がりラインチェックをした。心友との貴重なやりとり。とはいっても「恋人が冷たい」とか「上司がムカとく」とか、その程度のこと。不思議な事に友の不幸話で朝の栄養補給が終わってしまう。
(あれ?そうじゃなくて。おかしいな)
よくみると目覚ましをかけ忘れている。昨夜は確かに遅くまで飲んでいたけど、普段の私ならそんなヘマはしない。なのになぜだかスイッチはOFFになっていた。
(あらやだ。わたし、ボケちゃったのかしら)
今から準備して出ても昼過ぎになってしまう。もちろん会社は遅刻だ。デスク上のチーフの険しい顔が目に浮かぶ。
(ああ、そういうこと)
その瞬間、理由はわからないけどフと思ったこと。
会社なんて、やめちゃえばいいじゃない♪
窓を開ければ良い天気。おあつらえ向きに欲しかったコートがある。
毎夜寝る前に、一日の自分を振り返ることをしている。
そして今何に関心が向いているか、今しなくてはいけない事はなにか、
自分と向き合う時間を作っている。
しかし今日はその作業をサボった。
疲れていたのもあるが、関心を向けるべき所に意識を向けなかった。
11月10日、自分にとって重要な決断をした日だった。
その日のメモに落とすはずだったキーワードの一つは
「進め 進め 前に進め」、そして他にもあったはずだ。
日々起こる悩みや苦しみ、悲しみ怒り、それ以上の負の感情をも見届け、
その大元の原因と元凶を探求をし続ける。それこそが自分の救いに繋がるのだ。
一歩一歩でいい、少しでもいい、歩みを進めて行こう。
空気は凍って肌を刺してくる。目覚まし時計の数字は、剥がれて消されている。
今日も一日が始まる。この重たい空気が、私を迎えるのだ。
会社に行きたくない
理由は明白だ。会社という場で、本来の目的とは関係ない事件が横行しているからだ。
私は、会社の複数の人間から、猛烈なセクハラを受けている。こんなことは誰にも相談できない。
元カレ。
いや、正確には私から見れば、単なる同僚なのだが。
本人は、【私を恋人だと思い、且つ、私を監禁して飼っている。子供まで設けているらしい。】
何を、意味不明なことを言っているのか、何千回も問い質したが、帰ってくる答えは毎回、異常だ。
会社に行ってる間に、私の家はなぜか、荒らされている。
帰ってくると、洋服ダンスが開けられていて、過去に何度も下着を盗まれた。
もう嫌だと思い、その場所には下着の代わりに、薄汚れたTシャツを入れることにしている。
私らしくない文章♪続きは、また♪
目覚ましの音で起き上がりベランダに出た。空は今にも雨が降り出しそうな雲模様。今日は傘を持つことにした。
ひとり朝食を噛みながらニュースを見る。どこそこの道路に大きな穴が開いたらしい。復興にかかる時間がどうとか保証がどうとかコメンテーターが騒いでいるが、それより俺は地中にいたモグラの事がなぜか心配でならなかった。
会社へ向かう途中、昔の恋人を見かけた。恋人といってももう20年前のことだ。彼女も相応に歳を取っていたのに驚いた。美しい想い出が崩れ去る瞬間とは得てしてこういうものだと思った。
俺にも女房がいるがかまってあげるゆとりがない。お互い忙しくたまに顔を合わせても「おやすみ」を言うだけの醒めた関係になっている。
終礼の前にまた上司が声をかけてきた。どうせサービス残業だろうと思ったらまさしくその通りだった。今日も女房をかまってやれない。
このままでは彼女まで眠り姫になってしまう。そしてそれを起こす王子様になれそうにない自分がかわいそうだと思った。
目覚まし時計がうるさくなった。俺はアクビを噛み殺しながらパジャマを脱いだ。なんてことは無い1日の始まり。今日も生きているか死んでいるかわからないような生活をする。
会社に向かうまでは自由人。好き勝手に息をする人間を演じている。恋人はいるが恋愛感情はない。ただ「おはよう」のメールを交わすだけの律儀な関係。
オフィスにいる俺は決まって壊れた人を演じている。自覚なく意識なく自尊心もなくただ存在して与えられた使命を果たす機械仕掛けのひと。それでも死人のつもりはない。めいっぱい【人間】をやっているのだ。
夕刻からは無法者になる。誰のルールにも従わない正義かぶれのひと。その日おきた情けない事件や痛い事件をニュースチェックしながらブツブツと講釈をするだけのひとをやることにしている。
やがて眠気に負けてベッドに沈む。【ああ、俺が眠り姫ならよかった】そんな馬鹿な妄想に囚われながら。しかし、このありきたりの1日が延々と続くことは無い。
なぜなら、俺はひとりではなく、またこの世界もたったひとつではないからだ。