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第Ⅱ章 第4節 第10項 029場面 九段坂メイはなぜ7号車・グリーン車をのぞこうとしたのか 麻亜胡は背景を洗うよう本部の佐藤隊長に報告する
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028 「どうかなさったのですか?」 色白で面長を、刈り上げた頭髪に鳥打帽を載っけた、黒いセーター、ジーンズのポケットに親指だけを突っ込んだ革靴の青年が、車掌にきいた。――他人の不幸を哀しみ、困りごとに手を貸そうというふうにもみえるのだが、そう...
027 快速〝SLばんえつ物語号〟七車両のうち、二・三・五・六号車が一般指定席車両になっている。最後尾にあるのが七号車・グリーン席車両だ。四・七号車のデッキには、乗務員室と通路を挟んだ反対側に多目的室になっている。 そこは、化粧室よりもやや広...
『眠りのための死者の子守歌』 壁に掛けられた大きな肖像画が、 暗いテントの下では太陽のようで、 私をくるむ白い亡霊の 襞々のなかでのろくさと顔をあげる。 お...
025 カルト教団の幹部・古見は、猫嫌いとみえて、天使の名を冠する、凛とした猫をみやって、自分の首のあたりをせわしく撫でだした。 そこへ、アコーディオンを携えた車掌風制服を着た音楽隊員・恋太郎がやってきて、猫にいった。 「お迎...